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USB 3.1 Type-Cとは?USB 3.0&2.0との違い 画像付き初心者向け比較解説

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【 本記事のターゲット 】

  1. USB Type-Cって良く分からない
  2. USBって全部一緒じゃないの?USB 3.1って何か知りたい。

こんにちは、ITラボルームです。

今回はパソコンやスマートフォンでも比較的良く利用する「USB」に関して種類含め色々とご紹介してみたいと思います。特に最近登場しましたUSB 3.1、USB Type-Cに関して詳しく解説します。

USBとは?

USBとはUniversal Serial Bus(ユニバーサル・シリアル・バス)の略称となっており、初代のUSB1.0は1996年に登場しました。

USBはパソコンの歴史上最も普及した汎用インターフェース規格となっています。

それまではプリンタやキーボード/マウスといったものは専用のインターフェース(シリアル接続やPS/2キーボードコネクタ)などで接続する事が多かったのですが、USBの登場によって様々なパソコンの周辺機器が基本USB接続で全てやり取り出来るようになってきました。

大体現在のパソコンはUSBでほぼ一本化されているといっても過言で無いくらいですよね。

最近ではスマートフォンのデータなどを同期する時や充電する時にもUSBケーブルを使ってスマホとパソコンを繋いだり、アダプタに接続して充電したりしていますよね。

USB 2.0とUSB 3.0の違い

ではこのUSBですが、実はUSBの中にも結構いろんな種類があります。特に今皆さんが利用しているUSBの種類ですが、恐らくUSB2.0〜USB3.0が該当するかと思います。

まず、USBは何かと聞かれたら下記PC側のインターフェースとUSBメモリなどを思い浮かべる方が多いでしょうか。

この長方形のような形をした口、これがUSBポートと言われています。ただ皆さんがよく使っているのは恐らくUSB 2.0が多いかも知れません。最近USB 3.0というのもかなり多くなってきていて、実は知らず知らずのうちにUSB 3.0を利用しているかも…

このUSB 3.0ですが、USB 2.0との違いを一言で言えば「転送速度」になります。USB 2.0と比べて圧倒的に早いんです。普段の生活の中(写真やちょっとした動画データのやり取り)ではUSB 2.0でも十分早いとは思うんですけどね…

どのくらい早いかというと…

出典:サンワサプライ

USB 3.0のデータ転送の最大速度はUSB 2.0に比べて、約10倍以上も速くなります。なのでUSB3.0対応の製品はUSB2.0を大幅に上回る超高速データ転送が出来、容量が大きいデータなどは高速でPCなどにデータ転送出来るようになっています。

PC接続側:USBの内側が青いのが3.0

ではどれがUSB 3.0なんだろう…一番良いのはそれぞれの製品仕様を見る事ですが、それ以外の見分け方として…

上記写真はUSB 2.0になります。恐らく見慣れたUSBコネクタかなと…

上記写真がUSB 3.0ですね。外見は全く一緒なのですが、中がUSB 2.0と比べて青いですよね。青ければ間違いなくUSB 3.0です。

もちろんUSB 3.0の機能をフルに利用するには、PC側のUSBポートがUSB 3.0に対応している事が条件になっています。ケーブル類が3.0でもPC側のUSBポートが2.0の場合、接続自体には互換性があるので問題ないのですが、転送速度等はUSB 2.0の速度になってしまいます。

ちなみにUSB 3.0でも青くないものも存在します。青ければ一発で3.0と分かるのですが、青くなくてもUSB 3.0の製品はあるという事を覚えておいて下さい。

周辺機器接続側(スマホやポータブルHDDなど)は様々

先ほどはPC接続側のお話をしました。次に周辺機器接続側の話を少々…スマホやタブレット、ポータブルHDDなど色々ありますよね。全てではないですが、一通り有名どころ(mog家にあるケーブル)をご紹介します。

Linghningコネクタ

皆さんおなじみのLightningコネクタ。iPhoneやiPadの接続で利用しますよね。コレもPCやアダプタ接続側はUSB 2.0になっています。

このコネクタの良い所は純正であれば上下関係なくiPhoneやiPadにさしても問題なく動作するという所にあります。

30ピンケーブル

これも覚えている方も多いかと。上記Lightningコネクタになる前のiPhoneやiPadの形状がこちらでしたね。こちらは上下形が決まっているので、間違った方向だとささらない仕様になっていました。

Micro USB

こちらも利用している方多いと思います。Androidのスマートフォンが大抵こちらの形状になっています。こちらも上下形が決まっているので、間違った方向だとささらないですね。

Mini USB

最近あまり見かけなくなったMini USB。ポータブルHDDなどに多く搭載されていますよね。mog家のHDDもこちらの形状なので写真をとってみました。

USB Type-C&USB 3.1とは?

さて、USB 2.0とUSB 3.0の違いと見分け方、またPC側や周辺機器側に接続する際のUSB形状などを確認してきました。

実は最近最もほっとなUSBが登場しているのをご存知でしょうか?

それがUSB 3.1という新規格になります。実はちょっと分かりにくいのですが、このUSB 3.1とはUSBの次世代規格となり、さらにUSB Type-Cという新しいコネクタ規格として登場しました。

Apple社から2015年3月に発売された新しいMacBookにこのUSB Type-C(USB 3.1)ポートが搭載されて一気に話題となり、最近ではスマートフォンにもこちらの形状タイプの物が徐々に出始めています。

USB Type-C の形状

では具体的にUSB Type-C の形状をみていきましょう。上記がUSB Type-Cの形状になります。今までのUSBとは全然違いますよね?

細長い楕円型になっており、どちらの向きでも挿し込むことができる形状に変更となっています。従来のUSBで頻繁に起こっていた「上下反対向きだったため挿さらない」という問題がType-Cでは発生しないようになっています。

また先ほどのUSB 2.0、USB3.0の時に写真で確認しましたが、PC側の接続と周辺機器側の接続で形状がバラバラでしたよね?iPhoneの場合はLightning、AndroidはMicro USB、ポータブルHDDはMini USB…これではケーブルをたくさん保有してPCに接続したいとなった場合にわざわざ対応しているケーブルで接続する必要がありました。

しかしUSB Type-CではPC側(ホスト側)も周辺機器側(デバイス側)も同じType-Cコネクタ、細長い楕円上の形状を利用する事が出来ます。※(現時点ではPC側やアダプタの形状が従来のUSB形状のものが多いので、片方がUSB 2.0/USB 3,0の形状(USB A)というタイプが多い)

今後全てがUSB Type-Cに統一されれば、わざわざ機器に応じてケーブルを差し替えなくてもよくなるので、利便性がものすごく向上しますよね。

mog保有のiMacにも現在様々なUSBケーブルがささっている(iMacはUSBポートが背面にあるのでいつでも接続出来るようにLightningやMicro USB形状のケーブルをさしっぱなし…汗)状態なので、早く一本化してほしい所です。

USB Type-C(USB3.1)のデータ転送速度

出典:サンワサプライ

形状がわかった所で次に性能について確認していきましょう。

先ほどUSB 2.0とUSB 3.0では約10倍もの転送速度に違いがあるという所まで確認しました。ではUSB 3.0とUSB 3.1(Type-C)はどのくらい性能に違いがあるのでしょうか…

結論からいうと、約2倍転送速度がアップしています。ただでさえ早かったUSB 3.0のさらに2倍…なんとUSB 3.1はデータ転送速度が10Gbpsに強化されているのです。現時点でそこまでのスピードを求めることは逆に少ないかもしれませんが…例えばハイビジョンサイズ以上の大容量な映像データなどを転送する時、USB 3.1に対応したHDD・SSDを使用すればスムーズにデータ転送&コピーする事ができます。

USB Type-C(USB 3.1)は給電能力も凄い!

出典:サンワサプライ

先ほどは転送速度の違いをお話しましたが、実は一番の違いはこれにあると言っても過言ではないかも…

USB 3.1(USB Type-C)ですが、電気の最大出力が20V・5A(100W)まで強化されているのです。USB 3.0の時は最大5V・900mA(4.5W)となっていましたが、USB 3.1と比較すると約22倍もの電源供給が可能になりました。※余談ですが、USB 2.0規格から比べると約40倍

これによって何が変わってくるのかというと…今まで皆さんPCの電源って専用のアダプタ&ケーブルを利用していましたよね?USB 3.1ではPCに電源を供給出来るだけの性能を持っているので、こちらの電源アダプタもUSB Type-Cに統一する事ができるようになっているんです。そうなるとPCについている全てのポートはUSB Type-Cに統一する事が出来ますよね。

これにいち早く対応したのはやはりApple製品、MacBook系に関してはすでにほとんどがType-Cのみに変更されています。下記、MacBook Proですが、電源ポートもUSBポートも全てType-Cになっています。

しかし従来のUSB製品はまだまだ世の中に多いですよね。HDDもUSBメモリもプリンタも…

なので下記のような変換アダプタを現状は利用する事が多いです。USB Type-Cを従来のUSBポートに変換するアダプタです。これを使えば今まで利用していたHDDやUSBメモリを利用する事が出来ます。

Apple以外のノートPCでも、例えば「HUAWEI MateBook」などのWindows PCでもType-Cの搭載のみというタイプも出て来ています。

今後プリンターやHDDなどの高電力が必要な周辺機器も、ACアダプタ&ケーブルなしでUSB Type-Cで電源を供給できるようになってくるんじゃないかと。

出典:サンワサプライ

上記図は周辺機器大手のサンワサプライのイメージ図ですが、これを見ると本当に全ての機器を統合出来るようなイメージになっています。

現時点ではまだ従来のUSB形状のものが多いので、イメージ図のとおり変換ケーブル(ハブ)が必要になってきますが、将来的には全て直接USB Type-Cで給電&通信&映像音声といったものの通信が出来るようになる日が来るかもしれませんね。

USB Type-C = USB 3.1とは限らない

一応念のため補足すると、USB Type-Cのタイプのケーブルは全てUSB 3.1…とは限りません。例えばサンワサプライのケーブルの例になりますが、USB 2.0の性能をもったUSB Type-C ケーブルというのも存在します。

見た目はほぼ同じなので、実際に利用する時はケーブルや製品の仕様をしっかり確認するようにしておきましょう。

最後に

USB 3.1(USB Type-C)は従来のUSBと比べて転送速度はもちろん給電能力などが大幅に性能がアップしています。

まだまだ本格普及には時間がかかるとは思いますが、最近PCはもちろんスマートフォンのコネクタもUSB Type-C対応のものが増えて来ていますので、是非今後のためにも覚えておきましょう。

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管理人:mog
昔からキャンプ・旅行好き。東京都在住。現在8歳の息子と4歳の娘の2児の父。家族旅行・キャンプに奮闘中。

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