羽田空港には出発何分前に到着すべき?モノレールから搭乗口までの所要時間

2018年11月2日

【 本記事のターゲット 】

  1. 羽田空港で飛行機(JAL・国内線)を利用する予定がある
  2. 空港まではモノレールで移動する予定
  3. モノレールから飛行機搭乗口(飛行機に乗る直前)までどのくらい時間がかかるのか知りたい

関東に住んでいる方で出張や旅行に行く際、もしくは他エリアから東京ディズニーリゾート等へ旅行に来られる時など、羽田空港を利用する人は結構多いかと思います。

mog自身も現在東京江戸川区に住んでおり、仕事などの出張時・兵庫や岡山への帰省時に羽田空港のJALを利用する事が多く、最近はあまりにも利用しすぎていてあんまり事前準備などもしなくなったのですが...

初めて羽田空港を利用する時、

  • 飛行機ってどのくらい前に空港へ着いておけばいいんだろうか?
  • モノレールから空港 / 飛行機搭乗口までってどくらいの時間を見込んでおけばよいのか?

という事を心配したものです。

先日羽田空港のJAL国内線(羽田空港第1ビル)を利用する機会がありましたので、実際にモノレールの車両を降りてからJAL国内線の搭乗口まで歩いて移動した際の所要時間を計測してみました。

その時の状況を下記にてご紹介します。

モノレール降車後、羽田空港内に移動するまでの所要時間は1〜2分程度

羽田空港第1ビル到着後、目的地によって左から出るか右から出るかを判断

今回はJAL国内線で東京羽田空港→函館空港へ向かった時の状況を元にご紹介します。

JAL国内線の場合、モノレールで羽田空港第1ビルまで向かいます。

JRなら浜松町から、りんかい線なら天王洲アイル駅から来る事になるかと。

羽田空港第1ビルに到着したら、まず目的地がどこかによってモノレールの出口が変わってきます。

  • 北ウィング:北海道・東北・北陸・東海・近畿方面
  • 南ウィング:中国・四国・九州・沖縄

どちらに向かっても距離は同じなので、今回の目的地に合わせて出口方面を決めるようにしましょう。

エスカレーターで1つ上の階にあがる。すぐ改札、時間にして2分程度

今回は北海道なので、北口の出口から出る事に。

モノレールは地下2Fなので、まず地下1Fにある改札出口までエスカレーターを使ってあがります。

エスカレーターを降りると、すぐ目の前がモノレール改札出口になります。

改札自体は複数あるので、混雑・渋滞した事は過去一度もないですね。スムーズに出れると思います。

ここまでの経過時間は...1分。モノレールの改札を出るだけであればすぐとなります。

モノレール改札から出発保安検査場まで所要時間は2分。検査場混雑状況に注意

モノレール改札通過後、長いエスカレーターでB1から2Fまで上がる

モノレール改札通過後ですが、そこはすでに羽田空港のビルの中となっています。

今いる場所としては地下1Fになり、飛行機に乗るための保安検査場(手荷物検査)が2Fになります。

今回の場合はモノレールの改札を出たら北ウィング方面(右手)に向かいます。南ウィングの場合(左手)も同じ感じで2Fに続く長いエスカレーターがあります。

下記写真のような感じ、改札から真っ直ぐ進めば30秒程度。

エスカレーターに乗って2階分ゆっくり上がっていきます。

先ほどの時間と合わせて、改札出てから2分程度で出発エリアまで移動する事ができます。

エスカレーターを降りるとすぐに保安検査場あり

そしてすぐ目の前が保安検査場になります。下記がエスカレーターを降りて直ぐの光景です。

が、一番時間がかかるのはこの保安検査場の通過ですね。

今回はスマホのQRコード(iPhoneのWalletアプリを利用)を使った搭乗なので、手続き不要でそのまま直接保安検査場へ向かいます。

スマホなどを使わずチェックインする必要がある場合は、ここで数分+αで考えておいた方がよいかと。上記保安検査場の隣に数台設置されています。

最近みなさんもっぱらスマホなどのQRコードで通過しているので、チェックイン機を使う場合に並ぶ事は殆どないかと思います。

保安検査場は長い時で10分、早い時は1分で通過可能。搭乗15分前に通過する必要あり

保安検査場の通過ですが、手荷物内にパソコンやペットボトルのドリンクなどを入れている方は全てトレーに出して検査を受ける必要があります。

カバンを開けて中を出してという作業にも時間掛かりますし、通過時センサーにひっかかる人も多く、ポケットの中に何か入っている場合は再度やり直し...という事も多いですね。

(2024年更新:最近は鞄の中から物を取り出す必要なく、そのまま検査していただけるようになっています)

あと大きいサイズの荷物は手荷物として持ち込めないので、荷物として預ける必要があります。

こちら、混雑時は20人以上ならんでいる場合があります。よくあるのが修学旅行とか何かのツアーと被ってしまったりとか...

けどいくら混雑していても、だいたい10分あれば通過出来ると思います。

またこちらの検査場自体、搭乗の15分前に通過しておく必要がありますので、目安としては大体30分前には保安検査場に並んでおくと安心ですね。

最悪、一番端のレーンが優先レーン(搭乗時間が迫っている方のみ利用出来る)となっていますので、20分前くらいでもなんとかなるかと。

けど焦るとろくな事がないので、やはり30分前には並んでおきましょう。

保安検査場通過後から搭乗口までの所要時間は1分〜5分程度

利用する飛行機の搭乗口によって時間は左右される。

保安検査場を通過した後は搭乗口まで歩いて向かいます。

これは目的地によって変わって来るのですが...先ほどモノレール出口で北出口と南出口を選択したとおり、目的地方面の保安検査場を通過した場合は大体近い搭乗口になっているはずです。

今回の函館の場合は16番搭乗口となっていました。保安検査場通過後の目の前が15番搭乗口なので、歩いて100mくらいの距離でしたよ。1分もあれば到着出来る距離でした。

動くエスカレーター利用可能。一番遠いところで約700m歩く必要あり

ちなみに、保安検査場通過後は下記写真の通り動く歩道がいたるところに設置されています。

この上を歩けば早歩き程度のスピードは出せるため、比較的早く移動する事が可能です。

仮に離れている搭乗口でも、こちらを利用する事である程度時間の短縮は可能かと。

一番離れているところで大体700m...(これは明らかに逆の保安検査場から入った場合とかじゃないと無いとは思いますが...)、それでも5分あれば到着出来る距離です。

搭乗口前に到着したら、椅子が多数設置されているのでそちらに座って待機しておきましょう。

ちなみに、羽田空港では椅子の至る所に充電スポット(コンセントタイプとUSBタイプ)が設置されているので、手軽にスマホなどを充電する事が可能ですよ。

搭乗口によっては下記写真の通り飛行機を鑑賞する事も出来ますし...

マッサージチェアも設置されているので、リラックスして搭乗時間まで待つ事も可能です。

モノレール(羽田空港第1ビル)へは出発時間の40分前には着くように

今回の検証結果では下記の通り。

  • モノレール降車後、モノレール改札通過までにかかった時間:2分
  • モノレール改札通過後、保安検査場までにかかった時間:2分
  • 保安検査場通過に要した時間:5分
  • 保安検査場通過から搭乗口までの時間:1分

モノレール降車後、合計10分で飛行機搭乗口までたどり着く事が出来ました。

が、そもそもJALの搭乗に関する前提条件として

  • 保安検査場は出発時間15分前には通過する必要がある
  • 搭乗口には出発時間10分前に到着しておく必要がある

という決まりがあります。

あとモノレールが仮に少し遅れている場合、現地でトイレなどに行く時間なども想定し、mog個人的には40分前にはモノレールの「羽田空港第1ビル」に到着しておいた方が無難かと思います。

いつも大体下記のようなスケジュールでしょうか。

  • 40分前に羽田空港第1ビルへ到着
  • 保安検査場通過時は30分前
  • 搭乗口には25分前に到着、トイレやスマホの充電などリラックスタイム
  • 10分〜15分前に搭乗ゲートを通過

上記のような感じであれば、比較的焦らず余裕をもって飛行機に乗る事が可能ですね。

本当にギリギリ...という目安はモノレールの駅到着が出発20分前かと...けど20分前はかなり危険ですね。

保安検査場が15分前に通過となっているので、ちょっと遅れたり保安検査場が混雑していたら下手したら飛行機乗れない可能性もあります。

ということで、今回はモノレールを使って羽田空港まで向かった後、飛行機搭乗口までどのくらいの時間がかかるかを実体験を元にご紹介しました。

飛行機をあまり乗らない方は結構迷う部分でもありますし、時間に余裕がないと焦ってしまって余計にバタバタしてしまうもの。

所要時間がいまいち分からない方は本記事を参考に、時間に余裕を持った行動を心がけてみて下さい。