iTunes を使わずにWindows PC から iPhone に写真を転送する方法・手順を紹介

2020年5月18日

【 本記事のターゲット 】

  1. Windows パソコンを利用している
  2. パソコンに保存されている写真・画像データをiPhoneに転送したい

今回はWindows パソコンに保存されている写真データをiPhoneへ転送する方法をご紹介します。

以前下記別記事にて、iPhoneのカメラで撮影した写真データをWindows パソコンへ転送する手順をご紹介しました。

が、実は他の方から質問をいただき、Windows パソコンに保存されている写真を観賞用にiPhoneへ転送して保存できないか?と言われたんですよね。

たしかに、思い出写真など過去のデジカメのデータをiPhoneに転送して、観賞用に見たいという方もいらっしゃるかと。

という事で、今回はパソコンに保存されている写真データをiPhoneへ転送・保存する方法(iTunesを使わない)をご紹介します。

ちなみに、WindowsパソコンからAndroidスマホへ写真データを転送・保存する方法や、Mac経由の場合の方法に関して、下記別記事でご紹介しております。良ければこちらも参考にしてみて下さい。

iTunesを使わずにパソコンからiPhoneへ写真データを転送する手順

USB経由でパソコンからiPhone内のストレージへ書き込みする事は不可

先ほどご紹介した記事に記載しているのですが、iPhoneのカメラで撮影した写真データをUSB経由で簡単に取り出す事が可能です。

という事は、逆にWindows PCに保存されている写真データをiPhone内へ書き込めるのでは?と思い、USBケーブルでパソコンとiPhoneをつないで実際に試してみました。

USBケーブルでiPhoneをパソコンに接続すると、上記の通りiPhoneがパソコン上で認識されて...

エクスプローラーで開くと、「Apple iPhone」といった項目が外部ストレージとして出現します。

こちらをクリックして進めていく事で、写真が保存されている階層までたどり着く事が可能です。

なので、こちらにドラッグ&ドロップで写真をアップロードすれば、簡単にパソコンからiPhone内へ写真データを転送出来ると思ったのですが...

あれ?うまく転送・アップロード出来ない...

上記の通り、この場所に写真をドラッグしようとしても、進入禁止マークが表示されて写真をアップする事は出来ません。

どうも読み取りはできる(iPhone内の写真は抽出できる)のですが、書き込み(iPhone内へ写真をアップ)する事は出来ない仕様のようです。

うーん、Windows パソコンからはiPhoneへ写真をアップ出来ないのか...Apple、Macであれば、AirDropで簡単にできるのになぁ...

クラウドストレージ(Dropbox)を使ってパソコンからiPhoneへ写真を転送

Dropboxアカウント(無料)を取得、フォルダを作ってWindowsから写真をアップロード

という事で、直接iPhone内へのアップロードは諦めて、クラウドストレージを使った写真転送を活用してみる事に。

今回はクラウドストレージで有名な「Dropbox」を例にしてご紹介します。

まず、予めDropboxのアカウントを無料で取得しておきましょう。有料プランもありますが、特定の写真転送であれば無料プランで十分です、

無料でアカウントが発行できたら、まずはWindows側でDropboxを開いて、その中に先ほどの写真をアップロードしましょう。

下記はWindows パソコン上のブラウザ「Chrome」でDropboxを開いた画面になります。

右下に表示されていて、少し見にくいかもしれませんが...

Dropboxでは新規フォルダを作る事ができますので、今回写真アップロード用に分かりやすいフォルダを一つ作ってみましょう。

今回は「サンプル」というフォルダを作ってみました。

上記の通り、新規で作ったフォルダの中を開いて、その中にWindowsからiPhoneへ転送したい写真をドラッグ&ドロップでアップロードします。

上記の通り、アップロードが完了したらiPhone側の設定をしていきましょう。

iPhoneにDropboxアプリをインストール。パソコンと同じDropboxアカウントでサインイン

まず、iPhone側のApp Storeより、無料でDropboxのアプリをインストールします。

インストールが完了したら、先ほど発行したDropboxのアカウントでサインインしましょう。

正常にサインインできたら、下記の通りWindowsパソコンで作成したフォルダの一覧が表示されるはずです。

先ほど作成した「サンプル」フォルダもあるはずですので、こちらをタップしてみましょう。

上記の通り、パソコンからアップロードした写真データを表示する事ができます。

Dropbox内の写真を選択してiPhone端末の中に画像を保存

Dropbox上で写真データを見る事も出来るのですが、せっかくなので先ほどと同様にiPhoneの写真アプリ内に保存してみましょう。

先ほどの画面の右上に表示されている選択アイコンをタップして、iPhoneの写真アプリに保存したいデータを選択します。

選択できたら、画面下に表示されている「エクスポート」をタップします。

「画像を保存」をタップします。

上記のようなポップアップ表示が出たら「OK」をタップします。

Dropbox内にある選択した写真データが写真アプリ内に転送・保存されますので、そのまま待機します。

iPhoneの写真アプリを開いて転送されているか確認。新規アルバムで整理整頓を

では実際にiPhone側を見てみましょう。写真アプリを開いてみて下さい。

上記の通り、先ほどWindows パソコン上にあった写真がちゃんとiPhoneへ転送・保存されていますよね。

ただ、他の写真と同じ階層に保存され、写真が多いと分かりにくいので...

分かりやすいようにアルバムを作ってみましょう。

右上の「選択」をクリックして、上記の通りアルバムに格納したい写真を選択します。

左下にある上矢印のアイコンをクリックします。

「アルバムに追加」をタップします。

「新規アルバム...」をタップします。

分かりやすいように、アルバムの名前を入力して「保存」をタップします。

そうする事で、上記の通りアルバム内に写真を格納する事ができました。

思い出のシーンなどの名前にして、分かりやすいように写真アプリ内を整頓してみましょう。

ということで、今回はiTunesを使わずにWindowsパソコンからiPhoneへ写真データを転送する手順をご紹介しました。

他にも色々ありますが...手軽に行える機能としてはクラウドストレージかと思います。

Windows パソコンからiPhone・iPadへ写真データを転送したいという方は、本記事を参考にしてみて下さい。