Googleアドセンスのクリック率が高い場所・広告配置レイアウトを解説

2017年9月22日

【 本記事のターゲット 】

  1. Google AdSenseの審査に通過
  2. ブログに広告を掲載したいが、どの場所に配置すればいいか迷っている
  3. Google AdSenseの広告掲載数はどのくらいが適切か知りたい

以前ブログ収入の一つの方法として、Google AdSense審査通過ポイントをご紹介しました。

Googleアドセンス合格後は実際にブログへ広告ユニットを配置していく形になるのですが...

初心者の方やベテランの方でも、どこに広告ユニットを配置すればいいのか分からない・悩んでいるという方は多いかと。

そこで、当ブログの実績を元に、アドセンス広告ユニットはどの場所に配置するのは適切なのか?数はいくつまでOKなのか?クリックされやすい場所はどこになるのかをまとめてご紹介したいと思います。

アドセンスの配置で悩んでいるという方は、本記事を参考にしてみて下さいね。

Google アドセンスは1記事の中にいくつ配置する事が出来る?

記事より広告が多くならなければ基本制限なし

少し前からGoogle AdSenseを利用されている方は良く「Google AdSenseの広告掲載数は3つまで」と仰っている方が多いです。

事実、他のAdSense関連の紹介ページなどはまだそのように記載されているブログがたくさん存在します。

この3つまでというのは2016年8月までの話となっており、以前Google AdSenseの規約では下記内容が記載されていました。

  • 「1ページ配置可能な広告の上限」
    • コンテンツ向け AdSense ユニットは3つまで
    • リンクユニットは3つまで
    • 検索ボックスは3つまで

こちらの規約内容により、1記事に対してAdSenseの広告は3つまでという情報が現時点でも記載されている事があります。

しかし2016年8月以降、「1ページ配置可能な広告の上限」という項目は削除されており、かわりに下記内容が追記されています。

価値の高い広告枠

広告や有料の宣伝用資料は、配信するページのコンテンツよりも多くなってはならないものとします。また、コンテンツは、ページを訪れるユーザーの関心に合った、価値ある情報を提供するものでなければなりません。そのため、ユーザーにとって価値がほとんどないページでの広告配信と広告の過度な表示は、修正が行われるまで制限または無効にされる場合があります。

要するに、ほとんど価値のない(文字数が極端に少ない・情報がほとんど掲載されていない)ページに対して、AdSenseの広告を過度に掲載してはいけないといった内容に変更となっています。

逆にいうと、1記事のコンテンツが豊富であれば、記事・コンテンツを超えない過剰な広告掲載をしなければ、いくつでもAdSenseの広告を掲載する事が出来るようになっています。

もちろん、当ブログでもコンテンツをしっかり作り込んだ上でGoogle Adsenseの広告を掲載するようにしています。

1記事に対する掲載数は後ほど...

数は無制限だが、アドセンスポリシーはしっかり確認しておこう

広告数の上限が撤廃されても、もちろん今まで通りポシリーには従わないといけません。

Google AdSenseのポリシーページでもご紹介されている下記動画は一通り見ておいた方が良いです。

広告の配置- これであなたもポリシーマスター

そして記事を記載&公開していく中で、特に気をつけなければいけないのがGoogle AdSenseのコンテンツポリシー。

禁止コンテンツ」に関してはしっかり目を通しておくようにしましょう。

Google アドセンスの収益をあげる為には?最適な配置場所を把握しておこう

ではここからは実際にGoogle AdSenseの広告配置に関して、mog自身が実践しているブログ広告配置を元にご紹介していきたいと思います。

現在当ブログの広告ユニットですが、基本Google AdSenseしか利用していません。

また当ブログはレスポンシブタイプのブログになっておりますので、PCで見る場合とスマートフォンなどのモバイルで見る場合でレイアウトが自動で変更されています。

ですので、PCの場合とモバイルの場合それぞれに関してご紹介していきます。

PCレイアウト&広告配置位置

まずはPCのブラウザで当ブログを見た場合のGoogle Adsense広告配置は下記となっています。

青色で囲っている部分が広告ユニットになります。

見てわかる通り、Google AdSenseの広告ユニットを1記事7つ程度配置しています。

基本PCでもスマートフォンでも適切な大きさの広告を表示させたいので「レスポンシブ」で広告ユニットを作成しています。

ただし、記事下に左右2つ並べて広告を表示している「記事下左・記事下右」に関しては、記事幅に合わせる&ダブルレクタングル表示させるため「300×250」で左右に並べて作成しています。

モバイルレイアウト&広告配置位置

次にスマートフォンなどモバイル端末で当ブログを見たときのGoogle Adsense広告配置になります。

こちらも同様に青色で囲っている部分が広告ユニットになります。

基本は全てレスポンシブでの広告ユニット作成&配置となっています。モバイルの場合、Google AdSenseの広告ユニットを1記事5つ程度配置しています。

(2019年12月追記:レスポンシブタイプの広告ユニットを利用する事で、広告掲載数を増やす事に繋がり、結果収益増大に繋がる可能性があります。固定枠だと、掲載出来る広告数に限りがあるので...)

アドセンス広告がクリックされやすい場所はどこ?

1ヶ月間上記配置で集計

では実際にどの箇所が一番見られていてクリックされているのか、広告レイアウトをどのようにしたらいいのかといった所を紹介していきたいと思います。

実際に上記PC&モバイルで広告を配置した状態で1ヶ月表示回数やクリック数などを調査してみました。

具体的な数字を公開するとAdSenseポリシー違反に該当するような気もするので...数字公開は無しでランキング形式で紹介します。

第5位:モバイル上部(モバイル)

まずは第5位ですが、モバイルのみ表示している記事を読む前に上に表示される広告ユニットになります。

実はこの広告がランキングに入る事自体あんまり本意ではありません...なぜかというと、ページを開いた瞬間に広告をクリックするという事は、一生懸命書いた記事がまったく読まれていない可能性があるからです...泣

第4位:記事下左(PC)

次に第4位ですが、PCのみ表示している記事の下左側になります。レスポンシブで左右並べて表示しているのですが、左側の方に目線が行く模様。

こちらはちゃんと記事を最後まで読まないと(読まなくても一番下までスクロールしないと)たどり着けない広告ユニットになります。なので頑張って記事を作成した甲斐がありますよね。素直に嬉しいです。

第3位:記事内広告(PC&モバイル)

次に第3位ですが、PCとモバイル両方に掲載している記事文面中の広告になります。こちらもモバイル上部同様に本意ではないですね...記事を読んでいる途中で興味がなくなってしまったのか...はたまた読み直して頂いて広告に興味が出たのか...

前者だとちょっと残念...けど広告掲載しているんですけどね。後者という事を信じます(汗)

第2位:記事下(モバイル)

次に第2位ですが、モバイルのみ掲載している記事下の広告ユニットになります。

他ブログでも取り上げられていますが、記事下が一番クリックされる可能性が高いそうです。

当ブログでも同じ効果が出ていると思われる&ちゃんと記事を読んでくれている(少なくとも一番下までスクロールしてくれている)という事だと思うので、これまた嬉しい限りです。

第1位:関連コンテンツ(PC&モバイル)

そして第1位ですが、PCとモバイル両方に掲載している記事下の広告ユニット「関連コンテンツ」になります。

実はまだこちらの広告ユニットを利用出来るようになってから数ヶ月しか経過していませんが、明らかに効果がアップしています。

Google AdSenseで関連コンテンツでの広告掲載を利用する条件に関しては、以前下記記事にてご紹介しておりますので興味ある方は一度見ていただければと思います。

この関連コンテンツはサイト内のオススメコンテンツを自動で選定して表示&その間に広告を表示する事が出来るため、ページビューの向上にも役立ちますし広告クリック率もかなり高いです。

ちなみにこの関連コンテンツを掲載するだけでページビュー数が9%増加、サイト滞在時間が10%延長するといったGoogleの調査結果も提示されています。

記事下周辺がクリックされやすいというのは間違いない

サイトの構成にもよるかと思いますが、一般的にやはり記事の真下が一番見られる&広告収入を期待出来るとされています。

当ブログでも、結果だけを見れば「記事下」と「関連コンテンツ」だけでなんと約50%もの広告収入という内容になっています。

ちなみに当初Yahooのページなどで取り入れられているサイドバーの右上を収入源として期待していたのですが...調査結果からまったく見られていない&クリックされていません。

現在9種類の広告配置を実施していますが、サイドバー右上(記事右上)は8位、サイドバー右下は9位という散々たる結果です。

他のブログでも紹介されていましたが、サイドバーでの広告掲載はあんまり意味ないかもしれませんね...そもそも当ブログでは7割以上がモバイルからのアクセスなので、PCユーザ自体が少なくサイドバーを見る方も少ないので...

PC向けのサイトであればまた結果は違ってくるかもしれません。

TIPS:YouTubeでもブログノウハウを解説しています。良ければ合わせて見てみて下さい(内容が良いと思ったら、是非チャンネル登録もお願いします♪)

最後に

今回は当ブログの実績を元に、Google AdSenseの広告ユニットのレイアウトに関してどの場所に掲載するのがいいのか、どの場所がクリックされ収益が見込めるのかをご紹介しました。

もちろんサイトの構成や内容によっては全然違った結果になってくる場合もあると思いますが、Google AdSenseの広告配置に悩んでいる人、これからGoogle AdSenseを始めようと思っている方にとって本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。