【 本記事のターゲット 】
- JR東京駅の京葉線ホームまでの距離が長い
- 他のJR東京駅在来線ホーム&新幹線ホームから京葉線東京駅までの乗り換え時間は何分かかるか知りたい
東京ディズニーリゾートへ新幹線や在来線経由で向かうという方、必ずといっていいほど乗る電車があります。
それが、東京駅から千葉方面へ湾岸線沿いに走っている「JR京葉線」です。
mog自身そもそも通勤に京葉線を使っているので、東京駅にて京葉線から他の路線&新幹線に乗り換える事も多いのですが...
知っている人は知っていると思うのですが、まぁ長いんですよ。乗り換えまでのホームの距離が...同じ東京駅内とは思えないくらい。
夜10時過ぎになると、ディズニー帰りのニコニコしたカップルやら家族がながーい距離を歩いているんですよね。
それを横目に見ながらサラリーマンのmogは千葉方面に帰宅しているわけですが...
で、たまに焦るのが京葉線東京駅ホームまで何分で到達できるのか?という事。特に新幹線の時間に間に合うかどうか?という時に焦りますね(汗)。
今回新幹線 & 山手線に乗り換える予定があったので、実際に京葉線の東京駅ホームから山手線含めたJR在来線・東海道新幹線ホームまでの乗り換え時間を計測してきました。
乗り換え時間がどのくらいかかるのか知りたいという方は、こちらの記事を参考にして見てください。
目次
東京駅の京葉線ホームだけ何故離れているのか?理由を解説
京葉線ホーム、国内同一駅内で距離が離れているランキング第二位。距離は565m
少し余談ですが...同じ駅の名前(名称は違っても同じ意味の駅も含む)で乗り換えが日本で一番長いところってご存知でしょうか?
ランキング形式で表示すると下記のような感じ。(渋谷駅内は他もランクインしていますが、一番長い乗り換えポイントのみ記載)
- 1位:渋谷駅のJR埼京線から東急東横線への乗り換え = 766.5メートル
- 2位:東京駅の東海道線から京葉線への乗り換え = 565.2メートル
- 3位:阪急梅田駅からJR大阪駅の大阪環状線への乗り換え = 561.4メートル
という事で、京葉線の東京駅ホームは堂々の2位にランクイン。
がしかし...後ほど記載しますが、京葉線ホームは地下深くにあり直線距離だけでは測れない為、おそらく感覚的には日本一乗り換えが長いと感じる方も多いかと。
京葉線は元々貨物線。都心へのアクセスは考慮されていなかった事が原因
東京駅をよく利用する方はご存知だと思いますが...山手線や東海道線、京浜東北線など他の在来線と新幹線などは基本乗り換えがすぐにできる距離・隣り合わせになっています。
が、なぜか京葉線だけまったく違う場所にあるんですよね。これはなぜなのか...
実は京葉線は元々旅客列車ではなく、東京湾に沿って工業地帯や港湾地帯を通る貨物線として計画されたものなんですよね。
そのため、都心へのアクセスなどは考慮されないルートとなっていたわけです。
が、経済構造の変化が色々あり、ディズニーリゾートはじめ東京湾岸沿いの工業地帯が住宅地や商業地に変わっていったため、京葉線にも旅客列車を走らせることになったというの理由です。
一応色々計画はされているようですが...まぁしばらくはこのまま京葉線ホームのみ遠いという状況が続きそうですね。
JR在来線から京葉ストリートまでの徒歩所要時間を測定
山手線東京駅ホームから京葉ストリートまでの徒歩移動時間を測定
という事で、実際に京葉線東京駅ホームまでの距離&時間を実際に歩いて測定してきました。
まずはJR在来線の代表として、山手線の東京駅ホームから測定してみます。
一応歩くスピードはゆっくり、エスカレーター等では歩かず止まった状態での計測となります。
まず山手線に限らず、京浜東北線・東海道線・中央線などJR在来線の東京駅ホームは階段 or エスカレーターで1階分下に降りる必要があります。
ホームから降りると、いろんな人が慌ただしくホーム乗り換えの為に早足で歩いています。
降りる場所にも寄るが、近いホームで3分・遠いホームでも5分で移動可能
ちょうど降りたところに現在地のマップがありましたので写真で撮影してみました。
上記写真の通り、JR京葉線以外の在来線は基本隣同士になっている為、他の路線に乗り換えるときは一度階段 or エスカレーターで降りて、乗りたい路線の階段 or エスカレーターをのぼれば3分あれば余裕で乗り換えできます。
エレベーターも完備されていて、上記マップにも記載されていますが南通路側に全路線完備されています。
が、見てわかる通り京葉線の乗り場がないですよね...よく見るとマップの左上に「京葉線(武蔵野線)」という赤い枠と矢印が記載されているかと...という事で、ここを京葉ストリートというのですが、まずここまで移動しましょう。
南通路側に出るのか、中央道路側に出るのか...在来線から乗り換える場合、どこに降りるのかで多少時間・距離は前後するかと思います。
が、迷わなければJR在来線から京葉ストリートまでの移動時間はだいたい3分〜5分というところでしょうか。ちなみに今回mog自身、実際に計測してみたら3分ジャストでした。
ちなみに結構迷いやすいので注意です。目印はマップにも記載されている通り「赤」。赤の矢印や案内板を目指して歩いて進んでいきましょう。
東海道新幹線から京葉ストリートまでの徒歩所要時間を測定
東海道新幹線の東京駅ホームから京葉ストリートまでの移動時間を測定
次に東海道新幹線の東京駅ホームから京葉ストリートまでの移動時間も確認しておきましょう。
こちらも降りる車両・場所によって多少前後しますが...
まずJR在来線同様に、ホームから階段orエスカレーターで下に降ります。
新幹線の場合、一度在来線に乗り換えるための出口に出る必要があります。
結構間違えやすいのか、壁のいたるところに「JR線へのお乗換」という張り紙がありましたね。あと、当然ながら在来線なので特急券は回収されますが乗車券は戻ってきます。
mog自身もなんども見ていますが...どうもこの在来線の切符を取りわすれてそのまま行ってしまうという人がかなり多いです。
注意喚起の張り紙も貼られていますし、JR駅員スタッフもいつも大声で「切符が戻って来ますのでお忘れなく」と言っています。
降りる場所&車両にも寄るが、近いホームで5分・遠いホームでも7分で移動可能
JR在来線乗り換えの改札を通過したら、先ほど同様に京葉ストリートまでまずは向かいます。
目印は同様、赤い文字と看板目掛けてどんどん歩いていきましょう。
上記のような感じの案内矢印がいろんな所にありますので...迷いやすいですが、多分大丈夫でしょう。
上記の通り、案内板も赤で記載されています。
新幹線も南と中央ホームに分かれていて、南改札だと出てすぐ京葉ストリートになるのですが...中央だと多少距離があります。
新幹線の場合だと例えば1号車 & 16号車に乗っているとホームから階段までの距離も相当あるので、目安としては京葉ストリートまで5分〜7分かかると見ておきましょう。
京葉ストリートからJR京葉線ホームまでの徒歩所要時間を測定
京葉ストリートをまっすぐ行くと長いエスカレーターが見えてくる
という事で、JR在来線 & 新幹線共に京葉ストリートまでの時間は把握出来ましたね。
ここからは京葉ストリートから京葉線東京駅ホームまでの時間を計測してみたいと思います。
まずは京葉ストリートをまっすぐ進むと、少し眺めのエスカレーターが4本 & 階段が見えてきます。
下り上り共に2本ずつ稼働しているはず。
階段だと辛いのでエスカレーターに乗って移動しましょう。
ちなみに左手にエレベーターも完備されているので、ベビーカーなどで移動する人はそちらを利用しましょう。
京葉ストリートからエスカレーター下までは約2分。ここまでの経過時間はそれぞれ下記の通り。
- JR山手線:5分〜7分
- 新幹線:7分〜9分
動く歩道が3本。時間帯によって1本 or 2本動作(立ち止まって乗った状態で時間測定)
長いエスカレーターを降りると、かなり長〜い道がまっすぐ続いています。
あまりにも長いので...ここでは動く歩道・エスカレータが3本設置されています。
上記のような感じ。基本は京葉線側に向かうほうが1本、逆側が2本で稼働しているはず。
時間帯によって変わるようですが、mogがいつも利用するときは大抵上記写真のような感じで、京葉線に向かう方が1本で稼働しています。
20年以上前、まだ中学生だった頃にこの動く歩道を初めて利用して「ドラえもんの世界だ〜♪」と友達とわいわいした記憶があります。田舎者丸出しな感じで(苦笑)。
動く歩道は3本設置されており、下記写真の通りそれぞれの間には多少隙間が空いています。
動く歩道の隣には歩いて進めるスペースも設けられています。あんまり使う人は多くないですが、ベビーカーを利用している人などはそちらを利用しましょう。かなり長いので歩くと時間かかりますが...
動く歩道を歩かず3本通過するまで測定した結果、約4分でした。ここまでの経過時間はそれぞれ下記の通り。
- JR山手線:9分〜11分
- 新幹線:11分〜13分
ステンドグラスが綺麗。再度エスカレーターを降りると京葉線のりばに到着
動く歩道をすぎて少し歩くと下記のように再度下に降るエスカレーター&階段があります。
京葉線ってどこまで深いんだ...
仕事 or 出張帰りに右側のステンドグラスを見ると、少し疲れが癒されます♪
こちらも同様に左側にエレベーターが設置されています。
こちらを降ると、ようやく京葉線乗り場がある建物に到着となります。
下って少し歩くだけなのでここでの所用時間は約1分。ここまでの経過時間はそれぞれ下記の通り。
- JR山手線:10分〜12分
- 新幹線:12分〜14分
京葉線ホームは地下深くにあり。エスカレーターで降りる時間も必要
京葉線のりばの建物には到着したのですが...
実はまだここから距離があります。そう、さらに地下に降りる必要があります。それも4階分も...
という事で、エスカレーターでどんどん下に降りていきましょう。
2階分降りると、中間のスペースに出て来ます。
乗り場は「1番乗り場」「2番乗り場」が同じホーム、「3番乗り場」「4番乗り場」が同じホームとホームが二つに分かれています。
どちらも東京始発の蘇我方面(京葉線) or 府中本町方面(武蔵野線)へ向かう電車になります。
ディズニーリゾート・舞浜へ向かう場合は特急列車以外は全て停止するので、一番時間が早い電車に乗るようにしましょう。
乗るホームを決めたら、そこからさらに1階分下に降りるとようやく京葉線の東京駅ホームに到着します。長かった...
3階分?降りる形になり、かなり深いのでエレベーターももちろん完備されているのですが...
上記写真の通り、大型キャリーバッグを持った旅行客やベビーカーを利用している方がエレベーター待ちの列を作っているので、エレベーターを利用するには少々時間がかかります。
東京駅のJR在来線 or 新幹線ホームから京葉線ホームまでの所要時間は15分〜20分
という事で、ここまでかかった時間を実際に計測してみたタイムを元に記載すると下記の通りとなります。
- JR山手線から京葉線ホームまで:12分〜14分
- 東海道新幹線から京葉線ホームまで:14分〜16分
今回は走らない&エスカレーター(動くエスカレーター含む)上は歩かずに乗りっぱなしという状態で、かなりゆっくり移動した状態を元に計測した感じになります。
早歩きだと、多分10分あればギリギリ移動できるかな...とは思いますが、mog個人的には最低15分は見ておいた方が良いかと。
ちなみに『JR時刻表』(交通新聞社)に記載されている内容を見ると、新幹線から京葉線への乗り換え標準時間は20分と記載されています。
問題なくスイスイ歩けるという場合は15分、ベビーカーや大型キャリーバッグなどを持っている場合は20分かかると見込んでおきましょう。
ということで、今回は東京駅にて京葉線ホームから他のホームへ移動する場合にどのくらい離れているのか?どのくらい時間がかかるのかという部分を、実際に歩いて計測した時の状況を元に詳しくご紹介しました。
結果、京葉線はやはり離れているし遠い...15分は乗り換え時間として確保しておいた方が良さそうです。
京葉線に乗り換え予定の方は参考にしてみてください。