【 本記事のターゲット 】
- キャンプやBBQ・アウトドアに良く行く
- 何故か蚊に刺され易い体質
- 虫に刺されない為の対策
- 市販のオススメ虫除けスプレー(成分)が知りたい
キャンプやBBQ、山登りなど何かとアウトドア好きのmogなのですが、何故か周りの皆と比べてとにかく蚊に刺され易い...
キャップでテント内に蚊が侵入してきた時も4人〜5人でいても被害者はmog1人だけとか...
キャンプの夕方時など、ちょっとでも油断していると足首が本当に大変な事になってしまい、折角楽しみにしていたキャンプの夜を痒い状態で過ごさないといけないはめに...
そういった経験から、蚊に刺されない為の対策は人並み以上に調べて実践してきました。
丁度今の時期から最も蚊が多くなる時期に入って行きますので、今回は蚊に刺されないための様々な対策をご紹介します。
ちなみに、他記事にて蚊の発生を抑えるポイントなどもご紹介しておりますので、家で蚊が多いと悩んでいる方はこちらも合わせて参考にしてみて下さい。
目次
蚊が最も活動的になる時は25〜30度&早朝と夕方
そもそも皆さん蚊が最も活動的になる時期やタイミング・時間ってご存知でしょうか?
まず時期ですが、以前mog個人としても最も夏が活動的&多いと思っていたのですが、実は一番蚊が多い(活動する)のは夏ではなく秋になります。
これは気温も関係しているのですが、蚊は気温35℃以上になると活動が鈍くなりあまり動かなくなる様です。飛び回るのではなく、草影などで静かに過ごすようになるとの事。
一番活動が活発になるのは気温25℃〜30℃の間。そうなると夏よりも秋、そして何より雨が良く降るタイミングで蚊の数も増えて活発に動く=蚊に刺される回数が多くなる事に繋がってきます。
また蚊が最も活動する時間帯も気温に関係しており、昼よりも朝晩、特に涼しくなりはじめる夕方から夜にかけてが最も蚊が活発に活動する時間帯となります。
なのでキャンプであれば丁度BBQの炭火起こし&食事をしている最中でしょうか。
上半身が刺されないというワケではないですが、特に足首を集中して狙われ易い傾向にあります。
キャンプなどで何となく短パンや足首が出ているズボンなどで涼しい格好で過ごしがちですが、特に夕方時は足首が出ない格好で過ごすという事も重要になってきます。
蚊に刺されない為の対策。蚊取り線香・虫除けスプレー・ミスト・ジェル
とはいえ...キャンプ時夕方時外に出ないという事はありえないですし、やはり涼しい格好でアウトドアを満喫したいという気持ちは良く分かります。
mog自身、半分諦めて蚊に刺される覚悟で軽装で過ごしたりしますので...一番ベストなのは長袖長ズボンを履いて首にタオルを巻くとか...
そうなってくると、外で軽装でいながらも蚊に刺されないような対策を行う事が重要になってきます。
まずは下記に蚊に刺されないための対策として実践すべき内容をご紹介します。
外でも蚊取り線香を利用しよう
これはキャンプ時やBBQなどでも鉄板です。蚊取り線香なので、風などが吹くとそちらの方に煙が流れてしまうのですが、煙部分だけではなくその周辺にも効果があるため、蚊を寄せ付けないという効果が期待出来ます。
とはいえ、一番聞く部分は煙部分。風で効果が左右されますので個人的には2〜3ヶ所蚊を寄せ付けないエリアを囲むように設置するのが最も効率的かと思います。
キャンプ時、mog自信がよく実践しているのはタープの端に2ヶ所、テントの入り口付近に1ヶ所といった形で計3ヶ所いつも設置しています。
しかし、蚊取り線香だけで蚊に刺されない様にするというのはそもそも無理な話...そこで次に蚊に刺されない為に体に直接対策する方法をご紹介します。
やはり王道は虫除けスプレー
まずは王道の虫除けスプレーになります。これは誰しも利用した事があるかと。どのスプレーが蚊に効くのかどうかは後ほど成分を元に選定基準をご紹介します。
虫除けスプレーを使うのと使わないのでは色々な実験を見る限りかなり差がある模様。殆どの虫除けスプレーが30cm程肌から離してスプレーを行うといった方法です。
メリットとしては
- 手軽に利用出来る
- 虫除けの成分を肌に付けているという感じはしない
- 服の上からも利用出来る
デメリットとしては
- なんだかスプレー全てが肌にかからないのでもったいない気がする
- 肌の反対方向にスプレーするのを忘れる
といった所でしょうか。mog個人がいつも良く思っている事でのが、やはりスプレーだと肌にかかっていない部分が空中に散ってしまっている気がして、半分以上捨てている感じになってしまうんですよね。もったいない...
虫除けミストで直接肌を守る
次に紹介するのはスプレータイプでもガスではなくミスト・霧吹きタイプになります。
こちらも利用方法としてはスプレーと近いのですが、霧吹き上になっているので肌に着いた後手で周辺に伸ばす事が可能です。
メリットとしては
- 手軽に利用出来る
- 一応服の上からも利用出来る
- スプレーよりより肌に馴染む
デメリットとしては
- スプレー同様に全てが肌にかからないのでもったいない気がする
- スプレー同様に肌の反対方向にスプレーするのを忘れる
といった所でしょうか。ミスト上の方が個人的にはスプレーより効き目が有るんじゃないかな?と思っています。
肌に付けた後、手で満遍なく周辺に伸ばす事によって肌の裏側もちゃんとガードする事が出来ますよ。
肌に染み込ませる虫除けジェルが最強?
そしてスプレーでもなくミストでもない「ジェル」が個人的には最強なんじゃないかと...
個人検証の結果ですが、このジェルをしてからは極端に蚊に刺される回数が減ったような気がします。
利用しているのはKINCHOの「プレシャワー虫除けジェル PRO」になります。これ、本当に良く効きます♪
メリットとしては
- 一度手に取ってジェルを肌に伸ばすので、空中に散乱する(捨てる)という事はなく効率的に利用出来る
- 露出している肌全体に手で馴染ませる事が出来る
デメリットとしては
- 流石に服などに利用する事は出来ない
- 若干薬を塗っているという感覚になる。しかし時間が立てばそうでもない気も...
などでしょうか。
ジェル上であれば、肌の隅から隅まで塗りつくす事が可能なので、mog個人としてはいつも足首全体をジェルで馴染ませて、さらに上半身の腕や首などにも馴染ませ鉄壁の防御を施してからアウトドアに挑んでいますよ♪
虫除け成分にも注目すべし!
今色々なタイプの虫除けグッズをご紹介しましたが、その中で皆さん共通して思う事が
- ラインナップがいっぱい有りすぎて何を選んだら良いか分からない
という事だと思います。まったくその通り、今の世の中いろんな虫除け製品で溢れ返っています。
じゃあどこを見て判断すれば良いのか、もちろんコストとの兼ね合いもあるとは思いますが、個人的には蚊が寄ってこない&防御性能として高い有効性を示す成分「ディート」が含まれているかどうかがポイントかと思っています。
そして、蚊に刺され易い人にとって朗報です♪今迄国内ではこのディート有効成分が12%までしか認可(厚生労働省)されていなかったのですが、2016年6月15日から新成分「イカリジン」の利用と濃度が高められた「30%ディート」が認可されました。※ディート30%製品は12歳以上から利用可能など年齢制限が決められている可能性有り
そして2017年現在、市販の虫除けスプレーなどでこの「ディート30%」といった製品が出始めて来ています。
例えば下記。
出典:池田模範堂
かの有名なムヒシリーズから虫よけディート30%配合の商品が提供開始となっています♪
また先ほど紹介したKINCHOのプレシャワーシリーズからも下記。
出典:KINCHO
まだジェル上の製品はディート12%のものしかありませんでしたが、スプレータイプでディート高濃度30%のものが提供開始となっています。
このディートの濃度が高まるとどうなるのか?より蚊に刺されにくくなるのかという所が気になる所ですが、濃度を高めることにより、虫よけ効果が従来と比べて圧倒的に長持ちするようです。
時間にすると、おおよそ8時間持続するとの事。
mog家ではまだ12%配合の虫よけ対策グッズが大量にあるので、これらを使い切ってからになるのですが、ディート30%製品は非常に興味があり、今後是非購入してみたい商品の一つになっていますよ。
皆さんも虫よけスプレー/ミスト/ジェルを購入する際の一つの指標にしてみてはいかがでしょうか。
2020年追記:現在ではディート30%配合の虫除けスプレーを購入して、キャンプやアウトドアに活用していますよ♪下記別記事にてご紹介しておりますので、良ければ合わせて見てみて下さいね。
組み合わせて利用するのが蚊に刺されない為の秘訣
蚊取り線香、虫よけスプレー/ミスト/ジェルと色々対策する事によって蚊に刺されにくくするという事は先ほどの説明の通りなのですが、これらを組み合わせるともっと効果的に蚊に刺されないようにする事が出来ますよ。
例えばmog家の場合は下記。キャンプ時の状況です。
- タープ端2ヶ所&テント入り口に蚊取り線香設置
- 肌が露出している部分はプレシャワー虫よけジェルを塗りまくる
- さらに虫よけスプレーで服の上&靴の上(サンダル)からもかける
虫よけジェルは効果適面だと思うのですが、実はmog自身何度かありますが服の上から蚊(もしかして蚊では無いかも...?)に刺されるという事が発生...特にTシャツなどに多いですかね。
キャンプの火起こしなどをしている際、背中をめちゃくちゃ刺された事があります...汗
という事で、服の上からも虫よけスプレーをかけます。靴の上からもかけます。
もちろんズポン、靴下の上からも...全身虫よけスプレーです。蚊取り線香の空間も利用しつつ、ジェルを使って肌を、スプレーを使って全身を...蚊に対して鉄壁の防御を施します。
まぁそれでも刺される時は刺されますけどね...けど明らかに蚊に刺される回数は減ってきましたよ♪
TIPS:学生が発見した蚊に刺される理由が凄い
こちらはTIPS的な紹介なのですが、この前Yahooニュースにて紹介されていた内容がかなり面白かったので、少しご紹介させて頂きますね。
これはある家族の話になるのですが、蚊に刺されやすい妹を助けたいと独自に研究を行ってきた高校2年生の田上大喜さんが、妹のいったい何に惹かれて蚊が集まるのかを様々な実験で調べたらしいです。
その結果、靴下に蚊が反応し盛んに血を吸おうとする行動を起こすということを発見したとの事。
その上で多くの人の足の常在菌を培養してさらに研究を進めていると、蚊に刺されやすい人とそうでない人とでは常在菌の種類が大きく異なっている事に気がついたそうです。
そう、蚊に刺されやすい人は足の「常在菌の種類が非常に多い(多様性が高い)」という結果となりました。
専門家によると、人間が鼻でかぎ分けられるいわゆる「匂い」とは別に、一部の常在菌が出す脂肪酸などの化学物質やその割合が、蚊を興奮させ血を吸う行動をひきおこすのではないか、ということのようです。
蚊に刺されやすい理由が足の菌にあるのなら、その菌をきれいに除菌してしまえば蚊にさされにくくなるのではないかと思い、アルコールをつけたティッシュで足首から下をよく拭いてみて再度実験してみたそうです。
そうすると、以前蚊が多い裏山に5分間いた際、何もしなかったときは81か所も刺されたのに、足を消毒した場合は刺された数が3分の1に減ったそうです。
効果が期待できるのは数時間らしく、蚊がいる場所に出かける直前に足を消毒すれば、蚊に刺されにくくなるという結果になりました。
実際にアルコールで消毒する事も期待出来ますが、単に靴下を新しいものに履き替えるだけでも効果は期待が期待出来るらしいです。
石鹸で足の指の間などを洗うだけでも効果はあり、消毒の効果がどのくらい続くのかは人によって大きく違うと考えられています。
結果、下記のような答えを導き出しました。
蚊に刺されやすい人
- 足の常在菌の種類が多い人(別に汚いとか臭うとかではないですよ...)
蚊に刺されにくくする方法
- 足をキレイにする(足をアルコールの含んだティッシュで拭く、無ければ石けんで洗う)
- 靴下を交換する
どうです?高校2年生がここまで研究して原因を突き止めて回答を導き出すっていうのは。素晴らしいの一言ですよね♪
なので例えば虫よけスプレーや蚊取り線香などが無い時、単純にウェットティッシュなどでアルコール成分が含まれている物があればそれで足を拭いてみたり、靴下の替えがあるのであれば交換するといった方法でも虫よけ対策には役に立つかもしれませんね。
ということで、今回はアウトドアや外出などで蚊に刺されない為の様々なグッズや対策方法をご紹介しました。
今からの時期、特に秋は蚊が最も多く活発になる時期となります。キャンプなど快適に過ごす為にも虫よけ対策は万全を期してアウトドアを楽しんで行きましょう。