【 本記事のターゲット 】
- ぷよぷよが上手くなりたい
- GTR(グレート田中連鎖)が出来る様になりたい
今回はパズルゲームで人気の「ぷよぷよ」について、大連鎖を放つ&インターネット対戦にて勝率をあげる連鎖の組み方「GTR(グレート田中連鎖)」に関して、実践を元にご紹介します。
約20年前でしょうか...mog自身学生の頃、SFCの「ぷよぷよ」・「ぷよぷよ通」・PSの「ぷよぷよSUN」やなぞぷよも購入し、まさに全盛期の「ぷよラー」だったわけで...
当時いくつかぷよぷよの大会にも出場して優勝した事もあるくらいの実力を持っています♪
まぁ全国とかじゃなくて地元のゲームショップのゲーム大会ですが(苦笑)。
そこで優勝して、ゲームソフト(当時PSのアークザラッドII)を景品としてもらったのも良い思い出です。
当時から連鎖にはかなり自信があったのですが...最近ニンテンドースイッチの「ぷよぷよeスポーツ」のインターネット対戦をやり始めたのですが、びっくりするくらい「負ける」んですよね(汗)
おかしいなぁ...昔は地元では誰にも負けないくらい強かったのに...とか思いながら、いろんな人と対戦していく中で、「あれ?そういえば皆んな変わった積み方をしている...」と気付いたんですよね。
mog自身、昔のぷよらーだったので、基本は階段積み&折り返しで大体10連鎖出来れば良いかなという感じなのですが、ぷよぷよeスポーツの中では、ほとんどの方が「GTR」という積み方を実施していました。
GTR...なんだこれは...昔こんな積み方なかったのにと衝撃を受けるmog(苦笑)。
とはいえ、どうもこの積み方が対戦においてかなり有利に働いているようなので、mog自身も練習を重ね、今ではGTRを組んで対戦をこなすようになってきました。
という事で、大体GTRに関しては組み方も分かってきたので、GTRが中々うまく組めない・難しいと考えている方向けに、GTRの組み方をご紹介したいと思います。
ちなみに、GTRの組み方以前に「連鎖」が出来ないという方は、下記別記事にて初心者向けの内容を記載していますので、良ければ合わせて見てみて下さい。
目次
ぷよぷよGTR(グレート田中連鎖)の組み方・練習法。勝率アップを目指す!
昔ぷよぷよでは「階段積み&折り返し」が最強だと考えられていた
mog自身先ほども記載した通り、小学生の頃(30年前??マジか...苦笑)がぷよぷよ全盛期となっていました。
友達の家にいって、初代ぷよぷよを対戦ゲームとしてよく勝負したりしたものです。
初代ぷよぷよは相殺などもなかったので、基本「5連鎖」を相手より早く放てば勝ちとなるようなゲームになっていました。
なので、下記階段積みが当時は最強だと言われていたんですよね。
3つの同じ色のぷよを縦に並べて、一つぷよをずらして並べていくような組み方です。
一番端のぷよを消すと、順番に階段のようにぷよが落ちてきて消えていく&5連鎖が可能といった積み方ですね。
さて、その後ぷよぷよ通が発売され、初めて「相殺」という概念が出てきました。
そう、お邪魔ぷよを送られてきたときに、連鎖をする事でその分相殺する事が出来る&相殺分が多ければその分相手にお邪魔ぷよを送る事が出来るようになりました。
そうなってくると、先ほどの5連鎖では少ないので、先ほどの階段積みに対して画面端で折り返して二段目にもぷよを積んでいくという方法が当時は最強と言われていました。
上記の様な感じですね。右側まで積んだ後、上に伸ばして今度は左に折り返していくといった連鎖の組み方です。
階段積みだとぷよをちぎる際のスピードロス&折り返し時の攻撃に不利
階段積みをやった事がある人は分かると思うのですが、階段積みで組んでいく時に結構ぷよを「ちぎる」事が多いんですよね。
このぷよを「ちぎる」という行為が、結構なスピードロス・タイムロスにつながってきます。
あと階段積みの折り返しを使えば、10連鎖以上も夢ではないのですが...折り返し時に相手から攻撃されると結構もろく、すぐにお邪魔ぷよで埋まってしまうといった事が多々発生します。
こういった事が積み重なって、階段積みでぷよぷよeスポーツを勝負していると、結構負け越しが多くなってしまっている状況...
スイッチのぷよテトも持っているので、そちらもプレイしているのですが....まぁこちらはまだマシですかね。
ぷよぷよeスポーツは本当に強い人しか参加していないようなので、階段積みだとちょっと限界かな...と。
GTR(グレート田中連鎖)とは?L字型に組んで大連鎖&折り返しに強い形
そこで、対戦相手の80%以上?(レート上位陣)が実践していたのが「GTR(グレート田中連鎖)」と言われる連鎖の組み方になります。
下記がGTRの基本形となるのですが、
左下に緑と赤のぷよがあるのが分かるかと思いますが、赤ぷよがL字になるように緑ぷよで囲うような感じの組み方になります。
先ほどの階段積みとは違って、折り返し時のリスクを最小限に止める事が出来ます。
階段積みの折り返しだと上部に多くぷよを積まないといけないのですが、GTRだと多くて2段程度。直線に上に積まなくても折り返しが出来てしまうんです。
あとは突発的に相手が攻撃して来ても、階段積みの折り返しだと完成しないと放てないですが、GTRだと大体どのタイミングでも連鎖(本線)を放つ事が出来てしまうんです。
そして、大連鎖も狙う事が出来、
上記たまたま先日インターネット対戦でGTRで組み上げたものになるのですが、まずは緑ぷよを消して右側に連鎖が進み...
右側から左側に連鎖が進み...
折り返して左側から右側に連鎖が進み...
インターネット対戦にもかかわらず、それも多少お邪魔ぷよが混ざった状態にもかかわらず「14連鎖」を達成する事が出来ました。
あとGTRの組み方で特徴的な事として、先ほど階段積みだとぷよを「ちぎる」事が多いと言いましたが...
もちろんぷよを「ちぎる」事もあるのですが、ある程度ぷよをちぎらなくてもGTRが組めてしまう=組むスピードが早くなるという部分も特徴です。
GTRの組み方を解説。まずは土台・基礎をしっかり組む
さて、そんなGTR・グレート田中連鎖ですが、どうやって組んでいけばいいのか...迷われる方が多いかと思います。
階段積みなどは分かりやすいのですが、GTRって組み方が慣れないうちは結構難しい...
mog自身も何度か練習してようやくそこそこ組める様になってきたので(苦笑)
まず、GTRの基礎となる土台(L字型になる部分)を作るのが分かりやすいので、その方法をご紹介します。
ぷよぷよを始めた際、まず画面上の予備ストックに2つぷよが重なったものが2セット見えるかと思います。
で、ぷよぷよの通常ルールでは4色ぷよになり、大抵下記4パターンで降ってくる事がほとんどです。
4色違う色のぷよが降ってきたことは殆ど無い気がするので、こちらの4パターンを抑えておきましょう。
- パターン1:4つとも同色(例:青・青と青・青)
- パターン2:3つが同色(例:緑・緑と緑・赤)
- パターン3:2つが同色(例:赤・黄と赤・黄)
- パターン4:2つが同色でその他は違う色(例:青・紫と紫・赤)
まずパターン1の場合ですが、これは「全消し」ですよね。迷うことなく全消しを選択しましょう。
次にパターン2「3つが同色(例:緑・緑と緑・赤)」の場合ですが、下記の様な積み方にしてみましょう。
左側に2色同じ色を並べて、その横に一段上に同じ色、下に別の色のぷよを配置します。あとは左2つの緑ぷよの上に同じ色を並べましょう。
運が良ければ、同じ色のぷよが連なっているものが降ってきますので、それを横にして配置しましょう。
そのあとは、そのぷよの右側に緑を、その横にはL字になるようにぷよを配置すれば基本形は出来上がりです。
次にパターン3「2つが同色(例:赤・黄と赤・黄)」の場合ですが、これは左側に縦に並べて同じ色が横にくっつくように配置しましょう。
上記の様な感じ、さらに同じ色の組み合わせがくれば、右側に反転した状態で縦におきましょう。
このあとは左側にもう一つ赤ぷよを、その左側に黄ぷよを配置すればGTRの基本形は出来上がりです。
次にパターン4「2つが同色でその他は違う色(例:青・紫と紫・赤)」の場合ですが、下記の様な形で組む様にしましょう。
左側に紫がくる様に縦に配置し、その隣は紫が繋がる様な形で横に配置しましょう。
このあとは、もし仮に赤ぷよが2つ繋がってくれば横にして左上におけばL字型になりますし、赤紫がきたら二段目の赤ぷよの隣に横にして配置する形すれば、GTRの基本形が出来上がるはずです。
左側の折り返し&右側の連鎖尾をしっかり組み込む
さて、先ほど記載した方法でGTRの基礎をしっかり作ったあと、左側に折り返し・右側に連鎖尾といった形でぷよを組んでいきましょう。
まずは折り返し・左側の組み方ですが...これはぷよがどういう風にくるのかによって結構変わってくるので...
まず、L字型の上に別の色のぷよを乗せて、その上にL字にしたぷよと同じ色のぷよを置く方法です。
これは結構良く使う手法かと。階段積みと違って、右側にスペースがあればいつでも発火出来るという部分も特徴ですね。
次にL字型のぷよ&その隣のぷよの上に同色のプヨを横に並べるといった方法です。
こちらも良く利用しますね。この状態だと、左の紫ぷよの上に赤をおけば完成ですし、その後も連鎖を伸ばしやすいです。
が、左側の折り返し部分のみを作っていると、右側に折り返しぷよを積んでいけないので、並行して連鎖尾を作っていきます。
連鎖尾とは、連鎖の最後に効果を発揮する、ちょっとずらした形の連鎖形となります。
例えば上記の様な感じですね。
左側はGTRをしっかりと組んでいますが、右側はGTRの先にぷよを再度赤ぷよで挟み込み、さらに紫ぷよで挟んでその上下に青を挟んでいるといった状況です。
赤が発火点になりますが、その後緑が消えて、その後赤が消えます。
そして紫が消えて通常であれば終了なのですが、青ぷよを最後挟み込んでいるので、連鎖尾として+1連鎖追加することが出来ます。
上級者になってくると、この連鎖尾を+2連鎖、+3連鎖出来る方が多いです。まずは+1連鎖だけでも出来る様になりましょう。
連鎖尾で多い形は、右側に2つぷよを縦に並べて、左側に2つぷよを横に並べているような形が多いですね。
そうすれば、右側は2段になっているので同時に消えにくく、連鎖につながりやすい形となります。
折り返し後は二段目にぷよを並べていく。感覚・直感で組めるよう練習あるのみ
さて、折り返しと連鎖尾が出来たら、二段目を作って連鎖を伸ばしていきましょう。
例えば上記の場合だと、赤ぷよから連鎖を伸ばすことが出来ますよね。コの字型・鍵積みといった手法で積んでいくのが良さそうです。
次に上記の場合、こちらは黄色から連鎖を伸ばしていく形になります。
GTRの場合は、折り返し・連鎖尾を同時に作っていけるという最大の特徴があり、階段積みのように不要なぷよを右や左に上積みするようなことが少ない手法になります。
そして、折り返しぐらいになると、大抵連鎖尾も出来上がっているので、その後連鎖を伸ばしていって結果的に大連鎖を放つことが可能です。
もし仮に途中で相手から攻撃を受けた場合も、いつでも本線が発火出来る様な状況を作り出すことも出来るので、反撃にも強い積み方になりますよ。
あとはひたすら練習ですね。慣れてくれば自然とGTRで組むことができるようになってくるのですが、何百回・何千回とするうちに出来るようになってきますよ。
ということで、今回はパズルゲームで有名な「ぷよぷよ」に関して、対戦に強い戦法・大連鎖を放つことが可能な「GTR(グレート田中連鎖)」に関して詳しく解説してみました。
まずは土台となるGTRの基礎を作れる様になることが最初のステップで、次に折り返し・連鎖尾となってきます。
慣れてくると基本は自己流でより早くGTRを組み上げることが出来、大連鎖も可能となってきますので、是非何度も練習して自分なりのGTR戦術・戦い方を開発してみましょう。