【 本記事のターゲット 】
- スマートフォンの充電・バッテリーがすぐ無くなる
- 充電切れ対策にモバイルバッテリーの購入を検討している
この前嫁さんがママさん友達との会話の中で、下記のような事があったという話しを聞きました。
- その手に持っている箱型の機器って何に使うの?
6人くらいで集まっていて、嫁さん以外誰もその機器が何なのか分からないという状況。
で、その機器って言うのが下記。
mogが良く利用するモバイルバッテリーです。多分探せば家に6個程ある気がする...
購入したり、イベントの景品で当たったりと気が付けば手持ちに沢山ある状態になっていた&嫁さんがよくスマホのバッテリーが無くなるというので、嫁さんに1個渡して使ってもらっていました。
mog自身が初めてスマートフォンを持ったのがかれこれ8年前ほど...当時はAndroid 2.2、Android auというキャッチコピーで各社からAndroidスマホが販売され出した頃。
当時もガラケーと比べてバッテリー消耗がとてつもなく激しかったので、常にモバイルバッテリーを持ち歩いていましたね。
最近iPhoneの電池の持ちがかなり良いので、旅行やキャンプに行く時くらいしかモバイルバッテリーを持ち歩かなくなりましたが...
嫁さんの会話を聞いていると、結構モバイルバッテリー自体を知らない人もまだまだ多い&そもそも知る機会がない人も多いのかなと。
個人的には今更?という感じも若干しますが...
mogが知っている知識&家にあるモバイルバッテリーを元に、まだモバイルバッテリーを持っていない方&スマホ充電切れという悩みを持っている方向けに、どういったモバイルバッテリーを選べば良いのかといった選定基準や、モバイルバッテリーの利用方法・利用手順などをご紹介します。
目次
モバイルバッテリーの種類・仕様、選定方法をご紹介
各社から様々なモバイルバッテリーが販売されている
まずmog家にあったモバイルバッテリー(探しきれなかったので他にもあるはず...)を机の上に並べてみました。
とりあえずパッと出て来たのが上記4種類、下二つは同じメーカー(ELECOM)の色違いバッテリーですね。
モバイルバッテリーは上記のようにELECOMだったりバッファロー・アイオーデータ、最近だとAnkerとか色んなメーカーが提供しています。家電量販店に行けば沢山売ってますし、Amazonとかでも沢山販売されていますよ。
上記のように大きさや性能などもいろいろ違うので、初めて購入する方はどれを買っていいのか分からないという状態になるかと...
ちなみに価格も性能によって様々ですが、数千円で購入出来る物がほとんどです。
モバイルバッテリーの選定基準は何mAhなのかをチェックする事
じゃあ何でもいいか...と単純に安いものを購入すると、もしかしたら思った通りの性能を発揮してくれなくて買い直し...という事にもなるかもしれません。
ズバリ、一番チェックしておくべき項目は「何mAh搭載しているか」というところがポイントです。
下記モバイルバッテリーの場合だと「5000mAh」と記載されていますよね。
スマートフォンにも当然バッテリーが搭載されていますよね。そこでメインのスマホの容量を一度確認してみましょう。
- iPhone X :2716mAh
- iPhone 8 :1821mAh
- iPhone 8 Plus :2691mAh
- iPhone 7 :1960mAh
- Galaxy S9 :3000mAh
- XPERIA XZ2 :3060mAh
iPhoneとAndroidのメイン所のバッテリーを見てみると、大体2000mAh〜3000mAhの間となっています。
ちなみにタブレットだと下記、
- iPad mini 4 :5124mAh
- iPad(第5世代) : 8827mAh
さらにさらに...ニンテンドースイッチだと下記
- ニンテンドースイッチ : 4310mAh
という事で、それぞれモバイルとして利用出来る機器には全てバッテリーが搭載されていて、機器によってバッテリーの容量も様々です。
で、この容量を充電したいとなった場合、最低でもこちらの数字以上のモバイルバッテリーを購入しないと、電池が完全放電した状態からMAXまでモバイルバッテリーで充電出来ないという事になります。
もちろん、完全にこの数字分充電出来るという分けではないです。様々なロスだったり、モバイルバッテリーも充電を繰り返しているとスマホ同様にバッテリー劣化が進みますので...
ちょっと細かい数字の話しになりましたが、スマートフォンを1回のみ完全充電したい場合は目安としては2000mAh〜3000mAh、2回完全充電したい場合は5000mAh〜6000mAhを選択するようにしましょう。
ちなみにmogの実体験ですが、2000mAhのモバイルバッテリーが先ほど紹介した写真の小さいスティック型のものになりますが、こちらを使ってiPhone 6sを完全充電する事は出来なかったです。
それも途中から充電の勢いが無くなって全く充電されず...80%程度充電した所でモバイルバッテリー側が力尽きました。
なので個人的には5000mAh以上の商品を選定した方がいいかと思います。
上記で紹介しているELECOMの5000mAhモバイルバッテリーでスマホをフル充電出来なかった事がないので...こちらを使って、いつもキャンプや旅行時にiPhoneを2回フル充電出来てますよ♪
大きさ・重さ・搭載ポートも利用用途によっては要チェック
あと購入する際のチェックポイントとしては、大きさ・重さなどでしょうか。
当然バッテリー容量のmAhが大きくなると、バッテリー自体が大きくなるという事にも繋がります。
そうなるとモバイルバッテリー自体が大きかったり重かったり...折角のスマホなのに何だかカバン内に圧迫感が有るとか、重たいといった事にも繋がります。
ちなみに先ほど紹介したELECOMの5000mAhモバイルバッテリーを計りに乗せた所、重さは132mgでした。出来ればスマホ程度の大きさ・重さに抑えておきたいですよね。大きさもスマホよりちょっと小さいくらいの大きさです。
搭載ポートも選定基準としては見ておくべき項目かと。この後INポートとOUTポートを紹介しますが、スマホなどの機器をOUTポート経由で充電する事になるのですが、こちらのOUTポートが2つ搭載されているモバイルバッテリーなども存在します。
mogが一番最初に購入したのはバッファロー製の5000mAhのOUTポート(USBポート)が2つ搭載されたモバイルバッテリーでした。
OUTポートが二つあると、スマホを2台一度に充電出来たり、スマホとタブレットといった組み合わせて複数台纏めて充電する事が可能といったメリットもあります。
もし複数台機器を持っていて纏めて充電したいという方は搭載ポート(特にOUT側)を見ておくようにしましょう。
モバイルバッテリーを使ってスマホを充電する方法・手順を紹介
INポート(Micro USB)からモバイルバッテリー自体を充電しよう
ではここからはモバイルバッテリーを使った事がない方向けに、写真付きで出来るだけ分かりやすく使い方・利用手順をご紹介したいと思います。
まず先ほど紹介した流れで、自分にあったモバイルバッテリーを選定して購入します。
そしてモバイルバッテリーが手元に届いたら、まずはモバイルバッテリー自体を充電しておきましょう。充電する方法はスマホと同じです。
大抵のモバイルバッテリーの場合、下記写真のように「INポート」と「OUTポート」が搭載されています。
モバイルバッテリー自体を充電する場合は「INポート」にMicroUSB - USB ケーブルを接続して、USBの先にはいつもスマホなどで利用しているアダプタを接続して電源コンセントにさしておきましょう。
MicroUSB - USB ケーブルを持っていない...という方もいらっしゃるかと。大抵のモバイルバッテリーにはこちらのケーブル自体同梱されている場合が多いです。一応購入前に付属品はチェックしておくようにしましょう。
mogの感覚的にはケーブルは付属しているけどアダプタは付いていないといった商品が殆どです。
充電時間ですが、mAhの容量や各商品によって違いはあると思いますが、大体2時間〜3時間くらいでフル充電可能です。
OUTポート(USBポート)にスマホを接続するだけで充電開始
モバイルバッテリー自体の充電が完了したら、INポートからケーブルを外してスマホが充電されるかどうか実際に試してみましょう。
スマホをモバイルバッテリー経由で充電する場合、今度は「OUTポート」にケーブルを接続します。
上記写真の通り、OUTポートは通常のUSBポートである事が殆どです。逆に先ほど紹介した通り、INポートはほとんどがMicro USBポートです。
OUTポート・USBポートに普段スマートフォンの充電で利用しているケーブルを接続してみましょう。
製品によっては、これだけで充電が開始されるものもあります。
上記ELECOM製のバッテリーは側面に電源ボタンがあり、長押しする事で給電が開始されます。
こちらは製品によって違うので、USBケーブルを接続しただけで充電が始まらない...といった場合は、そもそもモバイルバッテリー自体充電されているかどうかと側面等にボタンがないかチェックしてみましょう。
モバイルバッテリーの充電が完了したか、残りの容量はいくらか確認は出来る?
ここで気になる点が一つ、恐らく下記のように疑問に思う方もいらっしゃるかと。
- モバイルバッテリーって充電が完了したかどうか分かるのか?
- モバイルバッテリーの残量ってわかるのかどうか?
これは実際に製品によって様々です。中にはまったく残量等が分からないものもあります。電池と一緒ですね...苦笑。
mog家が最近使っているELECOM製のバッテリーだと、下記のように側面の電源ボタンを押すとランプで残量が分かるようになっています。
MAXで4つ点灯するのですが、上記のように3つだと4分の3なんだなという事が分かります。
これは製品仕様に準ずる部分になりますので、気になる方は実際購入しようとしているモバイルバッテリーのメーカーHPなど参照して仕様を確認しておきましょう。
ということで、今回はスマホ充電切れ対策として、モバイルバッテリーの選定方法や利用手順などを写真付きで詳しくご紹介しました。
普段からIT業界に携わっている方にとっては当たり前かもしれませんが、逆に一般の方だと知らない人も多いので...
もしスマホ充電切れに悩んでいる方・モバイルバッテリーを初めて購入される方は本記事を参考にしてみて下さいね。