【 本記事のターゲット 】
- 子供に縄跳びを教えたい
- 二重跳びを飛ばせたい、どうやって教えればいいのか。他の人の成功体験を知りたい
今回は小さい子供向けに、なわとびで二重跳びが飛べるようになる為の練習法・教え方をご紹介します。
mog家には現在小学1年生になる娘がおり、外で遊ぶスポーツ(アスレチックやブレイブボード等)が大好きです。
そんな中、冬になって小学校で縄跳びをよく実施するらしく、仲の良い友達が二重跳びが出来るということで、娘なりに何度かチャレンジしようとしていたのですが...
なかなか二重跳びが飛べずに心が何度か折れかけているのを見て、この冬・1年生で二重跳びが飛べるようになろう!目指せ連続5回!という目標を掲げて、娘と一緒に正月くらいから練習を開始しました。
結果、現時点では3回連続二重跳びが飛べるようになりました。コツさえつかんで日々練習すれば、意外とすぐに飛べるようになりますよ。
ということで、どんな手順で練習して二重跳びが複数回飛べるようになったのか、実際に実践した内容を下記に記載してみました。
子供に二重跳びをチャレンジさせたいと思っている方は、是非本記事の内容を参考にしてみて下さい。
目次
子供向け二重跳び練習法。縄の選定・長さ・飛び方・複数回の飛び方までの実例を紹介
小学1年生の娘、前跳び・あやとびは出来るが、二重跳びが出来ない...
まず前提として、二重跳びが飛べるようになる前の娘の縄跳びレベルをご紹介。
前跳び・かけあし跳びは問題なく20秒以上継続して飛べる腕前となっていました。
あやとびは頑張って10回飛べるかどうかといった感じ...
1分間前跳びチャレンジは頑張れば出来るみたいですが、大抵30秒に満たない時間で引っかかってしまう。そんなレベルとなります。
この状態で何度か二重跳びをしようと試みていたのですが、最初はまったく出来る気配すらありませんでした...
なわとびの縄を選定、細めの軽いものを。ひもタイプの縄跳びは厳しい
どこから教えていけばいいのか...まずは環境を整えようということで、いままで娘が使っていた縄跳びを変更することに。
上記縄跳びがmog家の中にあったのですが、娘が好んで利用していたのが一番上の縄タイプのなわとびなんですよね。
これ、使ったことある人であればすぐわかると思うんですが、非常に使いづらい&早く回せないんです。
二重跳びをするのであれば、上記写真の下にあるような細くて軽い縄跳びがベストです。
ということで、二重跳びを飛びたかったら、まずこちらの縄跳びで練習してみてと言いました。
前跳びが確実に出来るように。紐の長さ調整(胸付近)、脇を閉めて飛ぶ癖を
その後、まずは前跳びが確実に出来るように少し練習。
そして、そもそも縄跳びの長さや飛び方はこれで良いのか?という部分を改善してみました。
下記はお店で販売している縄跳びの解説についていたものですが...
重要なポイントとして
- なわとびの長さ
- なわとびを飛ぶ時は脇をしめる
という部分があります。
まずは片足で縄跳びの中央を踏み、グイッと両手で縄を持ち上げてみましょう。胸より上に来るようであれば、縄跳びの長さを短く調整しましょう。
小学生の子供達が飛ぶ場合は、胸あたりに縄が来るのがちょうど飛びやすいかと。腰まで下げると縄が当たって飛びにくくなります。これはあくまでも上級者向けの縄の長さ。
次に縄跳びの飛び方。これが一番効果覿面だった気がします。子供の縄跳びの飛び方を観ていると、両手を真横に広げて、ぶんぶん腕を振り回して飛んでいました。
そうではなく、脇をしっかりしめて、腕で縄を回すのではなくなるべく手首で回す意識を持つように...まぁこれが難しいんですけどね。
縄を調整したあとは、ひたすら脇をしめて前跳びがしっかり出来るように練習しましょう。
早く回せない・脇が閉まらない子向け、100均の二重跳びなわとびがお勧め
このあたりで一度二重跳びにチャレンジしてみましょう。すんなり出来る子はこれで出来るようになっているはず...
- 通常の前跳びよりも早く縄を回す
- 少し高めにジャンプする
二重跳びをする場合はこれが鉄則です。が、やはりなかなか飛ぶことが出来ない...
試しに、片手で縄跳びのグリップを両方持ち、その状態でブンブン回してみましょう。
二重跳びが出来る人の回す音を聞いていると、ヒュンヒュン音が鳴って高速で回せるのですが、娘が回すとうまく回らない...
力が入るとすぐに腕で回そうとしてしまい、一向に早く縄が回らない...
そんな時、ふと立ち寄った100円均一ショップで下記商品を発見。
こちらキャンドゥにて販売されていた「二重跳びマスター」と名付けられた二重跳び専用縄跳びになります。
縄が細くて軽いのはもちろんなのですが、実はこの商品グリップに鉄球が入っていて意図的に重たくなっている商品となっています。
そうすることで、無意識に脇をしめて正しい手の位置で縄を回せるようになるという優れもの。
100円だったので、早速購入♪
上記のような感じで、鉄球が入ってグリップ部分のみ重たくなっています。が、めちゃくちゃ飛びやすいです。
mog自身も少し借りて二重跳び・はやぶさ・三重跳びをやってみましたが、明らかに通常の縄跳びより飛びやすい。
ちなみに対象年齢が6才以上となっていたので、頑張れば幼稚園年長さんでも出来るのかな...
この縄跳びでひたすら脇をしめた飛び方、力を入れずに縄を回す癖を子供に身に付けさせます。
何度も何度も前跳びを繰り返し...練習開始より3日が経過しました。
早く縄を回せるようになったら、1回だけ無理やりにでも飛んで成功体験を
すると、娘の縄跳びを飛ぶ姿が徐々に変わってきます。
なんだか以前は両手を左右全開で縄を回していたのが、きゅっと脇をしめた状態で軽く飛ぶように...
試しに「縄を早く回してみて」というと、明らかに縄の回す速度がアップ・以前とは音が変わっていました。
がしかし、それでも二重跳びがなかなか出来ない...見ている限りだと間違いなく出来るはずなのになぁと。
そこで、まずは1回でも良いので娘に二重跳びが飛べたという成功体験を感じてもらうことに。
そう、垂直跳び&足曲げの練習です(苦笑い)。縄跳びを少し休憩して、その場で5分程高くジャンプ、空中時間を増やすために足を大きく曲げる練習をしました。
なんとなく様になってきた頃合いを見計って、縄跳びで早く回しながらその大ジャンプしてみてと...
3回程通常の前飛びをしたあと、思いっきりジャンプして縄跳びを高速で回します。
お、良い感じで縄が回った。二回目の縄が足下を通過するかどうか...
通過しました!小学1年生の娘が初めて二重跳びに成功した瞬間です。
こうなったら子供の成長スピードは本当に早いですよ。よっぽど嬉しかったのか、何度も何度も二重跳びにチャレンジする娘。
徐々に失敗する確率が減っていき、むしろ成功する方が多くなってきました。
二重跳び1回が出来るようになったら、通常ジャンプで二重跳びチャレンジ
その後も何度も二重跳びにチャレンジし、確実に1回は出来るようになってきました。
しかし、次に難しいのは連続で2回・3回二重跳びが飛べるかどうか...という部分になります。
けど、娘の飛んでいる様子を見ていると普通に連続二重跳びは出来そう...試しに、大きくジャンプすることをやめさせ、通常の前跳びを飛ぶ感じでジャンプしつつ、二重跳びをしてみてと言うと...
軽々と二重跳びを通常ジャンプで出来るようになっていました。その後、なかなか二回目の二重跳びが出来なかったのですが、それはもう練習量の問題。
1時間程練習すると、2回連続二重跳び成功!そしてその10分後...3回連続二重跳び成功!
練習開始より4日程度で二重跳びを3回連続成功するまで成長しましたよ。
冬休みが明けて、学校で友達にあった際に二重跳びを見せたい&自慢したいと娘も喜んでいました。
最後に
今回は子供が二重跳びを飛べるようになる為の練習法・コツを実体験ベースでご紹介しました。
幼稚園年長(6才)で練習していれば、幼稚園中に二重跳びが飛べるようになっていた気もします。小学生になっていれば、練習次第で1年生でも問題なく飛べるようになりますよ。
子供と一緒に二重跳びの練習をしたいと思っている方は、本記事を参考にしてみて下さい。