家を買いたいと思ったら何から始める?購入ステップ・各種手続き実体験ブログ

【 本記事のターゲット 】

  1. 新築一戸建ての購入を検討している
  2. 何から始めれば良いのか、実際に家が立つまでの流れ・スケジュールを知りたい

今回は新築一軒家・一戸建てを購入する際、何から始めれば良いのか。契約や住宅ローンなど、諸々の手続きはどうしたら良いのか、実際に家を購入した時の実体験を元に、詳しくご紹介します。

mog自身、今30代後半になるのですが、ついに念願の新築一戸建てを購入しました♪

しかし家を買うとなった当初、何から始めれば良いのか全くわからなかったんですよね。

とりあえず住宅展示会などに足を運んでみるかとか、ネットや広告に出ている住宅情報を眺めたりとか...

家の購入ってかなり高額になりますので、ほとんどの方は初めての経験かと思います。

そこで、実際にmogが住宅購入&完成までどんな流れで実施したのか、実体験を元に詳しくご紹介します。

不動産屋によって流れは色々違うかも知れませんが、これから住宅購入を検討している方は参考にしてみて下さい。

新築一戸建てを購入したい、何から始める?住宅ローンは?各種契約は?完成まで何ヶ月かかる?実体験ブログ

まずはどの場所で家を建てたいか、気に入る場所を探そう

一番最初にすることは、もちろん「場所」ですよね。

mog家もそうでしたが、mogが家を建てたい場所と妻が家を建てたい場所...当然違うわけなんですよ。

お互いの意見が一致していれば良いのですが、最終的にはお互いのメリットが最大限いかせる場所に落とし所を持っていくといった感じです。

仕事の都合などもあって、なかなか家を立てる場所を自由にできない理由などもありますが、ここはしっかり家族間で話し合って決めていきましょう。

ちなみに、mog自身は単身赴任をすることを前提に話を進めたので、家を建てる場所は基本自由といった感じでした。

最終的には妻の実家に近い所で、単身赴任先から飛行機や新幹線で帰るときに通いやすい場所ということで、場所を決定することが出来ました。

ちなみに、この時点で2020年4月となります。

不動産情報サイトで気になる物件の資料請求を実施

次に、その場所でどんな家を購入することが可能なのか...

一番手っ取り早いのは「不動産情報サイト」ですよね。色々ありますが、パッと思いつく限りで大手だと「SUUMO」「HOMES」「アットホーム」とかでしょうか。

mog家が実施した方法ですが、SUUMOで検索して良さそうな新築一戸建て情報を掲載している項目を見つけます。

上記のような感じですね。ここから「資料請求する」をクリックして、情報を送信しました。

ちなみに、mog家は複数選択して情報を送付&別の不動産名が掲載されている所をあえて選定して、情報送信しました。

住宅購入といえば人生で一番大きい買い物とも言われている通り、複数社比較した方が良いかなと思ったので...

ちなみに、この時点で2020年5月となります。(1ヶ月経過)

不動産屋より電話&資料送付、その後打ち合わせを実施

しばらくすると、電話で各不動産業者より連絡が入りました。結構連絡が来るのは早かったですね。たしか翌日とかだった気がしますが...

その後色々ヒアリングされ、まずは資料送付ということで希望した住宅情報の詳細・見積もりが送付されてきます。

ちなみに、これも実際に資料請求するまで知らなかったのですが、不動産サイトへ掲載されている料金は諸経費が除かれた金額が掲載されていて、実際は数百万円余分に費用が発生します。

それに関しては、下記別記事にて詳しくまとめていますので、良ければあわせて見てみて下さい。

がしかし...結果この情報から住宅を選択するということはあまりないかもです。

その後、良いと思った方の不動産会社の担当者と日程を決めて、mogと妻の二人で打ち合わせに参加することに。

ちなみに、この時点で2020年6月となります。(2ヶ月経過)

不動産情報サイトで公開されていない情報多数あり。細かくチェック

ちなみに、mog自身初回打ち合わせをしたのが2020年6月、新型コロナ流行の真っ最中だったので、対面でもWebでもどちらでも良いと言われました。

どうしても対面で実施しないといけないこともありましたが、基本はWeb(Zoom)で打ち合わせを実施しましたよ。

で、打ち合わせを実施していくと、やはり相手はプロということでこちらが想定していないことが色々と出てきます。

土地の選び方とか日当たりとか、家の大きさとかその他諸々...

そして、出てくる出てくるいろんな情報が(苦笑)。

実は不動産情報サイトへ掲載していない物件というのが多数存在し、まだ土地すら出来ていない物件なども多数存在していました。

その情報を元に打ち合わせを進め、結果的には7箇所くらい候補を出してもらって、全ての場所へ訪問し、その中から1箇所を選びました。

ちなみに、この時点で2020年8月となります。(4ヶ月経過)

申し込み実施(前金必要)、資金計画打ち合わせ・住宅ローン仮審査実施

ただ、選んだだけでは他の人が取ってしまう恐れがあるので、予約という名の申し込みを実施する必要がありました。

今回mog家がお世話になった不動産屋の場合は1万円という少額だったので、速攻で申し込み・予約を実施し、無事希望する土地を抑えることが出来ました。

が、その場所はまだ土地すらできていない状態...土地が完成するまでに、進めれる所は進めましょうということで、まずは資金計画と住宅ローンの仮審査を実施する事に。

土地と家のプランをざっくり決めて、大体どのくらいになるのかシミュレーションして、実際に自分の年収や資産などから、どのくらいの住宅ローン&頭金が必要なのか計算します。

そして、大体の資金計画が決まったら、それを元に銀行などに住宅ローンの仮審査を実施します。

けど、mogもそうでしたが住宅ローンってどうやれば良いのか、やり方自体が分からないですよね。

今回取引させていただいた不動産業者には、いつも取引している銀行が多数存在していました。なので、最初はお任せで3つくらいの銀行に住宅ローンの仮審査を不動産屋さん経由で提出してもらいました。

ということで、もしよく分からないという方は不動産屋さんに任せてしまうのも一つの手です。色々教えてもらえますし...

が、mog家の場合金利がちょっと高く...その後自分たちで探したネット銀行や、もう一つ金利が安い銀行を提示してもらい、合計で5つの場所に住宅ローンの仮審査を実施しました。

住宅ローンの仮審査は複数申し込みすることが可能ですので、良ければ下記別記事も参考にしてみて下さい。

ちなみに、この時点で2020年9月となります。(5ヶ月経過)

住宅ローン仮審査通過後、土地と建物の契約実施(契約金)

住宅ローンの仮審査を通過し、決済ができるという状態になれば土地と建物の契約を実施します。

mog家が取引した不動産の場合、契約となるともう後戻りは出来ない状態を意味し、住宅ローンの仮審査が通過していないと出来ない項目となっていました。

今回mog家は建物分と土地分2種類の契約を実施し、住宅ローンもそれぞれ別々に実施しました。

契約時にはそれぞれ20万円の入金が必要ということで、合計40万円前金として不動産業者の指定口座へ振り込みを実施しました。

前金以外にも収入印紙(数万円)が必要なので、実質もう少しお金はかかっています。

ちなみに、この時点で2020年10月となります。(6ヶ月経過)

土地のどこに家を配置するか、家の配置・図面打ち合わせ(3回前後)

次に土地のどこに家を配置するのか、どこを駐車場にするのか、家の大きさや間取りをどうするのか...

この辺りを不動産の担当者と3回ほど打ち合わせを実施しました。

3回...細かいやりとりを入れればもっと多いですが、実際に対面(Web)は3回ほどでしたね。細かいやりとりや修正点はメール・LINEで実施していました。

今回は注文住宅に近い形でしたので、ある程度自由に間取りを決めることが可能でした。

ここは一番楽しい部分でもあるので、リビングの大きさや寝室の大きさ、子供部屋の作りやクローゼット・窓をどうするかなど、夢と希望をふんだんに入れて悔いのないように打ち合わせを実施しましょう。

ちなみに、この時点で2021年1月頃となります(9ヶ月経過)。大体2ヶ月ほどかけて配置・図面を決めました。

住宅ローン本申し込み、土地決済・購入実施

契約が終わった後くらいから、まだ荒野となっていた土地の整備などが始まり、どんどん土地と道路、そして溝や電柱などが出来ていきます。

今回20区画くらいの場所の日当たりの良い場所を購入したのですが、まだ土地すらない状態だったので...土地ができていく様子を遠目で観察していました。

土地が完成したら、土地分を購入・決済という形になりますので、この辺りで住宅ローンの本審査を通過させます。

仮審査が通っているので、その後は必要書類(印鑑証明書・住民票・実印・収入印紙など)を持って銀行窓口で手続きを実施します。

その後は住宅ローン実施、そして土地完成後に支払いとなります。実際にどうやって入金されて、どうやって不動産へ支払われるのか、気になる方は下記別記事を見てみて下さい。

今回mog家としては、通帳上で数千万円のやりとりが実施されました。

ちなみに、この時点で2021年3月となります。(11ヶ月経過)

家の配色・デザイン、内装などコーディネーターと打ち合わせ(5回前後)

次に家のデザインや内部の内装などを決めていきます。

こちらは今回契約した不動産屋のコーディネーターと共に、複数回打ち合わせをして徐々に決めていきます。

色々内容はあるのですが、ポイントを絞って紹介すると

  • 家の外壁の色
  • 家の内部の壁紙・床の素材・ドアの素材
  • 電気配線(どこにコンセントがあって、どこにスイッチを持ってくるか)
  • トイレやお風呂・洗面台など
  • キッチン周り
  • カーテンレール・ブラインド
  • アンテナ周り
  • エアコンなどの必要有無

とかでしょうか。

アンテナやエアコンなどは別業者でも実施出来たのですが、mogとしてはまとめたかったので全てコーディネーター(同じ不動産屋)にお願いしました。

思った以上に決めることが多いので、5回は打ち合わせを実施して、素材(壁紙や畳の種類とか)などを郵送してもらって、徐々に決めていきます。

3ヶ月ほどかかった気がします。この時点で2021年4月となります。(1年経過)

カーポート(コンクリート)、ポスト配置など外装業者と打ち合わせ(3回前後)

あと気になっていたのが、家の周りの壁だったり、駐車場のコンクリート・カーポート、あとインターホンの位置やポストなどなど...

このあたりは別業者の外装業者が実施してくれます。

今回は不動産担当者がよく取引をしている外装業者を紹介していただき、家の周りの壁や駐車場のコンクリート、あとはポストとインターホンの設置(支柱と配線)などを決めていきました。

もちろん別の業者でも良いのですが、これもよく分からなかったので、不動産屋さんに頼ってしまいました。

こちらは3回ほど打ち合わせを実施したでしょうか。先ほどのコーディネーターと並行して打ち合わせを実施していきました。

なので、同じくこの時点で2021年4月となります。(1年経過)

着工・上棟・電気配線(立ち会い)実施

土地は2021年3月に完成、3月末に決済を行なったので、4月に入ってから実際に大工さんによる着工となりました。

まずは基礎と配管などの作業(基盤となるコンクリート)を実施します。

そして、翌月の5月となりますが、晴れた日を狙って「上棟」という作業を実施していただきます。

イメージは上記画像の感じなのですが、1日で基礎をベースにして木材を複数の大工さんが一気に組み上げていき、屋根まで完成させるという作業になります。

上棟後は一旦ビニール等で雨に濡れても大丈夫な形にしてもらい、その後徐々に壁や内部を色々組み上げていきます。

途中電気配線があるのですが、コンセントの位置や高さなどを確認して欲しいということで、ここは現地まで行って現場責任者と共に立ち会いを実施しました。

断熱材など壁を埋めてしまうと後で変更できないということだったので...一箇所のみ変更してもらい、その後OKをだして作業を進めていただきました。

この時点で2021年6月となります。(1年2ヶ月経過)

家完成、住宅決済。お披露目会・引き渡し後に引越し

そして、、、何度も打ち合わせを重ね、現地へ訪問してチェックすること数回。

ついに住宅が完成となります。

家が完成したので、家の住宅ローンと決済を実施します。これは先ほどの土地と同じパターンなので、ここでは省略します。

ちなみに、当初土地つなぎも検討したのですが、今回mog家は土地と家を完全に分けて、別々にローンを組むことにしました。ただ、住宅ローンを組む先は同じなので、色々融通がきいて便利でした。

完成とはなりましたが、最終チェックをして欲しいということで「お披露目会」が実施されます。

希望通りの住宅になっているか、どこかおかしい・修正したい箇所があるかどうか細かくチェックします。

問題があれば、再度なおしてもらうのですが、問題なければ翌週引き渡しとなり、このタイミングで引越し・無事家が完成となりました。

この時点で2021年7月となります。(1年3ヶ月経過)

インターネット回線の開通は別途手配、初回問合せから完成まで1年3ヶ月

ということで、家が完成するまでmog家の場合だと「1年3ヶ月」かかりました。

当初建売などで不動産情報サイトに掲載されている物件を買うつもりでしたが、気がつけば未公開物件の注文住宅で家を建てた...という形になりました。

当然建売など完成しているものを購入するだけであれば、こんなに時間はかからないと思いますが、未公開物件で土地などがまだ完成していない場合、1年以上時間がかかることは想定しておいたほうが良いかと思います。

上記記載したもの以外に個別で手配したものは「インターネット」だけですね。これは家完成の2ヶ月前、2021年6月上旬に電話して手配しておきました。

これも早めに手配しておかないと、家完成後1〜2ヶ月はインターネットが使えないということになりますので...

ちなみに、水道や電気(今回太陽光も設置)に関しては、不動産のほうで切り替えを実施して頂きましたので、事前の手続きなどは必要なく、支払い手続きのみでOKでした。

その他住民票(転出・転入届)とか、通常の引越しで必要な手続きは当然必要となります。

最後に

今回はmog家自身が実際に購入した新築一戸建ての実体験をベースに、どんな手順でどのくらいの期間で家が完成するのかをご紹介しました。

家を購入するにはどうしたらよいのか、どんな手続きがあるのかよく分からない、そう思っている人って結構多いかと思います。

本記事を参考に少しでも家購入への夢が前進できるよう、心から祈っています♪