【 本記事のターゲット 】
- ブログを運営している
- Google Adsenseを利用して広告収入を得ている
- 表記の仕方(スポンサーリンク等)を迷っている
当ブログでも利用させていただいております「Google Adsense」に関して、ラベルの表記が必須なのかどうかを解説します。
以前当ブログでもGoogle Adsenseの審査に関する記事だったり、下記Google AdSenseの広告配置のおすすめレイアウトだったり色々ご紹介しているのですが、
他サイトなどを見ていると、Google AdSenseの広告ラベルとして、上部に「スポンサーリンク」、「スポンサードリンク」、「Sponsored Links」など記載している方結構多いですよね。
というか、他サイト見ている限りほとんどの方がラベル表記している気がする...
ということで、今回はこのGoogle AdSenseのラベル表記に関して必要なのか不要なのか、当ブログの運営を元に詳しく解説したいと思います。
目次
Google AdSenseのラベル表記に関して
そもそもなぜ皆スポンサーリンク表記をしているのか
ブログで収益化を目指しているほとんどの方が、一度はこのGoogle AdSenseの利用を検討したことがあるのではないでしょうか。
今まさに利用している方、もしくはサイトの内容によっては利用出来ないという人もいらっしゃるかと思いますが、コードをブログのコード内に配置しておくだけで、勝手にユーザー向けに最適化された広告が表示され、収入が入ってくる大変便利な仕組みになっています。
当ブログもGoogle AdSenseをメインに利用させていただいており、現在毎月二桁以上の収益が発生しています。
このブログをスタートさせたのが2017年1月...当初全くの初心者だったmogが色々調査した上でまず目についたのが
- Google AdSenseの広告には「スポンサーリンク」「スポンサードリンク」と表記するべき
という内容でした。
そしてわからないなりにGoogle AdSenseのポリシーなどを見ていると
Google の許可のないポリシー違反があった場合、Google はいつでもサイトへの広告配信を停止したり、AdSense アカウントを無効にしたりする権利を行使できます。アカウントが無効になると、AdSense プログラムにはご参加いただけなくなります。
という表記があったので、ポリシー違反になってしまうのが怖くて表記しないといけないのでは?という心理に...
そして他の方々のサイトを見ていても、ほとんどがこの表記を利用されているので...
ブログを運営されている方々の中には「Google AdSenseの広告には必ずスポンサーリンクと表記しないといけない」と思っている方も多いのでは無いでしょうか。
ある時ふと疑問に思う、「スポンサーリンク」は不要なんじゃないかと。
当ブログも最初の頃はスポンサーリンクという表記をつけてGoogle AdSenseを利用していたのですが、ブログをある程度育てていくとGoogle AdSenseで利用できる項目って増えて来ますよね。
例えば関連コンテンツの広告表示などがそれに該当するかと...
ただ単に、自分の好きな位置に単一の広告を表示させている状態から、広告の種類や表示方法にも幅が出て来ます。
当ブログも途中から関連コンテンツ&広告を利用できるなったので、リンク広告なども含めて色々配置していたのですが、さすがにこれにはラベル表記はいらないだろうと思い非表示にしていました。
これも理由は簡単で、他サイトのほとんどがそのように表示していたから...けどここで疑問が。
関連コンテンツやリンク広告も立派なGoogle AdSenseの広告ですよね。ラベル非表示でも特に何も指摘入らないし、これなら他広告含め、全てスポンサーリンク等のラベルっていらないのでは?
あと気になったのがGoogle AdSenseの自動広告配置。こちらは一つのコードをブログに埋め込んで機能をONにするだけで、広告コードの挿入すら不要で、Google の機械学習をベースに最適な場所に広告を表示していくれるというもの。
当ブログでは通常サイト(AMP対応では無い方)にはこちらの自動コードを埋め込んでいるのですが、こちらを有効にしていると記事の真ん中だったり、サイドバーの中だったり、記事リストの間に埋め込んだりと...
いろんな箇所に自動で広告が出てくるようになりますが、これらは当然スポンサーリンク等のラベル表記なしで表示されているので、こうなってくると全てのGoogle AdSenseの広告にはラベルは不要という事になりますよね。
広告の配置に関するポリシーを再確認しよう
という事で、再度Google AdSenseのポリシーを確認しておきましょう。
下記広告の配置に関するポリシーを見てみると...
まぁ色々ポシリーが記載されているのですが、わかりやすい部分で抜粋すると下記のような使い方がポリシー違反になります。
- 「ここをクリック」「ダウンロード」など、Google AdSenseの広告を誘導
- 偶発的にGoole AdSenseの広告をクリックさせようとする(周辺・周りにクリックを促すものがある)
- 画像と広告を並列配置したり、紛らわしい広告配置をする事
- スクロールしないと広告しか見えない位置でGoogle AdSenseを配置(主にモバイル)
他にも色々ありますが...まぁ大体ブログを運営していく上でポリシーに引っかかるのは上記くらいかと。
例えばわざとじゃなくても、メニューリストとGoogle AdSenseが被ってしまうというのもNGなので気をつけましょう。
メニューリストって複数作るとプルダウンで縦長になってしまい、そこにGoogle AdSenseの広告が被ってしまい、サブメニューをクリックしようとしてマウスカーソルがずれてGoogle AdSenseの広告を偶発的にクリック...なんて事になると警告を受ける可能性ありますよ。
ラベル表記ポリシーを確認、利用可能ラベルは「スポンサーリンク」「広告」のみ
ポリシー違反が不安なので、やっぱりラベルとして「スポンサーリンク」「スポンサードリンク」ってつけていた方がいいんじゃ無いか?と思うかも知れません。
そこで、下記リンクにGoogle AdSenseの「広告のラベル表示」に関して下記を再確認しておきましょう。
サイトのユーザーに誤解を与えないようにし、ユーザーがコンテンツと Google ディスプレイ広告を簡単に区別できるようにすることが大事です。AdSense のポリシーでは、「関連情報」や「関連リンク」といった誤解を招く見出しの下に広告を配置することは禁止されています。Google 広告のラベルには、「広告」または「スポンサーリンク」のみを使用するようお願いいたします。
リンクを辿ると上記のように記載されているかと思います。
まず、大前提としてGoogle AdSenseで利用できるのは下記2種類
- 広告
- スポンサーリンク
のみとなります。他表記は記載するとポリシー違反ですよ。
例えば他サイトでよく見る「スポンサードリンク」、以前はこちらもOKだったらしいですが、厳密にいうと現在はこちらのラベル表記はポリシー違反になるので、むしろ表記しないほうが良いです。
記載するなら他言語で、例えば英語であれば「Advertisements」か 「Sponsored Links」になります。下記参照。
通常の広告配置(Google AdSenseポリシー内)であればラベル表記は一切不要
先ほどのラベルヘルプページを再度よく見直してもらうと分かるかと思いますが、どこにも「スポンサーリンク」を表示しろなんて記載されていないですよね。
Google AdSneseの上部などにラベル表記する際、「広告」か「スポンサーリンク」しか許可しておらず他表記は許可されませんよという意味です。
なので、どちらかというと「Google AdSenseの広告にはラベル表記するな」という意味合いの方がmog個人的には強い気がします。スポンサーリンク等のラベルを表記したからといって、警告を受けにくくなるなんてことはありません。
という事なので、Google AdSenseのポリシー内であればラベル表記は不要です。
ちなみに今「スポンサーリンク」と記載して運営している方でGoogleから警告が来ていない人、既にポリシー内で運営されているという事なので今すぐにでもラベル剥がしてしまってOKですよ。
例えばその上に他ラベルとかリンクなど、クリックを誘導するようなコンテンツがあるとポリシーに触れる可能性があるので、そのためにラベルを記載して区別しているのであれば記載する必要がありますが...通常の記事内であれば全くの不要です。
当ブログも一切ラベル表記はしておらず、既に1年以上運営していて一度も警告をもらった事がないので、ポリシーを遵守しているのであればスポンサーリンク等のラベル・記載を削除してOKです。
TIPS:YouTubeでもブログノウハウを解説しています。良ければ合わせて見てみて下さい(内容が良いと思ったら、是非チャンネル登録もお願いします♪)
今回はGoogle AdSenseのスポンサーリンク等のラベル表記に関して詳しくご紹介しました。
もちろん「広告」「スポンサーリンク」というラベル表記はポリシー遵守しているのでそのままでも良いかと思いますが、個人的にはデザイン的にも記載しない方が良いんじゃないかと思っています。
これからGoogle AdSenseを始めようと考えている方、ラベル表記で迷っている方いらっしゃいましたら本記事を参考にしていただければ幸いです。