幼稚園児は新幹線無料?どうやって改札を通過する?指定席も利用可能か解説

2018年10月24日

【 本記事のターゲット 】

  1. 家族旅行などで新幹線を使う予定
  2. 幼稚園児以下の子供がいるが、新幹線は無料で利用出来るのかどうか
  3. 改札の入り方を知りたい

今回は乳幼児といった幼稚園児以下の子供が新幹線に乗る際、料金は無料なのかどうか?在来線&新幹線の改札はどのように通過すれば良いのかといった部分に関して、実体験を元にご紹介します。

つい先日東京〜岡山間を新幹線で移動しました。

mog家には現在小学校3年生(8歳)の息子と幼稚園年中さん(5歳)の娘二人子供がいるのですが、それぞれ新幹線に乗車する際どのような料金設定なのか?無料なのか?改札を通過する際はどうすればいいのかといった部分を詳しくご紹介します。

新幹線自由席であれば条件付きで幼稚園児以下の子供は無料で利用可能

未就学児は無料(条件付き)、小学生は乗車券&特急券共に大人の半額

ではまず料金の部分からご紹介します。

今回mog家では小学生の子供一人、幼稚園児が一人だったのですが、実際に料金は下記となりました。

ちなみに今回東京駅から岡山まで新幹線自由席を利用した際の料金(乗車券のみ往復割引を利用)になります。

  • mog(大人) :往復乗車券18,860円 + 特急券5530円 ×2 = 29,920円
  • 息子(小学校3年生):往復乗車券9,420円 + 特急券2,760円 × 2 = 14,940円
  • 娘(幼稚園年中):往復乗車券0円 + 特急券0円 = 0円

という事で子供の新幹線料金ですが、小学生は大人のほぼ半額、幼稚園児に至っては無料で利用する事が出来ました。

が、幼稚園児(未就学児・幼児)の無料に関しては若干条件があります。下記の場合は運賃&料金が発生するので注意しましょう。

  • 「おとな」または「こども」1人に同伴される「幼児」の人数が2人を超える場合(3人目からこども運賃・料金が必要)
  • 「幼児」「乳児」が1人で指定席、グリーン席(自由席グリーン車を除く)、寝台を利用する場合
  • 「幼児」が単独で旅行する場合

上記のいずれかの条件に当てはまる場合、幼稚園児以下でもこども運賃、要するに小学生と同じ半額料金が発生します。

今回はmog家大人2人、小学生1人、幼稚園児1人だった&乗車したのが席を確保しない自由席だった為、幼稚園児が1名無料として利用出来ました。

幼児分の指定席を確保したり、大人の人数より幼児の人数が多かったり、はたまた幼児が一人旅行(これは基本ないかと...)する場合は大人の半額料金が発生しますのでご注意下さい。

新幹線改札通過時はどうする?幼稚園児はそのまま改札をスルー通過可能

では料金を解説した所で、実際に利用手順をご紹介します。

小学生のチケット購入方法は簡単、エクスプレス等でも「こども」を選択して乗車券と特急券を両方購入するだけでOKですね。

恐らく迷うのは幼稚園児以下の無料のお子さんの場合...改札ってどうやって通るんだろう?と疑問に思う方もいらっしゃるかと。

通常在来線の場合、大人が先に切符を入れてその後に子供が通過すればOKですよね?特に改札で引っかかる事もなくそのまま通過出来てしまいます。

じゃあ新幹線の改札はどうなんだろう...という事で、実際にmog家の娘(5歳)が新幹線の改札を在来線と同様に通過してみました。

上記写真の通り、嫁さんが新幹線のチケットを入れて通過、その後娘が後ろにぴったり付いてそのまま歩いて通過する感じ。これで全然OKでした。

ちなみに...上記写真は東京の改札だったのですが、帰りの岡山では娘が嫁さん分のチケットを入れて、娘が先に通過・嫁さんが後から通過しても問題なく改札を通る事が出来ましたよ。

新幹線に乗る前に子供グッズを用意。お菓子や映画コンテンツ・ゲームなど

今回東京〜岡山までの新幹線...という事で、時間にして3時間半新幹線で座りっぱなし...子供がそのままの状態で我慢出来る訳がないですよね。

という事で、mog家は普段からよく子供と新幹線に乗るのでその辺りの対策もバッチリ♪

ここからはTIPSとして子供と新幹線に乗る際のポイントを簡単に纏めてみたので、よければ参考にしてみて下さいね。

まず座る場所ですが、新幹線自由席(東海道新幹線のぞみの場合)は2号車の前側の扉に並びます。

今までの経験上、自由席はここが一番空いてますし場所を取りやすいです。東京駅は始発なので、出来るだけ前から1番か2番くらいで並んでおきます。

もし並べない&時間に余裕があるのであれば新幹線を一本遅らせましょう。

そして、自由席は必ず一番前の席を取ります。2列席の一番前、その後ろをmogや嫁の大人が座ります。

そうする事で、前の人に迷惑をかける心配はありませんし、後ろは親が座っているので仮に子供が席から後ろを覗いたりしても失礼になる事はないかと...

あと一番前の席は机が大きい&長いので、子供達の物を置くスペースとしてもベストな席になります。

その後時間帯にもよりますが、新幹線に乗ったらmog家はご飯にします。外で食べるんじゃなくて新幹線の中で食べます。これは別記事で紹介する予定なのですが、新幹線改札に入る前にコンビニ(NewDays)があるので、そこである程度安く食料等を調達します。

今回息子は肉まん、娘はおにぎりとサンドイッチだったかな...この新幹線の中で食べるというだけでも、まずは横浜あたりまで時間が稼げます。

次に、食べたばっかりですが...子供たちに岡山に着くまでの新幹線内で食べても良いお菓子などを渡します。

これはピクニック気分を提供する感じですね、子供達も期限が良くなりますし、何にしようかな〜という感じで、ここでも若干時間を稼げます。

そして、この後必殺iPad。

子供達が好きそうな映画(1時間〜2時間)などのコンテンツを予め仕込んでおいて、イヤホンを子供達の耳に一つずつ付けて動画を流します。

下記のような感じ。前の席を取った事で結構幅広く利用出来ているのがわかるかと。

これで大体名古屋を過ぎて京都くらいまでは時間持ちます。

ちなみに結構忘れやすい持ち物として「イヤホン」があります。イヤホンが無いと新幹線内で動画等を流す事が出来なくなってしまうので、新幹線乗る前に要チェックですよ。

結構新幹線の中の映画って結構子供が集中してくれるんですよね。途中晴れていれば富士山見えた♪みたいな会話も良いかと。

その後大阪に着く前に娘は就寝...息子はまだまだ元気なので、ここでも必殺子供へのゲーム機解禁。

ニンテンドースイッチにオフラインゲーム(今回はぷよぷよ)などを入れておいて遊ばせます。最近オンラインゲームが多いので、オフラインで遊べるものを入れておくのが重要かと。

という事で、大阪〜岡山までの1時間程度ゲームをプレイしながら過ごす事が出来ました。

結果一度も新幹線内ではしゃいだり大声を出す事なく、スムーズに3時間半子供達と新幹線内で過ごす事が出来ましたよ。

ということで、今回は幼児・未就学児の新幹線運賃は無料になるのかどうか、小学生の料金なども含めて詳しくご紹介しました。

また長い新幹線の車内で子供達が楽しく過ごす方法も簡単ながらご紹介させて頂きました。

自由席であれば大人一人につき幼児一人無料、改札もそのままスルー通過する事が可能ですので、家族で新幹線に乗る場合の参考にして頂ければ幸いです。