キャンプ場サイトの広さはどのくらい必要?テント・タープ設置可能な広さは?

2020年10月8日

【 本記事のターゲット 】

  1. キャンプに行きたい、キャンプ場サイトを予約したい
  2. テントとタープ、それぞれ1式ずつ設置したい
  3. サイトの広さはどのくらいの大きさを予約すれば良いのか。目安・お勧めを知っておきたい

今回はキャンプをする際、テントとタープそれぞれ1式ずつ設置したい場合の最低限のサイトの広さ・おすすめの広さなどを実体験ベースでご紹介します。

mog家は年に3回〜4回、家族でキャンプ場に訪問してキャンプを楽しんでいます。

なので、2ヶ月前くらいからキャンプ場を予約する事が多いのですが、その際にいつも気にしているのが「サイトの広さ」なんですよね。

ファミリーキャンパーだと、大体が

  • テント(4人〜6人用)
  • タープ

をそれぞれ1式ずつ持参する事が多いんじゃないでしょうか。

もちろん、ツールームテントなどタープ不要といった場合もあると思いますが...

その場合、大体どのくらいのサイトの広さをチョイスすれば良いのか、テント・タープ1式を設置出来る最低限の広さってどのくらいなのか気になるという方も多いかと。

という事で、実際にmog家が利用したキャンプ場サイトの情報を元に、どのくらいの広さならテント・タープ1式余裕を持って設営出来るのか、写真付きで詳しくご紹介します。

キャンプ場を予約する際、テントサイトの広さで迷われているという方は、本記事を参考にしてみて下さい。

サイト内にテント・タープを各1式設営したい。キャンプサイトの広さはどのくらい必要か?

4〜6人用ドームテント&4人用タープを1式ずつ設置する場合で考える

今回テントサイトの広さを解説する際の、ベースとなるテント・タープをご紹介します。

mog家が既に5年以上愛用しているテントとタープが下記となります。

まずテントですが...購入したのは10年以上も前、サウスフィールドの6人用ドームテント になります。

6人用&入り口部分が屋根になっている仕様のものとなり、このタイプのテントは多く販売されていて、こちらのタイプを利用しているファミリーキャンパーの方も多いんじゃないかと。

Amazonなどでもたくさん販売されています。

次にタープ。最近はツールームテントなどでタープを使わない人も多いですが、ドーム型テントの場合は大抵ヘキサタープを用意している人が多いかと。

mog家の場合、下記4人用「BDK-25」のヘキサタープを利用しています。

テントは4〜5人用が多いかもしれませんが、大体ファミリーキャンパーの方であれば、このセットが多いですよね。

という事で、上記テント・タープをそれぞれ1式ずつ問題なく張れる広さは何㎡必要なのか...

今までmog家が利用してきたテントサイトの広さを元に、それぞれ写真付きで解説していきます。

50㎡の場合、車スペース無しでテント・タープがギリギリ設置可能

まずはテントサイトが50㎡の広さの場合。

先日、たまたま50㎡のオートキャンプサイトへ訪問してきたので、その時の写真を元に解説します。

まず、50㎡のキャンプサイト、中々見かける事はないかな...mog自身、過去一番狭かったのが50㎡のキャンプサイトとなります。

大きさは下記のような感じ。

右側の木で囲まれている正方形の箇所が50㎡ですね。

今回事前に調べていて良かったのですが、こちらのサイトは車の駐車スペースは別で設けられていて、テント・タープ専用エリアで50㎡という事でした。

オートサイトの場合、この車のスペースが含まれるかどうかで大きく違うので、こちらは事前に確認しておくようにしましょう。

さて、この50㎡に先ほどの6人用ドームテントと4人用タープを設置してみた感じが下記。

本当にギリギリ...サイトの形も正方形+サイト内に障害物が一切なかったので、なんとか設置する事が出来ました。

まずテント、横から撮影してみた感じが下記。

前の屋根部分を支える紐・ペグがサイトの外に出かかっています。50㎡で正方形サイトなので、大体長さは7mといった所でしょうか。

次にタープ...

いや、無理。完全に紐とペグがサイト外に出てしまっています。

こちらのサイトはお隣が隣接していなかったので、少々はみ出しても問題はなかった(現地スタッフ確認済)のですが...

隣接しているサイトだとアウトですよね。お隣のスペース内に入ってしまうので...

気をつけなければいけないのがタープの紐&ペグになります。見てわかる通り、グイッと引き伸ばして紐で引っ張る形になるので...

紐とペグがかなり外に出てしまいます。これはヘキサタープだと仕方がないのですが...タープの大きさ・テントの大きさだけ見てサイトの広さを選択すると、痛い目にあいますよ。

しっかり紐とペグのスペース分まで考えて、テントサイトの広さを選ぶようにしましょう。

という事で、50㎡の場合、

  • 車スペース別:ぎりぎりテント・タープ1式が設置出来るかも...紐とペグがはみ出す可能性あり
  • 車スペース込み:テントのみ設置可能、タープ設置は不可

といった感じです。

もしサイトが隣接している場合、このサイズはお勧め出来ないですね...トラブルの元になる気がします。

70㎡の場合、車スペースありでテント・タープがギリギリ設置可能

次にご紹介するのが70㎡のオートキャンプサイトになります。

下記のような感じで、コンクリートで区切られているオートサイトを利用した時の状況を元に解説します。

このサイトは横に長い長方形の形をしている&車スペース込みで70㎡のサイトとなります。

こちらのスペースに、先ほどのテント・タープを設置して、車を駐車してみた感じが下記。

うーん、、、厳しい。かなり厳しい。

分かりますでしょうか。タープの右側、ロープが伸ばせていないのが...

タープを縦にすると通路に紐とペグが出てしまうのでNG。タープを横にして設置すると、車スペースに紐とペグが...

なんとか紐の長さを調整して、テントの屋根も畳んだ状態で設置したのが上記写真となります。

という事で、テントサイトの広さが70㎡の場合、

  • 車スペース別:テント・タープそれぞれ1式設置可能
  • 車スペース込み:頑張ればテント・タープ1式ずつ設置可能だが、満足に設置出来ない可能性大

となります。

駐車場別であれば、先ほどの50㎡と比べても余裕だと思うのですが...

駐車場込みの場合、写真のようにタープの紐を妥協・テントの一部スペースを潰さないといけなくなる可能性があります。

100㎡の場合、車スペースありで余裕をもってテント・タープ設置可能

3つ目ですが、100㎡のオートキャンプサイトになります。

下記のような感じで、森に囲まれているサイトを例にご紹介。

上記写真だとちょっと見えていないですが、右側の水色の車の奥に長い木の丸太で仕切りがされています。

あとは木が生えていない部分がまるっとサイトとなり、これで大体100㎡の広さ(駐車スペース込み)となります。

形としては縦長になるのですが、このスペースにテントとタープを設置してみた感じが下記。

うーん、かなり余裕♪

ゆったりした感じで、テントもタープも設置する事が可能です。

テントもちょっと見にくいかもですが、屋根をしっかり張った状態になっていますし、タープもピンと張れていますよね。

空いているスペースにはハンモックを設置したりと、100㎡あれば駐車スペースをサイト内に設けたとしても、かなりゆったりとした使い方が可能です。

ちなみに、別のサイトでも100㎡のオートサイトを利用した時の写真があったので、下記に併せてご紹介。

こちらのサイトは横長だったのですが、写真には写っていないですが左手前に車を停めていて、それでいてもずいぶん余裕を持ってテント&タープ1式設置する事が出来ていますよね。

という事で、テントサイトの広さが100㎡の場合、

  • 車スペース別:テント・タープそれぞれ1式は余裕で設置可能。他、ハンモックや大型タープなども設置可能
  • 車スペース込み:テント・タープそれぞれ1式は余裕で設置可能。他、ハンモックなどの設置スペースも余裕

となります。

テント・タープを各1式利用する場合、サイトの広さは80㎡以上がお勧め

以上の結果から、個人的にはドーム型テントとヘキサタープを1式ずつ持参する場合、テントサイトの広さは

  • 80㎡以上

をお勧めします。もちろん、サイトの形や障害物によっては一概には言えませんが...

できれば100㎡欲しい所ですが、基本サイトの広さが80㎡あれば、車をとめた上でテント&タープを設置するスペースは問題なくあるかと。

70㎡〜80㎡の間になると、ちょっと無理して設置する感じになってしまいます。

70㎡未満になってくると、駐車スペース別なら話は別ですが...駐車スペース込みだとシンプルにテント設営のみにした方が良いです。ヘキサタープの設営は難しいんじゃないかな...

ということで、今回はキャンプ場を利用する際、テントとタープ各1式設置する場合のテントサイトのオススメの広さをご紹介しました。

もちろんテントの大きさやタープの種類によっても違ってきますが、やはりキャンプをするなら広いサイトが良いですよね。

キャンプ場の予約を取る時、サイトの広さで悩んでいるという方は、本記事を参考にしてみて下さい。