【 本記事のターゲット 】
- 富士急ハイランドの最新アトラクションの情報を知りたい
- ドドンパ2 ならぬド・ドドンパを体験してみたい
2017年の事となりますが、富士急ハイランドに行ったら「ワールドぶっちぎりコースタードドンパ」が運休していたんですよね...
なんでだろう...と不思議に思っていたら...
なんと、パワーアップして帰ってくる(リニューアル)という事らしいじゃないですか。
絶叫好きのmogにとってはいてもたってもいられない状況。
そこで、ドドンパ2ならぬ「ド・ドドンパ」とはいったいどんな乗り物なのかをmog目線で解説させて頂きます。
目次
ワールドぶっちぎりコースター「ドドンパ」とは?
出典:富士急ハイランド
そもそも富士急ハイランドをあまり知らない人向けに少々概要を説明します。
富士急ハイランドは日本屈指の絶叫系コースターが勢揃いの超有名遊園地になります。東の富士急、西のナガシマとよく比較されて呼ばれるくらいです。
場所は山梨県河口湖周辺、晴れている日はジェットコースターの頂上や観覧車上から富士山が奇麗に見えますよ♪
mog自身がまだ学生の頃、その頃は西日本に住んでいたのにも関わらずCMで当時世界No.1のジェットコースターを誇った「FUJIYAMA」の名前を知っていたくらい...
「FUJIYAMA」は1996年7月17日に開業、当時のキャッチフレーズ「天国に一番近いコースター」としてCMなどで大々的に放送されました。ちなみにフルネームは「キング・オブ・コースター フジヤマ」。
今でこそ並んでも1時間(先日は日曜日にも関わらず30分でした)とかですが、当時は2時間半は並んで乗っていましたね...それも1回だけじゃ物足りないので2回乗ったり...それだけで4時間over(苦笑)
この頃はFUJIYAMAくらいしかギネス級絶叫マシンが無かった時代...それから5年...2001年12月、ついに第2弾のギネス級ジェットコースターが完成したのです。
その名も...「ワールド・ぶっちぎり・コースター ドドンパ」。
FUJIYAMAのようなジェットコースターという作りではなく、レーンを駆け上がる所もありません。
ジェットコースターは通常最初高い場所へカタカタを音を縦長ら上がって行く物なのですが...ドドンパはその名の通り、ドドンパなのです(苦笑)
平らなレーンをゆっくり進み、その間も「ド・ドンパァ...ド・ドンパァ...ド・ドンパァ...」とちょっと怖い感じ&呪文みたいな男性の小声が響き渡ります。
そしてトンネル内でストップ、カウントダウンが始まり、スリー・ツー・ワン・GO〜 でちょっとテンポがずれたと思った瞬間!
プシュ〜、どーん!ドドンパぁー
と1.8秒後には何と時速172kmのスピードに達して下記トンネル内から物凄い勢いでコースターが飛び出します。
当時ギネス記録に認定されているスピード(スピードが早い&加速時間が短い)ですよ♪
8人乗りなのですが、早すぎるのかトンネル出た直後は基本全員姿勢がものすごく良くなっています(苦笑)。全員背もたれにぴったり背筋を伸ばした状態でぶっちぎって行く姿を何度もみました。
しかし、auの回線はこれより早いらしいです(苦笑)
そして写真にある通り垂直タワーが設けられており、速度を保ったまま突入し地上52mまで垂直上昇、そして垂直下降!この時なんと4Gもの重力が掛かっていたらしいです。
mog自身は最初のスピードダッシュが凄すぎて、垂直タワーはそんなに怖くなかったです。
当時このドドンパに乗りたくてOPENしたての頃2時間以上並んで乗ったものです。8人乗りなので若干回転が悪い...汗。
たった60秒くらいの乗り物なのですが、2時間並んだせいかものすごく感動して乗り終わった後も興奮がなかなか覚めなかったですね。
ドドンパのリニューアル決定!営業休止中...
2001年12月から15年以上の月日が立ちました...この日はいつか来るとは思っていたのですが...
出典:富士急ハイランド
2017年4月2日をもって営業終了(泣)まだまだ人気コースターで1時間待ちは現在でも当たり前の状況となっておりましたが、一旦営業休止をしてリニューアルが決定したようです。
さて、どのようにリニューアルされるのかものすごく気になったので、現地の写真と共に現地レポートを交えて紹介してみたいと思います。
「ドドンパ」と「ド・ドドンパ」新旧機能比較
まずは新旧比較をしてみたいと思います。Webに掲載されている数字情報を互いに記載・見比べてみました。
ドドンパ
- コース全長 : 1189m
- 最高部:約52m(垂直、4.25G)
- 最高速度:172km/h
- 乗車定員:8名
- 利用制限:10歳、130cm以上
ド・ドドンパ
- コース全長 : 1244m(ループ部分が延びたと思われる)
- 最高部:約49m(ループに変更、直径39.7m)
- 最高速度:180km/h
- 乗車定員:8名
- 利用制限:10歳、130cm以上
見比べてみると、スピードが若干パワーアップしている所と、一番の特徴はやはり世界最大のループ部分にあるかと。
ループ部分ですが、ド・ドドンパが運行する前の時点ではアメリカのギネス記録取得ループ直径38.75mが世界記録のようですが、それを約1m上回る39.7mと超巨大なループコースターを体験出来るように改良されているようです。
ド・ドドンパ現地レポ
そんな中、ついこの前(2017年5月)富士急ハイランドに行ってきたので、ド・ドドンパの建設状況などを現地取材してきました。
2017年5月、運行休止中の状況をご紹介
まずはドドンパの入り口ですが、白い壁で覆われていて中を見る事は出来ませんでした。
リニューアル目的
こちらはWebに掲載されていたのですが、そもそものリニューアルの目的は..
2001年ドドンパ完成以来、16年間その座を譲らなかった世界最高レベルの加速と、最高速度日本一の称号を自ら塗り替えるためさらなる速度への挑戦を行います
との事。Webのキャッチコピーは
- もっとでっかく、きっともっと早く
要するに、更なる高みを目指してギネス記録をも再度更新しようという事なのかと。
スピード日本一 1.8秒で時速180km!
現地では上記のような横断幕が入り口と遊園地中央部分に貼られていました。早くも待ちきれないですね。
最初出てくるトンネル部分は変わっていない(外からだと特に変更されていないように見える)ようだったので、前回と比べて出てくるスピードが時速8kmアップして180km/hとなるようです。
さらに早くなるのか...それでもauの方が早いのか...苦笑
ループ日本一 直径39.7m!
さて、一番の目玉であろう世界一のループ部分になります。直径はなんと39.7m...とは行っても、実際どのくらい凄いのかいまいちピンと来ない...
2017年5月時点にて既にループ部分は完成している模様。そこで富士急ハイランドの観覧車にのって、地上ではなく上空からその大きさなどを調査。
丁度隣に鉄骨番長があったので高さも見比べてみる事に。
もう少しわかり易く...
下記丁度鉄骨番長と水平になった所を撮影した写真になります。
鉄骨番長のタワーの高さが59m、しかし最高到達地点は47mになっています。
ド・ドドンパの最高到達地点は49m。何と鉄骨番長の空中散歩よりも高い位置までジェットコースターでループするという形になります。
公式HPでは
人類がまだ誰も経験したことのない、ループ直径39.7mの世界最大級ループが完成。想像以上に長いループ時間が皆さんをお待ちしています。
との事。確かに今まで他のジェットコースターなどで体験した事のあるループって一瞬だったと思うのですが、これだけ大きいとどうなるんでしょうか...想像付かないですね。ゆっくり回る感じになるので、余計に恐怖を味わえるのかな...
乗ってみたい♪
ド・ドドンパは2017年7月15日登場
さて、ドドンパのリニューアル、ド・ドドンパの登場は2017年7月15日に登場となりました。
すでにたくさんの人が乗車していますが、富士急ハイランドに行かれた方で絶叫好きという方は是非乗車してみて下さい。
※追記:残念ながら、2024年3月をもってド・ドドンパは営業終了となってしまいました。
FUJIYAMA登場以降、常に進化し続ける富士急ハイランド。mogが最も好きな遊園地の一つです。
絶叫系はやはり並ばないと乗れないですが(絶叫優先券というものもありますが、本記事では割愛させて頂きます)、その分乗れたときの感動と興奮は最高潮のものを味わう事が出来るはず。
富士急ハイランドに行かれる方、是非「ド・ドドンパ」を体験してみて下さいね。