【 本記事のターゲット 】
- 平昌オリンピック男子ハーフパイプの結果が知りたい
- 平昌オリンピック男子ハーフパイプの平野歩夢&ショーン・ホワイトの競技動画が見たい
いやぁ、盛り上がっていますね、平昌オリンピック♪
mog自身毎日テレビの録画スケジュールを確認しては仕事先で気になって速報を見てしまったり、帰って来てビデオをじっくり見たり...
そしてついこの前実施された「平昌オリンピック男子ハーフパイプ」、いやぁ本当にすごかった!
予選&決勝動画を何度見ても飽きないですね、感動そのものです♪そしてかっこいい♪
で、今まで知らなかったのですが、NHK公式チャンネルとして、YouTubeでそれぞれのプレイヤーのハイライト動画を掲載されているんですよ。
この動画がまた素晴らしくで、何回も見てしまう...けど毎回YouTubeで検索して見つけるのも手間だな...
と思ったので、mog自身の為にもいっそのこと平昌オリンピック男子ハーフパイプのまとめサイト作ってしまえということで、「平昌オリンピック男子ハーフパイプの予選&決勝」の平野選手、ショーンホワイト選手の動画を下記にまとめて掲載してみました。
※2021年追記:現在NHK公式チャンネルで公開されていた動画は非公開となっています。ショーンホワイトの決勝・金メダルを決めた動画はオリンピック公式YouTubeにて公開されていましたので、そちらを記載させて頂いております。
平昌オリンピック男子ハーフパイプのスーパー動画を見たいという方は、是非こちらのサイトを活用していただければと思います。
目次
過去3大会の男子ハーフパイプ結果まとめ
まずは過去オリンピック3大会の男子ハーフパイプの結果を下記にまとめて見ました。
2006年トリノオリンピック
- 1位 ショーン・ホワイト:46.8点
- 2位 ダニー・キャス:44.0点
- 3位 マルク・コスキ:41.5点
2010年バンクーバーオリンピック
- 1位 ショーン・ホワイト:48.4点
- 2位 ピートゥ・ピロイネン:45.0点
- 3位 スコット・ラゴ:42.8点
2014年ソチオリンピック
- 1位 ユーリ・ポドラドチコフ:94.75点
- 2位 平野歩夢:93.50点
- 3位 平岡卓:92.25点
2014年のソチオリンピックで悔しい思いをしているはずのショーン・ホワイト。
予選2組を1位で通過しストレートで決勝進出、誰もがショーン・ホワイトの醤油を疑わなかったのですが、やはりオリンピックは魔物が住んでいると言われている通り、スノーボードの神でも例外ではなかったようです。
決勝の1回目では着地に失敗し、35.00で11位スタート。2回目でも回転不足の判定で90.25を取得するもののメダル圏外の4位に終わりました。
一方ソチオリンピックでは日本勢が快挙を成し遂げ、2位・3位とダブル表彰台を果たします。
特に15歳74日という日本人史上最年少記録で銀メダルを取得した平野歩夢選手ですが、決勝1回目で90.75点、2回目で93.50点という高得点をマーク。
すでにこの頃から4年後の平昌オリンピックでも金メダル候補と言われていました。
そして今年の平昌オリンピック、平野選手は怪我を乗り越え、ショーン・ホワイト選手も怪我&4年前の雪辱に燃えているという非常に熱い戦いが繰り広げられました。
平昌オリンピック男子ハーフパイプ予選
ではまず平昌オリンピックハーフパイプの予選から。
ハーフパイプの予選ですが、100点満点で2回滑ったのち、高かった方の得点で順位を競い合うルールとなっています。予選での結果は下記。
- 1位 ショーン・ホワイト:98.50点
- 2位 スコッティ・ジェームス:96.75点
- 3位 平野歩夢:95.25点
いやいや、予選から面白すぎる♪一人興奮して家でテレビに向かって吠えるmog、冷めた目で見る嫁さんと子供たち...苦笑
まるで決勝のような点数がずらり、それでも本気を出していない(まだ出せる技を出していない)というんですから...
平野歩夢(2回目:95.25点)
まず日本期待の星平野選手、競技後のコメントでは「予選なので、確実にできるものを狙いにいった」と余裕のコメント。
本当にクールでかっこいいですよね、まるで空まで届きそうな高いエアーにも圧巻。
技の難度を落としても3位通過。
各メディア・ニュースでは「大技を温存してたたき出した2回目の95.25点は、決勝に大きな期待を持たせる」といったコメントが多数記載。次の決勝戦に期待がかかります♪
ショーン・ホワイト(2回目:98.50点)
06年トリノ五輪、10年バンクーバー五輪で金メダルを獲得し、年収10億円ともいわれるスノーボード界の神。
先ほど記載した通り、前回ソチ五輪は転倒で表彰台を逃し、雪辱にかける思いは人一倍に強い。
その絶対王者が圧巻の滑りを見せます。1本目に93.25点を出してトップに立ちますが、2本目で平野選手とスコッティ・ジェイムス選手に点数を抜かれて3位に。
すでに出している93.25点でも決勝進出は確実だったのにも関わらず、2本目で脅威のパフォーマンスを披露。なんと叩き出した得点は驚愕の「98.50点」!
そんなスノーボード界の神ショーン・ホワイトですが、ひと回り違う19歳のライバル(平野選手)に対して下記のように語っていたそうです。
アユムについては正直、彼が13歳の時から見ているんだ。僕の子供の頃と同様に彼は厳しい状況にいたんだ。このスポーツで次なる大物になる、偉大な存在になるという巨大なプレッシャーを感じていた。小さな子供の頃から、彼はショーン・ホワイト2世になるだろうと、みんなから言われてきたんだ。それは凄いプレッシャーなんだよ。その期待に応え続けることは大変なんだ
平野選手を一流選手と認める一方で、やはりまだまだこの座(トップ)を渡すわけにはいかないという思いが伝わってくるようなコメントです。
さて、決勝戦はどうなるんでしょうか♪
平昌オリンピック男子ハーフパイプ決勝
決勝は3回滑ったのち、同様に100点満点で一番高い点数で競い合うルールになっています。さて、決勝の結果を先に記載すると下記の通り。
- 1位 ショーン・ホワイト:97.75点
- 2位 平野歩夢:95.25点
- 3位 スコッティ・ジェームス:92.00点
いや本当に...ショーン・ホワイトの3回目の競技の時、速報のコメント欄が凄いことになっていました(苦笑)。
仕事中だったのでコメントしか見れなかったのですが、下記のようなコメントがいっぱい...どんどん投稿されていて、コメント欄を読むスピードが追いつかない...
- 今回のオリンピックで一番緊張している瞬間
- 頼むから点数超えないでくれ〜
- こういっちゃ悪いけど、ショーン転けて
- まともにテレビ見れない...
ということで、結果は平野選手が銀、ショーン・ホワイト選手が金となりました。
平野歩夢(2回目:95.25点)
まずは平野選手の1本目、ダブルコーク1440を決めるも、続くキャブ・ダブルコークで着地ミス。1本目は35.25点に終わります。
そして2本目、ダブルコーク1440を連続で決め、続くダブルコーク1260&バックサイド1260も連続成功。
5回のヒットに抑えて美しい技を披露。期待できる点数は...「95.25点」!この時点でショーン・ホワイトを上回りトップに立ちます。
そして3本目、ダブルコーク1440を決め、続くダブルコークは1080と回転を落とし、3つ目のエアで着地失敗。
この時点では平野選手が95.25点、ショーン・ホワイト選手が94.25点、後は結果を待つのみとなりました。
ショーン・ホワイト(3回目:97.75点)
ショーン・ホワイト選手の1本目、やはりショーン・ホワイトはスノーボードの神でした。
ダブルコーク1440、ダブルマックツイストなど全てのエアを決め、協議後はヘルメットを脱ぎ捨ててガッツポーズ。気になる得点は1回目で何と「94.25」!もちろんこの時点では首位に立ちます。
そして2本目、平野選手が95.25点を出したのでこの時点では2位になったショーン・ホワイト。ダブルコーク1440を連続で決めるが、着地の乱れからか4ヒット目の着地に失敗。55.00点で最後の3本目が勝負となります。
平野選手が3本目をミスして95.25点で競技終了、またスコッティ・ジェームスも92.00点で競技を終了している為、最終滑走者のショーン・ホワイト次第で平野選手が金なのか、銀なのかが決まる滑りとなります。
ショーン・ホワイトといえども、相当なプレッシャーがかかっていると思うのですが、まさに圧巻・素晴らしい滑りを見せます。
その滑りが上記動画になるのですが、ダブルコーク1440を連続で決めて勢いに乗ると、バックサイド1260&ダブルマックツイスト1260を次々と成功させ、競技を終えた後ショーンが吠えます。
そして得点が発表され...「97.75点」!
土壇場で逆転&金メダル確定♪
ショーン・ホワイトが嬉し泣き、平野選手は銀メダルとなりましたが、何だか凄いものを見てしまったようで、未だに上記動画を何回も見直してしまいます。
最後に
ソチオリンピックでは表彰台にすら立てなかったが、圧巻の競技で3個目の金メダルを獲得したショーン・ホワイト選手。2大会連続の銀メダルとなった平野歩夢選手、どちらも非常に熱い戦いを見せてくれました。
ショーン・ホワイトが31歳、平野歩夢選手が19歳ということで、4年後もしかしたら同様の熱い戦いが見れるような気も...4年後の男子ハーフパイプ、まだ先ですが今から楽しみですね♪