【 本記事のターゲット 】
- アサヒ「スーパードライ生ジョッキ缶」が気になる
- 泡はどんな感じで出てくるのか、味は美味しいのかどうか知りたい
今回は皆さんお馴染みのビール「アサヒスーパードライ」の生ジョッキ缶感想レビューをご紹介します。
2021年4月、スーパードライの新製品として「生ジョッキ缶」が販売開始となりました。
まずはコンビニから先行発売、そしてその後一般発売となるのですが...コンビニ先行発売の時点で注文が殺到し、出荷停止に追い込まれるほど人気が集まりました。
そんな中、運良くファミリーマートで生ジョッキ缶を発見。
という事で、こちらを実際に購入し、実際にどのように泡が出てくるのか、通常のスーパードライのビール缶と飲み比べた感想などを詳しくご紹介します。
生ジョッキ缶を飲んだ人の感想を知りたい、生ジョッキ缶の仕組みを詳しく知りたいという方は、本記事を参考にしてみて下さい。
ちなみに、ノンアルコールビールのドライゼロにて発売されている「泡ジョッキ缶」に関しては、下記別記事にてご紹介しておりますので、気になる方はあわせて見てみて下さい。
※追記:生ジョッキ缶プレミアム「アサヒ食彩」も販売開始となりました。下記別記事にてご紹介しておりますので、気になる方はあわせて見てみて下さい。
目次
泡が出る缶ビール「スーパードライ生ジョッキ缶」利用体験ブログ
スーパードライ生ジョッキ缶と通常の缶ビールを比較。成分同じ・量が少ない
2021年4月10日、近くのコンビニでビールコーナーを見ると「生ジョッキ缶」が沢山販売されていたので、試しに2缶購入してみました。
この生ジョッキ缶、最初に疑問に思ったのが、そもそも通常のスーパードライの缶ビールと何が違うのか...
というとこで、最初にいろいろ比較検証。まずはサイズから。
上記、生ジョッキ缶と通常の缶ビールを並べてみましたが、大きさ・サイズは全くの一緒となっていました。
高さも一緒ですし、なんなら缶ビールを上に積み上げる事も可能です。サイズはぴったり。
次に成分を比較。
全く一緒ですね。アルコール度数も5%、成分も全て一緒となっていました。
唯一違うところと言えば、通常の缶ビールが350mlに対して、生ジョッキ缶は340mlになっているという部分ですね。
後ほど紹介しますが、泡が出る部分のみ少なく設計されているようです。
飲み口比較、蓋が全開・ジョッキのようにゴクゴク飲める。蓋は安全仕様
では次に飲み口を比較してみましょう。
下記が生ジョッキの飲み口になります。通常の缶ビールと全然違いますよね。
開けた後になりますが、通常の缶ビールと比較してみたのが下記写真となります。
生ジョッキ缶は上部部分が大きくジョッキのように開くというのが特徴ですね。
ちなみに生ジョッキ缶を開ける際は、パカっと蓋を取り外す感じで開けます。最近は見かけないですが、昔の缶のような感じです。
開けた後の蓋が下記。
最初こちら危ないんじゃないか?と思っていたのですが、開けた後の飲み口や上記蓋を指で触ってみても、ほぼ切れることはない感じで安全な構造となっていました。
後々調べてみると、今回飲料缶として初めて採用された「ダブルセーフティー構造」というもので作られているらしく、安心して利用できるとの事。
通常蓋をあけると指で切ったりする恐れがあるのですが、これであれば小さい子供が触ったりしても安心ですね。
とはいえ、あまり触りすぎると手が切れそうな気もしたので、子供の手が届かない所に置いておきましょう。
泡は溢れる?泡が出ない?重要なのは温度。冷蔵庫「通常」で冷やしてみた
次に今回の生ジョッキ缶の特徴として、蓋を開けると「泡が出る」という仕組みが気になりました。
口コミを見ていると、
- 泡が出過ぎて机の上にこぼれて大変な事になった
- 泡が全然出ない
といった感じで、真逆の意見・感想が飛び交っていました。
実際の所どうなのか、自分の目で確かめるしかないなという事で、今回の購入に至った経緯もあります(苦笑)
さて、まずは生ジョッキ缶を楽しむための前提条件を確認しておきましょう。
- 冷蔵室で冷やしておく必要あり
- 飲み頃温度は4度〜8度
- 12度以上だとふきこぼれる可能性あり
- 温度が高いと泡が多くなり、温度が低いと泡が少なるなる
- 缶を手で包むと泡が出やすくなる
という感じ。
重要なのは「温度」ですね。温度によって泡立ちが大きく変わるとのこと。
個人的には通常の状態で飲みたかったので、冷蔵庫で4度〜8度に冷やしておきたい...
けど、そもそも冷蔵庫をどの設定にしていれば良いんだろうか。温度計を冷蔵庫に入れるのも面倒だし...
ということで、とりあえず家の冷蔵庫では上記の通り「通常」という真ん中の設定をした状態で生ジョッキ缶を冷やしてみました。
ちなみに利用している冷蔵庫はシャープ製になります。公式HPを見た所、「通常」の設定の場合、冷蔵庫の棚の温度は「2度〜5度」の間の模様。
ちょっと冷やしすぎな気もしますが、冷蔵庫から取り出して飲み始めるまで多少時間もかかるので、とりあえず「通常」で6時間以上冷やした状態で飲んでみることに。
生ジョッキ缶開封レポ。泡が溢れ出す勢いでモコモコ出てくる
ということで、冷蔵庫「通常」にて6時間しっかり冷やしてみました。
そしてそろそろ飲み頃ということで、冷蔵庫から生ジョッキ缶を取り出し、机の上に置いてみました。
...口コミにあった「ふきこぼれる可能性あり」ということなので、念のため下にペーパーを敷いてみました(苦笑)
さて、では実際にパカっと蓋を開けてみましょう。せっかくなのでどんな感じになったのか、動画付きで詳しくご紹介します。
※動画に音声は付いていませんのでご安心下さい。スマホ等で正常に動画が再生しない場合、ページ上部の「完全版を表示する」をタップして頂き、再度ページを閲覧下さい。
どうです?蓋を開けた後、じわじわと泡が出てくるのが分かりますよね。
個人的には結構ゆっくりしたスピードで泡が出てくるんだなと関心しました。なので、最悪ふきこぼれそうになったら飲んでしまえばOKです。
動画の後、そのまま放置していると下記のような状態まで泡が膨れ上がりました。
缶の上部よりも完全に泡が上にいってしまって、かなりもっこりした感じです(苦笑)
TIPS:冷蔵庫「通常」で冷やしても泡が缶から溢れてきた
ちなみに、この後1分程放置しているとさらに泡が膨らみ出し...
口コミでもあった通り、泡がこぼれだしました(苦笑)
ということで、冷蔵庫「通常」で冷やした状態でも、泡は溢れるという結果になりました。
まぁこれはこれで生ジョッキ感があって個人的には好きですね。BBQなど外で飲むときには雰囲気が出てGoodです。
生ジョッキ缶を飲んた感想。泡がきめ細かい・美味しい、最後味が若干薄い
では早速生ジョッキ缶を飲んでみましょう。
まずは口を付けると、お店の生ジョッキのように泡が口の周りに付きます。これはこれで雰囲気が出てGoodです。
泡を飲まないとビールまでたどり着かないので、まずは泡をすすります。すると、この泡が本当にきめ細かいんですよね。普通に美味しいです。
これ、どういう仕組みになっているかというと、缶の内側に特殊塗装が実施されているようです。
開栓直後に自然発生する泡は、通常の缶からビールをグラスに注いだ時に発生する泡よりきめ細かくなっており、缶のまま直接飲むことで、冷たさと炭酸ガス両方とも維持出来るとのこと。
ちなみに泡が少なくなって少し寂しくなったので、生ジョッキ缶を手で覆ってみました。すると、じわじわと泡がまた出てくるんですよね。これ、温度に反応しているのかな...
なので、もし冷蔵庫で冷やしすぎて、開封後泡が出ないといった場合、両手でしっかり缶をもてば泡が出てくるはずですよ。
あと口コミで「苦味が少ない」「味が薄い」とあったのですが、もしかしたら泡の影響で味が持っていかれているような気もしています。
今回、冒頭に写真でお見せした通り、生ジョッキ缶と通常のビール缶を飲み比べてみたんですよ。
生ジョッキ缶を半分以上飲んだ後、通常のスーパードライのビール缶を飲んでみたんですが、確かに通常のビール缶の方が味と苦味が濃いような気がしました。
若干生ジョッキ缶が「ぬるくなっていた」ということと、「泡をたたせすぎて炭酸が若干抜けた」という部分が影響しているような気もしますが...
基本的には成分は同じのはずなので、根本的な味は同じでした。
グイッと最初の一杯を生ジョッキ缶で飲むのがよいのかなと個人的には思いました。
10ml少ない分、泡の領域となっている。缶のみで飲む場合に有益な商品
あと冒頭にも記載しましたが、缶のサイズは通常のビール缶と全く同じです。
なので10ml少なくなっているというのは、泡がもこもこ出てくる部分を想定した作りになっているんだろうなと。
上記、飲んだ後340mlの水を缶の中に試しに入れてみたのですが、上部に多少の空きが出来ていますよね。
この部分が泡でいっぱいになって、さらに上部に膨れ上がる感じで泡が出てくるといった仕様になっていました。
缶ビールをグラスに注ぐ場合はあんまり恩恵を受けれないような気もしましたが、
- 缶の状態でビールを飲みたい
- きめ細かい泡と一緒にビールを飲みたい
- 生ジョッキのようにビールを飲みたい
上記のようなシーンの場合、非常に有効な商品じゃないか?と今回飲んでみて思った次第です。
ということで、今回はアサヒスーパードライの新商品「生ジョッキ缶」を詳しくご紹介しました。
開けた後、泡がもこもこ出てくるシーンは見ていて楽しいですし、飲んでみても生ジョッキのように飲めて雰囲気もGoodです。
スーパードライの生ジョッキ缶、気になるという方は本記事を参考にしてみて下さい。