沖縄唯一の鉄道「ゆいレール」乗車ブログ。Suica利用可能?切符はQRコード

2019年2月5日

【 本記事のターゲット 】

  1. 沖縄へ行く予定がある
  2. 那覇空港からの移動手段としてモノレール「ゆいレール」を利用する予定
  3. ゆいレールはどうやって乗ったらいいのか、那覇空港に隣接しているのかを知りたい

今回は沖縄唯一の鉄道「ゆいレール」に関して、実際に乗車してみた体験を元に諸々ご紹介します。

先日2019年1月末に東京から沖縄へ行く用事があり、羽田空港から那覇空港まで飛行機でひとっ飛びしてきました。

知り合いに鉄道好きの人がいるのですが、以前沖縄に行きたいかどうかを聞いた時に「鉄道がない県に行ってもなぁ...」という言葉を発したのを今でも覚えています。

そう、日本国内でおそらく電車・鉄道が走っていない県といえば「沖縄県」なんですよね。ただ唯一鉄道と言われるものがあり、それがモノレール「ゆいレール」になります。

那覇空港と那覇市内の主要拠点が繋がっているので、空港を利用する人はこのモノレールを使う人多いかと思います。

一応モノレールの定義ですが、1本の軌条により進路を誘導されて走る軌道系交通機関の事を指します。

語源は「一つのもの」を意味する「mono」と軌道を意味する「rail」からモノレールと名前が付いており、単軌鉄道(たんきてつどう)という分類から、沖縄唯一の鉄道という表現は正しいのかと...

という事で、沖縄唯一の鉄道「ゆいレール」に関して、現地取材を元に詳しくご紹介してみます。

沖縄唯一の鉄道「ゆいレール」那覇空港駅乗車ブログ。切符はQRコードなどレア要素あり

那覇空港2F連絡通路を使って、徒歩2〜3分で那覇空港駅へ到着

那覇空港到着後、到着ロビーが1Fになるので、まずはエスカレーターで2Fに上がりましょう。

すると、下記写真の通り連絡通路があり、モノレール「那覇空港駅」まで歩いて向かう事が出来ます。

出口を出ると下記のような感じ、既に「那覇空港駅」と見えていますよね。

途中下記の通り動く歩道もあり、屋根も付いているので仮に雨が降っていても濡れる心配はなさそうです。

段差もないので、大型キャリーバッグやベビーカーでも安心ですね。

日本最西端の駅「那覇空港駅」到着。SuicaやICOCAなどICカード利用可能

2分ちょっとであっという間に「那覇空港駅」に到着。

全然意識していなかったのですが...日本最西端の駅みたいですね。そりゃそうだ(苦笑)

さて、いつも通勤時に使っているSuicaでサクッと入ろうと思ったのですが...おっと、ICカードは非対応なのか...

2019年1月時点の情報なので、これは今後変わるかもしれませんね。

現時点では「Suica」「PASMO」「ICOCA」「TOICA」といった有名どころのICカードは利用出来ないという状況になっていました。

ちなみに...「OKICA」という沖縄独自のICカードがあるのですが、これは利用出来るそうな...なぜ沖縄だけガラパゴス化しているんだ?(苦笑)、Suicaでいいじゃん...

何か理由があるんですかね。※ICカード乗車券の主流である「サイバネ規格」を採用していないのが理由だそうです。

※2021年3月追記:ようやくゆいレールでもICカードが使えるようになったようです。下記記載が公式HPに追記されていましたよ♪

ゆいレールでは、Suicaと相互利用する以下の交通系ICカードもご利用可能です。

Kitaca、PASMO、manaca(マナカ)、TOICA、PiTaPa、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCA

切符は自動販売機。珍しいQRコードが記載された切符が出てくる

手持ちのIC系は利用出来ないので、仕方がなく切符を購入する事に。

下記の通り、自販機はたくさん設置されているので、そんなに混雑する事もなさそうでしたよ。

反対側にも設置されていたので、全部で6台ですかね。

上記の通り、タッチパネル形式になっていました。

目的地を選択してお金を入れると...

下記の通り、モノレールの切符が発見されました♪

ん?これはなんだ?切符の表面に「QRコード」が記載されているのですが...

ちなみに裏面をみてみると、下記の通り。

真っ白...嘘だ、磁気じゃないのか?

ここでも沖縄のガラパゴス化にちょっとびっくり...

自動改札機にQRコードをかざすシステム。出るときもかざすが、切符は回収されない

さて、このQRコード付きの切符ですが、どうやって利用するんだろうか...

とりあえず改札口へ向かう事に。

飛行機の搭乗口でスマホやチケットのQRコードをかざすと思うのですが、それと同じイメージですね。

ちょっとかざすシーンは写真取れなかったので、下記ゆいレールHPから引用させていただきます。

出展:ゆいレール

上記の通り、先ほど表面に記載されていたQRコードをかざすと「ぴっ」と鳴るのでそのまま通過する事が可能です。

ちなみにOKICAを持っている方も、同じ場所にかざすらしいですね。QRコードとICカードが同じ箇所で処理出来るシステムになっていました。

出展:ゆいレール

という事で、無事改札を通過。

この後県庁前までモノレールで移動して、出るときも同様にQRコードをかざさないと行けなかったのですが、何と切符が回収されないんですよね...

一応切符回収箱というのが目立たない感じで出口に設置されていたのですが...mogは記念に持って帰ってみましたよ♪

モノレールは2路線で運行しているので快適、車両は2両編成で人がいっぱい

結構田舎の方だと単線で鉄道など運行している場合が多いのですが、ゆいレールは単線ではなく2路線で運行しているので、行き違いの待ちなどはなく快適に利用出来ましたよ。

上記のような感じ。

車両は下記の通り。

2回乗りましたが、両方もと2両編成でしたね。

平日昼間の時間帯に利用したのですが、人は結構多かったです。どちらも普通に乗れましたが...座る事は出来ませんでした。

最後に

今回は沖縄唯一の鉄道である「ゆいレール」に関して、現地乗車体験を元に詳しくご紹介しました。

一番驚いたのは切符のQRコード。結構レアな気がするので、もし那覇空港へ行ってモノレールに乗る機会がある方は本記事を参考にしてみてください。