住宅ローン仮審査は複数申し込みしても大丈夫?取り消しは必要?実体験ブログ

2020年12月15日

【 本記事のターゲット 】

  1. 一戸建て・マンションを購入予定
  2. 住宅ローンを組む予定
  3. 色々な銀行・ネット銀行で比較検討したい、仮審査を複数出したい

今回は住宅ローンを組む際の仮審査に関して、複数の銀行・ネット銀行に審査を出しても大丈夫なのか?という点をご紹介します。

mog自身、先日夢でもあった新築一戸建ての契約を実施しました。

不動産との打ち合わせもそこそこ良好に進み、その中で「住宅ローンをどうするか?」という話になりました。

今回新築一戸建ての購入金額(土地&建物)は3000万円を超える金額となり...そうなると当然一括で払うことはできず、住宅ローンを組むことになりますよね。

金額が多ければ多い分、なるべく金利条件などが良い銀行と住宅ローンを組みたいですよね。けど、そもそも審査に通るのかどうか、出してみないと分からない...

時間の関係もあり、一度に仮審査を出して、仮審査に通過した銀行・ネット銀行の中から条件の良い所をチョイスしたいという方も多いかと。

そんな時、そもそも住宅ローンって複数仮審査に出しても大丈夫なのか?仮審査に出した後、キャンセル連絡などは必要なのか?という点を実体験ベースでご紹介します。

mog家の実体験ベースの内容となり、これ以外の方法も色々あると思いますが...一つの例としてこれから住宅購入を検討しているという方のお役に立てれば幸いです。

住宅ローン仮審査は銀行&ネット銀行など複数同時申請OK。キャンセル連絡はするべき?実体験ブログ

不動産側でローン仮審査を複数実施、新築一戸建てを契約

以前より地方移住を目指していたのですが、2020年8月にようやく念願の新築一戸建ての契約を実施することが出来ました。

東京に住みながらの地方(西日本)での場所探し、仮押さえ、契約と離れた場所だと苦労も多かったのですが、まずは無事に新築一戸建ての契約を終えることが出来ました。

まだ土地が完成していない&その上で建物建造となる為、まだ仮という状態ではありますが、間取りや設備をどうするか日々不動産とやりとりをする日々が続いています。

そんな中、当然お金の話も多く出てくるのですが、そもそも住宅ローンの仮審査に通過していない状態だと土地や建物の契約は出来ないので、不動産会社お勧めの地方銀行にて住宅ローンの仮審査を提出しました。

mog自身は全くの初心者だったので、源泉徴収票や仮審査に必要なもの・情報などは全て不動産会社にアドバイスして頂いて準備。

実際に不動産現地(西日本)へ訪問し、申し込み用意なども全て用意してくれていたので、その場で全て記入して提出。

結果、地方銀行を3つ程同時に仮審査を出して、全て問題なく通過することが出来ました。

ここは長年サラリーマンやっていてよかったなぁと思った部分。15年もサラリーマンやっていると、それだけで随分信頼があるということをこの時初めて知りました。

不動産側に任せてて大丈夫なのか?ネット銀行も検討した方がよいのでは?

不動産会社のアドバイスとしては、とりあえず条件の良さそうな地方銀行3つを選択し、全て仮審査を出した上で通過した中から条件の良いものを選びましょうという事になりました。

この時点で住宅ローンの仮審査は複数出しても問題ないということになりますよね。

そして、今回mog家が契約した不動産会社の場合、不動産会社が手配してくれた住宅ローンに関しては基本全て不動産会社の方で調整・フォローをしていただけるようで...

3つの中から条件の良いものを1つ選んだのですが、選ばなかった地方銀行へのお断り連絡なども全て不動産会社の方で実施してくれたようです。

という感じで、そのままとんとん拍子に進んでいったのですが、いやまてよ...このまま不動産に全て任せていて本当に良いのか?と。

流石に3000万円を超える住宅ローンは自分たちでも考えた方が良いのでは?

住宅ローン仮審査4つ目を自分で実施、ソニー銀行住宅ローン仮審査申し込み

嫁さんともそういう話になり、不動産会社に「自分たちでも住宅ローンを検討したいので、他で仮審査出しても良いですか?」と聞いて、「問題ないですよ、仮審査に通過したら金利条件など諸々教えてください」との回答だったので、実際に自分たちだけで住宅ローンの仮審査を出してみる事に。

先ほども記載した通り、既に3つ仮審査だして通過している状態なので、4つ目を自分たちで銀行を選択して仮審査を出すという事になりました。

選択したのは金利条件が圧倒的に有利な「ネット銀行」。

mog家にはmog自身と嫁さんの2つネット銀行口座があるのですが、今回はmogが保有しているソニー銀行の住宅ローン仮審査に申し込んでみる事に。

上記画面、ソニー銀行を持っている方であれば馴染みがある画面かと思いますが、左下にある「住宅ローン」の項目から住宅ローン申し込み&仮審査ってネット上でも簡単に出来るんですよね。

この記事では手順などは割愛させていただきますが、画面上で必要情報を入力して仮審査に出すと、mog家の場合は翌日には上記画面になっていて、ソニー銀行から書類が発送されたという通知が表示されていました。

そして、しばらくすると下記封筒が家に届きました。

中身を見てみると...

仮審査は無事に通過し、本審査の申し込み必要書類一式が送られてきました。

という事で、4つ目の仮審査も問題なく申請実施・通過する事が出来ました。

それぞれの住宅ローン条件を見て、本審査に出す金融機関を一つに決める

合計4つの金融機関の住宅ローン仮審査を実施し、その中から最も条件が良いものを選択するという形になります。

これがまた難しいんですよね...一概に金利が低いというだけでは決めれない部分も多く...「団体信用生命保険」「つなぎ融資の金利」「保証料」「手数料」だったり...

一応仮審査の有効期間ですが、銀行によって色々変動があるとは思いますが、先ほどの画像の通りソニー銀行は60日(目安)となっていますので、その間にどの銀行にするのかを決めましょう。

さて、mog家の場合...金利だけ見ればネット銀行が圧倒的に良かったのですが、いろいろな条件を考慮した結果、地方銀行の一番条件が良い所に決定&本審査・申し込みをする事に。

本審査も複数申し込んだ方がよい(場合によっては、より良い条件を引き出せる可能性もある?)という、ネット上の記述もたくさんあって悩んだのですが...

普通に地方銀行の金利・団信などの条件が良かった&今の職歴で落ちることはまずないという事だったので、mog家は1つの地方銀行に対して本審査を出す事にしました。

見送りになった金融機関の住宅ローンは取り消し連絡を実施

さて、ここで一つ疑問が発生。

仮審査通過、本審査申し込み待ちとなっているネット銀行はどうしたら良いのか...そのまま放置していても良いのか?

不動産会社が手配してくれた他の地方銀行に関しては不動産側で処理してくれたのですが、ネット銀行はmog家が単独で申し込んで仮審査通過まで持っていったので...

画面上を見ても、特に取り消しという項目はなさそう...なんだか住宅ローンの申し込み番号という項目が残ったまま、ずっと表示され続けるのか...なんだか嫌だな。

という事で、ここは面倒でもソニー銀行の窓口・サポートへ連絡。

専用フォームからコンタクトが出来る形になっていたので、「他の地方銀行の住宅ローンに申し込む事が決まったので、住宅ローンの申し込みをキャンセルしたい」とフォームに入力して送信すると...

上記メールが返ってきました。

仮審査で契約もしていない状態なので、上記のように断り連絡を入れなくても良いかな...と思ったのですが、放置は個人的にも気持ち悪いので...

その後、画面上でも住宅ローンの申込番号などは表示されなくなり、キャンセル手続きが完了したようです。

仮審査のキャンセル連絡は不要かも知れませんが...せっかく書類とか送付してくれているので、お断り連絡は礼儀として実施しておきましょう。

自分が銀行側の立場だった場合を考えると、お客さんから放置されたら嫌ですしね。

最後に

今回は住宅ローン仮審査に関して、複数の銀行・ネット銀行に審査を出しても大丈夫なのか?仮審査のキャンセルは実施した方が良いのか?という部分を実体験ベースでご紹介しました。

これから住宅ローンを利用する予定・検討しているという方は、本記事を参考にしてみて下さい。