【 本記事のターゲット 】
- キャンプに行ってみたいけど荷物が大変
- コンパクトカーしか持っていないのでキャンプを諦めている
キャンプに行きたいけど行けない。色々要因はあるかと思いますが、たまにこんな話を聞く事があります。
- コンパクトカーしかなく、キャンプグッズが全部車に乗らないのでキャンプに行けない...
いや、そんな事はないですよ。
私自身コンパクトカー(FIT)で家族4人でかれこれ10回以上行ってます。確かにオートキャンプ場へ行った時、コンパクトカーで来ているのはmog家くらいだとは思いますが...
大抵ミニバン(ステップワゴン、アルファード、セレナ、エルグランド等)が殆どですね。あとはキャンピングカーなどもちらほら...
確かにキャンプグッズを揃えるまでは良いとして、荷物としてはものすごく多くなるんですよね...けど、車はコンパクトカー...
そこでmogが実際にコンパクトカーでどのようにキャンプグッズを積み込んでいるのか、諸々ポイントをご紹介したいと思います。
コンパクトカーでキャンプへ行きたいという方は、本記事を参考にしてみて下さいね。
目次
まずキャンプに行く際の装備・グッズの量を把握
まずキャンプグッズがどのくらいの荷物量になるのか、改めて確認してみましょう。
以前当ブログでキャンプへ行く前のチェックリストという物を簡単ですが作成してみました。基本こちらの機材&装備品全て車に詰め込む必要があります。
チェックリストだけだとちょっと分かりにくいかと思うので、mog家がいつもキャンプに行く時などに使うワゴンカートの写真などを元に荷物量を大雑把にご紹介すると...
- 1往復目
テント×1、タープ×1、椅子×4、BBQコンロ×1、木炭×1(タープの下に隠れています)、LEDランタン×1、ラジコン×1....
- 2往復目
51Lクーラーボックス×1、断熱マット×3、電気毛布×1(冬場のみ)、レジャーシート×1、着替え類
- 3往復目(写真取り忘れました...)+手持ち
食材、食器類(鍋・ヤカン・飯盒・まな板等含む)、火器(プリムズヘッド、ガス、着火材&チャッカマンその他諸々...)、水4L×1、机×2、その他諸々備品類
といった感じ...
確かに普通に積むとまず「タープ」が車の荷室に入らない...
1枚目の写真を見て頂ければ分かるかと思うのですが、たたんだ状態でもFITの横幅より大きいんです(汗)。
あと51Lのクーラーボックスを荷室に奥だけで恐らく一杯になってしまいますよね...
けどいつも下記のようにちゃんと全て積んだ状態でキャンプ場に辿り着く事が出来ています。
もちろん「4人乗った状態で」ですよ。
では実際にどのようにコンパクトカーに積んでいるのかご紹介していきたいと思います。
コンパクトカーでもキャンプグッズは全部積み込める?座席を倒せば問題なし
mog家の愛車「FIT」君です。早い物でそろそろ8年が経過しようとしています。
東京〜兵庫&岡山への帰省などにも大活躍&旅行とキャンプにはかかせない相棒です。
ここがポイント!積み込む前に後部座席を倒す
まず一番のポイント、それは...
- 後部座席の狭い方の座席を倒す
これにつきます。この方法が利用出来るかどうかで「コンパクトカーでキャンプが出来るかどうか」に繋がってきます。
FITの場合ですが下記のイメージです。車の中少々汚くてすみません...汗
横から見るとこんな感じですかね。座る配置としては、大人二人が前・子供二人が後ろとなります。
もちろん後部座席は二人が座れる場所&シートベルトが2つ出るようにしておく必要がありますよ。
この状態であれば安全面&道路交通法に関しても問題ない形になります。
TIPS:コンパクトカーの人数制限は5人
皆さんご存知のように、コンパクトカーの乗車出来る人数は前列が2人・後部座席が3人の計5人までとなっています。
ちなみに法律では子供が1人に対して大人1.5で定員を計算します。※子供の定義は法律上12歳未満と決められています。
なので実は後部座席には12歳未満の子供であれば4人まで乗れる計算となります。となると最大6人という事になりますね。
しかしコンパクトカーの後部座席にはシートベルトが3つしかないですよね?4人子供が乗ると1人シートベルトが出来ない計算になってしまします...
なので警察に捕まるんじゃないか...と思いがちなのですが、実は道路交通法施行令第26条にてこの場合に限り罰則が免除されるらしいです。
とはいえシートベルトをしていないのは安全面から良くないので、しっかり子供が座れる場所とシートベルトは確保しておきましょう。
テントやタープ・椅子など比較的長くて大きいものは後部座席を倒したスペースへ
そして後部座席を倒したスペースに大きいものから順番に入れて行きましょう。
もちろん、一番デカいワンタッチタープから詰め込みます。次にテント本体になります。これだけで通常一杯になってしまうのですが...
上記写真のようなイメージでまだまだ積み込みが可能です。
特にテント&タープの上がまだまだスペース的にも余裕があり色々物が置ける状態です。またテント側の窓側は完全に壁になりますので、ここに机等の大きな荷物を載せる事も出来ます。
mogはいつもテントの上に椅子×4脚、テントの隙間に挟み込むように机×2つ、椅子の上には仮に崩れても子供に害がないように軽め&柔らかい荷物という事で寝袋と断熱マット×3を積み込みます。
以外と断熱マットって場所取るんですよね...だいたいこのくらい積むと後部座席を倒した部分は一杯となり、後は通常の荷室の空きスペースくらいになります。
大きなものを積んだら、あとは隙間無く詰めて行く
そして荷室に51Lクーラーボックス、BBQコンロ、木炭、着替え、その他食器や火器など諸々積み込んで行きます。
結構積んで行くとわかるかと思うのですが所々隙間が出てきます。その部分も無駄にせずしっかり荷物を挟んで行きましょう。
例えば靴やサンダル、毛布、着替えなど...多少ギュギュっと詰め込んでも大丈夫なものに関しては遠慮なくグイグイ詰め込んで行きます。
とはいえ、積み込み過ぎに注意。バックミラーで後ろは見えるように
そして大体積み終わると下記写真のようになります。
ちょっと汚いですが...これで全部キャンプグッズを詰め込めましたよ♪もちろん家族4人座れるスペース確保の上です。
で、ここで気をつけなければ行けない点があります。荷室に思いっきり荷物を載せてしまうとバックミラーで後方確認が出来なくなってしまうのです...
ちなみにバックミラーが見えなくなるくらいに荷物を積んでも道路交通法的には違反にはなりません...が、やはりサイドミラーだけでの後方確認はmog的にはNG...ちょっと危ないです。
なので上記写真もそうですが、からなず上部は少し開けるようにしてバックミラーで後方が見えるように調整しています。
完成!コンパクトカーでキャンプへGO!
さて、これで車への積み込みは完成です♪キャンプ場を目指して出発しましょう。
記載した通り、コンパクトカーでも十分キャンプは可能ですよ。家族4人でも大丈夫ですし、ましてや2人であれば後部座席全部使えるので全然余裕です。
既にコンパクトカーでのキャンプ生活も10拠点を超えてきています。確かに大きな車があればもっといろんなグッズを持って行けるのに...とは思うんですけどね(苦笑)。
キャンプするのに不便にならないくらいの荷物であれば4人家族でもコンパクトカーで十分です。