サッカーのタッチライン・ゴールライン判定。インプレー時の基準・ルール解説

【 本記事のターゲット 】

  1. サッカーのルールを知りたい
  2. タッチライン・ゴールラインで、どこまでボールが進んでいればインプレーになるのか知りたい

今回はサッカーのルールにて、タッチライン・ゴールラインのインプレーとなる境目に関して解説します。

mog自身中学生の頃はサッカー部に所属しており、社会人になってからフットサルをプレーしてきました。

普段遊びでやっている程度であれば、そんなに問題にはならないのですが...

サッカーの試合などでゴールかどうか際どい時に、ゴールラインを実際に割っていたのかどうか?タッチラインを割っていたのかどうか...

そもそもラインを割るとはボールがどのような状態になった時のことを指すのか。

気になる人もいると思うので、ボールがどの位置まで進めばラインを割るのか・インプレーになるのかを解説したいと思います。

サッカーのゴールライン・タッチライン、ボールがどこまで進んだらインプレーなのか詳しく解説

FIFAワールドカップ2022、日本vsスペイン戦の「三笘の1mm」が分かりやすい

サッカーのタッチライン・ゴールラインにおいて、ボールがインプレーになる場合の境界線ですが、2022年にあったFIFAワールドカップの日本vsスペイン戦にて、非常にわかりやすいシーンがあります。

それが下記ですね。皆さんも記憶に新しいかと。

出典:読売新聞オンライン

スペイン戦にて2点目を入れたシーンの一コマになりますが、三笘選手がボールが出そうになったところを目一杯足を伸ばしてゴール前に折り返し、田中選手が押し込んでゴールをしたというシーンです。

このシーンは「三笘の1mm」と呼ばれるようになり、日本中が大興奮したシーンになりますが...

上記写真をみると、どうみてもボールが外に出ているように見えますよね?mog自身もこの試合をリアルタイムでみていましたが、流石にアウトだろうと思っていたのですが...

VARで審判達が判断した結果、なんとインプレーということでゴールが認められました。

ちなみに、真上から見た映像が下記。

出典:読売新聞オンライン

なるほど、ボールは丸いので横から見るとボールの底を見てしまってアウトに見えますが、上記写真だとラインにかかっているように見えますね。

これ、実際にどれだけラインに残っていたか計測した結果、わずか1.88mmだったようです。

なので「三笘の1mm」と呼ばれるようになったんですね。

ライン上にボールがかかっている・完全にラインを越えなければ全てインプレー

改めてボールがどのような状態になったらインプレーになるのか、アウトになるのか...

先ほどの三笘の1mmと記載した通り、真上から見てボールが少しでもラインにかかっていればインプレーになります。

上記のような感じですね。

下記にわかりやすい図があったので引用させていただくと...

出典:読売新聞オンライン

上記の通り。ボールが完全にラインを越えない限りはインプレーとなります。

ちなみに地面にボールがついていても、空中にボール浮かんでいてもこのルールは同じとなします。

ゴールラインでも同様のルールなので、ボールが少しでもゴールラインにかかっていればノーゴール、完全に超えない限りゴールにはなりません。

プレイヤーがライン外に出たときは?ゴールキーパーの足・体がゴール内に入っていたら?

ちなみにこちらもよくあるシーンだと思うのですが...

例えばドリブルをしている時に、ボールはラインを割らずに勢い余ってプレイヤーが外に出てしまった。

その場合はどうなるのか...もちこんこちらもボールを基準として考えるので、プレイヤーがライン外に出てもインプレーで続行となります。

あと相手シュートをゴールキーパーがキャッチをした時、ゴールキーパーの足がゴールの中に入っていたり、体自体がゴールの中に入った場合はどうなるのか。

こちらも基準はボールになりますので、ボール自体がゴールラインを完全に超えていなければ、ゴールキーパーの体がキャッチ時にゴール内に入っていてもノーゴールとなります。

最後に

今回はサッカーのタッチライン・ゴールラインに関して、ボールがどのような状態になったらインプレーになるのかを解説しました。

サッカーをプレイする時、タッチライン・ゴールラインの境界線で迷った際は、本記事を参考にして頂ければ幸いです。