【 本記事のターゲット 】
- ニンテンドースイッチのジョイコン(Joy-con)スティックが勝手に動く or 動かない
- スイッチのジョイコンを修理したい
- なるべく費用を抑えたい。修理キットを使って自分でジョイコンの修理ができるかどうか知りたい
今回はニンテンドースイッチのジョイコン修理に関して、修理キットを使った修復方法をご紹介します。
mog家ではジョイコンが合計で6個あります。
家族や知り合いを呼んで、スマブラやマリオカートを4人以上で対戦することも多く...
気がつけばJoy-conが増えてしまった...
で、おそらくほとんどの人が経験しているであろうジョイコンのスティックが勝手に動く・動きがおかしい問題が程なくして多発していきます。
下記別記事で記載しているストローで修復する方法を何度も試して行ったのですが...
どうにもこうにも、ストローだけだとどうしようもない程、ジョイコンのスティックがおかしくなってしまった...
気がつけば、4個ものジョイコンが動作不良となり、Joy-conは使わなくなりプロコンを3台購入して利用している状態になっていたのですが...
先日娘が下記ソフトが欲しいといって購入したんですよね。
そう、大人気ソフト「ニンテンドースイッチスポーツ」です。
で、購入してから気がついたのですが、このソフト、、、なんとプロコンでは利用出来ず、Joy-conじゃないとダメということで、家にあるJoy-conを使って娘とプレイしたのですが、、、
- スティックが勝手に動いてまともにプレー出来ない
という状況になり、今回修理キットを使って4個ものJoy-conを2000円以内で実施してみました。
修理キットは誰でも(初心者でも)利用できるものなのか、手順や難易度・所要時間など、実際に修理して見た実体験を元に詳しくご紹介します。
スイッチのJoy-conスティックの修理をしたいと考えている方は、本記事を参考にしてみて下さい。
目次
スイッチJoy-conスティックが故障、修理キットを使えば簡単に修復出来る?難易度&所要時間は?
Amazon でスイッチジョイコン修理パーツを購入
スイッチのJoy-conが壊れた際、まず真っ先にニンテンドー公式HPの修理ページを見て見たのですが、まぁまぁ高額なんですよね。
2025年1月時点ですが、下記のような記載となっています。
症状:Joy-conのスティック、ボタン操作ができない、バッテリー交換、など
価格:2,200円(Joy-con 1本あたり)
うーん、、、Joy-con4個修理する場合だと1万円近くするのか。高いなぁと。
そんな時、Amazonで色々探していると、下記修理キットを発見。
上記のようなものですね。価格も2000円以下とかなりお買い得。
修理キットの内容はスティックに特化していて、自分でJoy-conを分解して、スティック部品を取り替えるというもの。
スティックは4個入っており、Joy-con 4台分修理できるようになっていました。
1個あたり500円。このくらいの価格なら、最悪失敗しても良いかなと。
上記の通り修理キットの中にはマニュアルも付属しており、説明動画も用意されていました。
がしかし、、、これ、初心者でもできるのか?
ということで、一度も分解したことがないmog自身が実施した手順を写真付きでご紹介していきます。
スイッチJoy-con右、修理実施手順。細かい作業・最新の注意を払う
せっかくなので、Joy-con 左右両方の修理手順をご紹介していきます。
まずはマニュアルに記載されていた右側のJoy-conから。
最初に外側・裏面についているネギを4箇所取り外します。
Y字ネジになっているので、修理キットに同梱されているドライバーを使いましょう。
上記のような感じ、4箇所取り外すとパカっと開けることができます。
このY字ネジ、若干硬い&ネジをなめてしまう感じだったので...
ちゃんとY字ドライバーとフィットしたのを確認して、強くゆっくりなめないように回して取り外しましょう。
次にバッテリーを取り外します。ケーブルはそのまま接続した状態で、上記の通り剥がす感じで。
Joy-conによっては両面テープでとめられている場合があるので、少々強めに剥がします。修理キットに入っているヘラを使うと取り外しやすいかと。
その後、バッテリーが乗っていた部分を含めたネジ3箇所を外します。
すると、バッテリーが乗っていた部分が外れます。
この時、上記写真の通りLRボタンも外れてしまうことがありますが、ここはあとで取り付けできるので問題ないです。
で、ここが一番神経を使う部分です。スティックと基盤が接続されている配線を取り外します。
これ、指だとなかなか出来ないので、同梱されているピンセットを使います。この時、配線に傷がつかないよう最新の注意を払いましょう。
配線と基盤が爪でとまっているので、ぱかっと開けた状態で取り外します。
そして、もう一箇所、スティックを外すためにもう一箇所配線を取り外します。上記写真の上部(左向き)にある配線ですね。
これらを外して、スティックのネジを取り外すと、上記の通りスティック部品を取り外すことができます。
上記のような感じですね。
これ、、、元に戻せるのか...若干不安になります(汗)。
まぁどっちにしても壊れているコントローラーなので、直ればラッキー程度の気持ちで。
その後、修理キットに付属している換えのJoy-conスティックを1つ取り出します。
そして、先ほど取り外した部分に取り付けます。手順は先ほどの逆手順で..
そして、基盤に配線を取り付けて、しっかり爪で固定します。
この作業、手がプルプルして難易度が高かったです。ここ以外は基本、誰でも簡単にできる手順かなと。
基盤から配線を取り外すのは簡単なんですが、取り付け作業がいちばんの難関ですね。
配線を取り付けて、バッテリーがのっていた蓋を取り付け、バッテリーを元の位置に戻します。
この時、LRボタンが外れてしまっている場合は、同時に取り付けておきましょう。
その後、Y字ネジを使ってJoy-conの蓋を閉じます。蓋を閉じてからだと、LRボタン取り付け出来ないので...
という感じで、Joy-con右側の修理完了です。
スイッチJoy-con左、修理実施手順。細かい作業・最新の注意を払う
次に、Joy-con左側の修理となります。
こちら、マニュアルに記載されていなかったので若干戸惑ったのですが...
まぁ作りは右と同じなのでそんなに苦労はしなかったです。
同様にY字ネジを取り外し、バッテリーの取り外しまで進めます。
バッテリーの蓋を取り外したところが左右で一番違うところです。
先ほどとは違って、基盤とJoy-conスティックの場所が違います。
上記のような形ではまっているので、上段部分の配線を取り外して、ネジを外せば行けそうですよね。
ただ、、、このバッテリーがのっていた蓋が邪魔です。外さなくても出来そうなんですが...
mog自身は上記の通り、蓋と付属してる配線も取り外しました。
あとは同じですね。Joy-conスティックの2箇所のネジを取り外して、換えのJoy-conスティックを取り付けて元に戻すだけです。
スイッチJoy-con 4個修理実施、所要時間は1個20分。細かい作業は多いが難易度は低い
ということで、、、
今回せっかく4個分の換えのスティックが修理キットに入っていたので、Joy-con4台分修理実施しました。
上記の通り、可愛い肉球のスティックカバーも入っていたので、取り付けもしてみました(苦笑)
では、実際にこの修理にかかった時間ですが...1時間30分でした。
最初慣れていなかったので、はじめの1個は30分以上かかった気がしましたが...
慣れてくれば外す箇所・気をつけるべき箇所がわかっているので、最後の4個目は10分以内で修理できたんじゃないかなと思います。
この後、実際にJoy-conを操作しましたが、スティック動作はバッチリ修復されていて、娘と一緒にニンテンドースイッチスポーツを楽しむことができるようになりましたよ。
ただ、、、1台だけLRボタンがきかないJoy-conが出来てしまった。
これは修理の時に配線に傷がついたのか、元々だったのかは不明なのですが...
3台は完全に修復できた&LRボタンを使わなくてもスイッチスポーツは利用出来るので、個人的には大満足となりました。
スイッチのJoy-conスティックを自分で修理したいと考えている方は、本記事を参考にしてみて下さい。