【 本記事のターゲット 】
- 北海道帯広市、またはその周辺に行く予定がある
- B級グルメ・ソウルフードを食べてみたい
- インディアンに興味がある
今回は北海道帯広市周辺で展開されている帯広市民ソウルフードとなっているカレー屋さん「インデアン」をご紹介します。
今回年末に帯広へ行く用事があり、そこでお昼は豚丼を頂いたのですが、豚丼以外に帯広でオススメの店があるかどうかを帯広に詳しい知り合いに聞いたところ...
帯広のソウルフード「インデアン」というカレーショップがあるという事で、夕方になりますが実際に現地に訪問して食べて来ましたので、写真付きで詳しくご紹介します。
目次
帯広B級グルメ&ソウルフード「インデアン」とは
(株)藤森商会が運営している地元カレー屋さん
まずインデアンというカレーショップですが、地元帯広では有名な(株)藤森商会様が運営している飲食店となっています。
公式HPから抜粋させて頂きますが、
帯広で2番目においしいお店(一番おいしいのは妻と母の料理だから)
インデアンのカレーは高級レストランのように特別の日に選ばれるものではないかもしれません。だけど月に何度も足を運んで下さる常連さんがいたり、晩ごはんにとお鍋を持ってルーを買いに来て下さるお母さん達がたくさんいらっしゃいます。そんな風に皆さんの生活に溶け込んだ存在であることに、私達は喜びを感じています。おふくろの味とも違うどこか懐かしくてあたたかい「十勝の味」をご賞味下さい。
という事で、家庭の味に近いようで違った味、帯広市民に愛され続けられているソウルフード・B級グルメとなっています。
そもそもの成り立ちですが、藤森商会の先代社長が1968 年にインデアンショップ第一号店をオープンしました。なので最初の店がOPENしてからだいたい50年ほど経過しているでしょうか。
店内は後ほどご紹介しますが、他の店にはない斬新でインパクトのあるインテリアにしようという事で、ご自身の趣味「洋画鑑賞」から映画俳優のポスターを店舗内に飾ったそうです。
各店舗によって、オープンした年代によってポスターの俳優の顔ぶれも様々という事で、こちらも見所の一つとなっています。
北海道帯広を中心に展開、帯広地区に10店舗、釧路に2店舗
インデアンですが、地元北海道帯広地区(十勝)で展開されているカレーショップとなっており、帯広と釧路以外には店舗は存在しません。
帯広地区だけで8店舗展開されており、帯広駅周辺などにはCoCo壱番屋などのカレー屋さんを見かける事もありません。かなり地元の方に強いカレーショップとなっています。
函館の「ラッキーピエロ」というハンバーガーショップと同じイメージでしょうか。
こちらも地元民の圧倒的な支持により、マクドナルドの店舗が存在しないという状況になっているので...いやはや、北海道のB級グルメは面白いですね♪
ルーの種類は大きく3 つに分かれていて「ベーシックルー」、「インデアンルー」、「野菜ルー」の3つに分類されていて、地元北海道で獲れた食材をできるだけ使用したカレーになっていますよ♪
美味しいカレー屋「インデアンまちなか店」現地訪問・食レポ
では今回、実際に帯広駅前にある「インデアンまちなか店」に訪問してきましたので、実際に現地の様子やカレーの味などを食レポしてみたいと思います。ちなみに場所は下記。
帯広駅前からも歩いていける距離となっていますよ。
店内は広々とした空間、席数も多い
今回インデアンに初めて訪問・入ったのですが、広々とした空間でテーブル席が窓周辺で、中央にカウンター席が10席以上設けられていました。
今回は夕方、すでに日が暮れてからの訪問となりましたが、地元の方だと思いますが、一人で訪問されている方も多かったように見受けられました。
ちなみに壁を見渡すと、確かに映画のポスターが...苦笑。
メニュー価格一覧
では次にインデアンで提供されているカレーのメニュー・価格一覧となります。
※2021年追記:価格改定にて、2021年時点でインデアンカレーが税込み462円となっています。その他の商品も数十円値上げとなっています。
先ほど紹介した3種類のルーをベースに、7種類のカレーが販売されています。それに対してトッピングを付ける事が可能です。
価格はCoCo壱番屋などと比べてもかなり安い設定になっていますよね。特にソフトドリンク、通常飲食店などでは200円程度取られると思うのですが、なんと80円という激安価格で提供されているんです。
辛さは5段階(普通・中辛・辛口・大辛・極辛)から選択出来るようになっています。
衝撃的な持ち帰りメニュー。何とカレールーを鍋に入れて持ち帰る事が可能
そして現地訪問してびっくりしたのが持ち帰りメニュー。
これだけ見ると、特に普通かなと思うのですが、注目するのは左下に記載されている項目...
- ご自宅のお鍋をお持ち下さい。大歓迎いたします
ん!?鍋持参!?
色々調査してみたところ、地元の方が鍋を持参してお店に来る事が多いらしく、そのままカレーのルーを鍋に入れてもらって家で炊いたお米とインデアンのルーを合わせて家の中で食べるという習慣があるそうで...
何だか地元愛が強い感じがして良いですね♪
その他、上記メニュー表の右下にもあるとおり、何かしらの大会などに使う大きめのイベントカレーなどでは、鍋ごと現地に届けてもらえるというサービスもあるそうで...
地元に特化した特別サービスも充実しているカレーショップとなっているようです。
なるほど...他のカレー屋さんが帯広に入る事ができない理由が少しわかった気がします。
インデアンルー&ハンバーグカレー購入・食レポ
さて、今回は初めての訪問という事で、普通盛りのハンバーグカレー(インデアンルー)&チーズトッピング、辛さは普通で注文してみました。
上記がインデアンカレーになりますが、お皿はステンレスとなっており、ご飯が一面に敷かれた上にカレールーを乗せて提供する形となっています。
見た目はゴーゴーカレーに近い感じですかね。
カレー味は濃厚でいろんな材料・スパイスが効いている感じがしてとても美味しくいただく事ができましたよ♪
普通の辛さだとちょっと辛み・刺激物が少ないので、辛口がOKな方であれば、中辛〜辛口でもいいかと。
ホットオイルで辛さ自由自在に変化。カレーの味を損ねない
机の上に「ホットオイル」という謎のオイルが置いてありました。
説明を見ると、後から辛さがくるような辛さ調整調味料?になるみたいです。今回辛さは普通を頼んだので、試しにこちらのホットオイルをかけて食べてみました。
すると...説明文の通り、最初はまったく辛さの変動はない...
まぁ少し辛くなったかなと思っていたのですが、5秒〜10秒経過したあたりからぶわっと口の中に辛さが広がる感じ...
激辛等の辛さではないですが、なんだかじわじわくるような辛さでした。
なのでこちらのホットオイルをかける事で辛口になる...というわけではなさそうです。辛口が好きな方は最初の注文時に依頼するようにしましょう。
カレーに生姜?無料トッピングが充実
次に机の上に下記3種類の無料トッピング・調味料が置かれていました。
一番右がみなさんなじみ深い「福神漬け」、中央が,,,なんだろう、「漬物?」みたいなもの?そして、一番左がなんと「生姜」になります。
こちらのお店を案内していただいた知人も、カレーに生姜というのはなかなか無いのではないか?と話していたくらい。
確かにらっきょや福神漬けが定番ですが、生姜を載せた事は無い気がします。
という事で、この3種類をカレーの上に乗せてみました♪
見栄えはそこそこ良い気がします(苦笑)。福神漬けは無難に合います、問題なし。
中央の漬物は...うーん、多分合う気がします。ちょっとよくわからない。
そして生姜...最初は微妙かな...と思っていたのですが、続けて食べると何だか癖になるような感じの味付けに...
紹介いただいた知人も、毎回食べているとこの生姜がカレーに合うようになるといっていたので、意外と生姜ってカレーに合うんだなと初めて知る事が出来た食レポとなりました♪
最後に
今回は北海道帯広地区にて展開されている地元ソウルフード「インデアン」のカレーをご紹介しました。
冬の北海道はとにかく寒い...訪問した日も夕方から地面がカチコチに凍ってしまう状況...
そんな時、ピリッと辛いカレーを食べるのはいかがでしょうか。是非ホットオイルで火を吹いてみて下さい。