日本一高いジェットコースター「スチールドラゴン2000」絶叫体験ブログ

2019年5月16日

【 本記事のターゲット 】

  1. ナガシマスパーランドへ遊びに行く予定
  2. 日本一のジェットコースター「スチールドラゴン2000」に乗ってみたい
  3. スチールドラゴン2000はどのくらい怖い?土日祝日の待ち時間は?

今回は三重県の西日本最大級テーマパーク「ナガシマスパーランド」にある日本一高くて怖いと名高いジェットコースター「スチールドラゴン2000」をご紹介します。

GW連休中に家族でナガシマスパーランドへ訪問・遊びに行ってきました。

いやぁ...懐かしい。絶叫系が大好きなmogにとっては聖地と行っても良いくらいの場所です。

学生の頃からジェットコースターが大好きで...当時2001年だったでしょうか、日本一のジェットコースターと聞いて西日本のある場所から富士急ハイランドのFUJIYAMAに乗りに行き...

そして、帰ってきた後に何と「ナガシマスパーランド」という所に「スチールドラゴン2000」という、当時ギネス記録を総なめにしているジェットコースターがあるという話しを聞いて、その数ヶ月後に三重県まで訪問して乗りに行きましたね...

それ以外にも、富士急ハイランドで「ドドンパ」「ええじゃないか」「高飛車」といった新しいアトラクションが出来る度に、待ち時間など関係なく真っ先に乗りに行きましたね...

「ええじゃないか」が出来た時に行った際、4時間待ちに並んだ記憶も懐かしい思い出...苦笑。

さて、そんな中、現在でも日本最強と言われているジェットコースター「スチールドラゴン2000」を約10年ぶり?に乗ってきました。

現時点ではどのような感じになっているのか、土日祝日(今回はGW中)の待ち時間はどのくらいなのかを現地体験を元にご紹介します。

日本一のジェットコースター・スチールドラゴン2000に興味がある方は、一度本記事を見ていって下さい。

ちなみに、ナガシマスパーランド関連に関して、下記別記事にて色々ご紹介しておりますので、興味がある項目があれば是非合わせて見てみて下さい。

日本で一番怖いジェットコースター、高さ・落差日本一「スチールドラゴン2000」乗車体験ブログ。土日祝日混雑状況・待ち時間も解説

日本一のジェットコースターは三重県ナガシマスパーランド内にあり

まず日本一のジェットコースターと言われる「スチールドラゴン2000」ですが、三重県にあるナガシマスパーランド内にあります。

伊勢湾岸道の湾岸長島IC降りてすぐの所にあります。

mog自身、毎回帰省時に伊勢湾岸道路を利用するので、高速で車を運転しながら、よくナガシマスパーランドのスチールドラゴン2000を横目で見ていました♪

下記写真はナガシマリゾートのオフィシャルホテルであるホテルナガシマから撮影した写真となりますが...

中央にある赤いレールで二つの大きな山が見えると思いますが、これがスチールドラゴン2000となります。

ちょっと離れていて、大きさがいまいち分からないかも知れませんが...日本一の高さを誇るジェットコースターになっているんですよ♪

「スチールドラゴン2000」、過去ギネス4項目世界一達成。全長世界一・最大落差日本一

ではこのスチールドラゴン2000のスペックをもう少し詳しく見て行きましょう。

スチールドラゴン2000ですが、名前の通り2000年に運営開始となっています。

2000年当初は「最高部高さ」「最大落差」「最高速度」「全長」というジェットコースター4項目で世界一に輝いたという無敵を誇るジェットコースターなんですよ♪

今この記事を書いているのが2019年になるのですが、現時点では全長は世界一となっており、日本国内のジェットコースターでは最高部高さ・最大落差は日本一となっているんですよ。

下記が詳細スペックとなります。全て2019年時点の情報となりますので、多少違っていてもご容赦下さい。

最高部の高さ97m(日本1位)
最大落差93.5m(日本1位)
最大速度153km(日本2位、1位はドドンパ)
全長2479m(世界1位)
走行時間3分30秒

上記のような感じ。どうです、乗りたくなってきたでしょう?(苦笑)

97mから落下するんですよ?通常のビルでいう30階から急降下で速度も153km♪

観覧車でも100mを超えている所は日本で数カ所しかないのに、それに匹敵する高さから落ちるんです♪

ちなみにスチールドラゴン2000という名称ですが、2000年・辰年に開業した事に由来しているとの事みたいです。

土日祝日の待ち時間・混雑状況。2時間待ちは十分ありえる

そんなスチールドラゴン2000ですが...日本一のジェットコースターと聞くと、普段どれだけ並んでいるのか、待ち時間が結構発生するんじゃないかと思う方多いかと。

mog自身、2001年だったかな...最初に乗りに行った時にそのように思ったので、開園ダッシュでOPENと同時にスチールドラゴン2000の乗り場まで走った記憶があります(あ、遊園地内は走っちゃダメですよ。苦笑)

その時は土日だったのですが...見事に拍子抜けで、何とほぼ一番最初に乗ることが出来てしまったんですよね。

上記が乗り場になるのですが、少し奥に進んでいくとなんども折り返して人が並ぶスペースがあるのですが、朝一はあんまり並んでいないんですよ...もちろん、昼間前後になるとそれなりの待ち時間は発生します。

が、今回訪問したのは空前のGW10連休、それも二日目という人が大勢来る条件が揃っている時期。

ちょうど12時過ぎに上記スチールドラゴン2000の前を通りがかったのですが...

上記の通り、何と120分・2時間待ちとなっていました。

今回mog自身はオフィシャルホテルに宿泊しており、下記別記事でもご紹介しておりますアーリーエントリー(開園10分前に入れる)の特典を使って、待ち時間なし&その日一発目の運行に乗ることが出来ました♪

が、乗り終わって再度乗り場に戻って来たのですが...その時点ではまだ30人も並んでいなかったような...

なので、ホテル宿泊者でなければ、土日はOPEN・開園ダッシュを狙って、朝一で乗れるように狙って行動しましょう。

もしくは本記事では詳しくはご紹介しませんが、上記写真にも乗っている「乗車優先券(1000円)」を購入して、時間をお金で買って乗るか...

営業時間中、定期点検が実施。今回訪問時は13時。強風や降雨時営業中止の可能性大

あと気になるのが運行状況。

スチールドラゴン2000は過去脱輪を起こしていて、しばらく営業は中止となり、現在でも運行にはかなり気を使っている状況になっています。

なので下記の通り、運行条件には結構厳しい内容が記載されています。

  • 強風、風速15m以上ある場合は運転を中止
  • 雨または雪の影響でレールが濡れ、車両の速度超過が予想される場合は運行を中止

  • 天候(雨・風・雷)等により運行が困難と判断した場合
  • 点検や整備が必要と判断した場合

などでしょうか。

ちなみにGW10連休の初日ですが、結構風が強く...その日は遊園地に行かずホテルに宿泊したのですが、快晴にも関わらずスチールドラゴン2000は運休となっていました。

海沿いという場所もあるので、どうしても風が強くなりがちです。こればっかりは天候次第なのでどうしようもないのですが...

あとスチールドラゴン2000は営業途中で必ず一度は点検が入ります。下記が公式HPに記載されている内容です。

スチールドラゴン2000は毎日、営業時間中に中間点検を実施しております。約30分程運転を中断いたします。点検の結果次第で運休になる場合もございます。悪しからずご了承ください。

安全対策の為なので仕方がないことなのですが、今回訪問したタイミングでは13時に中間点検がスタートとなっていました。

時間帯は日々変わるかも知れませんし、待ち時間もGW10連休の情報なので参考程度に...こういった状況を考えても、やはり朝一で並びに行く方が良いかと思います。

持ち物は全てロッカーへ。携帯・カメラ・メガネ・帽子やマフラー・靴など

では実際に中に入って乗車するまでの状況をご紹介します。

先ほども記載した通り、今回オフィシャルホテル特典のアーリーエントリーを使って乗車したため、下記の通りかなりガラガラ...まだOPENとなる9時になっていないですからね...

すんなりジェットコースター乗る前の階段までたどり着き、どうやら最初のターンで乗れる模様♪

スタッフの方から事前に下記容器を渡されました。

「カメラ」「カギ」「帽子」「携帯電話」「タオル/マフラー」「脱げやすい履き物」などはあらかじめ取り外してロッカーへ入れて下さいとのこと。

ちなみに乗車前にはカギ付きロッカーが全員分ありますので、基本身の回りにつけているものは全てロッカー内に入れてしまいましょう。女性の方でヒールを履いてきている方などは裸足で乗っている人もいましたよ。

通常の靴であれば問題ないかと。mogはそのまま乗りましたが、メガネなどは外しました。

ちなみに仮に物が落下して歩行者などに当たった場合、荷物を持ち込んだ本人が責任を負うと記載されています。

また荷物を持ち込んだことがスタッフによって確認された場合は遊園地より退場していただくといった強い記述があるので、スチールドラゴンに乗る前は手ぶら状態になるようにしておきましょう。

ベルト装着後安全バーで挟み込む。これだけでいいの?という感じで恐怖心を煽る

では実際にジェットコースター・スチールドラゴン2000に乗ってみましょう。

ちょうど一番乗り&まだ開園・9時になっていないので、手前でしばらく待たされました。

が、それが功して誰も乗っていないジェットコースターの機体写真を撮影することに成功♪

上記のような感じ、結構シンプルだと思いませんか?

実は入り口付近にもジェットコースターの機体1台分のモックがあったのですが...

基本は椅子に乗って、ベルトをして、安全バーで挟み込むといった感じ。

例えば富士急ハイランドのええじゃないか等であれば、がっちり肩から安全バーが降りて来て固定される...というのが多いと思うのですが...

上記の作りだと基本ベルトをしている感じもほとんどないですし、安全バーと椅子の間に挟まっているだけという...ジェットコースター慣れしているmogですら若干の不安を感じました。

現在スチールドラゴン2000の売りとして、囲いがない座席で座ると足が浮いた状態...公式ホームページには「脚がブラブラ絶叫度200%~♪」といった謳い文句もあるくらいです。

これがさらなる恐怖を生み出すのです(苦笑)。

ちなみにコースターの乗り物自体は2013年3月15日にリニューアルされており、写真の通り4人乗りの車両が7つ連結された28人乗りという構成になっていましたよ♪

コースターが走っている間は、もう一台のコースターで乗車準備をしているので、計2式が運行しているような状況になっていました。

回転はいいと思うのですが...やはり人気コースター、土日やGWといった連休だと結構並ぶみたいです。

ファーストドロップは最高級に怖いがめちゃ爽快。セカンドドロップも相当なもの

開園9時...どうぞ〜とコースター乗り場に案内されます♪

最初は乗り場を素通りして、反対側にある鍵付きロッカーへ手荷物を全て入れて鍵をします。

鍵はバンド形式になっているので手首に巻きつけておきましょう。

そして座席に着席、スタッフによるベルト・安全バーの確認が終わったら...

  • 行ってらっしーゃい

と手を振るスタッフにみなさん笑顔で手を振り返します。そして...

上記写真の最高部97mに向かってカタカタのぼっていきます。

...結構登るスピード早いです。思った以上に...そりゃそうですよね、97mまで上がる必要があるので、多少スピードアップして登っていかないと最高部へ到達するだけで時間かかってしまいますので...

mogは今回左側に乗っていたのですが...下を見ると左側って何もないんですよ、めちゃくちゃ怖いんですよ(苦笑)。

右側はメンテナンスや避難用に階段があるのでまだマシかも知れませんが...左側は地面を見る事になります。

実は今回mogの娘(5歳)がmogの事を応援をしていてくれていて、下記写真のようにファーストドロップまでの間は通路があって、下から大声で「おとうさーん」と言いながら手を振ってくれていました。

70mくらいでしょうか、全然下からの声って聞こえるんですよ。娘の姿も声もしっかり届いていましたよ♪

そして...ついに最高部97mへ到達...いやぁ...高すぎ(苦笑)。怖すぎて周りをゆっくりみる余裕もない...

数秒の静寂があったあと、徐々に前のめりになっていくコースター...そして...

・ごごごごご....どわぁぁぁぁぁぁ....あぁぁぁぁ

最大落差93.5mのファーストドロップを体験♪

一気に下まで落下します!最初ふわりと体が浮き、そのままの状態で角度68度を保ちながら最高速度153km/hで一気に下まで駆け下ります♪

うーん、、、めちゃ爽快♪

そしてカタカタカタとセカンドドロップへ向けて再度のぼりだします。そして再度77mまで上昇し、セカンドドロップ♪

・ゴゴゴゴゴ....うわぁぁぁぁぁぁ...あぁぁぁぁ

セカンドドロップと行っても77m...富士急ハイランドのFUJIYAMAは高さ79mなので、FUJIYAMAのファーストフォロップ並の恐怖をセカンドドロップでも味わえてしまうんです♪

そしてカタカタカタとサードドロップ...

・ゴゴゴゴゴ...どひゃぁぁぁぁぁ

64mの高さから再度落下!これでも通常の遊園地のジェットコースターよりは上♪という事で、3度も世界最大級のジェットコースター落差が体験出来るようになっていました。

スチールドラゴン2000は縦に長く作られているので、サードドロップまでは基本一直線♪サードドロップ中に大きくカーブをして旋回、そして再度逆方向に戻ってくる感じです。

最後は何度か小さいアップダウンを繰り返し、トンネル(2回目)を通過したらお決まりのカメラでパシャっと撮影されます♪乗り終わった後に有料で写真を購入出来るというシステムですね。

いやぁ、めちゃくちゃ楽しかったです♪久々に世界最大級のジェットコースターを体験出来ました♪

コース自体は単調なので、総合的に言えば富士急ハイランドのFUJIYAMAの方が個人的には好き(色々コースが入り組んでいる)なのですが...

それでも最大落差がハンパないので、気がついたら顔は驚き&笑顔になり、みなさん満足そうにコースターを降りていきましたよ♪

さて、無事地上に戻ってきて家族と合流すると...

  • 娘、号泣

な、なぜ??

どうもmogが乗っていたコースターのファーストドロップを見て、あまりにもの轟音&スピードにお父さん(mog)の身がやばいんじゃないか?と思ってしまったらしく...

ファーストドロップ以降泣き続けていたみたいです...なんとも可愛らしい♪

と言う事で、世界最大級&日本一のジェットコースターを無事体験する事が出来ました。

子供にはなんだか申し訳ない気持ちになったので...この後キッズタウンに向かって、家族楽しく過ごす事が出来ました。

ということで、今回は日本最大級のジェットコースター「スチールドラゴン2000」をご紹介しました。

間違いなく日本最強のジェットコースターです。絶叫マシーンが好きな方は、是非ナガシマスパーランドへ遊びに行って体験してみて下さい。