【 本記事のターゲット 】
- 平昌オリンピック男子フィギュアスケートの結果が知りたい
- 平昌オリンピック男子フィギュアスケートの羽生結弦&宇野昌磨の演技動画が見たい
いやぁ、盛り上がっていますね、平昌オリンピック。
mog自身毎日テレビの録画スケジュールを確認しては仕事先で気になって速報を見てしまったり、帰って来てビデオをじっくり見たり…
そしてついこの前実施された「平昌オリンピック男子フィギュアスケート」、いやぁ本当にすごかった!本当に美しい♪
羽生選手も宇野選手も圧巻の演技でした。
出典:朝日新聞DIGITAL
で、今まで知らなかったのですが、NHK公式チャンネルとして、YouTubeでそれぞれのプレイヤーのハイライト動画を掲載されているんですよ。
なんども動画を見ていますが、全然飽きない&何回も見てしまいます。
けど毎回YouTubeで検索して見つけるのも手間だな…と思ったので、mog自身の為にもいっそのこと平昌オリンピック男子フィギュアスケートのまとめサイト作ってしまえということで、「平昌オリンピック男子フィギュアスケート SP&フリー」の羽生選手、宇野選手の動画をまとめて掲載してみました。
※2021年追記:現在NHK公式チャンネルでの動画は非公開となっています。羽生選手のフリー動画に関しては、オリンピック公式チャンネルで公開されていますので、そちらを掲載させて頂いております。
平昌オリンピック男子フィギュアスケートの動画を見たいという方は、是非こちらのサイトを活用していただければと思います。
目次
過去3大会の男子フィギュアスケートオリンピック結果まとめ
まずは過去オリンピック3大会の男子フィギュアスケートの結果を下記にまとめて見ました。
2006年トリノオリンピック
- 1位 エフゲニー・プルシェンコ:258.33点(SP 90.66点、フリー 167.67点)
- 2位 ステファン・ランビエール:231.21点(SP 79.04点、フリー 152.17点)
- 3位 ジェフリー・バトル:227.59点(SP 73.29点、フリー 154.30点)
2010年バンクーバーオリンピック
- 1位 エヴァン・ライサチェク:257.67点(SP 90.30点、フリー 167.37点)
- 2位 エフゲニー・プルシェンコ:256.36点(SP 90.85点、フリー 165.51点)
- 3位 髙橋大輔:247.23点(SP 90.25点、フリー 156.98点)
2014年ソチオリンピック
- 1位 羽生結弦:280.09点(SP 101.45点、フリー 178.64点)
- 2位 パトリック・チャン:275.62点(SP 97.52点、フリー 178.10点)
- 3位 デニス・テン:255.10点(SP 84.06点、フリー 171.04点)
上記には記載していないですが、2010年まではまさにロシアの圧巻ショー♪
アレクセイ・ヤグディンと羽生選手が憧れている皇帝エフゲニー・プルシェンコとの一騎打ち、2006年トリノではプルシェンコがダントツの1位でした。
そして2010年のバンクーバーオリンピックでは4回転飛ばなくても勝てると名言したライサチェック選手と、4回転は必要と名言したプルシェンコ選手・高橋大輔選手の3人が熱い戦いを繰り広げ、結果高橋選手が日本人男子初のフィギュア銅メダルを獲得しました。
そして2014年...ソチオリンピック前までに急成長した羽生結弦選手。高橋大輔選手も「羽生くん強いですよね」と言わせるくらいに成長。
フィギュアスケート男子シングルの種目において、羽生選手は完璧な演技ではないにも関わらず、当時世界選手権を3連覇して勢いに乗るパトリック・チャンを抑えて日本人初(アジア人でも初)となる冬季オリンピックでの金メダルを獲得しました。
平昌オリンピック男子フィギュアスケートSP(ショートプログラム)
そして迎えた平昌オリンピック、羽生選手にとっては金メダル連覇がかかる試合になります。ではまず男子フィギュアスケート SPから。SPの結果は下記。
- 1位 羽生結弦:111.68点
- 2位 ハビエル・フェルナンデス:107.58点
- 3位 宇野昌磨:104.17点
いやいや、予選から面白すぎる♪上位3人のほぼ完璧とも言える演技に日本中が大興奮♪
フィギュアスケートってやり直しが効かないので、どれだけプレッシャーがかかっているのが考えるだけで見ている方も心臓がバクバクします(苦笑)。
そしてSPの結果、怪我の影響でしばらく公に姿を見せず心配していた羽生選手が圧巻の演技、まさに王者の貫禄を見せてくれました。
宇野昌磨(SP3位:104.17点)
全日本選手権で2連覇中、そしてオリンピック団体戦のSPはただ一人の100点越えと勢いに乗る宇野選手。個人戦フィギュアスケートにも期待がかかるSP。曲はビバルディ「四季」 協奏曲第4番「冬」。
冒頭の4回転フリップを見事着氷。後半の4回転トウループ+3回転トウループも着氷し小さくガッツポーズ。
トリプルアクセルは少しバランスが崩れながらも着氷しノーミスの演技。演技後再度右手でガッツポーズをして笑顔&観客も大声援。
得点は104.17点(技術点58.13点、演技構成点46.04点)となりました。
羽生結弦(SP1位:111.68点)
前回王者として挑む平昌オリンピック、3ヶ月前の11月10日のNHK杯前日練習でジャンプを着氷した際に右足を負傷し、「右足関節外側靱帯損傷」と診断。
グランプリ選手権や全日本選手権、四大陸選手権などを棄権し、オリンピックの団体戦も回避。
ぶっつけ本番でオリンピックフィギュア個人戦に挑む形になり、日々ニュースでも「本当に大丈夫なのか?」「怪我の具合はどうなのか?」「2ヶ月半ぶりの公の練習」などといった形で放送されていました。
見ている方も不安要素が拭えない中、直前練習では華麗に4回転ジャンプやトリプルアクセスを決める姿を少し見ることが出来、少しは安心する事が出来ました。
が、やはり不安を拭えない中&オリンピック連覇の期待がかかる中での演技スタート♪
曲はショパン「バラード第1番ト短調」。冒頭予定していた4回転ループは4回転サルコウに変えて着氷。後半のトリプルアクセルも出来栄え+3.00を獲得する完璧なジャンプ&着氷、そして4回転トウループ+3回転トウループのコンビネーションは3回転で両手を上げて着氷&小さくガッツポーズ。
演技後、滑りきった感覚を確かめるように強く噛みしめる姿、観客の大声援にこたえて笑顔&「ただいま、ありがとう」という姿に感動した人も多いのでは?
得点は圧巻の111.68点(技術点63.18点、演技構成点48.50点)。
恒例の黄色いプーさんがまるで波のようにリングに投げ入れられる姿、異様な光景&このプーさんはどこに行くのか?などといった感じで海外でもニュース等で放送されているらしいです(苦笑)
平昌オリンピック男子フィギュアスケートFS(フリー)
そして運命の平昌オリンピック男子フィギュアスケート「フリー」。
SP1位の羽生選手に対して、平昌オリンピック日本初金メダル獲得なるか期待が高まる中演技スタート♪
宇野選手もSP3位という事から、日本人ダブル表彰台&金銀獲得といった話題も出てきて盛り上がりは最高潮♪
フリーの結果としては下記。
- 1位 ネイサン・チェン:215.08点
- 2位 羽生結弦:206.17点
- 3位 宇野昌磨:202.73点
いやぁ、SPでミスを連発していなかったら、もしかしたらネイサン・チェン選手が金だったんじゃないか?と思うくらい素晴らしい演技&四回転の美しさでした。総合ランキングの結果は下記となりました。
- 1位 羽生結弦:317.85点
- 2位 宇野昌磨:306.90点
- 3位 ハビエル・フェルナンデス:305.24点
羽生選手・宇野選手おめでとう!そして羽生選手は66連ぶりとなる五輪金メダル連覇達成♪
あの皇帝プルシェンコでも成し遂げる事ができなかった偉業を達成した瞬間でもあります♪
日本中何百万人、何千万人、いや、世界中の何億といった人が見守っていたんじゃないですかね?とにかくおめでとうございます♪
宇野昌磨(フリー3位:202.73点)
最終滑走者となった宇野昌磨選手、既に羽生選手とフェルナンデス選手の演技を終えていたため、宇野選手の滑りによって羽生選手が金なのか銀なのか、そんなプレッシャーもある中での滑りとなりました。
曲は「トゥーランドット」。 おしくも冒頭の4回転ループで転倒しましたが、その後続く4回転フリップ&3回転ループは見事着氷。
基礎点が1.1倍になる後半に5本のジャンプを持ってきて、トリプルアクセルは何とかこらえ、4回転トウループ&2回転トウループも着水。
続く4回転トウループも成功、そしてトリプルアクセル&1回転ループ&3回転フリップの3連続と、3回転サルコウ&3回転トウループも着氷。
演技終了後、こぶしを振り下ろした。
フリーの得点は202.73点(技術点111.01点、演技構成点92.72点、減点1.00点)。
合計306.90点となり羽生選手に続いて2位&銀メダルを獲得しました。
羽生結弦(フリー2位:206.17点)
宇野昌磨選手、フェルナンデス選手よりも先に滑る事になった羽生選手、絶対王者として、そして五輪連覇をかけて挑む運命のフリーとなりました。
曲は映画「陰陽師」より「SEIMEI」、この曲を聞くと圧倒的な強さを誇る羽生選手を思い描いてしまいますよね♪そして演技スタート。
冒頭の4回転サルコウを綺麗にに降りると、4回転トウループ&3回転フリップも着氷。
後半の4回転サルコウ&3回転トウループも降りるが、3連続を予定していた4回転トウループ+1回転ループ+3回転サルコウは最初のジャンプで転倒はしなかったがバランスを崩して単独ジャンプになってしまう。
しかし続くトリプルアクセルを完璧に着氷&この部分を変更して3連続ジャンプに変えました。そして3回転ループは着氷、最後の3回転ルッツはかなりバランスを崩しながらも転倒や手などはつかず何とかこらえました。
本当に見ていてハラハラ&緊張する...苦笑。日本中でどれだけ同じような思いの人がいるんだろうとふと脳裏によぎりました...
そして演技終了後は拳を大きくあげてガッツポーズ。しばらく氷の上で吠えた後、何かを確かめるように地面を見つめて観客へ深々を礼&ありがとうございましたと言葉を添える。
恒例のごとく、プーさんが大量にリンク内へ投げ入れられる(苦笑)
フリーの得点は4回転を6本(1本は手をついた)決めたネイサン・チェンには届かなかったが、堂々の2位となる206.17点(技術点109.55点、演技構成点96.62点)をマーク。
結果合計317.85点となり、五輪連覇&金メダルを獲得しました。
平昌オリンピック、金メダルを取れる期待が一番大きかったのはやはり男子フィギュアスケートだったのではないでしょうか。
もちろんスピードスケート女子も、男子ハーフパイプも期待は大きかったと思いますが、やはり終わってみればダントツ1位の羽生選手はまさに圧巻の一言。
ジャンプ失敗するんじゃないかとハラハラしながら見ていましたが、安定感抜群&本当に美しい演技でしたね。
宇野選手も団体戦のSP100点超えに続いて、安定感抜群の演技で銀メダル、日本人が金銀ダブル表彰台に立っているところをみると本当に嬉しく思いました。4年後もまた同じような熱戦を期待したいですよね♪