キャンプ初心者向け。最初に揃えるべき必要な装備・機材をご紹介

2017年3月25日

【 本記事のターゲット 】

  1. 家族でキャンプに行った事がない。
  2. キャンプをしたいけど、どんな装備を揃えたら良いか分からない

今回は家族で初めてキャンプにチャレンジされる方向けに、どのような道具や備品が必要なのか、利用用途やあったら便利なものなどをご紹介してみたいと思います。

まずキャンプをスタートさせる為の必要最低限の装備をメインに紹介していきたいと思います。

mog自身、もともとワンダーフォーゲル部に所属&ファミリーキャンプを日々行なっているのですが、他の方から「キャンプを始めたいけど何から揃えればよい?」と聞かれる事も多いです。

という事で、mog目線なのでもしかしたら抜けがあるかもしれませんが、最初に揃えた方が良いもの・必須の装備などをご紹介していきます。

キャンプをするに当たって必ず必要なもの「テント」

テントはキャンプを始めるにあたって、絶対に必要なものになります。

基本はドーム型になると思いますが、それでも4人用、6人用、入り口の屋根有り/無しなど様々です。

居住性を重視するのであれば、家族4人でも6人用テントがいいかと思います。ちなみにmogはサウスフィールド 6人用ドームテントです。

屋根があれば多少の雨であれば外にいても平気ですが、後に記載するタープがあった方が絶対にいいです。

テントの屋根だけでは限界があります...こちらも後ほど記載しますが、椅子や机を置くスペースもいるので...

あと忘れがちなのがテントの下に引くグランドシートです。キャンプ場では芝だけでなく砂場+岩がゴロゴロしている場所もあり、テントだけだど底が傷付いたり寝るときにごつごつして寝にくい+痛い思いをする事があります。

テント純正のグランドシートもいいのですが、ちょっと高かったのでmogはブルーシートで代替えしています。

3m*3m程のものを買って使っていますが、今のところ快適に使えていますよ。

タープも必須、日よけよりも雨対策に活用

mog自身最初の頃タープなしでキャンプをしていたのですが...キャンプ場に来ている方で、感覚的には約8割の方がテント+タープを設置している気がします。

キャンプ場に行く度にそれはもう欲しくて欲しくて...嫁さんから置く場所ないと反対されつつ購入してしまいました♪

タープが必要になるシーンですが、夏場の日よけもあるのですが、どちらかというと雨対策という意味合いが強いですかね...外においてあるキャンプグッズが濡れないようにするには必須の装備となります。

さて、タープは大きく分けて「ワンタッチタープ」と「ヘキサタープ」になります。ちなみにmogが保有しているのはワンタッチタープになります。

  • ヘキサタープ

  • ワンタッチタープ

ワンタッチタープの特徴としては設置が非常に楽で、骨組みを広げてロープで固定するだけです。5分あれば十分設置可能です。

雨風にも強く、基本はこのタープの下に机や椅子、ランタンなどを配置します。

横からの雨風をしのぐために、タープの1面を覆うようなオプション(壁になるイメージ)も販売されています。

デメリットとしては持ち運びが少々大変です。結構重たくスペース(場所)も結構とります。mogが持っているタープはSOUTH FIELDのテントよりもタープの方が重いです...車に積む時も一苦労...

ヘキサタープの特徴としては持ち運びが楽で、自由に角度などを調整出来、キャンプの雰囲気を最大限に発揮してくれます。角度を調節すれば横なぶりの雨の時などうまく防ぐ事が出来ます。mog自身もこちらに買い換えようか実は検討していたり...苦笑

デメリットとしては設置が一人では難しく、紐で引っ張る形になるので設置に少々時間がかかります。

どちらにしてもテント+タープ各1式というのは、キャンプに行く時の必需品だと思います。

寝袋・夏場はタオルケットでも可。断熱マットも揃えよう

寝袋(シュラフ)は人数分用意しましょう。子供分もあった方がいいです。

mogはワンダーフォーゲル部時代のかなりいい寝袋(2万円以上、氷点下でも耐えれるもの)を持っていて今でも愛用しているのですが、キャンプだけであれば使用温度の目安は10度くらいで選定すればいいかと思います。

だいたい2千円〜3千円くらいでしょうか。

夏場であればもしかしたらいらないかも知れませんが、冬はもちろん春先でもキャンプ場は結構寒いので必須です。

あとは地面の対策です。熱は基本地面から奪われていきます。

テント下にグランドシートを引いていたとしても、地面に直で寝ると結構寒く...湿ってぬれてきたりします。また岩でごつごつしていると寝るとき苦痛です...

なので断熱マット(断熱シート)を人数分寝れる範囲に設置しましょう。これがあれば冷える事もなく多少の岩場でも快適に過ごす事が出来ます。ネットでもホームセンターでも売っています。

あと多少毛布などを持っていきましょう。何かあったときに便利です。

ランタン・懐中電灯(ヘッドライト)

ランタンは最低二つあった方がいいです(ランタン+懐中電灯とかでも可能)。

テントの周辺と、トイレやお風呂(コインシャワー)に行くときに家族別々で行動する場合にどうしても二つ必要になります。

ランタンはガス式とLED式の2種類ありますが、初心者の場合はまずは手軽なLED式の購入をお勧めします。

ガス式の場合、オレンジがかった暖色光が多くとても雰囲気は出るのですが結構面倒です...

LED対応でも暖色光タイプは発売されています。

下記がmogが持っているLEDランタンで、白色と暖色光の2種類切り替えが出来ます。家のベランダではじめて付けてみた時の写真ですが、ちょっと分かりづらいですかね...

mog自身はLEDランタン3台(大1台、小2台)&ヘッドライト1台を持って行っています。

LEDランタンはamazonやDEPOなどのスポーツショップ+ホームセンターなどで売っているので、気に入ったものを購入しましょう。電池の予備も忘れずに...

BBQコンロ・ガスバーナー・食器

BBQコンロはなるべくコンパクトな物がいいです。公園などで家族集まってBBQなどをする時は大きい方がいいのですが、ファミリーキャンプの場合は人数も少ないですし、持ち運びを考えると小さめのものをお勧めします。

椅子に座ってゆっくり火起こし+夜のたき火を楽しみたいのであれば、下記のような短い足がついているタイプがいいかと。

炭も忘れずに調達しましょう。だいたいいつも3kgあれば十分足ります。不安であれば5kg程度の炭を持って行っておきましょう。

下記+αくらいの炭分量くらいで十分かと...多すぎると丸焦げになりますよ(苦笑)。ポイントとしては、コンロの両端には炭を置かないように...焦げそうな食材を避難する場所を作っておきます。

着火材や予備の新聞紙などが有った方が火をつけやすいです。うちわも持って行きましょう。もちろん炭用トングも忘れずに...

あと以外と忘れがちなのが、湯を沸かす為のガスコンロとヤカンです。キャンプでお湯がわかせないとなると非常に切ない状態になります...電源有サイトであれば電気ポットを...

家庭で使っているカセットコンロでもいいとは思うのですが、mogの場合家庭用カセットコンロを持っていって火か付かなかった事が過去2回あり、どうも標高1,000m以上の高度な場所&寒い所だと火が付かない事があるようなので...

こちらもワンダーフォーゲル部時代のものですが、下記のプリムス製のガス&ヘッドを持参していつも調理&湯を沸かしています。

こちらは登山用なので、標高が高くても気温が低くても付かなかった事は一度も無いです♪

あと炭をおこすにしろ、ガスを使うにしろチャッカマンやライターなどは忘れずに持っていきましょう。

食器類も忘れずに持っていきましょう。基本は紙皿、紙コップ、割り箸などでいいかと思いますが、以外とフライパンや鍋がないと困るという事も多いです。

特にカレーやスパゲティを作る際など。BBQ時の料理用トングも持っていきましょう。

食器を洗う洗剤とスポンジ、BBQセットを洗う為の金たわしも忘れずに。

食料は以外と忘れる事はないのですが、この前お米を忘れるという失態をした事があります...

あと例えば焼きそばやウインナーをフライパンで焼くときに必要な油など...細かいですが必ず事前チェックしましょう。

机はあった方が便利。物を置くスペースがないと食事・BBQ時に困る

キャンプ+BBQ中に以外と必要になるのが机です。

BBQコンロ周辺に一つ、タープの屋根の下に一つ、また食材を焼く前においておくスペース+ドリンクなど...諸々机が重要になってくる場面が多いです。

mogは机を基本3つもって行っています。

子供用の小さな折りたたみ机、BBQや食事の時に子供2人と嫁さんが使うメイン机、mog自身が火起こしやBBQの食材を焼くときに食料を置いて置くようの机という感じです。

よくキャンプ場で見かけるのが3段机です。

これ欲しいんですよね...折りたためて広げると3段になっているので、結構便利な気がします。この前メイン机を忘れた時は、クーラーボックスを机がわりにして利用しました。

※2019年追記:木製の4段机を購入しました♪これがあれば、ものを置くスペースには困らないですよ。良ければ下記記事にまとめましたので、合わせて見てみて下さい。

椅子がないと外で座る場所がない

椅子は人数分準備しましょう。椅子がないと結構不便です。

mog自身、最初はレジャーシートをテント入口に敷いてその上で子供たちは食事などをしていたのですが...雨が降ると...かなり大変な事になります。

あと大人用の椅子には缶を入れれるタイプにしましょう。

たき火の前でまったりドリンクをおいしく頂く事ができますよ♪

夏場はしっかりしたクーラーボックスがないと食材が痛む...

次にクーラーボックスです。これ夏場ないと死亡フラグです...肉が腐ってしまいます...

mog自身は最初24Lくらいのプラスチック製クーラーボックスを購入して利用していたのですが....

家族4人キャンプとなると全然スペースが足らず、 50L以上のクーラーボックスに買い替えました。下記のイグルークーラーボックスです。

あとは保冷剤も複数購入しておきましょう。氷だと溶けたあとびちょびちょになりますし、保冷剤の方が数段長持ちします。

あとは用がなければなるべくクーラーボックスを開けないこと。開け閉めによって中の気温が上がり、保冷剤が溶けてしまうという事態に...

夜ドリンクを飲もうとすると、あれれ?冷えていない...といった悲しい出来事は避けたいですよね。

別記事となりますが、コストコで結構良いクーラーボックスが販売されている&クーラーボックスを冷やすコツを下記記事にまとめていますので、良ければ合わせて見てみて下さいね。

その他あったら便利なグッズをご紹介。

虫除けスプレー&香取線香。キャンプ場によって虫の種類や多さが違いますが、絶対に持っていくべきです。あと夕方などはなるべく長袖&長ズボンを履いて肌を出さないようにしましょう。夕方が一番蚊に刺されやすいです...

耳栓。周りが騒がしい時に便利です。キャンプでは基本22時消灯ですが、やはり盛り上がる時は盛り上がってしまう物です...これも別の機会に詳しく紹介します。

シャンプー石けん&タオル。キャンプでは温泉施設が付いていない限りコインシャワーです。コインシャワーにはシャンプーなどは基本付いていないので、忘れずに持って行くようにしましょう。

紐&洗濯バサミ(ハンガー)。お風呂に入ったあとのタオルや、子供が磯遊びをした後、服がびしょびしょ...結構困ります(苦笑)。タープやテントのポールに紐を括り付けてタオルや服を干して洗濯バサミで止めることができれば便利ですよ♪

食器乾燥用のドライネット。紙皿ではなく、食器やプラスチック製コップなどを持っていった場合、洗った後に置いておく場所が以外とありません....そのような時にドライネットがあれば非常に便利です。mogも途中から追加で購入し愛用しています。

ろうそく。これはよくワンダーフォーゲル部時代にも使っていたのですが、ランタンでは光が強すぎたり、花火の時などにろうそくがあれば非常に便利です。中には虫除け用のろうそくを購入してキャンプ時に利用されているという方もいます。

ゴミ袋。キャンプ場によってはゴミを分別すれば回収してくれるところもありますし、持ち帰りというところもあります。ゴミ袋は10枚ほどもっていっておきましょう。

薬箱。これも意外と忘れがち。子供が怪我をしたり、大人も頭痛などになる事があります。風邪薬・頭痛薬はもちろん、絆創膏やマキロンなども入れておいたほうが無難です。

携帯・スマートフォン充電用バッテリー。電源がないサイトも多数あるので、こちらも準備を。

最後に

mog目線になりますが、一通りキャンプに必要な装備・備品を説明付きでご紹介しました。

これからキャンプを始めるという方の参考になれば幸いです。必要な装備を揃えて是非キャンプデビューしてみて下さい。