晴れが多い月は何月?過去10年分の天気データを調査・分析した結果をご紹介

2019年3月7日

【 本記事のターゲット 】

  1. 1年間のうちで晴れが多い月は何月?
  2. 関東エリアの天気の傾向を知りたい。晴れだけじゃなく、雨の情報も知りたい。

今回は1年を通して、主に関東・東京エリアにて晴れが多い月は何月なのか、雨が多い月は何月なのか?といった部分をご紹介します。

春が来ると、個人的にはアウトドア関連が解放されたような気分になって、色々やってみたい事が沢山出てきます。

既に3月下旬にオートキャンプ、そしてGWにはコテージなども予約しており、そこからさらに夏にかけて色んなアクティビティを家族にてチャレンジしていきたい所...

そんな中、最近もっぱら雨の日が多い...

キャンプやBBQ、山や川、プールや海など、色んなアウトドア計画を立てる上で一番の天敵が「雨」なんですよね。

こればっかりは仕方がないのですが...出来れば晴れて欲しい所。曇りでも妥協してOK。

で、ふと思いました。

あんまり調べた事なかったけど、そもそも1年のうちで一番晴れが多い月って何月なんだろうか?

あと雨が多い月、さらに曇りが多くても雨があんまり降らない月など...

これが分かれば、ある程度晴れが多い月や雨が降らない月にアウトドアの計画を立てれますよね。

もちろんそれでも雨が降る事はありますが...確率は多少なりともあがるはず。

という事で、関東エリア・主に東京周辺になりますが、1年のうちで晴れ・曇り・雨が多い月を独自調査してみました。

完全に当ブログの独自調査なので、結構曖昧な部分もありますが...参考情報としてアウトドアやキャンプなどの計画に活用して頂ければ幸いです。

過去10年間の天気より、晴れ・曇り・雨の日数を徹底調査

参考にしたのは「goo天気予報」の東京過去10年分(3652日分)

他のサイトなどで、過去最も晴れが多い月や雨が多い月...など紹介されていないのかなと思い、色々検索してみたのですが...

ある程度纏めているサイトはあったのですが、どうもしっくりこない...というか、個人的に分かりにくい...

もっとぱっと見で晴れが多い月とか分かるような統計情報ないのかな...と探していたのですが、どうしても見つけれなかったので、こうなったら自分で作ってしまえ!という事で、早速製作に取りかかる事にしました。

今回、天気の参考とさせて頂いたのは天気予報サイトでも有名な「goo天気予報」になります。このサイトでは、過去数十年遡って、特定地域の過去の天気を参照する事が出来るんですよ。

という事で、早速関東...うーん、範囲が広すぎて絞れないな。

仕方が無い、東京に設定して2009年1月〜2018年12月全日程の過去10年間分の天気を調査する事にしました。

...めちゃくちゃ数多いじゃん(汗)

9時、12時、15時の天気から多い天気を正として算出

goo天気予報の過去天気ですが、下記の通り1日のうち「9時」「12時」「15時」の3種類の時間帯の天気が掲載されていました。下記のような感じ。

この状態...どうやって1日の天気を判別するべきか、色々考えたのですが...

シンプルに数が多い天気を正として、その日の天気とする事にしました。

例えば上記に掲載している天気ですが、左側は「晴れ・曇り・曇り」なのでこの日は「曇り」、右側は「雨・曇り・晴れ」で全部の天気があるので「曇り」といった感じです。

これで、10年間分・3652日全日程を「晴れ」「曇り」「雨」と3種類に分類してみました...めちゃくちゃ時間かかりました。

エクセルを画面横において3652日の3つの時間帯の天気から判別し、全情報をエクセルに転記...2時間はかかりましたね...汗。

という事で、早速ご紹介していきます。折角調査して見たので、是非参考にしてみて下さいね。

過去10年間で最も晴れが多い月は1月、晴れが少ないのは6月

12月・1月辺りが最も晴れる。夏場であれば8月がベスト

さて、一番気になる情報としてはやはり「晴れの日」が多い月は何月なのか...という事ですよね。

何となくイメージで梅雨前の5月とか夏真っ盛りの8月というイメージを描いている人が多いかと思いますが...

関東・東京周辺にて、晴れが多い月ベスト5は下記の通りとなります。

  • 1位:1月
  • 2位:12月
  • 3位:2月
  • 4位:11月
  • 5位:3月

...おいおい、全然参考にならないじゃん...全部冬じゃんと思った方多いかと。

いや、これ本当にそうなんですよね。どうしても温かい季節は雨が多くなるもので、特に関東・東京の場合は寒い季節&乾燥している季節が最も晴れが多いです。

冬場のキャンプも良いですよ♪空気が澄んでいて星が本当に綺麗♪

...と話がそれましたね。夏場であれば、やはり晴れが多いのは「8月」になります。次いで「5月」ですね。

過去10年間分の月ごと晴れの割合を公開

下記に東京周辺の晴れの日10年間分の全データを表にして公開します。スマホなどで画面が途切れてしまう方は、画面を横向きにして見てみてください。

10年間の日数10年間の晴れの日数晴れの割合(%)
1月310日225日73%
2月282日149日53%
3月310日146日47%
4月300日134日45%
5月310日122日39%
6月300日68日23%
7月310日101日33%
8月310日124日40%
9月300日111日37%
10月310日127日41%
11月300日151日50%
12月310日201日65%

先ほどのルールから、3つの時間帯で2つ以上晴れマークになっている日数をカウントした結果です。なので、ほぼ晴れの日になるかと。

冬場は大体60%前後が晴れに対して、夏場は30%〜40%あたりですね。夏場で一番晴れが多い8月でも、大体10日に4日しか晴れないという計算になります。

6月&7月はやはり梅雨の影響で晴れの日数が少ないですね。9月も台風の影響でしょうか、比較的数値は少なくなっています。

過去10年間で最も曇りが多い月は6月、少ないのは1月

梅雨の影響で6月が最も曇りの日数が多い。夏場7月・8月も曇りが多め

次に曇りです。まぁあんまり曇りが多い月は興味ないかも知れませんが...折角数値を算出したので掲載させて頂きます(苦笑)。

曇りが多い月ベスト5は下記の通りとなります。

  • 1位:6月
  • 2位:7月
  • 3位:8月
  • 4位:9月
  • 5位:5月

...夏シーズンドンピシャですね。そうなのか、夏場はやはり晴れないのか...となってしまいますよね。

下記に詳細記載しますが、6月は圧倒的数値で1位ですね。やはり梅雨の影響です。7月も梅雨の影響を受けて堂々の2位にランクイン。

過去10年間分の月ごと曇りの割合を公開

下記に曇りの日全データを表にして公開します。同じくスマホなどで画面が途切れてしまう方は、画面を横向きにして見てみてください。

10年間の日数10年間の曇りの日数曇りの割合(%)
1月310日64日20%
2月282日93日33%
3月310日117日38%
4月300日125日41%
5月310日147日48%
6月300日180日60%
7月310日172日55%
8月310日163日53%
9月300日147日49%
10月310日133日43%
11月300日117日39%
12月310日86日28%

6月にかけて曇りの日数が上がっていき、過ぎると徐々に下がっていくといった傾向です。分かりやすいですね。

やはり12月・1月と寒い時期&晴れが多い月は曇り自体も少ないです。

一応曇りの場合、雨が1ヶ所含まれていて2ヶ所曇りマークでも曇りとしています。

なので、一過性の雨・通り雨などがあった日程も含まれているので、人によってはこれは雨じゃないか...という日も含まれている事はご了承下さい。

過去10年間で最も雨が多い月は6月、少ないのは1月、8月、12月

梅雨の影響で6月が最も雨の日数が多い。次に多いのは台風シーズンの9月・10月

さて、こちらも気になる雨が多い月は何月か?という事ですが、下記が雨が多い月ベスト5になります。4位が3つあります。

  • 1位:6月
  • 2位:10月
  • 3位:3月
  • 4位:2月
  • 4位:4月
  • 4位:9月

6月は梅雨なので当然ですね。次に多いのが10月、これは台風が影響しているんじゃないかと推測します。

あと以外と多かったのが2月3月4月...春先は雨が降りやすいんですね。

過去10年間分の月ごと雨の割合を公開

下記に雨の日全データを表にして公開します。同じくスマホなどで画面が途切れてしまう方は、画面を横向きにして見てみてください。

10年間の日数10年間の雨の日数雨の割合(%)
1月310日21日7%
2月282日40日14%
3月310日47日15%
4月300日41日14%
5月310日41日13%
6月300日52日17%
7月310日37日12%
8月310日23日7%
9月300日42日14%
10月310日50日16%
11月300日32日11%
12月310日23日7%

夏場だけで考えると、8月が圧倒的に雨が降らないですね。同じくらいの割合で、12月と1月も雨が降らない月となっています。

雨が降らない月、晴れ+曇りの割合で算出したベスト5を紹介。

こちらも参考情報ですが...

曇りでも良いのでとにかく雨が降りにくい月が知りたいという方向けに、晴れ+曇りを合算した割合=雨が降らない割合を算出したベスト5を下記に抽出しました。

  • 1位:1月(晴れ73% + 曇り20% = 93%の日程で雨が降らない)
  • 1位:8月(晴れ40% + 曇り53% = 93%の日程で雨が降らない)
  • 1位:12月(晴れ65% + 曇り28% = 93%の日程で雨が降らない)
  • 4位:11月(晴れ50% + 曇り39% = 89%の日程で雨が降らない)
  • 5位:7月(晴れ33% + 曇り55% = 88%の日程で雨が降らない)

曇りの場合、通り雨や一過性の雨などは含まれるので、場合によっては地面などはビショビショになる日程はあるかも知れませんが...

それ以外は曇りか晴れという形で考えると、同率1位で「1月」「8月」「12月」に予定を組めば、雨が降る確率を減らす事が出来るかと。

次いで4月、7月ですね。

ちなみにワースト3は「6月」「10月」「3月」になります。梅雨シーズンと台風シーズンはやはり避けた方が無難です。

ということで、今回は関東・東京の過去10年間の天気データを元に、晴れが多い月や雨が多い月などを算出してみました。

元データ...せっかくなので無料公開します♪良ければどうぞ。下記にてPDFファイルを置いてますので、もし使いたいという方はご自由に使って頂いて構いません。殴り書きデータなので、表にもなっていませんが....汗

天気10年間抽出データ

どうしても晴れの日・雨が降らない日に予定を組みたいという方、絶対という事はないですが確率を上げる事は出来ると思いますので、良ければ本記事とデータを活用してみて下さい。