【 本記事のターゲット 】
- 新幹線を利用する予定がある
- 長時間快適に新幹線車内で快適に過ごす方法を知りたい
今回は新幹線に乗っている時に、出来るだけ快適に過ごす方法をご紹介します。
mog自身過去200回・300回近くは新幹線を利用しているかと...もちろん新幹線なので基本長距離移動となり、到着まで結構時間かかりますよね。
そうなってくると、その長時間を快適に過ごす事が出来るのか、苦痛で終わるのかで結構な差が出てくるかと...
そこで、今現在も実施している新幹線車内を快適に利用する方法に関して、実体験(東海道新幹線をベース)を元に詳しくご紹介します。
これから新幹線に乗る予定がある方、新幹線の利用頻度が上がってきた方などいらっしゃいましたら、ぜひ参考にしてみてください。
目次
新幹線で居心地よく快適に過ごす為の方法をご紹介
新幹線の座席は窓側「A席 or E席」を指定、電源利用可能・上着かける場所有り
まず何と言っても座席の位置、これだけで新幹線内が快適かどうかという部分が大幅に変わってきます。
東海道新幹線の場合ですが、のぞみやひかりの場合グリーン車を除けば3席シートと2席シートに分かれていて、窓側の席が「A席」「E席」となります。一人で乗る場合は確実に窓側の席を取るようにしましょう。
A席とE席の違いをまとめると下記のような感じ。
- A席:3人掛けシートの奥の窓側。太平洋側(南向き)なので、午前中などは日が差し込んできて眩しい...隣に座られる可能性が低くゆったり利用する事が出来る。
- E席:2人掛けシートの奥の窓側。北向きなので静岡県などで天候が良い日には富士山を眺める事が可能。隣が通路側の席になるので、座られる可能性大。
mog個人的には日が差してきても良いので、いつもA席を予約しています。あとTIPSとして、下記席もメリットになるのでよければ参考に。
- 進行方法向かって一番前の席:机が広く、広めのスペース。前の人が座席を倒してくる事がないので、足元に荷物をゆったり置ける。全ての席に電源が付属(前方壁に電源が設置)。目の前が壁なので圧迫感がある&人の出入りが多いので気になる。
- 進行方向向かって一番後ろの席:座席をMAX倒しても後ろに人がいないので気にしなくてOK。人の出入りが気になる。
さて、窓側の席ですが色々メリットがあるんですよね。という事で、新幹線の座席仕様をご紹介。
まずこちらは共通ですが、前の席に机と網が付いているので利用する事が可能です。
机に関してはドリンクが滑らないように少し窪みも付いています。
mogはよくこれでパソコンの作業をしたり、お弁当を食べたり...前家族で利用した時は、この上にスイッチを置いてローカル対戦で息子とぷよぷよ勝負したりしていました。
前の網ですが、伸縮性があるので下記の通りペットボトル程度なら伸ばして入れる事が可能ですよ。
そして...窓側のメリットとして電源が利用可能なんですよね。下記のような感じで、窓側の足元に電源コンセントが1つ設置されています。
パソコンなどで作業をしたり、iPhoneの充電をする時に便利♪
新幹線内でゲームをしたり音楽を聞いたり...電源がなくなってしまうと悲しい感じになってしまうので、長距離移動中の電源利用は個人的には必須ですね。普通に問題なくパソコンもスマホも充電する事が可能です。
2021年9月追記:最新の新幹線車両「N700S」であれば、全席に電源コンセントが付属しています。下記別記事にてご紹介しておりますので、気になる方はあわせて見てみて下さい。
あとは窓に設置されている棚、これも便利♪
例えば机の上にパソコンを出している時に、缶などの飲み物はちょっと置くスペースが足らない...そんな時には上記の通り、窓際にある棚にドリンクを置く事が可能です。
大きめの缶やペットボトルでも問題ないですし、いままで置いていて一度も倒れてきた事はありませんよ♪
若干気になるのが、先ほど記載した通りA席だと晴れている日は太陽光をもろに浴びる形になります。上記写真もドリンクが太陽に晒されていますよね...
一応上記の通り、窓に日よけが付いているので、こちらを下げて置く事である程度防ぐ事が可能です。
夏場だとちょっと暑いかな...と思ったりしますが、mog個人的にはこれで問題ないレベルです。
最後に、窓際の特典として上着をかけるスペースが壁に設置されています。
上記のような感じ、ここにコートなどの上着を掛けておきましょう。
といった感じで、窓際のA席やE席は他の席と違ってメリットがたくさんあります。
新幹線車内を快適に利用する為には、席どりも重要になってきますので、出来るだけA席とE席を狙って指定席を取るようにしましょう。
席に座る前に確実にトイレに行っておこう。席から出れなくなる可能性有り
窓際に座るのは色々メリットを受けれて良いのですが...唯一といって良いデメリットがあります。
それは...例えばA席に座っていて、途中にB席&C席に人が座ると出づらい...という部分です。
よくあるのが途中トイレに行きたいという状況。mog自身仕事帰りにビールを飲んだり、先ほど写真にも写っていますが、レッドブルやモンスターエナジーといったエナジードリンクを好んで飲みます。
アルコールやカフェインはトイレが近くなりますよね...そんな時に、いざ通路側に出ようと思ったらB席の人もC席の人も机全開&爆睡...なんていう状況に過去何度か遭遇しています。
さすがに起こしづらいですよね...駅ホームで降りる際はもちろん起こして通してもらいますが...
という事で、なるべく新幹線車内でトイレに行かなくて済むように、A席やE席に乗る前にトイレに行っておきましょう。窓際の席で篭る為にも結構重要です。
座席周りに荷物は置かない。なるべく上の棚に入れる。席は多少倒すくらいは全然OK。
あと急いで乗車して...とりあえず足元にキャリーバッグ等を置いて我慢するという人を見かけますが...出来るだけ足元は何もない状況にしておきましょう。
長距離移動だと、途中で足を伸ばしたくなったり、足元に何かあると結構気になってリラックスできないので...
という事で、新幹線車内の場合は上にある棚へ出来るだけ荷物を置いて、足元周りのスペースを確保する事も重要です。
そこそこの大きめのキャリーバッグも乗せれます。B席やC席、D席の場合は上着などもこちらに置いてしまいましょう。
A席やE席の場合だと一度上に乗せてしまうと取り出すのが困難な為...新幹線乗車前に、席で利用するパソコンや電源、イヤホン・耳栓など(もちろん貴重品も)は手元に持った状態で乗車し、席に座る前にささっと上の棚に荷物を預けてしまいましょう。
これだけでも快適さは全然違いますよ♪
あとは席に着いたらリクライニングを利用しましょう。飛行機でリクライニングをする人はほとんどいないのですが、新幹線の席って背もたれが結構垂直になっているので...
mogが知る限りほとんどの人がリクライニングを利用しています。
ちょっと前「リクライニングをMAX倒しても良いのかダメなのか...」みたいなニュースがありましたよね。リクライニングを倒してはダメというルールはないので、気持ち倒す程度であれば全然OKですよ。
MAX倒すのは...ちょっとmogでも遠慮してしまいますね。MAX倒したい・けど後ろの人が気になるという方は、進行方向向かって一番最後方の席を予約しましょう。
後ろに人いないので、気軽にMAXリクライニングを利用する事ができますよ。
新幹線内でインターネット利用可能。無料WiFi or テザリング通信状況など
あと新幹線内で快適に過ごす為に結構重要なのがインターネット。
もちろん爆睡する...という人には関係ないかも知れませんが、例えばスマホやタブレット、もしくはスイッチなどでインターネット対戦をして時間を潰したいと考える人も結構多いです。mog自身もそうですので...
ちなみに東海道新幹線「のぞみ」の場合、下記の通り車内で無料WiFiが利用可能です。
が、2019年2月現在全ての車両はまだ対応していません。
下記東海道新幹線の公式Twitterにて、どの車両がWiFiに対応しているのか日々更新されているので、気になる方はこちらを参照してみてください。
で、実際にmog自身一度このWiFiを試してみた事があるのですが...
上記記事にまとめていますが、主要駅周辺であれば使えるのですが、300kmで走行中&都会から離れた場所の場合、現時点ではちょっと使い物にならないくらい通信速度が遅いです...
こちらはおそらく今後改善されるのかな...と思いたいですね。
結局途中あまりにも通信ができない状況が続いたので...iPhoneのテザリングに切り替えて利用しました。
ちなみにスマホなどのキャリア回線(ドコモとかau、ソフトバンク)は東京〜大阪間であれば基本問題なく電波は入りましたよ♪
よく将棋ウォーズという将棋オンライン対戦を利用するのですが、ちょっと反応が遅い時はありますが問題なくオンライン対戦は可能でした。
さすがにリアルオンライン対戦(例えばスイッチのスプラトゥーンやスマブラ)は厳しいかと...
予め飲み物は買っておこう。少し多めくらいがちょうど良い。
ちょっと前後しますが...新幹線内では車内販売もされている時がありますが、混雑時は回ってこなかったり自分の欲しい商品がない場合もあります。
という事で、事前にペットボトルや飲み物関連は購入しておきましょう。
結構あるのが、新幹線内で飲み物が切れてしまったとか、買うのを忘れていたとか...新幹線内でちょっと喉に違和感が...少し水を飲みたいとなった時に手元に水などがないと結構辛いですよ。
mog自身はビールを購入する時も合わせて水のペットボトルを購入しています。
ちょっと多めに購入しておく...くらいがちょうど良い気もしています。新幹線内で飲み物が無くなってしまうよりはマシですからね。
イヤホン・耳栓は必須。新幹線車内では色んな音・話し声が気になるもの
新幹線車内は会話禁止...ではないですよね。もちろん旅行などで楽しく友達同士と会話するのも良いでしょう。
が、仕事帰りなどで静かに過ごしたい...という人は結構多いです。会話などが気になって眠れずイライラする...なんてこともよくありますよね。
けど会話禁止となっていない・静かにしないといけないという決まりは無いので...この部分は自分の持ち物でカバーして快適な環境を作りましょう。
まず、間違いなく持参した方がよいのがイヤホンです。まぁ先ほどのゲームでも音を聴く際に新幹線内で音を出すのは流石にNG...に近い気がするので、イヤホンでゲーム音楽などは聞きましょう。
また、音楽などを聴く際もイヤホンをつけてリクライニングでくつろぐだけでも快適に利用できます。そして、新幹線の音や周りの会話も基本気にならないのでオススメです。
あとはがっつり音を遮断して眠りたい...という方は耳栓を持参しましょう。
mogがよく利用している耳栓が下記「MOLDEX CAMO PLUGS」です。ものすごく性能&使い勝手&コスト面で満足しています♪
こちらのMOLDEX CAMO PLUGSですが、アメリカ合衆国環境保護庁で規定されている遮音性能NRRという物があるのですが、耳栓ではトップクラスの遮音性能であるNRR33といった遮音性能になります。
NRRは数値が高いほど高性能であることを現し、現在の所耳栓の中ではNRR33がトップクラスの数値です。 この33という数値ですが例えば90dB(デシベル)の騒音の中で使った場合
- 90dB - 33dB = 57dB
と57dB程度にまでその音量を抑えてくれるという意味になります。
ちなみに新幹線車内の場合、70dbの音レベルと言われています。耳栓をつける事で40db以下に抑える事が出来るんですよね。
- 70dB:声が大きい、テレビ中音、新幹線内など...
- 40dB:小雨の音、コオロギの遠音、換気扇など...
新幹線内の騒がしい音が小雨やコオロギの音レベルになり、耳も痛くならない耳栓なので結構快適に眠る事ができます。
が、寝すぎには注意しましょう。新幹線で寝過ごすとえらい目にあいますので...苦笑。
アイマスクで光も遮断。快適な睡眠環境を整えよう
あとA席の窓際にいると太陽光が若干明るすぎる...暗いところじゃないと寝れないという方も多いかと。
そんな時は下記使い捨ての「めぐリズム蒸気でホットアイマスク」がオススメ。
目の周りを暖かくしてくれて、なおかつ光を遮断してくれるので、先ほどの耳栓やイヤホンと一緒に利用すると効果抜群ですよ♪気がつけば寝ている事もしばしば...♪
ちょっと気をつけないといけないのが、アイマスクと耳栓を併用すると本当にがっつり寝てしまうので...
先ほど記載した新幹線の寝過ごしもそうですが、貴重品などの盗難には十分気をつけましょう。
あとアイマスクは無香料を選ぶのがポイント。
良い香りがする他商品もたくさんあるのですが...隣に人が座っている状態で匂いを発するのはちょっと気が引けますよね...
という事で、mog自身は無香料のホットアイマスクを愛用しています。
ということで、今回は新幹線車内で快適に過ごす方法を色々ご紹介しました。
座席はどこが良いのか、乗る前に買い物とトイレを済ませておくなど...あとはリクライニングや充電ポイント、イヤホン・耳栓などなど...ここまで準備していれば基本新幹線車内は快適に利用出来ますよ。
新幹線内でゆっくりくつろぎたい・快適に過ごしたいという方は本記事を参考にしてみてください。