【 本記事のターゲット 】
- 自由に利用出来る竹林がある
- 竹を使ってコップを作ってみたい
今回は竹をつかったコップの作成方法&利用体験談をご紹介します。
この夏、嫁さんの実家近くにある山小屋へ泊まりに行かせていただきました。
上記の通り、自由に利用出来る芝生広場があったり、近くには下記の通り竹林&川が流れていて、とってものどかな所になります♪
BBQしたり、川に入って遊んでたりしていたのですが...
夏休みという事もあり、上記竹を使って小学生の子供達と共に何か作ってみようという事に。
今回は一番手軽に作成出来る「竹コップ」の作成方法をご紹介します。
昔は素麺流しの台とかも竹で作った事あるのですが...そこまでの気力は今回起きなかったです(苦笑)
別途下記に竹のお皿の作り方もご紹介しておりますので、良ければ併せて見てみて下さい。
目次
竹コップを作りたい。作成手順や必要な道具、作成後の使い勝手や竹の匂いもご紹介
必要な道具は「ノコギリ」「ハサミ」「やすり」があればOK
まず竹コップを作るためには、竹を切る必要がありますよね。
諸々事前に準備が必要ですが、今回は装飾・加工などを考えない最低限の物のみご紹介します。
- ノコギリ
- ハサミ(枝切り用があればGood)
- やすり(紙やすりでもOK)
こちらを事前に準備しておきましょう。
ノコギリは竹本体を切る時・コップの形に切る時に利用します。
ハサミは出来れば枝切り用のものを、やすりはなくても大丈夫ですが、コップの飲み口が尖って痛いので、出来れば用意しておきましょう。
出来る限り太い竹を切る(コップのサイズに関わってくる)
次に竹を切り落とします。
ここで注意、出来るだけ太い竹を切り落としましょう。
今回竹でコップを作るわけですが、細い竹だと小さいコップしか出来ませんので...実は今回切り落としたコップが少々小さく...汗。
なので、竹本体が太い物を見つけ出し、先ほど用意したノコギリでバッサリ根元から切ってしまいましょう。
竹は思った以上にすんなり切れるかと...木とは違って、中が空洞というのも大きいですね。
大人一人いれば十分切れますが、周りの建物や人には気をつけましょう。
ハサミを使って枝・葉っぱを全て削ぎ落とす。竹本体のみにする
竹をノコギリで切ったら、枝・葉っぱを全てハサミで削ぎ落としましょう。
上記の通り、竹の周りにある枝・葉っぱを全て除去し...
上記の通り、竹本体のみになるようにしましょう。
竹の節がコップの底にくるようにノコギリで切り落とす
竹本体のみになったら、何か台の様なもの・もしくは少し高低差がある所で、竹の半分を空中に浮かせた状態でノコギリで切ります。
上記の様な感じ、これなら切りやすいですよね。
そして、切る場所は竹の節目がコップの底になる様に切る事。節目部分は竹の中身が詰まっていますので、これがコップの底になるわけです。
うまく切ると、下記の様な感じになります。
ちょっと小さめのコップとなりますが、普通に使えそうな竹コップの出来上がり。
上から写真を撮ってみたのが下記。
しっかり節が底になって、コップのようになっていますよね。
紙やすりなどで切り口を擦る。トゲがないように加工
さて、この状態でも竹コップの完成となるのですが...ノコギリで切った部分、結構とんがってたりします。
なので、ノコギリでカットした部分を滑らかにするため、やすりで優しく削ってあげましょう。イメージは丸みを帯びる様な感じで...
とはいえ、実は今回やすりを持ってくるのを忘れてしまい...そのままでも使えない事はないです(汗)
そのままの状態でも10回前後は利用可能。竹の匂いはほぼ気にならない
という事で、竹コップの完成。
一度しっかり洗剤を使って綺麗に洗った後、実際に竹コップを利用してみました。
まず最初に思った感想としては、竹の匂いが思った以上に強くないという事。
竹独特の匂いってありますよね。最初その匂いが強すぎて、水などを入れた時に味や匂いがうつって飲めないんじゃないかと心配していたのですが...
mog自身も子供達も全く気にならない程度、飲み物に味がうつったりする事は(ほぼ)ありませんでした。
多少竹の匂いが香りますが...個人的には、竹の良い匂いがして、風情が漂って良いなぁといった感じ。
どうしても気になる方は、竹コップを数時間熱湯の中に入れたり、米のとぎ汁を入れてしばらく放置したりすると、竹独特の匂いを取る事が出来る様です。
あと塗装加工をしていない状態で何度も利用していると、竹の緑色の部分がどんどん取れていきます。が、10回程度であれば問題なく利用出来るかと...
それと、長く放置していると竹が枯れてきます(茶色く変色)ので、その場合は捨てて新しい物を作った方が良いですね。
ということで、今回は竹を使った竹コップの作り方・利用してみた感想などをご紹介しました。
子供の夏休みの工作などにはちょうど良いかと。もし自由に利用出来る竹があるのであれば、一度子供達と共に作ってみて下さい。