【 本記事のターゲット 】
- 海に遊びに行きたい。海水浴をしたい
- 東京都内で出来る所を探している
今回は東京都内で唯一海水浴、海に入って遊ぶ事が出来る「葛西海浜公園」の海水浴をご紹介します。
葛西海浜公園は葛西臨海公園の海側にある「西なぎさ」部分になります。
夏場は海水浴を楽しむ事が出来ますし、それ以外の季節でも海を肌に感じたり、無料でバーベキューも出来てしまう知る人ぞ知る隠れスポットになっていますよ♪
今回は2017年の葛西海浜公園の海水浴の状況を現地にいって確認してきましたので、写真付きで海水浴の状況なその他の設備に関しても詳しくご紹介していきたいと思います。
東京都内で海水浴を楽しみたい、東京から行ける近場の海水浴場を探しているという方は、本記事を参考にしてみて下さい。
目次
葛西海浜公園の場所
場所ですが、電車だとJR京葉線の「葛西臨海公園」下車後、ひたすら南に10分くらい歩くと到着します。
車の場合も葛西臨海公園の駐車場にとめてそのまま南に向かって歩いて行きます。
葛西海浜公園まで車で直接行く事は出来ません。基本歩いて向かう形なので少々距離は有るかと..大きめのクーラーボックスやタープなどを運ぶという事であれば台車が有った方がいいかと思います。
西なぎさでBBQ を楽しんでいる方は良く台車・カートで運んでいる姿をよく見ますよ♪
葛西海浜公園までの道のり
葛西臨海公園をひたすら南へ進む
先ほども記載しましたが、葛西臨海公園をひたすら南に進みます。
目印は白い大きな橋に向かって歩いて行きます。
目印は大きな橋(駐輪場有り)
東京江戸川区に住んでいたり、その周辺から自転車で来られるという方も多いかと思います。
まずは白い橋を目指して南に進んで行くのですが...この白い橋は自転車で入る事もNGとなっています。
この橋の手前に上記のような自転車をとめるスペースがありますので、こちらで自転車をとめて荷物をおろし、歩いて橋を渡って行く形になります。
ちなみに後ほど遊泳時間もご紹介しますが、橋自体渡れる(利用出来る)のが
- AM 9:00 〜 PM 5:00
の間になりますので、あんまり遅い時間に行くとそもそも橋が渡れない...何て事にならないよう早めに来るようにしましょう。
橋を渡りきると葛西海浜公園、目の前に東京湾が広がる♪
橋を渡りきると、下記のような島が見えてくるかと思います。
こちらが「西なぎさ」と呼ばれる島で、葛西海浜公園そのものになります。
手前はブロック石に囲まれているので、どちらかというと釣りをしている人が多いです。
奥の芝生の手前にタープがいくつか張られていますが、このあたりが都内では珍しい無料のBBQ広場になります。
奥の芝生広場ではよくプロ級の凧揚げを練習されているグループがいらっしゃいます。
そして写真では写っていないですが、南側・写真でいうと奥側が砂浜となっており海水浴が出来るエリアとなります。
葛西海浜公園で海水浴を楽しむ
東京都内で唯一海水浴が出来る場所
東京湾ってなんだか汚いイメージ皆さん持っていませんか?mog自身もそう思っていました。都会から流れ出るあらゆる不純物が混ざって要るんじゃないかと...
もちろんその通りで、東京都内では約50年間海水浴が禁止されていました。
戦後から経済発展を遂げるにつれて、東京湾内の水質がどんどん悪化していき、気がつけば都内で海水浴が出来る場所は無くなってしまいました...
そんな中、東京湾海水浴場復活プロジェクトという事で、かつての自然豊かな東京湾を再生する活動が発足し、カキ等の水質浄化生物を活用した「葛西海浜公園西なぎさ水質浄化実験」を実施することで西なぎさ周辺の水質が改善され、結果「遊泳禁止」から「許可なき遊泳は禁止する」と規制が変更となりました。
そして最近では毎年この時期になると遊泳が許可されて海水浴を楽しむ事が出来る様になってきました。
数年前の当初は「顔付け禁止」などの条件もありましたが、2017年度は顔付けもOKで普通に泳いでいる人もいらっしゃいましたよ♪
海開きをしている期間は?
葛西海浜公園の公式HPに記載されている内容をみると、2017年度の情報となりますが、下記開催日程・時間となっていましたよ。
・開催日時 : 平成29年7月17日(月・祝)~8月20日(日)の毎日 各日とも10時~16時
2016年度も大体同じような期間だったので、恐らく毎年この期間で海水浴が楽しめるんじゃないかなと思っています。
遊泳可能区間は?
西なぎさで遊泳出来る区間は決まっており、下記「遊泳ゾーン」において海水浴を楽しむ事が出来るようになっています。
東京湾には毒針をもっている「アカエイ」がいるそうなのですが、そちらの対策も万全で「アカエイ侵入防止ネット」というのが張られています。
とはいえ、看板にはアカエイが遊泳ゾーンに入ってくる事もあるとの事。もしアカエイが近くにいたら触らずに離れるようにしましょう。
遊泳時間は?10時〜16時の間で楽しもう
遊泳時間は先ほども記載しましたが10時〜16時となっています。
特に受付等はなくそのまま遊泳ゾーンで遊ぶ事が可能です。
西なぎさ自体は9時から入れるので、早めに行って場所取りを...と思うかもしれませんが、今回8月上旬の土曜日に現地行きましたが全然スペースあるので場所取りの心配は不要かと思います。
余談ですが、ライフセイバーの方もいらっしゃるので安心ですね。
日陰はある?サンンシェードは必須!持って行った方がいいものリスト
西なぎさは大きなテントが2つ設置されている以外は影がありません。
それも大きなテントには足の洗い場が併設されていて半分以上使えないので、下の写真のように大体3組くらいしかテント内にレジャーシートを敷くことが出来ません。
それ以外は基本海辺の砂浜に場所を取っています。
晴れていると直射日光をもろにあびてしまう事になりますので、必ずサンシェードを持って行くようにしましょう。
トイレ有り
西なぎさにはトイレが一ヶ所設置されていました。これがないとトイレの度に橋を渡って葛西臨海公園へ戻らないと行けないので重要なトイレ設備ですね♪
更衣室&シャワー(有料)
公式HPには有料で更衣室とシャワーが提供されていると記載されていたので、現地で諸々さがしてみたのですが..
下記シャワー室は発見出来たのですが、更衣室が発見出来ず...シャワー室と併設なのかな...多分。
男女別に入り口が分かれていました。
こちら有料という事でしたが、値段が記載されておらず...以前は一回につき100円発生した模様です。係の人が椅子に座っていますので、利用する際は声をかけてみましょう。
更衣室ですが、有料が嫌だという方は予め水着&上着を着てくるか、もしくはトイレ内を利用してもいい気がします。
コインロッカー(有料)
シャワー室の隣に設置されていたのがコインロッカー。やはり家族で海に来た時、貴重品をサンシェード内に置いておくのは危険ですよね。
そんな時はこちらのコインロッカーに貴重品を入れておきましょう。
料金は1回200円になります。紛失すると2,000円取られますので無くさないように注意しましょう。
通常の洗い場(無料)
先ほど有料のシャワーをご紹介しましたが、無料の洗い場(主に足など)も設置されています。
西なぎさに左右大きなテントが設営されていますが、それぞれ半分が上記写真のように洗い場になっています。1つのテントに4ヶ所、合計8ヶ所あります。
水道から直接というワケではなく、ちゃんとホースも付いているので全身水で流す事も出来ます。体についた泥水や海水を流すという事であればこちらで十分です。
店は無し、自販機のみ
西なぎさ・葛西海浜公園には基本店はありません。本当になにもありません...
もし何か購入したいという事であれば、一旦先ほど渡った白い橋を再度歩いて葛西臨海公園内に向かいましょう。
唯一あるものとして、西なぎさ中央部分に自販機が設置されていました。
もし持ってきたクーラーボックス内のドリンクが足らなくなったという場合は自販機を利用しましょう。もし売り切れてても葛西臨海公園内に自販機は結構な数ありますのでそんなに困らないかと...
ということで、今回は東京都内で唯一海水浴が出来る場所として、葛西臨海公園内にある葛西海浜公園&西なぎさの海水浴場をご紹介しました。
東京江戸川区の南の方に住んでいる方であれば自転車で行ける距離なので、もしこの夏一度も海水浴行っていないなという方いらっしゃいましたら一度葛西海浜公園の海水浴場へ行ってみてはいかがでしょうか。