「銀座駅」と「銀座一丁目駅」の乗り換え料金は無料?東京メトロ実践ブログ

2021年3月24日

【 本記事のターゲット 】

  1. 東京メトロ有楽町線の「銀座一丁目駅」と銀座線の「銀座駅」で乗り換える必要がある
  2. 一度改札の外に出てしまうが、料金はどうなるのか。乗り換え分の料金は無料など特例があるのかどうか知りたい。

今回は東京の最大地下鉄でもある「東京メトロ」に関して、銀座一丁目駅と銀座駅の乗り換え料金について詳しくご紹介します。

先日、とある用事のために、東京江戸川区から東京の日本橋にいく必要があり、JR葛西臨海公園駅から新木場駅まで行って、新木場からは東京メトロを乗り継いで日本橋まで訪問しました。

その際、ちょっと気になったことがあり...

途中東京メトロの有楽町線から銀座線に乗り換える必要があったのですが、有楽町線の「銀座一丁目」と銀座線の「銀座」それぞれの駅が若干離れているんですよ。

上記路線図を見てみても、駅の間が少し広がっているのがわかるかと。

もちろん一度改札の外に出ないといけないのですが、同じ系列の地下鉄なので、一度改札の外に出てしまうと料金的に初乗りがリセットされて、もったいないんじゃないか?と。

で、以前大阪に住んでいたことがあるのですが、同じように地下鉄(現:大阪メトロ)で「梅田駅」と「東梅田駅」に関して、改札の外に出て乗り換える必要がありますが、30分以内であれば料金リセットされることなく乗り換えることが出来たなと。

同じような感じで、東京メトロもそういった特例はあるんじゃないのか?ということで、実際に銀座一丁目駅と銀座駅の乗り換えにチャレンジしてきました。

どんな感じで料金計算されるのか、窓口とかに言う必要なくSuicaでピッとするだけで良いのかなど、実体験ベースで詳しくご紹介します。

銀座駅・銀座一丁目駅の乗り換えが必要という方は、本記事を参考にしてみて下さい。

「銀座一丁目駅」と「銀座駅」間での乗り換え。料金は追加でかかる?Suicaでタッチするだけで利用可能?

銀座一丁目駅と銀座駅間で乗り換え。乗換案内等で調べると料金は纏めて表示

今回先ほども記載した通り、東京メトロ有楽町線の「新木場駅」から東京メトロ銀座線の「日本橋駅」まで行くことになりました。

ヤフーの乗り換え案内で調べてみたところ、下記のような感じ。

銀座一丁目から銀座の間、「同駅内徒歩」とありますが...

実際には同駅内での徒歩は出来ず、一度改札の外を出て地上に出て歩いて向かう必要があります。

ただ、料金は右側の矢印で、一気通貫で「199円」と表示されていますよね。見た感じは同系列での乗り換え料金という感じでカウントされてそうですよね。

有楽町線「新木場駅→銀座一丁目駅」、銀座線「銀座駅→日本橋駅」を利用

ということで、実際に新木場駅から日本橋駅までSuicaを使って乗車してみました。

まずは有楽町線の新木場駅改札に入ります。

利用するのは数年使っている、みなさまお馴染みのSuicaです。

ピッとかざして改札の中に入り、有楽町線の電車に乗車します。

まずは銀座一丁目駅を目指すことに。

銀座一丁目駅到着。改札ではSuicaをタッチするだけ

10分ちょっとで銀座一丁目に到着。

有楽町線から銀座線への乗り換えとなりますので、駅構内に掲載されている案内板を目印に進んでいきます。

先ほども記載した通り、銀座一丁目駅から銀座駅は繋がっていないので、一度改札の外に出る必要があります。

同じく先ほど利用したSuicaをピッとかざして改札の外に出ます。

上記の通り、この時点で「199円」という料金が加算されました。

うーん、先ほどの乗り換え案内では199円という表示でしたが、この後銀座駅→日本橋駅へは無料で乗れるということなのか...若干不安になります。

「地上乗り換え駅」と案内、制限時間は60分間。ICカードと切符、両方対応

と、銀座一丁目駅の中をあるいていると、下記案内板を発見。

  • 当駅と銀座駅は地上乗り換え駅です
  • きっぷでご乗車のお客様は「オレンジ色の乗り換え用改札」をご利用ください。(ICカードは、どの改札機から出場しても乗り継ぎが可能です。)
  • 乗り換え時間は、改札を出場してから入場するまで60分です。

なるほど...60分間の間に、銀座駅の改札を通過(入場)すれば良いんですね。

それもSuicaなどのICカードだけではなく、切符でも乗り継ぎ対応しているんだとか。たしかに、先ほどの銀座一丁目駅の改札の写真をみると、オレンジ色の改札出口が設けられていますね。

ということで、銀座一丁目駅と銀座駅の乗り継ぎは可能ということになるのですが、これはいつから設定されたのか...

東京地下鉄株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:山村 明義、以下「東京メトロ」)は、2020年6月6日(土)から、新たに「虎ノ門駅⇔虎ノ門ヒルズ駅」「銀座駅⇔銀座一丁目駅」を乗換駅として設定するとともに、併せて一度改札を出場する乗換駅での乗車時間を30分から60分に拡大します。

上記東京メトロの案内から抜粋したものですが、2020年6月に乗り換え規定が設定されたみたいです。

銀座一丁目駅から銀座駅までの乗り換え所要時間は大体10分程度

では実際に銀座一丁目駅から銀座駅まで、地上に出て乗り換えをしてみましょう。実際にどのくらい時間がかかるのかも測定してみます。

まず、銀座一丁目の中にある案内板にしたがって、銀座駅を目指します。

先ほど記載されていた通り、一度改札を出て地上に出る必要があります。

銀座の街並み...ブランドショップなども多く並んでいて、なんだかお洒落ですね。

少し歩いていると、下記の通り銀座のアップルストアを発見。

この前方あたりに銀座駅へ通じる階段がありましたので、地下へ降りていきます。

その後、駅内を歩いて改札まで向かいます。

ちなみに、銀座一丁目駅の改札から銀座駅までの改札にかかった時間は9分。まぁ写真を撮影しつつゆっくり歩いたので、急げばもう少し早く行けるとは思いますが...

先ほど乗り換え案内にあった「6分」はちょっと危険じゃないかなと。

初めての人だと迷う可能性もあるので、余裕を持って乗り換えにかかる所要時間として10分は見ておいた方が良いかと思います。

銀座駅で改札を通過する時、銀座一丁目駅で利用した同じSuicaを利用

さて、東京メトロ銀座線の銀座駅に到着。

上記改札にて、先ほど利用したSuicaをピッとかざすと...

特に変わりなく、いつも通りの表記となっています。ちゃんと乗り継ぎ適応されているのかな...

ちょっと心配になりつつも、そのまま銀座線の電車に乗って、二駅先の日本橋駅を目指します。

日本橋到着。改札出るときにSuicaをタッチ、料金は徴収されず0円表示

ということで、日本橋駅に到着しました。

日本橋駅の改札を通過してみます。

先ほど利用したSuicaをピッとかざすと...

お、引去額の欄に「0円」という表記がされました。

ということで、結果的には新木場→日本橋までは199円で乗車することが可能でした。

システム的には、新木場→銀座一丁目までで199円加算されており、乗り換えルールに適応していれば、銀座→日本橋まで0円で引き続き乗れるという形になっていました。

乗車区間によって計算方法は違うと思いますが、改札外・地上へ出ての銀座一丁目駅と銀座駅の乗り換えに関しては、60分以内であれば料金リセット・加算されることなく乗り継ぎが可能ですよ。

ということで、今回は東京メトロ有楽町線の「銀座一丁目駅」と、銀座線の「銀座駅」の乗り換えに関して、実体験ベースで詳しくご紹介しました。

特別なことはする必要はなく、Suicaの場合はどの改札でもOK、切符の場合はオレンジの改札を使って、60分以内に改札を通過すれば自動で乗り換え料金として利用することが可能となります。

これから銀座一丁目駅・銀座駅を使う予定の方は、本記事を参考にしてみて下さい。