【 本記事のターゲット 】
- ハムスターを飼っている or 飼いたいと思っている
- 自分で進んで手のひらに乗ってくる「手乗り」を覚えさせたい
今回はハムスターを飼っている方であれば、一度はチャレンジしたことがあるであろうハムスター の手乗りに関して、どうすれば実現できるのか実体験ベースで詳しくご紹介します。
mog自身今現在ゴールデンハムスターを飼っているのですが、過去5回ハムスターを飼ったことがあり、4回がジャンガリアンハムスター 、今回の5回目がゴールデンハムスターとなります。
一番最初はmog自身が高校生の頃、ジャンガリアンハムスターの赤ちゃんが生まれたということで、親戚より二匹いただいたのがきっかけ。
最初は慣れずにビクビクしていたハムスターも、新しいケージや環境に慣れるといろんな仕草を見せてくれてとっても可愛らしい。
けど...中々実現できなかったものがあり、それが今回ご紹介するハムスターの手乗りなんですよね。
もちろん、ギュッと掴んで強制的にてのひらの上に乗せることは出来るのですが、そうではなくハムスター自身が進んでてのひらの上に乗ってきてくれるようになる...
これが本当に大変...というか、実現できるのか?と過去なんども自問自答してきました。
今回5回目となるハムスターを飼って子供たちとてのひらに乗るようにハムスターを育てた結果、見事成功したということもあり、実体験ベースで詳しくご紹介します。
ハムスターの手乗りを実現させたいと考えている方は、本記事を参考にしてみて下さい。
目次
ハムスター自身が手に乗ってくる「手乗り」を実現させる方法。ハムスターの種類にも注意
ハムスターのサイズ・体重・寿命・人懐っこさ比較一覧表をご紹介
まず最初に、そもそもハムスターの種類ってどんなものがあるのか?それぞれ大きさや体重・性格などはどうなのかをご紹介します。
ちょうどmog家にあったハムスターの比較表がありますので、そちらを下記にてご紹介。
簡単に表に書き出してみると下記の通り。(スマホなどで画面が途切れる場合は横向きにして表示して下さい)
種類 | 大きさ | 体重 | 寿命 | 性格(ふれあい) |
ロボロフスキー | 6〜8cm | 15〜30g | 2〜3年 | × |
ジャンガリアン | 7〜10cm | 30〜40g | 2〜2年半 | ○ |
キャンベル | 8〜11cm | 30〜40g | 2〜2年半 | △ |
チャイニーズ | 9〜12cm | 25〜40g | 2〜3年 | ○ |
ゴールデン | 15〜20cm | 100〜200g | 2〜3年 | ◎ |
手乗りを実現させる場合、ハムスターとのふれあいが非常に重要となってくるため、そもそもハムスターの種類としては
- ジャンガリアン
- チャイニーズ
- ゴールデン
このあたりの温厚な人懐っこいハムスターを選択することが重要です。
手乗りを実現させたい場合、ゴールデンハムスターを選択しよう
その中でも圧倒的に温厚な性格・人懐っこいハムスターといえば、「ゴールデンハムスター」なんです。
mog自身も過去4回ジャンガリアンハムスターを飼ったことがあるのですが...
手のひらにひまわりの種などを置いて、餌で呼び寄せて手乗りをさせたことはあるのですが、結局何もない状態で進んで手乗りしてきてくれることってほとんどない...いや、多分一度も実現しなかったように思います。
が、今回のゴールデンハムスター...めちゃくちゃ人懐っこいんですよ。何もないのに手を差し出しただけでてのひらに乗ってきたり、肩をよじ登ったり...
妻も昔よくハムスターを飼っていたらしいのですが、確かにゴールデンハムスターの方がジャンガリアンハムスターよりも人に寄って来ていたと言っていました。
なので、人懐っこい・てのひらに乗せたいといった場合、ゴールデンハムスターを選択してみましょう。
ゴールデンハムスターって大きいんじゃないの?と思うかもしれませんが、そんなに言うほど大きくならない・iPhone程度の大きさですので、人懐っこくて本当に可愛らしいですよ。
ポイント1:飼いはじめから1ヶ月はそっとしておく。ケージ・環境になれさせる
では実際にmog家にてゴールデンハムスターを飼い出して「手乗り」が実現できるようになるまでのステップをご紹介。
ペットショップから購入してきたのが2021年9月となり、家に戻ってから新規調達したケージの中にはじめてゴールデンハムスターを入れました。
この時なんですが...
ペットショップにて入れていただいていた小さな箱から、上記ケージへ移動させる時が大変だったんですよね。
びっくりするくらい、ゴールデンハムスターがビビってしまっていて...手で触っただけでジャンプするかのように逃げていくんですよ。
手乗りどころか、掴んだりするのも無理な感じで...指先一つで触っても過剰反応して逃げていきます。
ということで、飼い始めてから1ヶ月はほとんどハムスターに触りませんでした。
もちろん掃除などの時は掴んで別の容器に移動させたりすることはありましたが、それ以外はほとんど触りませんでした。
まずは新しい環境・ケージに慣れさせるため、餌も餌入れに入れてハムスター自身で食べさせます。
ポイント2:餌をケージの隙間からあげるようにする
次に、ある程度慣れて来たら、ケージの外から餌を手で直接あげるようにします。
これは、ハムスターにとって人間(手)が近づいて来たら、良い事が起こるという認識を覚えさすためです。
上記のケージの網の隙間より、餌・やさい・ハムスターのお菓子など色々上げてみます。
なんどか繰り返していくと、手が近づいてくるとハムスター自身から寄ってくるようになります。
もし出来そうなら、てのひらに餌を乗せて、それに向かってハムスターが乗ってくるという事もチャレンジしてみて下さい。
無理そうならやめておきましょう。ハムスターが怖いという思いを抱いてしまうと、手乗りが遠ざかってしまいますので...
ポイント3:ケージの外に出して色々遊ばせてみる
次にまだ手乗りはできないですが、ある程度手を入れるとハムスターが近づいてくる・掴んでも嫌がらなくなってきたら、お外遊びを増やしてみます。
例えば下記のようなハムスターの外遊びエリアをダンボールなどで作ってみます。
ハムスターが好きそうなトンネルをいくつか用意しておいて、その中を走り回ったり潜ったりして遊ばせます。mog家はダンボールを最大3つ並べて拡張して巨大別荘を作って遊ばせていました。
ただ、ダンボールだとハムスターが噛んで穴をあけてしまうので...最近ではホームセンターで販売している衣装ケースの大きいサイズを買って来て、その中をハムスターの別荘として使っています。
お散歩がてら、こちらに入れて遊ばしたりしていると、ハムスターも慣れてくるのかケージに入れていると「外に出たい」とケージの網をガチガチ噛み出します。
ポイント4:そっとハムスターの前に手を差し伸べる。乗って来たら手乗り成功
そんな時、そっとハムスターの前にてのひらを差し出してみます。
ハムスターにとっては「このてのひらに乗るとお散歩が出来る別荘へ連れて行ってもらえる」と認識するため、餌などを置かずとも、ハムスター自身でてのひらに乗って来てくれます。
下記が実際の動画になります。あ、お外に連れて行ってもらえるんだ〜という感じで、スイスイてのひらに乗って来ます。(スマホ等で動画が正常に再生されない場合、ページ最上部の「完全版を表示する」をタップしてみて下さい。)
上記のような感じで、いまやmog家のゴールデンハムスターは手を入れるとスイスイ乗って来てくれます。
飼い始めた時、指先一本でびっくりして逃げていたハムスターが嘘みたい(苦笑)。慣れも重要ですが、日々ハムスターと遊んでいたのが良かったのかな...
ちなみに匂いが重要という話もよく聞くのですが...そもそも掃除をしていたら必然的にわらなどを手で触りますし、毎日の餌やりとかも手が触れるので、匂いを無理やりつけたりとかは意識せずに過ごして来ました。
そして今となっては、だれが手を伸ばしても乗って来てくれるようになったので、匂いはそんなに重要じゃないんじゃないか?と思ったりもしています。
たまたま温厚な人懐っこいゴールデンハムスターだったのかも知れませんが...他の人の話を聞いていても、ゴールデンハムスターであれば、しっかり遊んでコミュニケーションとれば手乗り出来る確率は高そうですよ♪
最後に
今回はハムスターの手乗りに関して、どうやれば覚えさす事が出来るのか?実現する事が出来るのか?という部分を実体験ベースで詳しくご紹介しました。
ジャンガリアンハムスターでも実現できている人は大勢いらっしゃいますが、mog自身は過去に出来た試しがありません...
しかし、ゴールデンハムスターであれば、色々な遊びなどをする中で自然と手乗りが出来るようになりましたよ。
これからハムスターを飼いたい・ハムスターの手乗りを実現させたいという方は、本記事を参考にしてみて下さい。