【 本記事のターゲット 】
- 岡山地元のお土産を購入したい
- 高瀬舟羊羹(たかせぶねようかん)が気になる。どこに売っているか、どんな味なのか知りたい
今回は岡山名物「高瀬舟羊羹(たかせぶねようかん)」をご紹介します。
mog自身岡山に引っ越してきて、早2年が経過しようとしています。
岡山は災害も少なく、雨も少ないので本当に過ごしやすい地域なのですが...
岡山市内の見所や名物などはだいぶん分かってきたつもりでしたが、まだまだ知らないことが多いのも事実。
先日、mog自身の実家は兵庫県なので、お土産を購入して持参しようと岡山出身の妻に相談したところ、「高瀬舟羊羹(たかせぶねようかん)」はどうだろう?と。
以前下記別記事にてご紹介しております「大手まんぢゅう」や「むらすずめ」を購入して、お土産として持参したことはあるのですが、ようかんの名物があるのか...
ということで、今回は岡山名物・銘菓「高瀬舟羊羹(たかせぶねようかん)」を実際に購入してお土産として持参、「高瀬舟羊羹」を食べてみましたので、味も含めてご紹介します。
岡山名物のお土産を検討している・「高瀬舟羊羹(たかせぶねようかん)」が気になるという方は、本記事を参考にしてみて下さい。
目次
船の形をしている岡山名物のお土産「高瀬舟羊羹」購入体験ブログ。一口サイズのようかん・甘いのにあっさり美味しい
岡山名物「高瀬舟羊羹」、岡山市内のお土産屋・スーパー等で販売。一個70円程
2023年1月末、年末年始新型コロナウイルスにかかってしまって両親に挨拶にいけなかったので、少し時期をずらして完治した状態で年始の挨拶として訪問することに。
お土産を何にしようか、と妻と話していたところ、本記事のメインでもある「高瀬舟羊羹」が柔らかくて甘くて良いんじゃ無いか?とのこと。
岡山市内の少し大きめのスーパー(天満屋ハピーズ)へ訪問し、お土産コーナーを見渡していたところ...ありました。
上記のような感じで、箱に複数入っている状態で販売されていました。1個あたりに計算すると、だいたい70円程になります。
岡山市内のスーパーなどのお土産コーナーや岡山駅構内であれば、販売している所はそこそこ多いです。
ちなみに、高瀬舟羊羹の賞味期限を見てみましたが、だいたい2ヶ月程となっていました。そこそこ持ちますね。
高瀬舟羊羹ですが、
- 岡山県真庭市の銘菓・土産菓子
- 700年前より岡山三大河川を運航していた高瀬舟の形そのまま
- 一粒より吟味いたしました小豆を使い、調度頃合の一口羊羹として創り上げた
- 舳先と後をほどいて手を汚さずに食べれる
といった特徴を持っている岡山銘菓・ようかんとなります。
高瀬舟って何?旧岡山(備中国・美作国)の主要河川で使用され始めた
ここで少しTIPS。そもそも高瀬舟(たかせぶね)ってなんだろうか?と疑問に思ったので、少し内容を調べてみました。
まず高瀬舟ですが、名前から想像出来ると思いますが、河川や浅海を航行するための木造船となります。
古くは平安時代からあったようなのですが、近世以降に普及した高瀬舟は、室町時代末期頃の備中国・美作国(現在の岡山県岡山市周辺)で誕生したそうです。
岡山の主要河川(吉井川・高梁川・旭川)などで高瀬舟(たかせぶね)が使用され始め、物資の輸送を主な目的としていて、年貢米や木材・塩・醤油・酒・海産物などを運んでいたとのこと。
江戸時代になると日本各地に普及し、昭和時代初期まで全国で高瀬舟(たかせぶね)が使用されていました。
近世以降に普及した高瀬舟は岡山が発祥ということで、お土産にも名前が残っているという背景があるようです。
一口サイズ毎に梱包・船の形をしている。甘くで柔らかくて美味しい
では実際にどんな感じなのか、味は美味しいのかご紹介します。
まず、箱から1個高瀬舟羊羹を取り出します。
おぉ、確かに船の形をしている。これが高瀬舟なのか...ふむふむ。
さらに中身を開けてみます。
中の羊羹も角が斜めになっていて、高瀬舟の形をしています。
そして、この梱包用紙を持った状態で、羊羹を掴んだまま口に運ぶことが出来ます。
普通ようかんと聞くと、お皿とフォークなどを用意しないと食べれないイメージですが、高瀬舟羊羹はそのまま開けて口に運ぶだけ・かなり手軽に食べれます。
味はどうか...まずようかん自体はすごく柔らかいです。mogの母が歯があまり良くないということで、固いものはNGということなのですが、高瀬舟羊羹は全然問題なく食べれました。
ほどよいねっとり感があり、小豆の甘みが口いっぱいに広がります。
が、そこまで甘すぎない感じなので、お茶と一緒に頂くと美味しく楽しいひとときが楽しめます。
女性の方にはかなり好評でしたね。男性は甘い食べ物が苦手という方はちょっと甘すぎるかも...という感じです。
個人的には普通に美味しかったですし、手軽に食べれるのでGoodです。
製造から2週間後、表面が糖化してシャリ発生。もっと美味しくなる
ちなみに後で気づいたのですが、高瀬舟羊羹のもっと美味しい食べ方があったようで...
高瀬舟羊羹が作られてから約2週間前後で表面に薄くシャリ(表面糖化)が出来るようです。
製造直後は表面に糖化(シャリ)が起こっておらず、開封して常温の涼しい場所においておくと、より速くシャリを起こすことが出来るようです。
シャリが発生すると表面は糖化していて固く、しかし中はもっちり甘いようかんということで、一味違った味わいを楽しむことが出来るんだとか。
今回は全てその日に食べてしまったのですが、今度購入した時は少し時間を置いて、シャリができたタイミングで食べてみたいですね。
最後に
今回は岡山名物「高瀬舟羊羹」をご紹介しました。
そのまま食べても美味しいですが、2週間ほど置いておくとシャリができて、もっと美味しく頂けるようかんになります。
高瀬舟の形となっていて、非常に手軽に食べれるお菓子・ようかんとなっておりますので、是非岡山土産として購入してみて下さい。