リアルタイム翻訳で英語を克服。google翻訳で海外旅行はもう怖くない

2017年2月1日

【 本記事のターゲット 】

  1. 英語(外国語)が苦手
  2. スマートフォンで翻訳アプリを活用している
  3. 海外旅行にいきたい

今日の朝、仕事に行く前の出来事だったのですが、朝の情報番組とくダネの冒頭にGoogle翻訳のアップデート内容が紹介されました。

最初はふーんという感じで見ていたのですが、この機能が本当に凄くて早速試してみました。

近い将来、翻訳がいらなくなる世界が本当にくるのでは...とちょっと思ってしまったので、もし良ければ内容読んでみて試して頂ければと思います。

海外旅行が苦手。「英語が出来ないから」という理由の人は多い

海外旅行が苦手という人、結構多いかと思います。そうです、mogも苦手です...

理由は一つ、英語が出来ない...

今までプライベートと社員旅行などでハワイ3回、オーストラリア1回、台湾1回と回数はそんなに多くないですが、ことごとく現地での会話や案内板、その他言語の壁にぶちあたっています...

ハワイやオーストラリアでは日本語が通じるという方も多くいらっしゃいますが、基本ハワイであればワイキキ周辺、オーストラリアではシドニーやゴールドコーストくらいで、ちょっと離れた場所にいったら当然ながら日本語通じません...

そしてお店とかに入ったらメニューもよく分かりません...

この前はホノルル空港でバーガーを注文したのですが、サイドメニューのシステムがよくわからず...

そこで本日紹介されていたGoogle リアルタイム翻訳を使えば、もしかしたら今後本当にこのような自体の時に助けとなってくれるかも知れません。

無料なのに高機能。Googleリアルタイム翻訳を活用しよう

Google 翻訳は結構皆さん使われた事あるかと思います。

私自身も仕事の関係でIT技術内容をWebなどで見る機会は多いのですが、その度にコピー&ペーストでGoogle 翻訳に貼付けて英語を日本語に変換しています。

Google 翻訳もここ数年でものすごい発展したと思います。つい10年前、まだ大学生だった頃は外国の論文を読む為に、翻訳ソフトをパソコンの中に入れて論文を日本語に変換して色々調べたものです。

もちろん、今と比べると翻訳性能は全然でした。論文だからかもしれませんが、何言っているか分からない、そんな事が良く有りました。

で、今回紹介するのがリアルタイム翻訳です。

通常の翻訳と何が違うのかというと、カメラに映った文字を自動認識にてその場ですぐに翻訳し表示する、まさに夢のような機能が実装されました。

では具体的に紹介していきたいと思います。

Googleリアルタイム翻訳の利用方法をご紹介

まずスマートフォン、iOSとAndorid両方提供されおりますが、各ストアより「Google 翻訳」をインストールします。

インストールが完了したらアプリケーションを起動します。

その際、オフライン環境でも翻訳するかどうかポップアップが表示されるので、オフライン環境でも利用できるように翻訳ファイルをダウンロードしておきます。(必須ではないので、スキップしてもOKです)

次に、画面左上にある「カメラのアイコン」をタップして、カメラを起動します。

その際、英語を日本後にするには、上記に表示されている緑タブをタップして日本語⇔英語に、日本語を英語にするには英語⇔日本語という形で設定しておきます。

そして対象をカメラで覗いてみると...(動かすと認識しづらいので、なるべく固定して)

何と!その場ですぐに自動変換。

そしてこれの凄い所が、背景を自動で考慮して日本語は全て消えて、英文字のみ表示されるという所。

普通であれば変換して表示までは出来るとは思うのですが、背景まで消しているなんで...

これ、もしウェアラブル端末(※身につけて持ち歩くコンピュータの事)と連携できれば凄い事ができるんじゃないかと...

例えばGoogle Glassなどの眼鏡端末にこちらの機能が備われば、見ている風景はそのままで文字だけ変換出来るといった画期的な世界が実現しそうな気配が...

ちょっと大げさかもしれませんが、mog自身はそのように感じました。

もちろん、まだまだ性能は微妙な所です。ただ上記図は私のサイトをiPhoneでリアルタイム翻訳した画像ですが、キャンプやグループなどの文字はちゃんと変換出来ていました。

まだ読める...とは言えないですね。けど静止画などで分かりやすいものであれば結構利用出来ます。例えばレストランのメニューなど、単語であれば結構使えるのかなと。

こちらは無料アプリなので、スマートフォンを持っている方、是非一度試してみて下さい。

機能もそうですが、普通に体験していて面白いです。

リアルタイムで音声翻訳してくれる機器ili(イリー)が便利、オフラインで利用可

※2021年追記:現在こちらの商品は販売終了となっています。類似品もありますので、是非探してみてください。

次にこちらも紹介しておきたいのですが、今はカメラでのリアルタイム翻訳ですが、音声でのリアルタイム翻訳もテレビで紹介されていました。

出典:INTERNET Watch

音声の翻訳であれば、スマートフォンのアプリなどで複数あるといえばあるのですが、実際にまだまだ実用的とまでは行かないレベルかと。

そこで、この「オフライン音声翻訳機 ili(イリー)」の出番です。

こちらの機器の凄い所は、まずオフライン環境(インターネットに接続されていない環境)でも翻訳機能が利用でき、その場ですぐに変換して搭載されているスピーカーで音にして相手に伝える事ができるそうです。

こちらはそもそも旅行での利用に特化した辞書内容を採用して旅行会話レベルでのやり取りであれば実現可能との事。

スティック型なので持ち運びにも不便しなさそうですね。

対応している言語ですが、日本語はもちろん「英語」「中国語」「韓国語」に対応していますよ♪

お値段は2万円ほどになりますが、海外旅行で英語が苦手...オフライン環境で翻訳できるものを探しているという方は、こちらを検討してみるのも良いかもです。

最後に

本日ご紹介した「Google リアルタイム翻訳」と「ili」ですが、なんだか近未来的な感じで、近々もっと手軽に実現してもおかしくないような出来栄えでびっくりしました。

このように翻訳性能はものすごく進歩していますね。

英語が苦手な方でも海外旅行などでこのような機能が使えれば、きっと楽しい旅が出来るようになってくるんじゃないかなと思いますので、一度試してみて下さいね。