【 本記事のターゲット 】
- 車を保有している
- タイヤの側面を縁石などでこすった
- タイヤ側面のゴム部分がささくれ・剥がれた
今回は車のタイヤ側面の剥がれ・ささくれに関して、修理対応可能か・タイヤ交換が必要なのかどうかという部分を実体験ベースでご紹介します。
mog自身、ホンダのFITを10年以上愛用しており、最近タイヤがすり減ってきていたのでタイヤ交換を実施しました。
タイヤ交換後、1年程度快適に車を利用していたのですが...先日タイヤの空気圧を入れている時に気が付いたのですが、あれ?タイヤ1本だけ、側面のゴム部分が何だかめくれている...
全く心当たりないのですが、恐らく知らないうちに縁石などにこすったりして、どうもタイヤ側面をぶつけてしまっていたようです。
ぱっとみた感じ、ゴム部分が剥がれているだけでタイヤの中までは届いてなさそう...けど、このまま走行していても大丈夫なのかどうか?色々心配になってきたので、その時の体験談をご紹介してみます。
結論からいうと、今も修理せずにそのまま問題なく走行出来ていますが...
あくまでもタイヤの年数や破損状況などによって交換が必要になるケースは多々あるかと思いますので、本記事は参考程度に見ていただき、タイヤ交換の必要・不要の判断は自己責任でお願いいたします。
目次
タイヤ側面は修理不可、不安に思ったらまず点検。空気圧は必ずチェック
タイヤ交換1年後という事でタイヤ自体は比較的新しい状態
まずmog家のFITですが、先ほども記載した通り前回車検時にタイヤが結構すり減ってきているという指摘を受けた&5年以上タイヤを交換していなかったので、1年前に新品のタイヤに交換致しました。
上記、ちょっと見にくいかもしれませんが、新品に近い状態なのでひび割れなどは一切ありませんし、タイヤのゴム部分もほぼすり減っていない状態となります。
タイヤ側面のゴムが剥がれている...完全にとれている訳ではないが...
が...よくよくタイヤを見てみると、何だか一箇所タイヤ側面が剥がれている?破損しているような状況に...
上記、その部分を写真撮影したものです。見にくいので拡大してみると...
上記の通り、手で持ち上げないと分からないような状態ですが、ベロンとタイヤ側面のゴム部分が剥がれてしまっている状態。
完全に剥がれているわけではないですが、損傷している事は間違いないですね...mog自身まったく心当たりないのですが、もしかしたら運転中にどこかの縁石などでこすった・ぶつけたのかなぁと。
素人目線でパッと見た感じ、タイヤ内部までは届いていない・問題ないんじゃないかと思うくらい。
剥がれた部分の深さはだいたい1mm〜2mmくらいですかね...
パンク・バーストの危険性ありという事で、ガソリンスタンドへ点検依頼
気にしないでおこうとは思っても、色々不安になるもの...
という事でネット上で調べてみると、タイヤ側面は底部分と違って厚さが薄く、そのまま放置しておくとかなり危険...といった書き込みが多くされていました。
そして、殆どの方の意見としては「タイヤ交換が必須」と書かれていたので、流石にこのまま放置しておくのはまずいな...
高速道路も走るし、高速乗る前に一度タイヤの点検をしてもらおうという事で、近くのガソリンスタンドへ持ち込みする事に。
タイヤに関しては素人目線で判断するのは危険だと思うので、不安に思ったらタイヤ点検を必ず実施しましょう。
表面ゴムのみ損傷・カーカスまで届いていない。修理不可だが走行可能
さて、いつもお世話になっているガソリンスタンドのスタッフに事情を説明し、タイヤの点検を実施してもらいます。
結果、どうなったかというと...
- タイヤの劣化は見られない、ひび割れもない
- 側面の剥がれている部分はゴムの表面部分のみ、内部・カーカス部分までは全く届いていない
- 側面の膨らみも見られない
- 側面の修理は不可。但し、この程度の剥がれであれば、現状そのまま走行しても支障はない
という内容になりました。
あと、タイヤの底は修理可能という事ですが、タイヤ側面は修理する事は出来ないとはっきり言われました。
まぁ側面が修理できないという事はネット上でも色々記載されていたので、想定内といえば想定内でした。
バーストで一番多い原因は空気圧の低下。不安に思ったら即タイヤ点検を
という事で、プロの目から見て問題ないというお墨付きをとりあえずいただけたので、タイヤの交換はせずにそのまま経過観察する事に。
ただし、こればっかりは傷の状態や深さによっても全然違ってくるので、不安に思ったら自分では判断せず、即タイヤの点検を依頼しましょう。
個人的には高速道路のバーストが一番怖かったので、とりあえず他のタイヤも点検依頼する事に...すると、他のタイヤになるのですが、なんとネジが一本刺さっていて、まさかのパンクしているという状態に(汗)
思わぬ収穫、点検しておいて良かった。パンクしていたタイヤのみ、異常に空気圧が減っていたので...
ちなみにタイヤのバーストで一番多い原因は「空気圧の低下」です。
タイヤの空気圧が低下した状態で高速道路などを走行すると、タイヤがたわむスタンディングウェーブ現象が発生します。タイヤが熱を持ち始め、タイヤ内部で形状を保持するための補強材が損傷してバーストが発生します。
あとはタイヤの劣化・ひび割れもバーストの原因となります。
という事で、速攻でパンクを修理してもらい、全てのタイヤで空気圧をチェック・補充!
これで、とりあえず高速道路のバーストの危険性を下げる事が出来たかな...
ちなみに、ガソリンスタンドはもちろんですが、セルフのガソリンスタンドでも空気圧のチェックはしてもらえる事が多いので、高速道路を走る前は空気圧チェックを怠らないようにしましょう。
実際に空気圧チェックを全くしていない人も多いですし、タイヤがひび割れた状態で走行し続けている人も多いので...
さて、結果パンクの修理(別タイヤ)と空気圧の補充を実施したあと、岡山〜東京間を高速で移動したり、そのあと一般道を普通に走っていますが...
現時点ではまったく問題なく走行出来ていますし、タイヤの状態も良好です。
※追記:上記記事より1年半経過しましたが、先ほど写真でお見せした側面ささくれ状態で現在でも問題なく走行出来ています。車検も問題なく通過しました。
ということで、今回は車のタイヤ側面の剥がれ・ささくれに関して、実際に点検に出してみた時の状況と、その後高速道路や一般道を走行した時の状態をご紹介しました。
結果、現時点では全く問題はないのですが、タイヤ側面部分は衝撃に弱い&厚さもない部分になりますので...
傷がついたりささくれが発生した場合は、個人で判断せずタイヤの点検依頼を実施しましょう。