こっこランド那須オートキャンプ家族体験ブログ。川遊びやホタル鑑賞も可

2017年7月19日

【 本記事のターゲット 】

  1. 栃木県那須地方でオートキャンプをしたい
  2. 那須ハイランドパークに近いところ
  3. 自然豊かで川遊びや昆虫採集ができる
  4. ホタルが見えるキャンプ場

今回のキャンプ場選定理由ですが、栃木県にある那須ハイランドパークに家族で行きたかったので...

その周辺のキャンプ場で探していたところ、「こっこランド那須」が値段的にも安く遊園地にもアクセスが良い&雰囲気も良さそうだったので家族で行ってみる事に。

しかし...実は当日4歳の娘が40度近い発熱...さすがに病院に連れて行く事になり、キャンセルしようか迷ったのですが...

7歳の息子は元気満タンだったので、嫁さんには悪いですが娘の看病を任せてmogと息子の2人でキャンプ&那須ハイランドパークへ行く事に...

初2人キャンプ。以前から父と息子の2人キャンプは憧れていたのですが、色々と大変そう...

テント建てれるだろうか...汗。そんな状況下でもしっかり現地レポしてきましたので、これからこっこランド那須へ行く予定という方は本記事を参考にしていただければ幸いです。

こっこランド那須利用時のプラン・状況

■ 当時
2017年7月中旬の3連休
mog(父)、長男(7歳)

■ 訪問先
こっこランド那須

■ プラン
オートキャンプ場Rサイト 1泊

予約は公式HPにリンクが貼ってある「キャンプネット」からネットで予約可能です。

予約には会員登録が必要ですが、無料で登録出来るのでアカウントを作ってネットから予約しましょう。

キャンプの日程が近づいてくるとメールにて案内があります。当日受付にはネットからの予約&ご自身の名前を言えばOKですので、特に受付表などを印刷して持参する必要などはありません。

また公式HPに粗品引換券がありますので、印刷して当日受付時に渡しましょう。mogが現地に行った時はハンドタオルを頂きましたよ♪

こっこランド那須到着までの道のり

東京江戸川区からだと首都高速&東北道を経由してだいたい3時間くらいでしょうか。

東北道は宇都宮を抜けるまで結構渋滞します。

今回3連休の中日、2日目と3日目に現地に行きましたが、10km近く渋滞していました。が、ピタリととまる渋滞ではなくノロノロと進む渋滞だったので、そんなに苦労はしなかったです。

+30分くらいオーバーする事を目安に考えればいいかも。ちなみに出発時間は午前9時半で、現地到着が12時半くらい。

一つポイントとしては、高速出口で「那須」では降りない事。やはり観光地&避暑地・別荘という土地柄か当日出口付近は1km以上渋滞していました。

実はこっこらんど那須では「那須」で降りるのではなく「那須高原SA」で降りるのがベスト。

「那須高原SA」のパーキングに入る前に「ETC専用出口」が設けられています。このETC専用出口はパーキングの手前に設けられており、SAに入ってしまうと出れなくなるのでご注意を。

この那須高原のETC専用出口を使えば、こっこランド那須までものの10分程度で到着する事が出来ますよ。アクセスはものすごくいいです♪

こっこランド那須オートキャンプ場

受付・チェックイン

こっこランド近くに行くと、下記のような鶏の看板がいたるところに設置されています。なので受付までは迷う事はないかと思います。

砂利道を抜けると、下記の受付管理棟が見えてきます。こちらの前に受付用の駐車場があるので、そちらに車を止めて中に入ります。

ちなみに、入り口近くには全体MAPとトトロ?のような置物がありました。管理棟の中にはかわいい猫ちゃんが出迎えてくれました♪

管理棟の反対側を写真で撮影。木漏れ日が気持ちよく降り注いでしますね。

サイトによってはこちらの林間サイトも利用出来るので、夏場は日陰で涼しくて良いかもしれません。

ちなみに今回のキャンプ場ではチェックイン13:30〜となっていましたが、結構渋滞するだろうと早めに出発→現地12:30到着とチェックイン1時間前に着いてしまいました...

車の中で待とうかとも考えましたが、ダメ元で受付に行ってみると、川沿いサイトは今からでも利用できるとの事。追加費用なしで12:30にてチェックイン出来ましたよ♪

もちろん規定では13:30チェックインなので、もし出来なくても仕方がないのですが言ってみるもんですね。

チェックアウトは翌朝11時、料金は駐車場込みで5,940円でした♪こちら証明書になるらしいので、駐車後は運転席のフロントに置いておきましょう。

全体MAP&利用規約

受付が終わると、キャンプ場の規定などが記載されたクリアファイルとゴミ袋3つ渡されます。ゴミに関しては後ほど詳しく記載します。

まずは全体MAPです。

先ほど林間サイトの写真を掲載しましたが、こちらのキャンプ場結構デカいです。サイト数で言えばどのくらいあるんでしょう?100くらいありそうですよね?

しかし最初の第一印象はものすごく落ち着いていて静かなキャンプサイトというイメージです。

道からはかなり外れているので車の音は一切せず、川の流れの音がなんとも心地よい♪

サイト数が多い→人が多いのでうるさいかなと思っていたのですが...川の音が逆に消音効果を発揮してくれたのか、周りの音は全く気にならなかったです♪

キャンプ場の規定は下記。まぁ一般的な内容になっています。花火に関しては後ほど詳しく記載します。

ゲートは8:00にならないと開かないらしいので、早朝出発を予定している方は気をつけましょう。

こちらのキャンプ場はペットも可能です。わんちゃんを散歩している方、結構見かけましたよ♪ペットの声もほとんど気にならなかったです。やはり川効果でしょうか(苦笑)

22:00〜はスリーピングタイムです。ランタンのあかりは暗くしてみなさん静かにしましょう。ファミリーが多かったせいか、22時過ぎにはほとんどのテントが就寝状態だった気がしますが...

オートテントサイトの広さを紹介、川沿いRサイト

さて、ちょっと早く着いてしまいましたが、受付も無事に完了したので今回予約した川沿いのRサイト「R-25」に移動する事に。場内は車が1台通れるくらいの細い砂利道を進んで行く事になります。

車とすれ違うという事はなかったです。

無事に到着♪サイトはかなり綺麗♪車の止めるスペースとテントを設営するスペースが岩と砂利で区別されていますよ。

結構森林が多く残されており、隣とのサイトもしっかり分かれていて基本見えないような作りになっていました。プライベート感も問題なしです。

川沿いという事で川が見えるのかな...と思っていましたが、さすがに見えないですね。川の流れる音はめちゃくちゃ聞こえます。けどうるさい音ではないので全然気にならないですね♪

さて、実際にテント&タープを設営。今回嫁さんがいないので、基本mog一人&たまに7歳の息子に手伝ってもらいながらなんとか設営。

この日はとても暑く、汗が止まらない...汗。那須高原は避暑地としても知られていて、こちらのキャンプ場も標高450m付近にあるので基本下界よりは涼しいはずなのですが...汗

テントサイトの大きさは80平方メートル。ほぼ円状につくられているので、タープとテントを並べる感じで設置すれば大丈夫かと。

テントの前にタープを出すとちょっと納まらないかな...上記写真のような感じになります。

今回人数も息子と二人という事で少ないので、テントの屋根部分は折りたたんだ状態で設置完了♪

ちなみに川沿いのテントサイトの中央道路は下記のような感じ。

中央の砂利が道路となっており、両端がオートテントサイトとなっています。

テントの下は小砂利となっていますが、マットと寝袋を敷いてゴツゴツしているかなと確認しましたが、全く問題なし。全然痛くありませんでしたよ♪

余笹川で川遊び体験レポ、足をつけて生き物を捕まえて遊ぶ感じ

テントが設営出来たあと、息子がしきりに「川に行きたい、今すぐ行きたい」と...ちょっと休憩させて...汗

10分後...「早く、川に行こうよ」と我慢の限界のようなので、重たい腰をあげて川へ...

テントサイトからは直接川には入れず、川沿いRサイトの左奥(R-27)まで歩いて行くと下記看板が。

花火はまっすぐ、川はここを降りろと...

矢印の方向に歩いて行くと階段&コンクリートの段が...いや、これ無理でしょう。誰もいないし...これは場所を間違ったのかな?

息子が無理やり入ろうとするところをブロックし、ブーブー言われながら少し戻る事に。

あれ?mog自身のサイト「R-25」と「R-26」の間に道らしきものが...他の人もこちらから川に向かっている模様。

こちらの道を少し進んで行くと、下記のように川に降りれる場所を発見♪

少し中に入って撮影。川が急で入れないという口コミもあったので心配していたのですが、これであれば全然入れるしこの暑さであれば逆に気持ち良さそう♪

サンダルをmogも息子も履いてきていたので、そのまま川にドボン♪

深さは見て分かる通り、基本足首くらいの深さで、深いところでも膝程度の深さなので全然危なくありませんでした。

流れは急といえば急ですが、このくらいの深さであれば溺れる心配もありません。が、一応規定にも記載されている通り、子供だけの川遊びは危険なので保護者が付き添うようにしましょう。

ちっちゃい網と水槽を持ってきていたので、川の中の生き物を探す事に...う〜ん...何もいない...汗

隣の方が、昨日はカニを見つけたとおっしゃっていたのですが...仕方がないので岩場付近を色々みるとタニシ?を発見♪

これを水槽にいれて、程よい大きさの石を入れてテントに持ち帰って息子と一緒に観察しました♪もちろん、チェックアウト前には川に返しましたよ。

広場・子供向け遊具あり

先ほど「R-27サイト」の奥まで進んで看板があるところを紹介しましたが、その先に下記のような遊具が設置されていました。

息子曰く、この滑り台結構激しいらしいです。ブランコも快適に利用出来ました♪

TIPS:受付棟前に巨大ブランコ♪

ちょっと夕方の時の写真になって見えにくいのですが、受付棟の前に巨大ブランコが設置されていました。

夕方などは鍵で木に縛られているので利用出来ないようになっていますが、こちら受付の方に言えば利用出来るらしいです。

mog家はタイミングがあわず利用しなかったのですが、他家族が利用しているところは見ましたが、結構怖いかもですよ。

虫取り・昆虫採集で遊んでみる

こちらのキャンプ場は自然豊かでいろんな虫たちがいるそうです。

という事で、事前に準備していた虫かごと網を持ってキャンプ場内を散策♪

トンボやバッタはかなり見かけたのですが...運が良ければカブトムシやクワガタもいるらしいです。まぁ昼過ぎだったのでタイミングですかね、見かける事はなかったですが...

バッタを3匹ゲットして、先ほどの水槽と虫かごを並べてテントで観察♪

トンボも捕まえたのですが、虫かごに入れるところで逃げられちゃいました...

都内だとなかなかこういった機会もないのでよかったのかな。

息子はセミを捕まえたかったようですが...木の上の方にしかいなかったので今回は諦めました。

炊事場、お湯が出る箇所有り

さて、キャンプ場内の設備紹介に戻りたいと思います。まずは炊事場。

上記のような炊事場が場内の指定箇所に設置されていました。全体MAPをみる限り、全部で3箇所かな...

1つの炊事場で12個水道が設置されており、今回3連休という事で場内満員でしたが待ちが発生するという事はなかったですね。

両端にしか台がないので、洗ったものを置く場合は両端の水道を使うか、炊事場中央に設置されている大きな机の上に置くような感じになります。

洗剤やたわしなどはないので持参するようにしましょう。手を洗う用のハンドソープは各水道の間に設置されていました。

BBQコンロなど、食器以外の洗い物に関しては下記白い枠で囲われた水道を使ってくださいとの事。こちらは各炊事場ごとに1箇所ずつ。

あ、ちなみに炊事場の奥の水道ですが...

お湯が出る水道がありましたよ♪パッとみた感じ、各炊事場に2箇所?かな。

油汚れなどはこちらを使うと落ちやすいかもです。あとは寒い時期などに利用するといいかもしれません。

トイレは全て様式・ウォシュレット

トイレは上記のような感じでかなり綺麗に作られていました。

キャンプ場のトイレというと、結構虫だらけで汚い感じのところが多いのですが、ちゃんと扉も付いていてトイレ内に虫はほぼいなかったですよ♪

また嬉しい事にトイレは洋式、それもウォシュレット付きです♪

これなら子供だけでトイレに行かせることが出来ますね。

和式だと色々と大変ですので...男性トイレだけ&キャンプサイトに近いトイレだけですが、大が2つ、小が2つ設置されていました。3連休中でしたが、トイレ内が混雑するということもなく快適に利用出来ましたよ。

露天風呂がかなり良い♪若干熱め

こちらのキャンプ場にはコインシャワーの他、露天風呂と家族風呂がそれぞれ用意されています。

今回mog家では露天風呂を利用、受付棟で上記写真のような利用券を購入します。大人540円、子供320円になります。

そしてこの券を持ったまま露天風呂前まで行くと、下記のようなボックスが入り口に用意されているので、先ほど購入した利用券を入れて露天風呂へ入ります。

露天風呂内ですが脱衣所はそこそこ広く、トイレも設置されていました。冷房や扇風機、ドライヤーなどはありませんでした。

露店風呂内に洗い場が4つと大きめの露天風呂が1つ。シャンプーや石鹸などはないので持ってくるようにしましょう。

露天風呂はかなり雰囲気がよく、また虫が入ってこないように網が貼られていて快適に利用出来ました。

子供にとってはちょっとお風呂の温度が高かった模様...苦笑。大人だと少し熱めでちょうどいい感じなんですけどね。

その他の設備(ゴミ捨て場・廃炭・自販機・レンタルなど)

ごみ捨て場・廃炭場

ごみ捨て場は受付棟の隣奥に設置されていました。

ゴミ出しは午前8時〜午前11時の間のみとなっており、それまでは上記のように扉が閉まったままになっていました。

中に入るとそれぞれ分別するように大きい枠(燃えるゴミを入れる箇所)とポリバケツが用意されていました。

受付時にゴミ袋を3袋もらえるので、受付ファイル内に入っている上記分別シートを元に燃えるゴミは袋にまとめて、その他は軽く洗ってポリバケツに入れるようにしましょう。

BBQや焚き火後の炭も受付棟の横に捨てる箇所が用意されていました。

今回川沿いサイトで受付棟から結構離れていたので、下記写真に写っているバケツを借りてテントサイト内で廃炭をバケツに移して再度こちらの場所まで運びました。

急速充電

なんと、受付棟の外に急速充電設備が備わっていました。

バッテリーを持ってこなかった&電源なしサイトの場合等でスマホのバッテリーが切れて閉まった際は利用してみましょう。

2名ほど利用されている方見かけましたよ♪

自販機・レンタル

自販機も受付横に設置されていました。店の中にもその他ドリンクやアイスなど...各種レンタルも用意されていました。

そしてここで今回痛恨のミスが発覚...

まさかの飯盒を忘れるという大失態...米が炊けない...泣。

受付の方に相談したところ、飯盒は売り物としては用意しているがレンタルはないらしく、鍋であればレンタル可ということなので鍋をレンタル...米炊けるかな(苦笑)

夕食・BBQ

今回息子と二人ということなので、人手が足りません...

BBQコンロで火を起こす役、飯盒忘れたので鍋で米を炊く役...とりあえず火を軽く起こした後、息子に任せてmogは米炊きを...ワンダーフォーゲル部時代を思い出すかのごとく、鍋で米を炊きます。

鍋で米を炊く方法は長くなるので機会があれば別記事にて紹介します。基本この方法を使う場面ってそうそう無いので不要かと思いますが(苦笑)

この後1時間ちょっとかかりましたが、無事にBBQスタート♪

そしてお米も綺麗に炊けましたよ♪二人だったので、米を1合半という少ない量を鍋で炊いた割には結構いい出来です♪

むしろ飯盒で炊いたものより美味しい気がします(苦笑)

花火利用可能

先ほど紹介した川遊びスポット&遊具設備のさらに奥へ進んで行くと、下記のような広場にたどり着きます。

「はなびのばしょ」ってひらがなで書かれた看板が設置されています。

が、夜になるとこのあたり全く見えない状態になるので事前に昼間など場所を確認しておくようにしましょう。

結構夜になってから場所が分からず、さまよっていた家族を数組見かけましたよ。

花火ができる時間は19:00 〜 21:00となります。ほとんどの家族が楽しんでいましたよ♪

が、結構この花火の光に虫が寄ってくるのか...足元がかゆい(苦笑)。花火前に虫除けしていくようにしましょう。

そして花火をする人が多いからか、一瞬で川沿いのテントサイトがスモーク状態...苦笑。しばらくしたら澄んだ空気になりましたけどね。

水場・バケツ等もないので、あらかじめテントサイトで準備してから向かうようにしましょう。

夜にはホタルが見える。ふわふわとほんのりした光が漂う♪

そしてそして、今回一番びっくりしたのが「ホタル」です。

花火を終えた後、テントの外で息子とBBQコンロを囲みながら椅子でゆっくりしていたのですが...

ほわっ、ほわってテント前が光ったり消えたり...通常ホタルは6月中旬〜下旬のイメージがあるのですが、那須高原だからか時期がちょっとずれているのかな...まさか7月中旬に蛍が見えるとは思ってもいませんでした♪

数はそんなに多く無いのですが、21時過ぎに場内をよく見ているほのかな灯が♪そんなに探していないですが、今回はテント前とトイレ近くで2匹発見。

他の人もホタルを見て驚いていたので、結構生息しているんじゃないですかね。まぁ川が近い&水もかなり綺麗に見えたので生息していても不思議ではないかと。

ということで、今回はこっこランド那須オートキャンプ場をご紹介しました。

今回初めてこちらの「こっこランド那須」を利用させていただきましたが、夏場のハイシーズンで那須高原周辺キャンプ場、5000円台で利用できるところとしてはかなり満足できる内容だったかなと思います。

トイレやお風呂も綺麗でしたし、川遊び・昆虫採集・花火と蛍鑑賞まで出来ましたからね♪2日目の9時過ぎにはテントを撤収してチェックアウト、そのまま息子と那須ハイランドパークへ遊びに行きました。

那須ハイランドパークまで車で20分くらいと近いので、家族・子供と一緒にキャンプ&遊園地を企画したいという方は是非検討してみてはいかがでしょうか。