【 本記事のターゲット 】
- ベット or ベッド、どっちで呼ぶ?
- どちらが正解の読み方なのか知りたい。
今回は寝室によく置かれている家具の呼び名に関して、ベットなのかベッドなのか、どっちが正解なのかを解説します。
上記、皆さんなんと呼びますでしょうか?
mog個人的には「ベット」と呼んでしまいますね。何となく違うというのは分かってはいるんですが...
後ほど紹介しますが、どうやら日本人は濁点を語尾につけるのが苦手のようで、例えばティーバッグもティーパックと読んでしまったりするそうです。
という事で、今回はベッド or ベット、どっちが正しい呼び名なのか、理由もあわせて解説します。
ベッド or ベット、どっちか分からなくなってしまったという方は、本記事を参考にしてみて下さい。
ちなみに、下記別記事にてどちらの呼び名か迷うものを色々記載しておりますので、気になる内容があればあわせて見てみて下さい。
- タンブリン?タンバリン?読み方・名前はどっちが正解なのか解説
- ビック or ビッグ。大きいものを言う時、どっちの呼び方が正解?
- ティーパック or ティーバッグ、どっちが正しい呼び方?迷った時の解決法
- バック or バッグ、手で持つカバン・袋の呼び名はどっちが正解?
目次
ベットかベッドか、どう呼ぶのが正解?理由もあわせて解説
日本にいつから広まった?明治に入ってきて昭和30年台から普及
そもそも日本にベッドが入ってきたのはいつなのか?そもそも発祥地はどこなのか...
古代エジプトが発祥とされていますが、昔の日本ではベッドを利用するという習慣があまりなく、畳の上で寝る形式が普通とされてきました。
日本に西洋からベッドが導入されるようになったのは明治時代の事となり、当時は病院や軍隊など特殊な環境で利用する形で導入されていたようです。
ちなみに、当時は「ベット」と多くの人に呼ばれていたようです。その理由は後ほど...
昭和30年台になると双葉製作所(後のフランスベッド)がベッドを展開し、洋風住宅ブームも功を奏して、一般市民への普及に大きく貢献、その後日本全国に広がっていったという形になります。
ベットはドイツ語、ベッドは英語。一般的には「ベッド」と呼ぶのが正解
ではベッド・ベットどっちが正しいのか。そもそもの意味でいうと、両方が正解となり下記の通り英語かドイツ語かで子呼び名が異なってきます。
- 英語:bed(ベッド)
- ドイツ語:bett(ベット)
先ほど記載した明治時代に病院や軍隊などにベッドが導入された際、ドイツ医学由来の呼び名を医療現場では使っていたので、ベットと呼ばれることも当時は多かったんだとか。
あと日本人特有となりますが、濁音の発音が苦手とする人が多く、ベッドの「ド」が発音しにくいので「ベット」という言葉も広まった可能もあるようです。
しかし、戦後は英語教育の浸透もあって、英語での発音「ベッド」と呼ぶ人が多くなりました。
現在ではほとんどの家具屋さんで「ベッド」と記載されている事から、現在での正しい呼び名(カタカナ英語)では「ベッド」の方が一般的となります。
最後に
今回はベッドなのかベットなのか、なぜ2種類の名称が浸透しているのか理由も含めて解説しました。
ベッド or ベットで呼び名を迷っているという方は、本記事を参考にしてみて下さい。