南道路5m幅、一戸建ての日当たりは問題なし?日陰になる?実体験ブログ

【 本記事のターゲット 】

  1. 新築一戸建てを購入予定
  2. 南向き道路沿いに購入。道路幅が5mだけど、前の家の日陰にならないか心配

今回は新築一戸建てを購入・検討されている方向けに、南側の道路幅5mでの建設の場合、前の家の日陰になるのかどうか?という部分を実体験ベースでご紹介します。

2021年8月、念願の新築一戸建てを購入しました。

日当たりをよくしたかったので、若干高かったですが、分譲地の中でも日当たりが良い南向き&道路幅5mを挟んだ場所を購入しました。

当初は何も思わなかったのですが、建設が進むにつれて、前に建つ家の日陰になるんじゃないか?と若干心配になっていました。

8月に完成・引越しを行い、そして今この記事を書いているのが12月という一番太陽が低い位置に来る時期にて、実際に日当たりはどんなものなのか?

それぞれ季節ごと・月ごとに写真を撮影して、前の家の日陰がどんな感じになっていくのか履歴として残しておきましたので、写真付きでどんな感じで日陰が変化するのか詳しくご紹介します。

これから新築一戸建てを購入予定で日当たりが気になるという方は、本記事を参考にしてみて下さい。

5m道路を挟んで新築一戸建てを購入。冬場は日陰になる?1Fリビングにも日は入る?実体験ブログ

場所は岡山市内。南向きで道路幅5mを挟んだ所に家を建てた

先ほども記載しましたが、2021年8月に新築一戸建てを岡山市にて購入しました。

2020年の春頃から不動産側と打ち合わせを重ね、1年前には土地を抑えて下記のような南向き、角という分譲地の中でも一番値段が高い土地を購入しました。

下が南、右が東という方向となっていて、右側の道路幅が6m、南側の道路幅が5mという仕様になっています。

南側は5m幅の道路を挟んで新築一戸建て(全て2F建て)が複数建設されているといった状況です。

道路の距離は5mなのですが、上記図面を見てもらうとわかると思いますが、家と道路までの幅が大体1mくらい(設計上は95cm)空いています。

そして、南側に建設されている家も家から道路まで80cm程幅があるので、5mの道路幅とその幅を合算すると、家から家の間の距離は大体6.8m程距離が空いている計算となります。

最初はこの距離で問題ないはず...と思っていたのですが、真冬などは太陽の角度がかなり下がるため、実際にこの状態で日当たりはどう変化していくのか、写真付きで日陰の様子を含めてご紹介します。

夏場(5月〜9月)は全く問題なし。日陰になることは一度もなかった

ではまずそもそも問題ないと思っていた夏場の日当たりからご紹介します。

下記写真は2021年8月31日のお昼12時に撮影したものになります。

正面に見えているのが、先ほど図面で紹介した幅5mの道路となり、右側がmog家、左側が道路を挟んだ家となります。左側が南向きですね。

お昼の12時丁度ということで、こちらの状態での太陽の角度は63.89度となっていました。

道路の半分まで影が来ておりますが、mog家の家・土地には全く影がかからない状態なので、一日中日に当たっているような状況となります。

ちなみに、一番太陽の角度が高くなる「夏至」ですが、2021年度は6月21日となり、この時の太陽の角度はお昼12時で78.67度となります。

なので、4月〜9月の6ヶ月間・半年は上記の通りどの時間帯に置いてもそもそも影が一切当たらない状況となり、日当たりは抜群の状態となります。

4月以前・10月以降に入ると太陽の角度が低くなり、一気に日陰が伸びてくる

では、時期を進めて10月頃の状況をご紹介します。

下記写真は10月5日のお昼12時に撮影した時の写真となります。

どうです?大分影が伸びてきましたよね...

そろそろmogの土地にも日陰がかかりそうな勢いです。太陽の角度は12時の時点で50.50度となっていました。

けど、まだこの時期であれば日陰になることは一切ありませんでした。

逆計算すると3月1日時点の太陽の角度が47.60度になりますので、3月上旬以前・10月上旬以降がそろそろ危ないといった時期になってきます。

2月下旬前・10月中旬以降になると一段と日陰が伸び、土地に日陰がかかる

ということで、さらに時期を進めていきましょう。

下記写真は10月14日、午後11時に撮影した時の写真となります。

あぁ...日陰が。

残念ながら、花壇として作ろうとしていた南側のブロック部分や道路沿いに土がでないように埋めた芝が日陰になってしまいました...

この時の太陽の角度が45度となっているので、2月下旬以前・10月中旬以降になると、土地の一部が日陰となってしまいます。

もちろん、朝方とか夕方は斜めから太陽の日が入りますので、昼間のみ日陰になるといった状況です。

ただ、1Fの窓に関しては日陰になっていないので、家の中への影響はほぼない状態です。

11月中旬〜1月中旬の間は建物1F部分も日陰になる

ではさらに時期を進めてみましょう。

下記写真は11月6日の午前9時に撮影した時の写真となります。

この時の太陽の角度ですが、午前9時ということもあり25度。

朝、日当たりが悪くなったなぁと思って外にでて確認してみたら、上記の通り1Fリビングの窓部分が完全に影で覆われてしまっていました。

ちなみに、下記は11月7日の午前11時30分に撮影した時の写真です。

この時の太陽の角度は38.85度。

家と家の間の隙間により、リビングの窓には日が当たっている状況ですが、土地部分をみると、幅にして10m程の日陰ができている状態で、mog家の土地の半分が日陰になってしまいました。

もちろん、朝方などは斜めから太陽の日が入るので、土地・庭部分に日は当たるのですが、上記の通り午前11時を過ぎると日没まで基本日陰になってしまう、そんな状態となりました。

ということで、11月中旬〜1月中旬という、冬至(2021年12月22日)を挟んだ前後1ヶ月の2ヶ月間は道路幅5m、それ以上の道幅であっても、上記の通り基本日陰になってしまいます。

TIPS:11月中旬〜1月中旬でも時間帯によってはリビングに良く日が入る

ちなみに余談ですが、夏場は太陽の角度があるので日陰にはなりませんが、窓から入ってくる日の光に関してはそんなに多いものではないです。

下記は先ほど掲載した写真「11月7日午前11時30分」でリビングの窓に光があたっている状態で、家の中を撮影したものになります。

めちゃくちゃ日の光が入ってきていますよね。

そう、太陽の角度が低いので、日が当たっていれば横向きに沢山日光が入ってくるんですよ。

夏場は日陰にはならないものの、太陽の角度が急なので、家の内部までは光が入ってこないんですよね。

なので、時間帯によっては、夏より冬の方が家の中が明るいという状況になります。

ちなみに、上記は2Fの窓部分の写真となります。

2Fは冬場でも一切日陰になりませんので、冬は太陽の光がよく入ってめちゃくちゃ部屋の中が明るくなりますよ。

結果:11月中旬〜1月中旬の2ヶ月間は1F部分が日陰に。それ以外は問題なし

ということで、今回は夏から冬前にかけての日当たりを写真付きでお見せしましたが、南の道路幅5mで家が日陰になる時期は1年を通して11月中旬〜1月中旬の2ヶ月間となります。

それ以外の10ヶ月に関しては、基本日陰にはならず日光が当たる形になります。

まぁ冬至の前後は仕方ないですね。先ほども記載しましたが、道路幅5mでも6mでも、1F部分は日陰になる時間帯は発生しそうですね。

最後に

今回は南側の道路幅5mある状態にて、家の日当たりはどんな感じなのか、実体験ベースで詳しくご紹介しました。

これから新築一戸建てを購入予定・土地の場所を検討しているという方は、本記事を参考にしてみて下さい。