【 本記事のターゲット 】
- 電子レンジを購入した
- アースを接続せず、電源コンセントだけでそのまま利用しても問題ないか?
今回は電子レンジを利用する際、アースを接続せずに利用しても問題ないかどうか?という部分をご紹介します。
現在一人暮らしをしているのですが、住んでいる部屋が少々狭く...
上記の通り電子レンジを購入したのですが、キッチンスペースに置く場所がないので、現在リビングスペースに置いているんですよね。
で、今回購入した電子レンジのアース線がそんなに長くなく...電源コンセントまでアースが届かないという状況に。
延長コードで電源コンセント部分は近くまで来ているので、電源だけ挿して利用出来ないか?と。
ただ、感電・漏電などはやはり怖いので、本当に大丈夫なのか?そう考えている方も多いかと思うので、実際に電源コンセントだけで利用したときの状況などを元に解説します。
電子レンジをアース接続なしに利用したいと考えている方は、本記事を参考にしてみて下さい。
目次
電子レンジ、アース接続しなくても利用する事は可能。実体験ブログ
そもそもアース接続をする意味とは?漏電した時に守ってくれる
そもそもアース接続はなぜ必要なのか?簡単にご紹介しておきたいと思います。
アース線の役割としては、電化製品を大地(地球)につなぐことによって、万が一電流が漏れてしまった場合に地面に流す役割を担っています。
アース線が接続されていれば、仮に感電した際に電流は人よりも流れやすいアース線を伝わる形になり、大地・地面へと電流が流れていくので、漏電から人を守ってくれるという形です。
アース線を接続しなくても、電子レンジは問題なく利用出来る
ということで、アース線は接続した方が良いのですが...
今回のmog家のように、電子レンジを置きたいと思っている場所の近くにアース口がない場合もあります。
電源コンセントは近くにあるのに...この場合は電子レンジは利用出来ないんだろうか?
そんなことはなく、上記の通りアース線を邪魔にならないように畳んでおいて、電源コンセントだけを挿して問題なく電子レンジを利用することが出来ています。
既に3ヶ月ほど利用していますが、全く問題なく利用出来ています。特に感電などすることもありません。
同じように他の方も使っている人多いんじゃないかと調べてみましたが、中には20年以上アースを接続せずに電子レンジを利用しているという方もいました。
自己責任だが水回りで利用しない&老朽化してなければアース接続しなくても問題なし
しかし、やはりアースに接続していない→感電して事故が起こってしまったとなれば、完全に自己責任になります。
まず、そもそも電化製品で感電することがあるのか?ということなのですが、しばらく電子レンジなどを利用していると老朽化が進み、表面などを手で触るとピリピリ感じることがあります。
ただ、これだけで何か問題があるということは基本ないはずなのですが...
例えば水で濡れた手で触ったり足元が湿ったり濡れたりしていて、人体の中に電流が流れやすくなっている状況の場合は非常に危険です。
最悪の場合、感電死という可能性もあります。過去それに近いような事例が日本国内でも発生しています。
ということで、もしアース接続せずに電子レンジを使う場合、
- キッチン周りでは利用しない。濡れていない・乾燥した場所で利用すること
- 電子レンジに水などはかけない。濡れた手で触らない。乾いた状態で利用する
- 機器が老朽化し漏電しているうようなら、すぐに利用を中止する
という部分に気をつけて利用するようにしょう。
mog自身も電子レンジを使っている(電流が流れている)間は基本触らないようにして、使い終わったら電源コンセントを抜くようにしています。
利用している場所はリビングで水気はありませんので、そうすれば基本感電するリスクはほぼないはず。
ちなみに電子レンジの各メーカーの見解も見てみたのですが、日立の場合
湿気の多い場所や水気のある場所では、アースの接地および漏電遮断器を取り付けないと、火災・感電の原因となります。
一般の台所に設置する場合は、万が一の漏電や感電に備えてアースをおすすめします。直接水がかかるということはありませんので、絶対にアースが必要ということではありません。
とアースは必ずしも必要ではないという形で記載しています。
その他、パナソニックやアイリスオーヤマなどを調べてみましたが、全てアースを取り付けて下さいと記載されていました。
ということで、今回は電子レンジのアース接続に関して、アースの取り付けをしないと利用出来ないのか?感電する危険性はあるのかなどをご紹介しました。
アース接続出来るのであれば接続するべきですが、電源コンセントの接続だけで利用する場合は、本記事に記載している内容を参考にして利用して頂ければと思います。