【 本記事のターゲット 】
- お好み焼きに付けるソースの種類が気になる
- お好みソース「おたふく」は関西・西日本だけ?
- お好み焼きのソースのシェア・ランキングを知りたい
今回はみなさん大好き「お好み焼き」にかけるソースの種類に関してご紹介します。
なぜか無性に食べたくなる「お好み焼き」、みなさんソースは何を利用していますか?
mog家はもっぱら「オタフク」のお好みソースなのですが、東京・関東に住んでいるまわりの人に聞いてみると「ブルドック」という方が多いです。
そんな中、西日本・関西出身の方と話をすると、「やっぱりお好み焼きはオタフクだよね〜♪」という声が多く聞こえたので、お好み焼きのソースのランキングや、オタフクのお好みソースの利用度・認知度などを詳しく調査してみました。
お好み焼きソースのシェアに関して詳しく知りたいという方は、本記事を参考にしてみて下さい。
目次
お好みソースは「おたふく」or「ブルドック」どっちがシェアが多い?地域別シェアもご紹介
子供が「今日のお好み焼きの味が違う」と言い出したのがきっかけ
2021年3月のお話となりますが、mog家にてダイニングテーブル上にホットプレートを出して、家族でお好み焼きを楽しんだんですよね。
ホットプレート上に生地を広げて、その上に具材を置いて好きなように焼いていく。子供も楽しんでくれますし、大人としても作りがいがあるというものです。
さて、お好み焼きがうまく焼けたので、mog家の息子(小学5年生)に渡してソースをかけて食べてもらったんですが...
- なんか今日のお好み焼き、いつもと味が違うねぇ〜
と。いつもと味が違う?具材や生地は一緒なのに...
そしてmog自身もその後お好み焼きを食べてみたのですが...あれ、確かに味がいつもと違う。
その原因としては、上記お好みソースがいつもと違うものを利用していたという所にありました。
- いつも利用しているお好みソース:オタフク
- 今回利用したお好みソース:ブルドック
美味しくないというわけではないのですが、mogの個人的な感覚からすると、オタフクの方が濃厚な甘めのソース、ブルドックの方が若干さっぱりしたソースという感じになっています。
子供としては、ねっとりあまーいソースのオタフクが好きなのかも。mog自身ブルドックのソースも好きで、美味しくお好み焼きを頂く事が出来ました。
オタフクのお好みソース、西日本・関西ではかなり有名
今回ブルドックソースを購入したきっかけなのですが、たまたま家のオタフクのお好みソースが切れていたという事で...妻が西友で購入したソースが「ブルドック」だったんですよね。
特に意図的に選んだわけではなく、たまたま安かったという理由です。
それまではmog家は基本「オタフク」のお好みソースしか購入した事がありませんでした。
なぜ「オタフク」のお好みソースしか購入しなかったのか...
それはmog自身の出身は兵庫県、妻の出身は岡山とお互い西日本出身なんですよね。
で、mog自身もそうなのですが、お好みソースの「ブルドック」というのは東京に来てから初めて知ったくらい...西日本にいた事は馴染みのないソースだったんです。
30年以上も前から、mog自身はお好み焼きのソースと言えば「オタフク」が定番となっていたんですよ。なので、無意識にお好みソースといえば「オタフク」を購入していました。
ちなみにオタフクは広島が発祥の地、関西・西日本から広がっていったという理由も大きく影響しています。
ブルドックのお好みソース、東京や関東エリアでかなり有名
がしかし、おそらく逆の東京・関東や東日本に住んでいる人からすると、
- いやいや、お好み焼きのソースといえば「ブルドック」でしょ。
という人が多いんじゃないかと思います。
実際、mog自身今東京江戸川区の住んでいるんですが、周りの人や会社の同僚(関東出身)に聞くと、やはりブルドックのお好みソースを使っているという人が非常に多いです。
理由としては、「オタフク」のマークって「おかめ納豆」のマークに似ていますよね(苦笑)
実はオタフクのお好みソースは競合商品と比べて後発となっており、東京へ進出してきたのが1980年代となりますが、東京・関東ではあまり受け入れられなかったという歴史があるようです。
お好みソース国内シェア。西は「オタフク」、東は「ブルドック」が圧倒的
では実際に、お好み焼きのソースシェア・エリア別のシェアはどうなっているのか。
まず、生産量ベースの調査となりますが、2017年度の日刊経済通信社の調査による「お好み焼きのソースランキング」を下記に記載します。
- 1位 おたふくソース:25.3%
- 2位 ブルドックソース:20.0%
- 3位 カゴメ:12.9%
- 4位 キッコーマン:5.0%
- 5位 イカリソース:4.9%
1位はおたふくソースとなっていて、2位がブルドックとなっています。やはりこの2強が強く、2つの商品で約50%のシェアを占めています。
ではエリア別・地域別はどうなのか...
こちらは販売金額でのシェアとなりますが、2017年1月〜12月までのソース主要メーカー別販売金額シェアとなります。
出典:流通ニュース
綺麗に二つに分かれていますよね。
- オタフクソース:東海・近畿・中四国・九州
- ブルドックソース:北陸・関東・東北・北海道
それも僅差というわけではなく、お互い圧倒的に差を広げてのシェア比率となります。
特に西日本でのブルドックに関しては、販売金額シェアが数%しかない状態となっており、オタフクかカゴメが圧倒的シェアとなっています。
どうりで西日本に住んでいる時、ブルドックソースの名前を聞かないわけですよね。販売はしていると思いますが、オタフクソースが圧倒的に強いので。
ということで、今回はお好み焼きに付けるソースのシェア・地域別ランキングなどを詳しくご紹介しました。
西日本ではオタフクのお好みソース、東日本ではブルドックのお好みソースが圧倒的シェアを誇っていました。
お好み焼きのソースで西日本と東日本との違い、シェア比率などを知っておきたいという方は、本記事を参考にしてみて下さい。