【 本記事のターゲット 】
- プレイステーション5(PS5)を購入予定
- 通常版とデジタルエディション、どっちを購入すれば良いか迷っている
今回はプレイステーション5(PS5)デジタルエディションを購入して利用してみた体験を元に、メリット・デメリットを解説します。
2023年4月、遂に我が家にもプレイステーション5(PS5)が届きました。
色々と在庫がないと言われていましたが、ここ最近在庫があるという表記を各店舗で多く見かけていたので、思い切って購入してみることに。
PS5は大きく2種類提供されていて、従来通りディスクドライブがあるPS5と、ディスクドライブ自体がないデジタルエディションが提供されています。
mog自身も最初迷ったのですが...そもそもディスクがないモデルを購入して問題なく遊べるのかどうか、何か不都合があるんじゃないかと...
ということで、同じように迷っている方向けに、デジタルエディションを購入して遊んでみた体験を元に、メリット・デメリットを解説したいと思います。
これからPS5を購入予定という方は、本記事を参考にしてみて下さい。
ちなみに、プレイステーション5(PS5)の他情報も下記記事にて色々ご紹介しておりますので、気になる項目あればあわせて見てみて下さい。
- プレイステーション5(PS5)初期セットアップの所要時間・手順を解説
- プレイステーション5(PS5)の各種ケーブルの長さを解説。HDMI・電源・USBケーブル
- プレイステーション5(PS5)コントローラーのバッテリー残量を確認する方法
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- プレイステーション5(PS5)プロダクトコードの利用手順を解説
- プレイステーション5(PS5)のスクリーンショットをスマホへ転送する方法
- プレイステーション5(PS5)でAmazonプライムビデオを見る方法。セットアップ・利用手順
- プレイステーション5(PS5)でYouTubeを見る方法。セットアップ・利用手順
- プレイステーション5(PS5)、PS Plus プレミアムに加入すべき?実体験ブログ
目次
- 1 PS5デジタルエディションは容量足らない?買わない方が良い?メリット・デメリット解説
- 1.1 PS5 デジタルエディション、完全デジタル対応のディスクドライブ非搭載モデル
- 1.2 メリット1:デジタルエディションの方が価格が安い
- 1.3 メリット2:デジタルエディションの方がコンパクト・軽量
- 1.4 メリット3:動作が静か。回転音を気にする必要なし
- 1.5 メリット4:ディスクの故障・ドライブの故障などが基本ない
- 1.6 メリット5:デジタルエディションだと容量が足らないというのは嘘
- 1.7 デメリット:中古ソフトが遊べない・ゲームを売る事が出来ない
- 1.8 デメリット:映画コンテンツなどブルーレイ・DVDが再生出来ない
- 1.9 デメリット:PS4ディスク版のアップグレードが利用できない
- 1.10 最後に
PS5デジタルエディションは容量足らない?買わない方が良い?メリット・デメリット解説
PS5 デジタルエディション、完全デジタル対応のディスクドライブ非搭載モデル
先ほども記載しましたが、PS5は従来通りディスクドライブがあるタイプと、ディスクドライブ自体がないデジタルエディションの2種類が提供されています。
上記がPS5デジタルエディションになるのですが、従来だと前面にディスクが入れるドライブが付いていたかと思いますが、デジタルエディションは本体のみ。
あとはUSBポートなどの接続ポートがいくつか備わっているだけとなります。
なので、インターネット接続をしてゲームソフトなどをダウンロードして利用する形ですね。簡単に言えばスマホと同じような感じかと。
iPhone / iPad ならApp Storeから、Android なら Google Play からアプリをダウンロードしてインストールしますよね。
PS5であればPlayStation Store からゲームソフトをダウンロード・インストールする形になります。
ではこのデジタルエディションは通常版と比べて何が違うのか、どういう部分がメリットでデメリットはあるのか。
下記記事にて順番にご紹介していきます。
メリット1:デジタルエディションの方が価格が安い
まず最初にメリットから。なんといっても価格ですかね。
PlayStation 5の通常版ですが、2023年4月時点で希望小売価格:60,478円(税込)となっています。
一方、PlayStation 5 デジタル・エディションですが、2023年4月時点で希望小売価格:49,478円(税込)となっています。
価格差はなんと11000円。ゲームソフトにすると1本・2本くらいデジタルエディションの方が安く購入出来るんですよ。
上記画像はグランツーリスモ7同梱版を購入したものですが、それでも価格は55000円ほど。圧倒的に安いですよね。
メリット2:デジタルエディションの方がコンパクト・軽量
次に2つ目のメリット。まぁ据え置きゲームなので、あまり気にしないかもしれませんが...
上記はデジタルエディションを横向きに置いた物ですが、通常版と比べてディスクドライブがない分、サイズもコンパクトですし重さも軽いんです。
下記にスペック・サイズを記載しておきます。(横向きにした時の寸法です)
幅 | 高さ | 奥行き | 重さ | |
PS5 通常版 | 390mm | 104mm | 260mm | 約4.5kg |
PS5 デジタル版 | 390mm | 92mm | 260mm | 約3.9kg |
PS5自体が曲線を描いているような機体になっているので、見る場所によってもちょっと違うのですが、デジタルエディションの方がコンパクト・軽量になっています。
メリット3:動作が静か。回転音を気にする必要なし
3つ目のメリットとしては動作が静かということ。
ディスクドライブを使わないので、ディスクの回転音などがすることもなく、本体自体も静かです。
そういえば、スーパーファミコンや64とか、ディスクじゃない時はこうだったような気もするなと少し懐かしくなったり。
ちなみに、あとで記載しておりますが、ディスクドライブ搭載のPS5を使う場合でも、ゲームソフトは一旦内蔵SSDにインストールされるのですが、ディスクを入れっぱなしにしておくとディスクの音が気になるという声がちらほら...
中には使用しない時はディスクを抜いて、ディスクドライブが作動しないようにして静けさを保つという人もいたり。
メリット4:ディスクの故障・ドライブの故障などが基本ない
こちらもディスクドライブを搭載していないが故のメリットですが、そもそもディスクドライブの故障を気にする必要はありません。
以前某PCのディスクドライブが壊れてしまって、CDが取り出せなくなったことがあるのですが...そのような心配はないですよね。
あと、昔ゲームキューブのスマッシュブラザーズのディスクを持っていたのですが、数年前赤ちゃんだった娘が目を離した隙に噛み噛みしてしまい...
結果、起動しなくなってしまったことがありました。そう言えば、数年前スイッチのスプラ2でもゲームソフトが認識しなくなったなぁ...
デジタル版だと、本体やSSDが故障したりしない限り、こういったトラブルに遭遇する可能性は低くなりますよね。
メリット5:デジタルエディションだと容量が足らないというのは嘘
次にメリット...でもないかもですが、mog自身一番最初にデジタルエディションで困ることは「容量不足」だと考えていたんですよね。
ちなみに、下記はPS5デジタルエディションをセットアップしただけで、まだゲームをダウンロード・インストールしていない状態になりますが...
PS5デジタルエディションは825GBのSSDを内蔵しているのですが、システムの容量などが最初に使われていて、実際に利用できる容量は667.2GBとなっていました。
セットアップ途中でプライムビデオやYouTubeなどを入れた+プリインストールのゲームもあり、セットアップが終わった段階では644GBが利用できる容量と表示されていました。
その後、グランツーリスモ7と、PS Plusプレミアムに加入して、ストリートファイター5、ドラゴンクエスト11、ファイナルファンタジー7リメイクをダウンロード・インストールしました。
その結果、容量はどうなったかというと...
上記の通り、残り340.9GBとなってしまいました。
まぁグランツーリスモとかFF7Rとか、容量がバカでかいゲームを入れたというのもありますが、ちょっと心もとないですよね。
じゃあ通常版のディスクが利用できるPS5の方が良いのか...というと、実はほとんど変わらないというのが正解となります。
PS4やPS5ですが、ディスク版のゲームをする場合、最初にPS本体(SSD)にディスクからデータをインストールして遊ぶ「フルインストール形式」となっています。
ですので、でダウンロード版でもパッケージ版でも、PS5本体の消費する容量は基本同じになります。
PS5は通常版・デジタルエディションともに本体に825GBのSSDが内蔵されているので、上記記載した内容は全く同じ結果に...
なので、デジタルエディションよりも通常版の方が容量を節約できる...というのは基本的に間違いとなり、どちらも消費する容量は同じとなります。
PS5ではSSDを増設することも出来るので、結果的にどうしても容量が足らないとなった場合は、どちらのエディションでも増設が必要となります。
デメリット:中古ソフトが遊べない・ゲームを売る事が出来ない
ではPS5デジタルエディションのデメリットって何があるんだろうか...
まず家電量販店やゲームショップなどで見かける光景として、中古販売がありますよね。
PS5もディスク版で中古販売があるのですが、デジタルエディションではその恩恵を受けることはできません。
基本的にPlayStation Storeからダウンロードするしか方法がないので...
あとは遊び終えたゲームを売ることも出来ないですね。ダウンロード形式なので...あと、ゲームの貸し借りも出来ないです。
ただ、デジタル版でも割引の恩恵は提供されていて、PlayStation Plusというサブスクリプション(有料)に加入していれば、特定のゲームを割引価格でダウンロード出来たりします。
例えば上記、有名なテイルズシリーズですね。期間限定ですが、なんと半額以下で入手可能となっています。
あとはゲームカタログなど特定のゲームがダウンロードし放題というものもあります。
mog自身もPS Plusプレミアムに加入して、先ほど記載したとおりドラクエやFF7リメイクなどは購入せずともダウンロードしてゲームをプレイしています。
mog自身もファミコンから色々ゲームをしてきましたが、世の中の仕組みが大きく変わってきていますよね...サブスクなんか昔なかったですからね...
デメリット:映画コンテンツなどブルーレイ・DVDが再生出来ない
次のデメリットとしては、当然ディスクドライブが付いていないので、ディスクを利用することが出来ないです。
通常のPS5版ですと、市販のブルーレイやDVDビデオなどで映画コンテンツなどを再生出来るのですが、デジタルエディションはドライブがないので再生不可です。
が、mog自身も最近映画などをディスクでレンタルすることが少なくなってきているのですが...
上記の通りプライムビデオなどがPS5にて利用できるので、オンライン上で閲覧すれば個人的には問題ないかなと...
デメリット:PS4ディスク版のアップグレードが利用できない
あとはPS4を持っている方だと、過去購入したPS4のゲームソフト(ディスク)を持っている人もいるかと。
PS5はPS4と互換性がありますので、ほとんどのゲームをPS5でプレイすることが可能です。
が、これもデジタルエディションだとディスクドライブが付属しておりませんので、利用することが不可となります。
あと、一部のPS4向けタイトルをPS5向けにアップグレードすることが可能です。PS5の公式HPでは下記のように紹介されています。
PS5でPS4の対応タイトルをプレイすると、ご利用の環境で最適化された高速でスムーズなフレームレートや高画質のビジュアルモードでプレイすることができます。
PS5タイトルとして最適化されたPS4のタイトルは、初めてプレイする場合はもちろん、プレイ経験のあるタイトルでもゲーム体験がアップグレードされていることを体感することができます。
手元にあるPS4のゲームソフト(ディスク)をPS5で快適に遊びたいと考えている方は、通常版のPS5を購入する必要があります。
最後に
今回はプレイステーション5(PS5)デジタルエディションを購入して利用してみた体験談を元に、メリット・デメリットを解説しました。
個人的には、PS4の旧ゲームソフトをディスクで持っている、ブルーレイやDVDなどの再生をPS5でしたいと考えている人以外はデジタルエディションで良いのでは?と思っています。
これからPS5を購入予定という方は、本記事を参考にしていただければ幸いです。