サッカーリフティングのコツ&練習法。初心者・小学生が10回以上出来るまで

2020年5月25日

【 本記事のターゲット 】

  1. サッカー初心者
  2. サッカーのリフティングが出来るようになりたい
  3. リフティングのコツを知りたい

今回はサッカーのリフティングが出来るようになるコツをご紹介します。

リフティング、サッカーに馴染みがない方はもしかしたら分からないかも知れませんが、一般的に言われているのが、サッカーボールを地面につける事なく、何回キックが出来るか?という事になります。

mog自身学生時代サッカー部に所属していましたが、まだサッカー部に入る前の小学生時代、友人たちと授業の休憩時間や夕方などによく練習をしたものです。

サッカー部に所属していた頃は軽く100回以上、40歳近くになったこの歳でも、この前子供達の目の前で100回近くは何とか出来ました(汗)

さてそんな中、小学生の息子がサッカーをしていて、リフティングの練習を日々実施...しかし、中々リフティングが続かないという事で、練習に日々付き合う事に。

リフティングが出来るようになってからだと、どんな事が難しいのか忘れがちなので...息子の様子を元に、サッカー・リフティング初心者向けにコツ・練習法をご紹介します。

リフティングが続かないという方は、本記事を参考にしてみて下さい。

サッカーのリフティングを続けるコツ・練習法をご紹介

初心者の場合、広くて平らな何もない場所で練習しよう

まず初心者の方がサッカーのリフティング練習をする場合、とにかく周りに何もない平らな練習場所を用意しましょう。

最初の頃はボールを蹴る際の手加減も出来ませんし、コントロールもありません。

どこに飛んでいくかも分からない上に、2回・3回とリフティングを続けていくうちに、どうしても力が入って明後日の方向に飛んでいく事も多いです。

今回たまたま使っていない広めの駐車場が家の近くにあったので、そちらを利用したのですが...一般の駐車場&車が止めてある所はNGですよ。

練習法その1:利き足でサッカーボールをまっすぐ上に上げれるように

さて、練習場所が確保出来たら、早速リフティングの練習をしてみましょう。

まず、一番最初にやることは、「利き足でボールをまっすぐ上にあげることが出来るか?」になります。

実は、これが非常に難しい...サッカーに慣れてしまっている方は無意識に出来ていることなのですが、足ってそもそもまっすぐじゃないですよね?

上記、実際に息子にやってもらったシーンを写真で撮影してみたのですが、分かりますでしょうか。

足の甲って基本90度に傾いている訳ですよ。ボールを蹴る場所は基本リフティングの場合足の甲になるのですが...

この状態でボールを蹴ると、体の方にボールが飛んできてしまいますよね。

なので、そうならないように、まずは利き足&足の甲を使って、ボールをまっすぐ上にあげることが出来るかどうか、何度も何度も練習しましょう。

練習法その2:蹴り上げたボールはなるべく低く、頭を超えないように

まっすぐ上に蹴り上げることが出来たら、次にボールの高さに注意しましょう。

リフティングを続けるコツですが、細かくコントロールよく蹴り続けることにあります。

例えば...

上記のように、自分の頭の上までボールを蹴り上げてしまって、この後コントロールよくボールを蹴ることが出来るでしょうか?

もちろん、サッカー上級者であれば出来ますが...

ボールを高くあげることによって、落ちるスピードも早くキックした後の跳ね返りも大きくなり、結果コントロールを失ってリフティングがそこで止まってしまいます。

なので、リフティングをする場合は、基本自分の頭より上には上がらないようにキック力を調整出来るようになりましょう。

練習法その3:利き足・足の甲のみで10回リフティングを目指す

さて、利き足でまっすぐあげることが出来て、ボールを蹴る手加減も出来るようになったら...

実際にリフティングを10回出来るか挑戦してみましょう。

大丈夫です。利き足だけでまっすぐ上げて、ボールコントロールを保てば10回のリフティングは出来るはずです。

もちろん、すぐには出来ないので、何日も練習しましょう。人によってすぐ出来たり出来なかったりしますが...

息子の場合は1ヶ月、そして右足のみで、12回リフティングをすることが出来ました。

ちなみにmog自身も、中学1年生時代(サッカー部入りたて)にリフティングの3回の壁を最初中々超えることが出来なかったのですが...

何度も練習していると、ある日突然出来るようになるんですよ。

自然と体がボールコントロール&キック力の調整が出来るようになってくるものなんですよね♪

練習法その4:利き足で足の甲とふとももを交互に使ってみる

さて、リフティング10回であれば先ほどの内容でも良いのですが...さらに100回を目指すとなると、利き足・足の甲だけではかなりキツイです。

ということで、他の部分も使えるよう練習してみましょう。

まず、簡単なのが「ふともも」を使ったリフティングです。とはいえ、ふとももだけのリフティングは厳しいので...

まず、利き足の足の甲でボールを真上に上げて...

次にふとももでリフティングをするといった形。

足の甲→ふともも→足の甲→ふともも...という順番でリフティングが出来るようになりましょう。

リフティングでふとももを使う場合ですが、ボールが体の近くに来てしまった時などに利用します。

胸トラップでもよいのですが、初心者のうちは胸トラップは難しいと思うので、ふとももでカバーするようにしましょう。

練習法その5:左右交互にリフティングが出来るよう練習

そして、これができればもうリフティング100回は目の前です。

そう、利き足だけではなく両足を使ってリフティングが出来るようになりましょう。

まず利き足・右足でボールを蹴り上げて...

次に左足の甲で蹴り上げます。

右→左→右→左...

リフティングをしていると、どうしてもボールが左右に行きがち。

利き足だけだと、とても慌ただしくなり、焦ってボールコントロールを失うことも多いです。

左右どちらの足でもリフティングが出来るようになれば、相当リフティングの回数を続けることが可能になりますよ♪

練習法その6:左右の足の甲・ふとももを使ってリフティング100回チャレンジ

今回ご紹介したリフティングの練習内容をおさらいしておきましょう。

  • 利き足でまっすぐ上にあげる(ボールコントロール)
  • 頭より上にボールが行かないように(キック力の調整)
  • ふとももを使ってリフティング(ボールが胸近くに来た場合の対応)
  • 左右の足を使ってリフティング(素早く切り替え・ボールコントロール安定)

両足の甲とふとももを使えるようになったら、リフティング100回はもうクリアしたも同然です。

日々練習していれば、100回は軽く出来るようになり、200回・300回、さらに歩きながらリフティングをしたり、椅子に座った状態でリフティングしたり...

気がつけば、サッカーにおけるボールコントロールがめちゃくちゃ上手くなっている事に気付くかと思いますよ♪

リフティングはサッカーの基礎が沢山詰まっている内容になりますので、サッカーが上手になりたいという方は、是非リフティングに取り組んでみて下さい。

最後に

今回は初心者向けにサッカーのリフティング習得方法・コツをご紹介しました。

最初10回出来るまでが中々難しいのですが、ある日を境に急激にリフティングが出来るようになるはずですので、諦めずに是非チャレンジしてみて下さい。