子供向け自転車とっておき練習法。事前にストライダーでバランス感覚を習得

2017年9月25日

【 本記事のターゲット 】

  1. 子供が自転車に乗れるようになる方法をしりたい
  2. 出来るだけ短時間で自転車に乗れるようにしたい

4歳の娘が...念願の補助輪無し自転車デビューを果たしました!

結構苦労するかな...と若干内心では思っていたのですが、これから記載する方法で予めバッチリ事前対策をしていたので、補助輪あり→補助輪無しへ移行出来た練習時間は何とたったの10分。

すんなり自転車に乗れるようになりました。

実は過去息子の時も、大体15分くらいで自転車をマスターしました。その時の体験があったので、娘もすんなり補助輪無し自転車に乗ることが出来ましたよ。

どうやったらそんなに短期間で自転車に乗れるようになるのか、そのとっておきの方法をご紹介します。

子供にどうやって自転車を教えようか...また中々自転車に乗れないと悩んでいる方は、本記事を参考にしていただければと思います。

補助輪なし自転車に乗れる方法、ズバリ「ストライダー」バランス感覚を養う

とはいっても、何もせずに10分で自転車に乗れる訳がありません。実はまだ息子が2歳くらいの時、先輩ママさんからこんな話しを聞きました。

  • 小さい時からストライダーに乗っていたら自転車乗る時楽だよ〜

??これはどういう事なのか...

子供を自転車に乗せる練習って結構大変なイメージがあるのですが、こちらのママさん曰く、殆ど練習せずに乗れるようになったとの事。

という事で、その方法を下記に記載していきます。

ストライダーとはペダルやブレーキがない自転車

まずストライダーという乗り物ですが、小さい子供向けの自転車タイプ&ペダル無しの乗り物になります。

どうやって前に進むかですが、足で地面を蹴ってそのまま進んで行く感じですね。

で、mog家が購入したのがコストコで2歳児から利用出来るバランスバイク♪

下記Amazonや楽天でも購入可能です。大体5000円くらいでしょうか。

三輪車を買う代わりのイメージで購入してみました。

このストライダータイプの乗り物ですが、mogが小さい頃は誰も乗っていなかったですが、最近では結構な数の子供が乗っている光景を目にします。特に公園などでは多いですよね♪

玄関にちょっと立てかけるように置いていてもそんなに邪魔にならない大きさです。玄関が多少広かったら玄関にも置ける大きさですよ♪

元々は息子へのプレゼント。息子が2歳〜3歳の頃の写真が下記になります。ヘルメットを被って自分でどんどんこいで行きます。

サドルも高さ調節出来るので、大体4歳くらいまで乗れるような感じでしょうか。2年間くらいは利用出来るかと。

小さい時はペダルを中々漕ぐことが出来ないのですが、ストライダーであれば地面を足で蹴って進めるので、小さい子供でも自転車感覚で乗ることができるんですよ。

この体験が後々重要になってくるという訳です♪

ストライダーで足を地面につけずバランスが取れるようにする

このストライダーを2歳半くらいの子供に与えた後、特に何もしなくても恐らく勝手に習得するかと思うのですが...

ちょっとした坂を下るのが面白いらしく、ほっといても子供自身で進んで坂を下って行きます。そこそこのスピードを出しながら...

そうなると、今度は足を地面から離してそのままバランスを取りながら勝手に進んで行きます。

実際に娘が2歳10ヶ月の時のストライダー動画が残っていましたので、ちょっと見てみて下さい。(スマホ等で動画がうまく再生しない方は、ページ上部の「完全版を表示する」をタップして、再度見てみて下さい)

 

どうです?別に教えた訳じゃないですけど何だか既に自転車に乗れそうな感じがしますよね?

上記動画でまだ3才になっていない状況です。ここまでバランス感覚が養えていると、実際に自転車に乗る時にめちゃくちゃ練習が楽になります。

とはいえ、この時点(3歳未満)で自転車に乗れるのは流石に時期早々です。

まだペダルを漕ぐという事が分からない状態なので、3歳からはペダルを漕ぐ練習をさせます。

ストライダーに慣れたら、補助輪あり自転車を使ってペダルを漕ぐ練習をする

という事で、練習する為にペダルを漕ぐ乗り物を購入しないといけないのですが...

流石にこの時点で三輪車はもったいない&乗らなくなる可能性がありますよね。

14インチのいきなり自転車を購入、ペダルを漕ぐ練習を

という事で、mog家が購入したのがトイザらスなどで販売しているピープル社の「いきなり自転車」♪

こちらも同様にアマゾンや楽天で購入可能です。大体2万5千円くらいだったかな...

息子が3歳の誕生日?(もしかしたら違ったかも...汗)に購入した自転車になりますが、補助輪を付ければ三輪車のような感じで利用出来て、そのまま補助類を全て外せば自転車にもなる優れもの♪

実際に息子の場合だと3歳から全補助付きでこちらを利用、4歳で補助を取り外し、小学校1年生の途中までこちらを利用していました。

流石に小学生になったら小さいので18インチの自転車を新たに購入しましたが...

という事で、つい先日まで4歳の娘がおさがり自転車という事でこちらを活用していました。

まずはこのいきなり自転車を使って、ペダルを漕いで早く進めるように練習します。

上記写真が補助付きの最後の写真となりますが、走って行かないと全然追いつかないくらいのスピードまで出せるようになっていました。

補助輪を外す。ストライダーのバランス感覚とペダル漕ぎをマージして、自転車に乗ってみる

という事で、ストライダーでバランスを、いきなり自転車補助付きでペダル漕ぎを習得したら、自転車乗りにチャレンジです♪

恐らく3歳でも乗れたかと思うのですが、小さいとやはり危険なのであえて4歳になるまで教えるのを待ちました。

いきなり自転車の補助を全部外す

ではいきなり自転車の補助を全部外しましょう。娘もこの時点では全然怖がらずやる気満々です♪

まずは後ろのかじとり棒を外します。これは引っかかっているポチッとなっている所を押しながら引っ張るだけで外れます。簡単ですね。

次に補助輪を外します。

こちらは流石にスパナが必要です。両方の補助輪を一気に外します。

片方だけ外して練習するという方法もありますが、既に先ほど記載した通りバランスはストライダーで完璧習得済♪一気に両方外します。

で、4歳の娘を乗せてみます。ちゃんと足がつく&その場て停まれるようなサドルの高さにしておきましょう。

流石に初めて乗る時に足がつかないのはNGですよ。危なすぎますので...

まずストライダー感覚で乗れるよう、子供の背中を押して練習

流石にこのまま自転車を漕ぐのは出来ません。怖がります。何故か娘は最初一人でやろうとして「出来ない」と悟ったのか半泣きになってました...

チャレンジ精神があるのは良い事ですが、ちょっと順序が...苦笑

ストライダーを習得&ペダルを漕ぐ事も習得した後、子供が一番出来ない事って何だと思いますか?

これは大人でも一緒ですが、自転車をその場に停まって足をつかないという事は基本出来ないですよね。少しでも進んでいる必要がありますよね。子供も一緒です。

で、最初はとにかく加速が出来ません。加速が出来ない=自転車に乗れず転けてしまう=恐怖心が芽生えるという事に繋がります。

なのでスピードがあると転けないという事を教える必要があります。ここでストライダーを習得しているスキルが発揮♪息子の時も言いましたが、娘のときも同じ事を言いました。

  • 自転車持って押してあげるから足を地面につけずにパーってしてみて

そしてそのままストライダーみたいに足を離した状態で、背中をぐっと押してそのまま足をパーにしながらバランスを取って転けないように直線を進んでみます。

これはストライダーをやっていればそんなに難しくないはず。娘も喜んで「もう一回やって」と言ってきます。

何度か実施して恐怖心を完全に取り除きます。ここまで約5分♪

勢いを付けた状態でペダルを漕ぐ。数分で補助輪無し自転車に乗れた

で、完全に自転車でバランスが取れるようになったら、次にこう言います。

  • 最初は同じように押してあげるから、スピードがついている状態で自分でペダルを漕いでみて♪

もちろんちょっと怖がりますが、なるべく恐怖心を取り除く為に

  • 転けても痛くない芝か土の上
  • 転けないように勢いよく押しだす(怖いからといってスピードを落とすのは逆効果)
  • ペダルが直に漕げるように、足を予めペダルに乗せておく。

といった感じで準備しておきます。

もちろんペダル漕ぎも習得している状態なので、バランス&ペダル漕ぎが合わされば絶対に自転車に乗れるはず。

1回目はちょっと失敗したのですが、2回目...おぉ、ペダルを漕ぎながら転けずに進んでいるではないですか♪

という事でたった練習時間10分で自転車が乗れるようになりました。

この後最初の加速も自分で地面を蹴った後、ペダルを漕ぐ方法も直に習得♪

練習風景は必至過ぎて写真とれなかったのですが、下記が自転車乗れるようになった直後、兄弟で公園内の道路を自転車で練習する風景♪

上の子がしっかり下の子の状態と前が危なくないかどうかリードしてくれています。大きくなったもんだなぁ♪

ちなみに上の子は7歳でもうすぐ8歳。

4歳(実際には4歳と3ヶ月)の娘の自転車初乗り、めちゃくちゃ安定していますよね。結局練習では10分程度、そして一度も転ける事なくそのまま自転車に乗れてしまいました。

この後1時間程公園内の道路をぐるぐる回っていましたよ。乗れたのが嬉しかったんでしょう。

という事で、今回子供を自転車に乗せる方法として、ストライダーの活用術といきなり自転車のペダル漕ぎの重要性に関して説明させて頂きました。

ストライダーは本当に持っている方が多くなっているので、まずはおもちゃ感覚で2歳になったらプレゼントするのも良いかと思いますよ。

それが後々の自転車練習に繋がり、本番は殆ど練習しなくてもそのまま自転車に乗れるようになりますよ。