ぷよぷよテトリス、テトリス側の方が弱い?Tスピンを使って攻撃力を高めよう

2018年10月8日

【 本記事のターゲット 】

  1. ぷよぷよテトリスで遊んでいる
  2. テトリス側が弱くて対ぷよぷよ戦で全然勝てない
  3. テトリスで攻撃力を上げたい

今回はニンテンドースイッチで利用出来る「ぷよぷよテトリスS」に関して、テトリス側が弱い・勝てないという方向けに、テトリス攻略法をご紹介します。

テトリス対ぷよぷよ戦で、テトリス側では全く勝てない

mog家の息子、ぷよぷよの腕前がどんどん上がる(5〜7連鎖)

mog家では最近息子(8歳)とニンテンドースイッチで「ぷよぷよテトリスS」を良くプレイしています。

mog自身、息子に色々教えた甲斐もあって、ぷよぷよのみかなり上手くなって来てしまい...

息子がぷよぷよ、mogがテトリスだと一方的にやられてしまう展開がしばらく続いていました。

息子も普通に7連鎖とかしてくるので...20年以上もブランクがあるテトリスで息子のぷよぷよに勝つのは一苦労...

テトリスの最強攻撃は4段消しの「テトリス」...ではない

mog自身はテトリスでする戦法としては、従来一番メジャーな4段消し(テトリス)を狙う方法です。

基本上にどんどん積み重ねて行って、縦の棒が1本HOLDしておいてもう1本来た時に4段消しを2回(テトリスを2回)する事で、何とか息子のぷよぷよと対等に戦ってきました。

上記のような感じ、基本左右どちらか1本空きを作って綺麗に積んでおき、2回連続でテトリスをして相手にお邪魔ぷよを送る感じ...

がしかし、この消し方だとテトリス1回してもぷよぷよ相手に送れるお邪魔ぷよ(攻撃)はせいぜい1段半くらい...

2回連続でテトリスを実施しても3段前後...これだと相手(ぷよぷよ)の5連鎖や7連鎖には到底太刀打ち出来ないんですよね。

以前まだそんなに息子が連鎖しない時であればまだしも、最近はかなり厳しい...というか負け越しています。

参考動画:「あめみやたいよう氏」のYouTubeで勉強・T-SPINが上手い

そこでどうにかしないとなぁ...と思い、色々調査した結果、何と4段消しのテトリスよりも協力な技があるらしい...

その名も「T-SPIN」...ティースピン??mogにして見れば、4段消しのテトリス以外に強い攻撃はないと思っていたので、これ本当に寝耳に水...20年以上も実戦から離れていると、色々ルールが出来ているという事ですね...

※ちなみに今回LEN(テトリス連続消し)に関しては触れませんのでご了承下さい。これも昔は無かった新技になりますね。

最初さっぱり分からなかったのですが、ここはやはり上手い人の動画プレイを参考に「まずは見て学べ」の精神。

で、世界No.1テトリスプレイヤーの「あめみやたいよう氏」の動画を色々と拝見&研究する事に。

こちらがあめみやたいよう氏のYouTubeでのプレイ動画なのですが...テトリスに関してはもう圧巻の一言。

世界一のテトリス動画を見ていると分かると思いますが、T-SPINをメインに使いながらテトリス(4段消し)を混ぜて、目にも見えない驚異的なスピードでどんどん上手く攻略していく様子がわかるかと思います。

最近パズルゲーから久しく離れていたmogだったのであんまり知らなかったのですが、現時点ではテトリスのほうがぷよぷよよりも遥かに強いらしい。

ちなみにあめみやたいよう氏はぷよぷよもプロ、めちゃくちゃ上手いんですよ。それでもテトリスの方が圧倒的に強いですね。

その強さの秘訣は組み立ての早さとT-SPIN...

という事で、このT-SPINとはどういった物なのか、どうやれば実現出来るのかを紹介してみます。

T-SPINとは?組み方や攻撃力をTスピンシングル〜トリプルに分けて解説

少ない段消しで攻撃力抜群。Tスピントリプルはテトリスの1.5倍の攻撃力&最大の火力を誇る

通常4段消し...テトリスと呼ばれる過去一番強い&点数を稼ぐ為には、たまに来る縦長の棒を使う必要がありました。

恐らく皆さんの中でもテトリスを上まで積み込んで、この棒を待った経験がある&中々来なくてイライラした事がある方も結構押印じゃないでしょうか。

がしかし、4段消しだと当然4段以上積んでいないと実現出来ないですし、その分積むまでの時間も掛かりますよね。

そこでT-SPINの登場です。T-SPINは名前の通り「Tを回転させる」という事です。

Tの形をしたブロックがたまに降ってくるかと思いますが、これをある一定条件の隙間に回転しながらはめる事で通常消す段消しとは違って+αの攻撃力を備えた状態で相手に攻撃する事が出来ます。

どのくらいの攻撃力なのかを簡単にリスト化したのが下記。

  • Tスピン シングル(1段消し) = テトリス(4段消し)÷ 2
  • Tスピン ダブル(2段消し) = テトリス(4段消し)
  • Tスピン トリプル(3段消し) = テトリス(4段消し)× 1.5

注目すべきなのは段消しがテトリスに比べて圧倒的に少ない量で、テトリス以上の攻撃力を誇る事。

ぷよぷよもそうですが、上級者になればなるほどスピード勝負という部分が大きいので、なるべく早く正確に積んで少ない量を消して(時間を節約して)最大の攻撃力を発揮する事、これがテトリス攻略法といっても過言では有りません。

ぷよぷよは下を押し続けて早く落とす事は出来てもこれがMAXスピード、一方テトリスの場合はレバーの上を押す事で一瞬でブロックを下にドロップダウンする事が出来るので、スピードは圧倒的にテトリスが有利です。

この優位性を活かして、Tスピンとテトリス(4段消し)を上手く混ぜながら攻略する事で、対ぷよぷよ戦に関しても同等もしくはそれ以上の強さを発揮する事が可能ですよ♪

T-SPIN Single&Doubleを実戦でやってみる。ダブルはテトリスと同じ攻撃力

では実際にTスピンをどのような形で実戦すればいいのか、最近mogがプレイ中に取り組んでいる形を元にご紹介したいと思います。

まずTスピンシングル&ダブルですが...あんまりシングルをやる事がないので、基本ダブルを狙いに行く感じで良いかと思います。

もちろん上級者になってくるとその後のブロック組みなどを考えて、あえてシングルを狙っている方も大勢いらっしゃいますので、シングルが不要という訳ではないですが...

最初初心者のうちであれば、まずはTスピンダブルを極める所からスタートするのが一番分かりやすいです。

で、Tスピンシングル or ダブルの基本形が下記のような感じ。

上記図の一番左を見て頂きたいのですが、通常このように積んでしまうとブロックを埋める事が出来ず隙間を生み出してしまうのですが...

あえてT型を作ったうち、上方3ブロックの左右どちらかを閉じた状態でブロック組を行います。

そしてT型のブロックが落ちて来たら、上段は隙間2つしかないので、それに通す為に縦にした状態で落下させます。落下時は上を押してロドップダウンなどはしないように...下を押して高速で落とすだけにしましょう。

なぜなら、最後ブロックが地面についた時に、右回転させて隙間にはめる必要があるからです。

実戦で上手く行くと、この瞬間に「カチャっ」という音がなります。そしてブロックが消える時に吹き出して「T-SPIN Double」と表記されます。

下記が実戦の画面キャプチャになります。

左側がmogがプレイしている画面になり、先ほどと同じようなブロック組みでT型の左だけ埋まっている状態です。そこに、Tブロックを縦におろして来て...

地面についたと同時に右回転♪

上記の場合は1段消しなので「T-SPIN Single」と左下にオレンジ枠で表記されているのが分かるかと思います。

ちなみに2段埋まっている状態でのTスピンが下記。ブロック組みは全く同じで、左上段が埋まっている状態でTブロックを縦に降ろして来ます。

そして着地と同時に右回転♪

上手く行けばカチャッと音が鳴り、「T-SPIN Double」と表記されていますよね。

このT-SPIN Doubleで4段消しのテトリスと同じ攻撃力を誇るんですよ♪

T-SPIN Tripleの組み方&実戦手順法、上手く決まれば最大の攻撃力を発動可能

さて、Tスピンダブルまでは結構すぐに出来る様になると思います。

が、もちろん実戦の中でするのと練習では全然違うので、こればっかりは練習あるのみだとは思いますが...

で、問題はTスピントリプルです。これが出来ればテトリスの中でも上級者の仲間入りといっても良いんじゃないでしょうか。何と言ってもテトリス内の単発攻撃だけでみれば、全消しを除いて最高の攻撃力を誇りますので...

しかし、先ほどのブロックの組み方ではTスピンダブルが限界です。

トリプルを成功させるには...T型のブロックを回転させて最後「T」の横向きでカチャっとはめる必要がありますよね。まぁようするに3段消せる状態でブロックにはめるイメージです。

このブロック組みが中々難しく...イメージは下記のような感じ。

Tの横型になるように空間を作っておき、上段は一つだけ開けておきます。

で、ポイントとなる部分がその上にフタになるように1ブロック置いておくという事。

このようにブロックを組む事で、T型のブロックが来たらまず上記左図の位置に横のまま降ろし、左に一度回転させて右側を隙間に入れます。

そこでさらに左に回転させると、1ブロックのフタの影響でT型ブロックがふわっと浮く事なく下の隙間にカチャッとハマります。

この形が実戦ではなかなか作れない...あめみやたいようさんとかめちゃくちゃ上手にこの形を作るので本当に驚愕です。

動画を見ているとL時のブロックを使って器用にTスピンダブル→Tスピントリプルとか繋げている所は本当に神♪

mogの実戦では、まず横向きのTを作るのが中々難しく...一番簡単なのはT字ブロックとL時ブロックを使った組み方。イメージは下記のような感じ。

もちろん、逆のL字でも出来ますね。下記のような感じです。

そして先ほどの容量でT字ブロックを回転させると...

上手く行けばカチャッという音と共に「T-SPIN Triple」という文字が表示されるはずです。

これが本当に難しい...もちろん、Tスピントリプルだけを極めても勝てませんよ。

Tスピン自体もシングル・ダブル・トリプルと場面や状況によって組み替えたり、テトリスを織り交ぜながら上段に行くのを防いだり、もちろん連続消しのLENと色んな要素を瞬時に判断する技術が備わっていないと上級者にはなれないので...

ということで、今回は上級者のはじめの一歩として、まずはTスピンというのはどういうものなのか、どうやったら実現出来るのかという部分をご紹介しました。

まずはTスピンが出来ない事には始まらないので...最初は難しいかもしれませんが、難なく出来るようになってくれば相当腕前は上がっていると思いますよ。