【 本記事のターゲット 】
- 日本三景松島へ訪問する予定がある
- 松島をどこから見ればいいのか、事前に把握しておきたい
今回は日本三景松島に関して、どこから見れば綺麗に見えるのか、2018年8月上旬実際に訪問した時の状況を元に、詳しくご紹介します。
今回訪問前に気になった事としては東日本大震災の津波は松島では大丈夫だったのか...という事。
松島は宮城県の太平洋側に位置するので、被害も受けたんじゃないかと...
道中などは津波の爪痕がまだ多数(堤防を作っていたり、建物を壊して更地になっていたり...)ありましたが、現地訪問した限り松島は特に何事もなく無事だったような様子でした。
理由を聞いて見ると、松島湾内には多数の島々が点在しており、その島々が緩衝材となって津波のパワーを相殺・減衰させたらしい...
という事で、松島は現時点で問題なく観光可能ですよ♪
実際に国内&海外からの多数の観光客でめちゃくちゃ賑わっていました。
そんな松島をどこから見るのが綺麗なのか...今回山の上の展望台&海辺からと両方から松島を観察してみましたので、それぞれどんな感じに見えるのかご紹介します。
ちなみに、松島の食べ歩き・グルメに関して下記別記事でご紹介しておりますので、興味がある方は合わせて見ていただければと思います。
目次
山頂の展望台から見た松島の景色はどんな感じか?
松島展望台「白衣観音」へ車で訪問
今回松島へは車で訪問しました。という事で、地元を良く知っている人に「松島」は何処から見るのがベスト?と聞いてみた所、「山頂の展望台」か「遊覧船」のどちらか...と言われたので、まずは無料で利用出来る山頂の松島展望台「白衣観音」へ車で訪問しました。
山なので、道中は中々の坂道です。が、道路はしっかりしていたのでカーナビで合わせておけば問題ないかと。
最寄り駐車場は10台程度のスペース、少し離れたところに30台程度停めるスペース有り
こちらの展望台には無料の駐車場が備え付けられていました。
が...展望台元の駐車場が上記なのですが、見ての通りちょっと狭い...
今回2018年8月の平日昼間に訪問したのですが、それでも上記のようにほぼいっぱいでした。
駐車スペースじゃない場所にとめている方もいて、駐車出来て大体10台くらい...平日昼間&夏休みだったので学生(多分大学生)が多かったですね。
しかし、この駐車場の手前に少し歩かないといけないですが、30台くらい停めれる駐車場がもう一つ設けられていました。
そちらはほぼガラガラなので、その場所を使えば満車で停めれない...という事はなさそうです。
展望台全体MAP、白衣観音 or 西行戻しの松の2箇所展望台あり
下記が展望台の全体MAPになります。これを見れば、先ほどの第2の駐車場という場所も分かるかと...
「白衣観音」or「西行戻しの松」と2ヶ所の展望台があるのですが、白衣観音の方が展望台としてはよく見えましたね...
あ、トイレもありましたよ♪展望レストランもあり、甘い匂いが漂っていました♪
という事で、白衣観音の展望台を見て行きましょう。下記写真の通り、駐車場から多少坂道を登って行く感じになります。
頂上までは徒歩1分程度なので、直に到着します。
松島展望台「白衣観音」から見た松島
という事で、展望台に到着しました。
が...8月に来たせいでしょうか...周りの木々が生い茂っていて何だか松島が隠れてしまっている...苦笑。
もしかしたら、春先とか冬とかの方がよく見えるかも。冬は雪&道路の凍結が怖いですが...
下記写真が展望台から撮影した&木々の隙間から撮影した松島になります。
...どうです?分かりますでしょうか。
そもそも松島って海とその中の各島々&岩の上に松の木が生えている部分を全部纏めた景色の事になります。
ちょっと角度を変えて別ショットで写真をパシャリ。
うーん...はっきり言って微妙(苦笑)。
何だか今回はもやが掛かっている&夏で木々が生い茂っているせいか、展望台からはいまいちピンと来ない...
展望台には説明分&写真が掲載された看板も設置されていました。
晴れていれば上記のような写真も撮影出来るんですかね...裸眼だとつらいので、双眼鏡などを持参した方が良いかもしれません。
あと展望台といっても、真上から見える訳ではないので...よく写真などに使われている島々が点々としている光景は、ヘリなどから空撮しないと無理っぽいですね。
海辺から見た松島の景色はどんな感じか?
展望台と違って圧倒的に人が多い
という事で、今度は地上&海辺から松島を見たらどうなるか...を見て行きましょう。
車で近くの駐車場に停めて、松島の目の前、県立自然公園松島までやってきました。
結構人・観光客が多かった♪平日ですよ?海外から旅行で来られている人も多数いらっしゃいました。震災の影響は殆どなさそうですね。
こちらの公園には撮影スポットとして、下記日本三景松島と記載された石碑があったり、奥の細道関連の足跡などを見学する事が出来る様です。
ちなみに7月21日は日本三景の日らしい...とりあえず写真映えしそうだったので一枚パシャリ。
五大堂から見た松島
海辺から色々松島を見てみたのですが...うーん、山頂よりも全く見えない&分からない(苦笑)。
そして遊覧船に乗ろうと思ったのですが、1時間に1本しか出ていない&長期滞在するような時間がなく断念...
という事で、無料で橋を渡って多少松島の各島々へ近づけるかなと思い、伊達政宗公が造営したと言われる国指定重要文化財でもある「五大堂」へ歩いて訪問してみました。場所は下記の通り。
五大堂は松島の一つ・シンボルとしても有名で、実際に外から撮影した写真はまるで岩の上に松の木が生い茂っていて、その中央に五大堂が設営されているような感じで見る事が出来ます。
奥に見える長い橋(福浦橋)を渡るのは有料らしく...この五大堂へ続く橋は無料で利用出来るという事なので、こちらの橋を渡って松島を見てみようという事に。
五大堂へ続く橋ですが、下記の通り完全に観光スポット化されていました。お土産屋さんも♪
松の木が生い茂っており、赤色の木製橋という事で、松島&日本の雰囲気を感じる事が出来るような作りになっていました。観光客も大勢います♪
ちなみにこの赤い橋...途中下記写真の通り、一部地面が空いているのでスマホ等を橋の上で落とすとそのまま海へポチャリ...気をつけましょう。
赤い橋を2つ渡ると五大堂がある島へ到着。ここにも多数の観光客がいらっしゃいました。
五大堂の先から松島を写真で撮影してみた感じが下記。
展望台よりは岩に松の木が生い茂っている島々が分かる...気はしますが、やはり遠いですね。
あと地上からなので全体が見えない...
そして五大堂から撮影する時も、五大堂の周辺に生えている木々の枝&葉が邪魔で島々を上手く撮影出来ない...遊覧船が非常に多いのが上記写真を見て分かりますよね。
一番良い景色が見れるのは「遊覧船」。それぞれの島々を見て回る事
遊覧船であれば有名な島々を目の前で一つずつ見る事が可能
という事で、松島の全体を見るのであれば先ほど紹介した展望台か五大堂から見る、もしくは今は運行を中止?しているヘリの遊覧飛行などがベスト。
ですが、松島をじっくり観光したい・見てみたいという方は、それぞれ島々の形を間近で見る事が出来る遊覧船がベストです。例えば下記のような感じ。
岩に松の木が数本生えていて、何とも不思議な光景に目を奪われますよね。
上記もなかなか...確か一本松の島は伊達政宗お気に入りの島だったとか...
遊覧船が乗れる場所、料金と時間
これらを見るにはやはり遊覧船に乗るべきです。9時から1時間置きに16時まで運行(冬期は15時まで)しています。
乗り場は下記、チケット売り場も近くにあります。
大型船は空きがあれば予約無しで利用出来ますが、より島々に近づける中型・小型船は予約が必須です。
中型船・小型船の予約は電話のみで予約出来るみたいですので、希望される場合は一度電話で詳細を聞いてみましょう。
料金は大体大人一人1000円ちょっと、小型船は6000千円(5名まで)からとなりますので、ある程度人数を揃える必要がありそうです。
コースも選べるみたいなので、詳細はこちらを参照にして頂ければと思います。
ということで、今回は日本三景松島をどこから見ればいいのかといった部分に関して、展望台や海辺・遊覧船に関してご紹介しました。
全体を見渡したいのであれば展望台だと思いますが、中々距離が離れているので、やはりお勧めは遊覧船ですかね...お金は掛かりますが、有名な松島の島々を近くで見る事が可能ですよ♪
松島観光を計画されている方は本記事を参考にしてみて下さいね。