芝生のコケ対策。芝の間に生えた苔を枯らす・除去する方法。キレダーを活用

2023年6月8日

【 本記事のターゲット 】

  1. 芝生を育てているが、苔(コケ)が生えて困っている
  2. 芝生の間に生えている苔(コケ)を枯らす・除去する方法を知りたい

今回は芝生の間に生える苔(コケ)対策に関してご紹介します。

2年前に念願の一戸建てを購入、庭もあるので芝を頑張って育てているのですが...

土の水はけがあまりよくないせいか、芝を育てている土の所々に苔(コケ)が生えてくるようになりました。

最初のうちは手やスコップを使って除去していたのですが...2年経過した現在、もう手では追いつかないくらい苔(コケ)が多く生えてしまっていて...

何か薬品の力を使って、芝はできるだけ傷つけずに苔(コケ)だけを枯らすことは出来ないか...

同じような悩みを持っている人もいると思うので、実際にmog自身が実践した芝生の苔(コケ)対策をご紹介します。

芝生の苔(コケ)で困っているという方は、本記事を参考にしてみて下さい。

ちなみに芝の冬越し・自然に広がる期間など、下記別記事にてご紹介しておりますので、気になる項目あればあわせて見てみて下さい。

芝生(姫高麗芝)の苔(コケ)対策にはキレダーが便利。芝を傷つけず苔だけ枯らす

芝生を育てていると、芝の隙間・土に苔(コケ)が多く生えてきた

先ほども記載した通り念願の一戸建てを購入し、庭に芝を植えて2年ほど育てていたのですが...

上記、わかりますでしょうか。所々苔(コケ)が生えてきているんですよね。

拡大してみると上記のような感じ。

芝の間に緑色のコケが多数生えているのがわかるかと。

水はけが悪かったせいか、地面の下にもうっすら緑色のコケが一面に広がっていて、数が多くてスコップ等では除去が間に合わない状況に...

日本芝・西洋芝用の苔除草剤「キレダー」を購入

市販の芝用の除草剤などを購入してしばらく対応していたのですが、どうにも効果が薄い...

もっと強力な芝に使える苔の除草剤はないのか色々調べていた所、下記商品を発見。

上記、キレダーというコケ・藻の除草剤になります。

アマゾンや楽天で2000円ちょっとで購入可能。mog自身が購入したのは、上記写真の通り50gの袋が2つ入っている商品になります。

裏面に適応作物名が記載されているのですが、一番上に「日本芝(こうらいしば)」、次に「西洋芝(ベントグラス)」と記載されている通り、芝生に使える苔の除草剤になるんです。

一戸建ての庭程度の広さであれば1箱(1袋)で十分の量

ということで、こちらを早速使ってみることに。

そもそも一箱で足りるのかな...と思っていたのですが...

こちらの商品は2袋入っていて、1袋使うと上記の通り2.5Lの薬剤液を作ることが可能です。

実際に先ほど写真でお見せした庭の芝生全体に散布してみたのですが...

1Lも使わずかなり余ってしまった形になるので、一般家庭の庭程度の広さであれば1箱・1袋あれば十分だと思います。

実際に薬剤液の作り方ですが、mog自身は上記の通り不要な2Lのペットボトルを用意しました。

キレダーの袋を1つあけて、上記オレンジ色の粉をペットボトルの中に入れます。

これが結構入れにくく、そして服などに付くと色が付いてしまうくらいの強力な薬剤なので...

上記のような感じで、不要な用紙を準備して、ペットボトルの中にこぼれないように入れる工夫をしましょう。

最初mog自身も直接袋からペットボトルに入れようとしたのですが、結構こぼしてしまったので...上記のような形が良いかと。

粉を入れたら、ペットボトルの中に水を入れてしっかり振ってシャッフルします。

すると、上記のようなオレンジ色の薬剤の液が完成します。説明には2.5Lとなっていましたが、今回面倒だったので上記の通り1袋と水2Lを使って薬剤を作ってみました。

なかなか毒々しい色ですよね。mog自身も靴にちょっとかかってしまったのですが、この色付くと中々取れにくいので...

こちらを使う際は、汚れても良い服装・靴に着替えてから実施するようにしましょう。

じょうろではなく噴射器・霧吹きスプレー等を使うべし

さて、2Lのペットボトルに薬剤を作ったのはいいのですが、、、

最初これをじょうろに入れて散布しようかと思ったのですが、じょうろに薬剤が付くのも嫌でしたし、じょうろで散布するとすぐに無くなってしまいそうだったので...

100円均一ショップなどで販売している霧吹きスプレーの先端を使って、ペットボトルの先端に取り付けます。

ダイソーやセリアなどで霧吹きヘッドなどが販売されていますので、よければ同じように試してみて下さい。

霧吹きスプレーで苔に直接噴射。細かい所は土全体が濡れるように

この2Lのペットボトルに取り付けた霧吹きヘッドを使って、苔が生えている部分を直接吹きかけます。

地面に広く薄く広がっている苔部分は全体が薬剤で濡れるように満遍なく散布してみました。

オレンジ色が強いので、散布後は地面がオレンジ色に変色します。上記、散布した部分わかりますでしょうか?ちょっとオレンジに変色していますよね。

実際に上記が散布し終わったあとの状態。地面の所々がオレンジ色になっています。

芝の葉も薬剤がかかった部分はオレンジ色になりますが、今回は芝にも結構ガッツリかかるような感じで散布してみました。

芝が枯れるのではと心配にはなりましたが...それ以上にコケがすごかったので。

薬剤はこの広さで500ml使ったかどうか...ですね。霧吹きを使うとかなり量を節約することが出来ますよ。結局1Lのみ使って1L分(ペットボトル半分)は余ってしまいました...

地面や芝にオレンジ色が付くが雨を繰り返すと自然と元の色に戻る

キレダーの薬剤を散布後、晴れ・雨などを繰り返しながら2週間が経過しました。

芝生や苔の状態はどうなったのか...

上記が散布2週間後の芝の状態です。芝も基本枯れずに元気に育っています。

地面に残っていたオレンジ色も大分薄くなってきて、通常通りの色に戻ったような気がします。

散布直後はちょっと色がついて心配になりますが...自然と分解されて元の色に戻りますよ。

2週間経過すれば苔(コケ)は完全に枯れる。芝のダメージも最小限

では苔(コケ)の状態はどうなったのか...

上記散布前は緑色のコケだったのですが、見事に茶色く枯れているのが分かるかと思います。

芝生の間のコケも上記の通り。ちょっと見にくいかもですが、緑色だった芝生の間のコケも枯れています。

芝生の葉っぱにかかった薬剤のオレンジはそのままですが...まぁ芝の葉は伸びてくるのでそのまま放置していれば元に戻ります。

上記も別の場所にあった芝生の間のコケです。完全に茶色へ変色していました。

という感じで、このキレダーの薬剤を使って散布すると、芝生は基本痛めずに苔(コケ)のみを狙い撃ちして枯らすことが可能です。

今まで手やスコップで除去したり、市販の芝用の除草剤を購入して頑張っていたのに...もっと早くこの薬剤に辿り着いていれば...と思う今日この頃(苦笑)

最後に

今回は芝生の間に生える苔(コケ)対策に関してご紹介しました。

キレダーを使えば、芝を痛めることなく苔を枯らす・除去することが可能です。

芝の苔対策に苦労しているという方は、本記事を参考にしてみて下さい。