【 本記事のターゲット 】
- 名古屋に行く予定がある
- 名古屋名物ひつまぶしを食べて見たい
みなさん名古屋名物と聞けば何を思い浮かべますか?
「味噌カツ」「味噌煮込みうどん」「きしめん」「ういろう」「名古屋コーチン」「台湾ラーメン&まぜそば」「あんかけスパ」...などなど。
そう、名古屋名物ってものすごく多いんですよね。mog自身2年近く名古屋に住んで居たことがあるのですが、知り合いが名古屋にきた時にご飯を案内する時困ったことがほとんどありません。
名物が食べれたということで知り合いの方々も満足して帰っていきます。
そんな沢山あって美味しい名古屋名物ですが、本日は「ひつまぶし」の食べ方や超有名店であるあつた蓬莱軒の現地レポートをご紹介します。
目次
ひつまぶしとは?うなぎの蒲焼を用いた日本料理
出典:あつた蓬莱軒
ひつまぶしの概要
ひつまぶしとはうなぎの蒲焼を用いた日本料理となります。こちら目当てで海外から来られる方も多いです。
名古屋名物として知られていますが、実は起源ははっきりしておらず、三重県津市が発祥という説や名古屋市発祥という説もあります。
どちらにしても東海地方になりますが、一般的なイメージとしては名古屋名物と思い浮かべる方が多いかと。
後ほど詳しく記載しますが、ひつまぶしには3つの食べ方があります。
最初はそのまま、2膳目は薬味をかけて、3膳目はダシをかけてお茶漬けのようにして食べるといった一度に3つの味を楽しむことが出来るようになっています。
「ひつまぶし」はあつた蓬莱軒の登録商標
ひつまぶしですが名古屋市内だけでもかなりの店の数があります。その中でもよく耳にするのが「蓬莱軒(ほうらいけん)」という店の名前ではないでしょうか?
おそらく名古屋のひつまぶしといえば、一番最初にこの店の名前が上がることが多いかと思います。明治6年創業、140年もの歴史があるようです。
ひらがな5文字での「ひつまぶし」という表記もあつた蓬莱軒の登録商標になっています。
が、ひつまぶしという言葉自体が一般的な料理名の一つということで、他店舗でも利用してもいいということになっているようです。
あつた蓬莱軒松坂屋店訪問、平日夜混雑状況・メニュー価格をご紹介
出典:あつた蓬莱軒
少し前置きが長くなってきましたが、2017年6月に名古屋出張へ行った際、夕食に蓬莱軒のひつまぶしを食べようということで、今回宿をとった近くの矢場町にある「あつた蓬莱軒 松坂屋店」に行ってきました。
場所
場所は地下鉄矢場町駅下車後、出口を出た先にある松坂屋南館の10Fにあります。特に迷うことはなかったですね。松坂屋南館のエレベーターがなかなか来なかったくらい...
ちなみにTIPSですが、あつた蓬莱軒松坂屋店の隣は「矢場とん」になるので、味噌カツを食べたい方も松坂屋10Fへどうぞ。矢場町は諸々便利ですね。
待ち時間・混雑状況は?
平日は11時から14時30分と16時30分から20時30分、休日は11時から20時30分までとなっています。
ラストオーダーが少々早いので、早めに店に行かないと閉まってしまうのでご注意を。
蓬莱軒は別店舗でも休日の12時過ぎに行ったことがあるのですが、その時はなんと1時間以上の待ちとなっていました...
今回訪問したのは週明け月曜日の平日18時10分、ラストオーダーが20時30分ということを考えると、ちょっと出遅れたかな...と思っていたのですが...
あれ?誰も待っている人がいない...一応2組だけ外で待っていましたがすんなり入ることが出来ました。しかし、店の中に案内されるとほぼ満席状態でした。
ちなみに食べ終わったのが19時20分くらいだったのですが、その頃は外に15組みくらいの待ち列が出来ていました。
店の中はだいたい20組くらいの席数だったので、おそらく30分待ちくらいかなと思います。
並ばず入りたいということであれば、18時前に店に行くようにしましょう。
店に入れるのは全員揃ってから
ちなみに今回4人で行ったのですが、一人後から遅れるということで先に店舗内に入っておこうと思って先に3人で行ったのですが、全員揃ってからじゃないと店の中には入れないとのこと。
なので現地訪問する際は全員のスケジュールを合わせてから訪れるようにしましょう。
ひつまぶしのメニュー・価格
次にメニューですが、おそらくほとんどの人はこちらを注文するかと
- ひつまぶし:3,600円(税込)
このほかにも一半ひつまぶし(5,100円)といったご飯も鰻も両方大盛りといったメニューが用意されていたり、上記写真にも映っていますがうなぎ丼のメニューも用意されていました。
一番安いもの(一品料理は覗く)でうなぎ丼の並、それでも2,400円しますので、やはり蓬莱軒は毎日いけるものではないですね。
名古屋出張とかで今日はちょっと贅沢したい&お酒ではなく鰻を食べたいといった時にくる感じでしょうか。
今回は4人全員ひつまぶし(3,600円)を注文することに。
ひつまぶしの内容
蓬莱軒のひつまぶしは注文して10分ほどで運ばれてきます。鰻を焼くので少々時間がかかる模様。
上記写真が一式運ばれてきます。ひつまぶしの内容としては下記となります。
- お櫃(ご飯の上に鰻の身が切り分けられている状態)
- 茶碗(空、1膳として取り分ける茶碗)
- 出汁(ひつまぶしにかけるだし)
- 薬味(ネギ・わさび・刻み海苔)
- 吸い物
- 漬物
そして机の上には山椒が備え付けられていました。蓋を開けた写真がこちら。
どうです?美味しそうですよね♪
ひつまぶしの食べ方をご紹介。3種類・4パターンで楽しむ、順番を解説
さて、問題のひつまぶしの食べ方。
初めて食べるという方は覚えておきましょう。慣れてくるといきなり薬味やだしをかけて食べてしまう人もいますが...せっかくなので鰻自体の味も味わって見ましょう。
基本的に3種類の食べ方になるのですが、蓬莱軒は4パターン記載していました。
まずはお櫃をあけてしゃもじでひつまぶし自体を四等分に分け目を入れます。
分け目を入れれたら、四等分のうちの一つを茶碗にしゃもじで移します。
四等分なので茶碗に入れるのは全部で4回、それぞれで違う食べ方を楽しみます。ではまず一膳目。
一膳目
こちらは特にすることはありません。茶碗に乗せたひつまぶしをそのままいただきます。
一膳目は鰻本来の味を楽しみます。薬味やだしなどは一切利用しません。
二膳目
二膳目はお好みの薬味を好きな分量掛けて食べます。机の上においている山椒も掛けてもOKです。
わさびが結構合うので嫌いじゃなければ一緒にどうぞ。
三膳目
三膳目は先ほどの薬味+だしを掛けて食べます。
だしの掛け方ですが、基本お好みで大丈夫ですが、イメージはお茶漬けでしょうか。そんなにタプタプに掛けている人はあまり見かけないですね。
ちょうど浸る・もしくはその手前くらいがいいんじゃないでしょうか。
四膳目
最後の四膳目は今まで試した3パターンの中で一番好きな食べ方で自由にいただくという形になります。
みなさんのお好みはどれでしょう?ちなみにmogは薬味もだしも掛けて食べるのが好きなので、四膳目も三膳目と同じ形でいただきましたよ。
ということで、今回は名古屋名物ひつまぶし、あつた蓬莱軒のお店とメニュー、ひつまぶしの食べ方などを諸々ご紹介しました。
もし名古屋に行かれる方、一度混んでいないタイミングを見計らって名古屋名物ひつまぶしを食べてみてはいかがでしょうか。