【 本記事のターゲット 】
- 大暴落時、ウェルスナビではどのくらい損失が出るのか知りたい
- コロナショック時(2020年)のウェルスナビの変動・大暴落値を知りたい
本日は資産運用・世界水準のロボアドバイザー(AI)「ウェルスナビ」が暴落する時はどんな感じなのか、実際にコロナショック(2020年)の出来事・実体験を元にご紹介します。
みなさん、お金増やしたいですよね(苦笑)。
もちろんmog自身もお金を増やして、田舎に移住してのんびり過ごしたいという思いから、2018年10月頃に「ウェルスナビ」を資産運用としてはじめました。
いやはや、本当に順調だったんですよ...そう、2020年3月が来るまでは...
個人的に2010年過ぎから株や資産運用にちょこちょこ手を出しはじめたのですが、2011年3月の東日本大震災時の暴落も相当なものでしたが、2020年のコロナショックはそれを上回る全世界を巻き込んだ歴史的な大暴落となりました...本当に勘弁(汗)
が、せっかくなのでこの記録を残しておこうかと...
という事で、わかりやすく日経平均株価とNYダウの変動と共に、どのようにウェルスナビの資産が変動していったのか、どのくらい暴落したのかを実体験ベースでご紹介したいと思います。
世界経済が暴落した時のウェルスナビの変動値を知りたいという方は、本記事を参考にしてみて下さいね。
ちなみに、大暴落さえなければ初心者にとってもおすすめなウェルスナビ、下記に口座解説手順などをまとめていますので、興味がある方は参考にしてみて下さい。
目次
2020年コロナショック、日経平均&NYダウと共にウェルスナビが大暴落。どのくらい損失が出たかご紹介
2020年3月、NYダウが1日で3000ドルも大暴落する歴史的な日に...
さて、2020年3月、おそらく生涯忘れる事が出来ない大暴落相場が到来してしまいました...
そう、新型コロナウィルスによる世界経済の悪化です。日本もはじめ、中国やヨーロッパ、そしてアメリカにも...全世界を巻き込むような形で、世界経済が衰退しかねないような状況になってしまいました。
一斉休校、入国制限、移動制限、外出禁止、生活必需品に関連する店以外は営業禁止などなど...
中国では工場がストップしたことによって、空気汚染が劇的に良くなったとか...日本では毎日のように起こっていた満員電車がかなり緩和されて、テレワークが急激に導入され始めましたよね。
あとはNTTが発表していましたが、日本では3月2日から一斉休校になってから、インターネットの使用量が全体を通して40%アップしたんだとか...
確かに、コロナショック時の休校中、うちの小学生&幼稚園児もアマゾンプライムビデオをめちゃくちゃ見てましたから(汗)
こうなってくると、経済衰退はどうしても避けられない...そして日本だけの話ではなく、全世界を巻き込んだ話になってくるので、あれよあれよと株価が大暴落...
そして、来たる2020年3月16日...
16日のNY(ニューヨーク)株式市場で、NYダウ平均株価が前週末比2997ドルも下落...こんな数字見た事ない(汗)。過去最大の下げ幅を記録して取引を終える結果となりました。
下落率も12.9%...1987年10月19日のブラックマンデー(22.6%安)以来の大きさとなりました。
NYダウ、日経平均株価共に一瞬で30%近くも暴落...あちこちで悲鳴が
もちろん、3月16日だけの暴落ではなく、3月に入ってから1000ドルを上回る下落が目立つように...サーキットブレーカーも16日までに3度も発動され、チャートを見ると無残な形に...
これぞナイアガラの滝。
もちろんNYダウに限った話ではなく、日経平均株価も下記の通り。
2020年2月12日には
- NYダウ:29,551ドル
- 日経平均株価:23,861円
2020年3月16日には
- NYダウ:20,188ドル(マイナス9363ドル、32%の下落)
- 日経平均株価:17,002円(マイナス6859円、29%の下落)
という事で、約1ヶ月の間に30%もの下落が発生。投資家の間でもあちこちで悲鳴が上がっている状況です。
日本はもちろん、世界中がこの混乱をなんとか食い止めようと、様々な経済政策を打ち出してきていますが...
原因のコロナウィルス自体が解決できないと、効果も限定的という味方が強いみたいですね...
ウェルスナビにてリスク許容度「5」で250万程運用、暴落時どうなった?
そんな歴史的暴落時にmog自身が資産運用として利用していたのが「ウェルスナビ」です。
一時期テレビCMなどで大々的に宣伝されていたので、実施している人も結構多いのでは?
このウェルスナビの良い所は、資産運用初心者でも、とりあえずお金を預けてしまえば自動で毎月積立&資産運用している所ですよね。毎年最適な資産配分を自動で算出してくれて、1年ごとに見直してくれる所もGoodです。
さて、そんなウェルスナビですが、mog自身は初回(口座開設時)に眠っていた余剰金160万を原資にして、毎月5万円を1年半程積み立てて運用してきました。
運用ですが、ウェルスナビでは「リスク許容度」というものが設定できるのですが、MAX「5」に設定した状態で運営、そしてコロナショックを迎えることになりました...汗。
さて、どんなグラフ推移になったかというと、下記の通り。
NYダウ、日経平均株価とまったく同じような感じで下落・ナイアガラの滝状態となってしまいました...
ただ、資産の内訳を見て見ると全てが下落しているという訳ではなさそうです。
特に安全資産と言われている「金」に関して、今回のコロナショックのような歴史的大暴落時でもしっかり、プラスをキープしてくれています。
やはりこういったときは安全資産、ゴールドや円なのか...とも思ったり。
NYダウ・日経平均株価の暴落値とウェルスナビ暴落値を比較検討
さて、先ほどのグラフをもっと細かく見ていき、実際にどのくらい損失が出たのか、NYダウ・日経平均株価の暴落値との関連性を含めてご紹介してきます。
まず、コロナショック前のウェルスナビ最高値が下記。2020年2月20日に記録した+407,924円になります。なんと+16.8%もの運用実績になっていたんですよね。
普通に考えてすごいです。定期預金に入れるより遥かに良い値ですよね。
がしかし...コロナショックで一変します。2020年3月16日に記録したのが-482,669円になります。なんと、一瞬で-19%という運用実績に...
最高値と最低値、たった1ヶ月という違いにも関わらず天と地...100万円近い開きが出ています。
これをNYダウと日経平均株価との値を比較すると下記の通り。(スマホ等で表が途切れる方は、スマホを横向きにしてご覧下さい)
2020年2月20日 | 2020年3月16日 | 暴落率 | |
日経平均株価 | 23,749円 | 17,002円 | 28.5% |
NYダウ | 29,219ドル | 20188ドル | 31% |
ウェルスナビ(原資:243万円) | 2,837,924円 | 1,997,331円 | 30% |
先ほど資産の内訳をご紹介しましたが、ウェルスナビは株や債券だけではなく、金や不動産といった部分にも分散して投資してくれてはいるのですが...
こう見ると、やはりNYダウ・日経平均と連動して、だいたい同じくらいの値の暴落が発生した形となりました。
なので、ウェルスナビ自体が悪い...とは個人的には思わないのですが、暴落がきたらそれなりの覚悟が必要だということが身にしみて今回体験出来ました。
数年後、数十年後プラス圏内に復帰すると願って、このままコツコツと長期投資していきたいと思います。
※2021年7月追記:現在状況がかなり改善し、ウェルスナビの資産運用額も+39%と大幅改善しました。やはりウェルスナビは長期投資という目線が重要ですね。
最後に
今回はウェルスナビに関して、コロナショック時の大暴落にてどのくらい損失が出たのか、NYダウ・日経平均株価と比べて暴落率はどうだったかという部分を実体験ベースでご紹介しました。
ウェルスナビは資産運用初心者にはうってつけの商品・ロボアドバイザーだと思いますが、暴落時はそれなりの暴落率が適応されてしまいますので...
資産運用=リスクが発生するということをしっかり覚悟して、ウェルスナビ・資産運用を始めるようにしましょう。