トリックアートを誰でも簡単に作成する方法。紙とペンのみを使って実現可能

2017年9月27日

【 本記事のターゲット 】

  1. トリックアートとはどういうのものか知りたい
  2. トリックアートを簡単に描いて見たい。

今回はトリックアートに関して、誰でも簡単に紙とペンでトリックアートを書く方法をご紹介します。

トリックアート、おそらく皆さん各地のイベントや展示会などで一度は見た事があるのでは?

2Dで描かれているのに3Dに見える何とも不思議な絵...浮き出てくるような絵が簡単に書けたらなぁとか、友達に自慢してみたいなぁと思っている人もいるかと。

そんな方向けに、今回は紙とペンのみで誰でも簡単に作れる浮絵・3Dトリックアートの書き方をご紹介します。

トリックアートとは?2Dで書いた絵が3Dに見える。各所イベントなどで開催

「那須とりっくあーとぴあ」へ訪問。浮き出る絵・トリックアートに家族全員驚愕

まずはトリックアートに関して、簡単に概要を紹介します。

実際にmogがトリックアート館(那須)へ訪問した時の事を少しだけご紹介します。

以前TOWAピュアコテージの記事にて、「那須とりっくあーとぴあ」をご紹介しました。

そのときに撮影した写真を一部ご紹介。

まず下記写真、まるでワニの口が絵から飛び出ているように見えるアートだったり...

滝壺に真っ逆さまに落ちそうになっている絵だったり...

壁が飛び出していて、その部分を押して戻そうとしている絵だったり...

そう、トリックアートとは平面に書かれた絵があたかも飛び出してきそうに見える(3D)人間の目の錯覚を利用したアートの事を指します。

こういったアートが沢山展示されている有料施設が全国各地にあります。

もちろん、こういった場所では写真撮影はOK、フォトスポット等にもなっています。

その中でmog家が行ったのが「那須とりっくあーとぴあ」になります。まだ下の子は赤ちゃんでしたが、上の子は4歳でも結構楽しんでくれましたよ。

トリックアートを綺麗に撮影する方法がある。撮影のコツをご紹介

上記紹介した写真はもちろん平面に描かれています。

この写真を見ると本当に浮き出て見えていると思うのですが、実は何でもかんでも3D&浮かんで見える訳ではありません。

3D&浮かんで見える為のポイントとしては下記になります。

  • 正面から見ない、必ず斜めから見るようにする
  • 人間の目ではなく、必ずカメラを通して撮影&動画を取る
  • 影になっている部分が隠れないように

先ほど紹介した写真ですが、正面から見るとまったく浮き出ているように見えません。

そして人の目で見ると、思った以上に「あれ?これってトリックアートなの?あんまり立体的に見えないしたいした事無いな...」という感じになってしまいます。mog家自身も最初はそうでした。

ポイントは斜めから見ること&カメラを通して見ること&影を隠さないことの3つかと個人的には思っています。

どうやったらより浮き出て見えるのか、カメラ撮影にも力が入りますよ♪

で、実はこの原理がこの後紹介するトリックアート・だまし絵の書き方に影響してくるんです。

誰でも簡単に5分で書けるトリックアート・浮き絵の書き方をご紹介(はしごが浮いて見える)

紙とペンを用意

ではこのトリックアート、もし自分で作れたらなぁ〜って思った方いらっしゃるかと思います。

そこで、以前テレビで紹介されていた内容を元に、実際にmog自身でトリックアートの自作にチャレンジしてみましたので内容をご紹介します。

今から紹介する内容を実践すれば、初心者でも誰でも簡単にトリックアートを描けますよ。

ちなみに描くのはあたかも浮き出ているように見える3Dはしごになります。という事で、紙とペンを用意しましょう。

紙は白ベースの画用紙もしくは通常のプリント用紙でOKです。ペンは出来れば薄い色が出るペンと濃い色が出るペン2種類有ればベスト。鉛筆など、色の強弱がつけれるものであれば1本でも実現出来ると思います。

実際にmog家で実施した際は全員鉛筆で作成して実現出来ましたので...

薄いペンで2本縦線を引く

まずは紙にペンで2本縦線の直線を平行に引きます。こちらの線は薄い色で描くようにしましょう。

こんな感じです。定規などがあればベストですかね。

真ん中に線を引き、濃いペンで斜めに平行に直線を2本引く

次に2本縦線の丁度中間あたりに薄い色で一本横に線を引きます。

そして、その線の延長線上を斜め35度〜40度くらいの直線を2本平行で引きます。この時、線は濃い色で描くようにします。

結構曖昧に書いてしまいがちですが、ここはしっかり横線の延長線上に持ってくるようにしましょう。

斜めに引いた線を折り返す

そして先ほどの濃い線を対照的に線を折り返すように引きます。

大体こんな感じでしょうか。

全ての線の間に等間隔で横線を引いていく

そして、薄い線&濃い線の中に等間隔で線を引きます。

この線を引く際、必ず薄い横線を濃い横線は同じ位置(縦の位置がずれないように)に描くようにしましょう。

90度に折り曲げて固定する

さて一通り描けましたら、紙を90度に折り曲げます。

折る位置ですが、先ほど薄い横線を一番最初に引いた所、丁度紙の中央部分になると思います。線がぴったり折り重なるように折り曲げます。

そして壁などに立てかけて、折り曲げた部分が固定されるようにします。

カメラで撮影すると、まるではしごが掛かっているように見える

そしてスマホなどのカメラで折り曲げた紙を覗いてみます。

正面から見てもなんて事の無い絵ですが、どうでしょうか、丁度斜め45度横から見る&少し上から見下ろす感じで見るとあら不思議...

何だかはしごが浮いている&壁と地面に黒のはしごが掛かっているように見えませんか?

そうなんです、先ほどの薄い線はハシゴの影だったんですね。

トリックアートとしてみえるポイントを記載しましたが、スマホなどのカメラ&斜め45度&影がしっかり映るように撮影すると、本当に浮き出ているように見えるんですよ。

ちょっと写真だけだと分かりづらいので、角度を変えながら徐々にはしごが浮き出てくる様子を動画にして撮影してみました。

 

正面からみるとまったくトリックアートに見えないのですが、角度を変えると不思議とはしごが掛かっているように見えますよね。

なのでトリックアートを見に行った時、何だかあんまり3Dに見えないな...と思ったら、ちょっと角度を調整したり、カメラで覗いたりしてみましょう。

上手く撮影出来れば、本当に浮き出ているようなトリック写真が撮影出来るはずですよ。

ということで、今回は誰でも簡単に紙とペンでトリックアートを作成出来る方法をご紹介しました。

どこでも直に作れる内容かと思いますので、もし誰かにトリックアートを見せたいという事があれば、紙とペンを用意して是非目の前で実践してみて下さい。