帽子・ヘルメット着用時、顔認証は利用出来る?iPhone Face ID 検証ブログ

2020年3月29日

【 本記事のターゲット 】

  1. 顔認証(iPhone Face ID)を利用したい
  2. 帽子やヘルメットを着用している状況でも、認証ができるかどうかを知りたい

今回は帽子やヘルメットを着用したまま、顔認証が利用できるかどうか?という部分をご紹介します。

顔認証、皆さん利用していますでしょうか?おそらく日本国内で一番利用されている顔認証といえば...

そう、多分iPhoneのFace IDかと思います。

mog自身も先日、iPhone XSへ機種変更をしましたよ♪

お金を抑えるべく、少し旧型のモデルとなりますが、めちゃくちゃ快適に利用出来ています。

さて、iPhoneの顔認証なのですが、指で触れる必要なく認証を解除できるので通常モードだとめちゃくちゃ便利なのですが...

実生活で帽子やヘルメットをかぶりながら、iPhoneの顔認証を利用するシーンも多いかと。

そんな時、実際に帽子やヘルメットを被った状態で顔認証・Face IDが利用できるかどうか、検証も兼ねてご紹介してみたいと思います。

ちなみに、他記事にてマスクやメガネ・サングラスを装着した時の顔認証の挙動なども検証しましたので、良ければ合わせて見てみて下さい。

帽子・ヘルメット装着時は顔認証利用可能。Face ID検証レポート

iPhone XSの顔認証システム「Face ID」で顔認証設定

ではまずiPhoneのFace ID機能で顔認証を設定してみましょう。

今回検証に利用したiPhoneは「iPhone XS」「iOS 13」となります。

初期セットアップや上記設定アプリより自分自身の顔を認識&スキャンする事によって、顔認証・Face IDが利用可能となります。

上記の通りiPhoneのロックを解除する際に利用したり、ID / パスワードなどを入力するシーンで、Face IDを使ってID /PWを自動入力するという事にも利用出来て大変便利です。

ちなみに、iPhoneのFace IDですが、Appleの公式HPより機能を抜粋してご紹介すると...

Face ID は、最先端の TrueDepth カメラシステムと、顔の形状を正確に読み取る先進の技術があってこそ成り立つ直観的で安全な認証方式

Face ID は、iPhone X 以降および A12X Bionic チップ搭載モデルの iPad Pro で利用

TrueDepth カメラは、3 万以上の目に見えないドットを顔の上に投射して解析し、顔の深度マップを作成して、顔の正確なデータを読み取ります。また、顔の赤外線イメージも取り込みます。

メークを変えた、髭を生やした、といった外見の変化も Face ID は自動的に認識します。顔いっぱいに生えていた髭を剃ったなど、外見が大幅に変わった場合は、パスコードで本人確認をしてから顔のデータを更新します。帽子をかぶったり、スカーフを巻いたり、メガネをかけたり、コンタクトレンズをしたり、サングラスをかけたりしても、Face ID は機能するようになっています。さらに、屋内でも屋外でも、たとえ真っ暗な中でも使えます。

とご紹介されていました。

顔の深度マップ(凹凸など)や赤外線イメージなどから顔の情報をデジタル化し、化粧をしたりヒゲを生やしたくらいでは問題なく顔認識はできるみたいです。

Face ID設定時、必ずパスコード(必要桁数の数字など)を設定する必要があるので、仮に顔認証が上手く動作しない場合でも、パスコードを入力する事で認証を解除する事が可能です。

あと、帽子・スカーフ・メガネ・サングラスでも機能は動作するとはっきり記載されていました。

が実際どうなのか...という事で、ここからは実際に検証してみたいと思います。

帽子・ヘルメットなど、頭に装着するものは問題なく認証可能

今回mog自身の顔をFace IDでスキャンして認証設定したわけですが、スキャンした時はメガネなど何もかけない素の状態で設定を実施しました。

そのあと、帽子やヘルメットを被って顔認証が動作するかどうか?という部分を試してみます。

まず帽子...下記の帽子を被った時はどういった動作になるのか検証してみました。

結構深く帽子をかぶり、ただ目は見えるような形で被った状態でiPhoneのFace IDを試した所、問題なく認証&ロック解除する事ができました。

数回実施しましたが、一度もエラーになる事なく解除できたので、帽子をかぶる事自体は問題なさそうです。

次にヘルメット...

どちらかというと、帽子よりもヘルメットの方が大丈夫だろうという気はしていましたが...

予想通り、問題なく顔認証&Face IDでロック解除する事ができました。

という事で、基本頭に何か被り物をした時、顔認証が使えるかどうか?という部分ですが、問題なく利用出来るという結果になりました。

別記事でご紹介しておりますが、メガネやサングラスも問題なし。

ただマスクのように、顔を覆い隠すようなものに関しては、顔認証が利用できないといった状況になるようです。

最後に

今回はiPhoneの顔認証・Face IDに関して、帽子&ヘルメットを被った状態で反応するかどうか?という部分をご紹介しました。

結果、問題なく顔認証は利用出来ますので、iPhoneの顔認証・Face IDを使ってみたいと考えている方は、本記事を参考にしてみて下さい。