【 本記事のターゲット 】
- 小さい子供がいる
- 身長が他の子と比べて低い、身長が低いのが気になる
今回は子供の身長が低くて悩んでいるという方向けに、低身長の基準一覧と成長サポートアプリを紹介します。
今mog家には9歳の息子と6歳の娘がいるのですが...mogや嫁さん自身がそこまで身長が大きくないというところから、遺伝的な要素などもあり、子供の身長はどちらかというと小さい方なんですよね。
「低身長」という言葉はお子さんがいる家庭であれば、多分だれもが知っている言葉かと思います。
身長が低いとうちの子は低身長なんじゃないのか、病院で見てもらった方がよいんじゃないのか、成長を促進するようなサプリメントが必要なんじゃいかと色々不安になる事も多いかと思います。
実は、mog家の息子の身長は周りから見てもかなり低く、何度か低身長の判定を受けかけているんですよね。そんな体験を元に、低身長に関して色々ご紹介してみたいと思います。
最終的には病院などで見てもらうに越した事はないのですが、不安な方は一度本記事を参考にしてみて下さい。
目次
低身長の判断水準、年齢ごとの低身長基準一覧を紹介
横断的標準身長・体重曲線男子(2000年度版)の年齢別数値一覧
先ほど記載した通り、mog家の息子の身長はかなり低いです。
幼稚園に入ってから現在小学校4年生になるのですが、背の順ってあると思うのですが、毎回一番最初か二番目といった感じで、三番目以降になったことがありません。
楽観的に言えば、行事などで一番最前列にいるので写真などは撮影しやすいのですが...苦笑
さて、そんな状況が続いていたので、実際に何度か病院へ行ったり低身長に関わる資料を取り寄せたりしています。その中で、そもそも低身長って何cm以下なら低身長という判定になるのか、基準が分からないという方が多いかと。
取り寄せた資料の中に、「横断的標準身長・体重曲線 男子 2000年度版」というものが入っており、低身長水準である「-2SD」の値を年齢別(3歳〜10歳)として書き出してみたのが下記。(スマホ等で表が途切れる方は横向きにするか、ページTOPの「完全版を表示する」をクリックして下さい。)
年齢 | 低身長基準(-2SD) |
3歳 | 86.5cm |
4歳 | 92.5cm |
5歳 | 98cm |
6歳 | 104cm |
7歳 | 109cm |
8歳 | 115cm |
9歳 | 119.6cm |
10歳 | 124.3cm |
ちなみに...mog家の息子の実身長と比較したのが下記。
年齢 | 身長(mog家の息子) | 低身長基準(-2SD) |
3歳 | 90.0cm | 86.5cm |
4歳 | 95.1cm | 92.5cm |
5歳 | 101.1cm | 98cm |
6歳 | 106.7cm | 104cm |
7歳 | 109.6cm | 109cm |
8歳 | 115.3cm | 115cm |
9歳 | 120.7cm | 119.6cm |
10歳 | 124.0cm | 124.3cm |
本当にいつもギリギリ...
10歳の項目に関しては低身長に引っかかっている数値になっていますが、実際に身長を測った時はまだ10歳になっていなかったので、様子見ということになっています。
子供の成長の多くは内的要因にあり。外的要因ももちろん必要
成長の要因には内的要因と外的要因あり
低身長はもちろんのこと、そもそも何で子供の身長の幅にここまでばらつきがあるのか...
それを考え出したらキリがないのですが、主に下記2つの要因から成長は成り立っています。
- 内的要因:体の中の要因。遺伝的要因やホルモン、代謝など
- 外的要因:栄養、運動、睡眠、薬剤、精神的環境
こちらの要因から成り立つわけですが、重要な要素は「内的要因」の方になります。
内的要因が重要、低身長児が多く受ける治療は成長ホルモン治療
mog家もそうですが、病院で診察してもらって未だ実際に何かしらの治療をした...ということはありません。
統計データとなりますが、成長障害の外来を受診した人の中で、実際に何らかの治療が行われるのは10~20%程度とのことらしいです。
そして、低身長の原因によって治療法は異なりますが、低身長児がいちばん多く受けている治療が「成長ホルモン治療」ですね。言葉は聞いたことがあるという人も多いかと。
低身長の中で1番多い病気は、成長ホルモンの不足による成長ホルモン分泌不全性低身長症となります。
成長ホルモン分泌不全性低身長症は、脳下垂体からの成長ホルモン分泌が低下または欠如した場合に起こる成長障害で、特発性(原因不明という意味)が最も多く、遺伝性はきわめてまれとなるので、低身長=遺伝という可能性はそんなに多くはありません。
症状としては乳幼児期の成長率は低くなり、3~4歳時には先ほど記載した「-2SD」という低身長の基準を下回っていることが多いんです。それ以降年齢を重ねるにつれて、身長増加率が不十分となり低身長が更に進行することが多い症状です。
ちなみに、成長ホルモン治療には、保護者の医療費負担額を軽減するさまざまな医療費助成制度が設けられています。
こちらを受けるにはいくつかの手続きが必要となりますので、-2SDの低身長基準を下回る場合は速やかに診察を受けた方がよいかと。
成長サポートサプリは効果はあるのか?外的要因としてサポートするもの
サプリメントは健康食品であって薬ではない
そんなこんなで、一応今まで診察はしてもまだ治療というところまでは行っていないのですが、このような状態が続くと親としては少しでも何とかしたいと思う人が多いかと思います。
そして、一番実践されるのが「成長サポートサプリ」ですね。身近にあるドラッグストアやネットなどでも見かけることが多いかと。
ただこれってサプリメントであって薬ではないんですよね。サプリメントは「検証食品」という位置付けになり、食事によって十分に摂りきれない栄養素を補うためのものという形になります。
実際にサプリに含まれている「カルシウム」などは骨を強くする作用はありますが、成長促進作用はありません。
また成長ホルモンの分泌を促進すると言われてる「アルギニン」ですが、アルギニンを服用して成長ホルモンの分泌が増えて成長が促進した...という科学的なデータが報告されたこともないらしいです。
とはいえ、効果がない&効果がほとんど期待出来ないと分かっていても、少しでも希望が持てるのであれば試したい...
嫁さんも上記のように話していたので、子供の成長に少しでも役立つことが期待できるサプリを下記にご紹介します。
初回は安く購入できるものがほとんどなので、もし気になるものがあれば試して見て下さいね。
子供の成長をサポートするサプリメント一覧をご紹介
ノビルン(高光製薬)
まずは高光製薬(株)が販売している子供の成長期応援サプリ「ノビルン」になります。
こちらはタブレットタイプのサプリとなるので、いつでもどこでも手軽に摂取できるので何かに混ぜたり片づける手間もなく、牛乳なども不要です。
味としては子供が大好きなラムネ味なので、毎日美味しく続けられるとのこと。
元々は母親の声から誕生した子供向けサプリメントとなっているので、子供の成長期に必要な栄養素をバランス良く配合した栄養機能食品となっています。
カルシウムの吸収力、丈夫な体づくりにこだわった黄金バランス「ボーンペップ:カルシウム:マグネシウム=3:2:1」で配合しています。
もちろん先ほど紹介したアルギニンはじめ、ビタミンD・ビタミンB6・シトルリン・オルニチンなど、体づくりに必要な成分が含まれています。
キッズセノビル(エメトレ)
次に(株)エメトレが販売している栄養機能食品「キッズセノビル」になります。
こちらですが、つい最近の出来事ですが、「日本マーケティングリサーチ機構」にて2019年1月に子ども向けサプリメント関連におけるインターネット調査を実施した結果、「子育てママが選ぶ3-9歳の子供に飲ませたいサプリメント部門」で第1位になった商品になります。
子ども向けサプリメント市場においてシリーズ累計1280万袋の販売実績があり、子育て中の親の生の声を参考に「美味しさ」「高い栄養価」「安心」「安全」であることを第一に考えて開発した3歳~9歳の子どもに特化したサプリメントとなります。
こちらも先ほどと同様にタブレットタイプとなり、ココア味となるのでお菓子感覚で食べることが可能です。
フィジカルB(ランフォルセ)
次に(株)ランフォルセが販売しているサプリメント「フィジカルB」になります。
成長期を応援する成長栄養補助食品となっており、カルシウム/マグネシウム/ビタミンなど、成長期に必要な栄養素をバランスを考えた商品となっており、こちらはドリンクタイプとなっています。
見た目は何だか青汁みたいなのですが、味はマンゴーミックス味なんですよ。
のびのびスムージー(健商)
次に健商(株)が販売している栄養飲料「のびのびスムージー」になります。
こちらはドリンク・スムージータイプですね、味はココア味とバナナミルク味があります。
伸び悩みの成長期の子供の栄養補給に悩む方向けに開発された栄養飲料となっていて、アルギニンやカルシウムはもちろん配合されていますが、その他の成長期に必要な栄養素がトータルで補給できる商品となっています。
MAX GPC α(オーバーテイク)
最後に(株)オーバーテイクが販売している「MAX GPC α」になります。
成長期の子供の伸びる力を強力にサポートする為に開発された商品となり、錠剤タイプとなっています。なので、こちらは若干年齢層が高めかも...
成長サポート成分「α-GPC」を180mg、成長期の子供に欠かせないアミノ酸「アルギニン」100mg、身体の土台を構成する成分を結合した「プロテタイト」100mgを中心に、50種類以上の栄養成分をバランス良く配合させたサプリメントとなっています。
「カルシウム」「マグネシウム」「亜鉛」「ビタミン」なども配合しており、1日6粒で1日に「必要な量」の30%~60%程度を補うことができ、普段の食事だけは「不足する量」をカバー出来ますよ。
最後に
今回は子供の低身長に関してと、成長サポートサプリについてご紹介しました。
子供の身長が低いと親としては色々不安になるかと思いますが、本当に-2SD(低身長基準)を割るようでしたら病院へ診察に...
それ以外であれば、少しだけ期待を持ちつつサプリ関連を試してみてはいかがでしょうか。